線路で生活するタイの人々 / 危険と隣り合わせの「のどかな風景」

ロケットニュース24 / 2014年4月17日 16時0分

線路で生活するタイの人々 / 危険と隣り合わせの「のどかな風景」

タイは貧富の差が激しい国といわれている。首都バンコクは近代的なビルが立ち並び、華やかな一面が目立つものの、喧騒から離れると観光では見えない多角的なタイをみることができる。

いま現在も、バラックに住んでいるタイ人は少なくない。線路に沿うかたちでバラックを建て、線路とともに生きているタイ人たちがいる。当然ながら列車が走ってくるし、間違えばひかれてもおかしくない。取材で6年前に訪れたが、また改めて出向いてみた。

列車が走ってくると住民はそれを避け、列車が去ると線路上で営みをはじめる。子どもたちは線路を歩道のように歩き、商店に行ってお菓子を買う。商店も線路沿いにあり、線路側から買うことになる。なんとも不思議な情景だ。

線路わきに鶏が飼われており、犬や猫が線路で寝ている。簡単にいえば人間も動物も「ひかれなきゃいいんでしょ」ということ。日本だったら絶対に許されない居住と生活のかたちだが、タイの風土と文化がそれを許している。

だが、彼らにお金はなくとも「したたかな生活」を送っている。パラボラアンテナで衛星放送を観て楽しんでいるし、線路わきに赤ちゃんを眠らせるためのゆりかごを吊るしていた。列車の音と振動が赤ちゃんを心地よい眠りに誘うのだろうか。

Report: Kuzo.
Photo:RocketNews24.

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