【実験】液体を水とその他に分けてろ過できるフィルター『RO膜』は醤油も水にできるのか試してみた

ロケットニュース24 / 2014年5月15日 20時0分

【実験】液体を水とその他に分けてろ過できるフィルター『RO膜』は醤油も水にできるのか試してみた

活性炭フィルターなどで有名な、「濾過膜」と呼ばれる膜。浄水器やウォーターサーバー用の水をろ過する際に使われるので、名前は知らないものの意外とわれわれの身近に存在するものだ。

そのなかでも特に細かく、水をろ過する際の「仕上げ」の工程に使われるのが『RO膜(逆浸透膜)』。これは水以外の不純物は透過しない性質を持つ膜で、不純物はもちろんウイルスなども除去できてしまうというスゴい膜なのである。

・エナジードリンクをろ過してハイパーエナジーを作りたい
RO膜で水とそれ以外の物質を分けられるなら、お疲れ現代社会人に必須な「エナジードリンク」をろ過して水以外の物質を集め、ハイパーエナジーを作ることも可能なのだろうか!? 

火にかけて濃縮するのもアリだと思ったが、アルギニンなど水以外のエナジー物質が加熱により変化してはエナジーが減ってしまう。それを避けるためにRO膜で水とエナジーに分けられたら最強。コレは試してみるしかない。

・レッド○ルを持ち込んでみた
……ということで、実際にRO膜を使用しているウォーターサーバーの会社へ行き、小型のRO膜でレッド○ルをろ過し、ウルトラレッドブ○を作れないか相談してみた。すると、予想外の返事がッ!!!

「レッ○ブルには糖分と炭酸が入っているので、RO膜が詰まってしまうかもしれません……。なので、ほかの物で試して頂けますでしょうか」

確かに冷静に考えてみると、活性炭フィルターなどより細かくウイルスまで除去できてしまうフィルターなので、ドロドロの糖分や炭酸を入れたら詰まってしまうのはよく考えたら分かることであった。

・醤油をろ過することにした
だが、このまま帰るのもアレなので、「ホントに水になるのか疑わしいギリギリのモノ」として思いついた『醤油』をろ過してもらうことにした。まずはよくテレビなどで実験をしている「味付きミネラルウォーター」や「お茶」のろ過実験。

お茶そのものとろ過した水、水以外の物質が出てくる容器を機械にセットし、電源をオン! するとろ過がじょじょに始まり、味付きミネラルウォーターはまったく味のしない無味無臭の水に変化! お茶も色が無い水になってしまった。コレは確かにスゴい。

・醤油ろ過開始
性能が分かったところで次は醤油のろ過開始。2リットルぐらいの醤油をガンガン使ったので、部屋が尋常じゃない醤油臭にまみれる。なかなかろ過した後の水が出てこないが、コレは大丈夫なのだろうか?

と心配ながら見守っていると、チロチロと水が出てきた!……が、わりとすぐに詰まってしまった(笑) まあ醤油もエナジードリンクに負けず劣らずいろいろ入ってそうなので、当然といえば当然。気になるのはちゃんとろ過できているかである。

・ろ過は成功
おそるおそるろ過後の水の味を見ると、やっぱり無味無臭。ろ過自体は上手く行っていたらしい。今回はかなり小型のタイプのRO膜を使用したのでこのような結果となったが、巨大なRO膜を使えば超濃縮エナジーも可能なのかもしれない。

ただ、ムチャクチャ高価らしいのであまり現実的ではないのかも。それでももし実験させてもらえるようなら、また今度ぜひ試させて欲しいものだ。

Report:なかの
Photo:Rocketnews24.

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