男性が「急所を蹴られると地獄のように苦しい理由」が科学的に説明される / ただし痛みレベルは出産の方が上らしい

ロケットニュース24 / 2014年5月16日 18時0分

男性が「急所を蹴られると地獄のように苦しい理由」が科学的に説明される / ただし痛みレベルは出産の方が上らしい

男性の皆さん、生まれてこの方、急所を蹴られたことはあるだろうか? その痛みは言葉で形容できるものではなく、あえて言うなら「時間が止まる」、「目玉が飛び出そう」、「ブラックホールに吸い込まれたような感覚」……と例える人もいる。

また、心理的ダメージを受ける人もいるという。なぜこんなに苦しいのか……その科学的説明がまとめられたので紹介したい。

・痛みがマッハで脳に届く
これは中国サイト「煎蛋」が男性の健康サイト「erectiledoctor.com」の創設者で医師のムハンマド・ミルザ氏に聞いてまとめたものだそうだ。まずひとつめの理由、それは「痛みがマッハで脳に届くため」であるという。

急所に打撃を受けると、神経信号が脳に伝達される。そのスピードなんと時速約460キロだという。信号を受けると脳は即座に反応。すると睾丸は “P物質” と呼ばれる痛覚の伝達物質を作り出す。P物質が脊髄を通って脳に届き、「ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ」な痛みを感じるのだそうだ。

・気分が悪くなるのは脳内の酸素が不足するから
さらに恐ろしいのは、急所が打撃を受けた後だ。一発目の “灼熱の苦しみ” は地獄の始まりであるという。

蹴られた後、大脳は脳内麻薬とも呼ばれる「エンドルフィン」を分泌するそうだ。エンドルフィンにより鎮痛効果が得られるわけだが、これにより脳内の酸素濃度が低下してしまう。そのため、頭痛やときに吐き気を催してしまうとのことである。

・お腹を抱えて動けなくなる
さらに、腹部と睾丸の痛みに対する感覚受容器を共有している。そのため睾丸が傷つくと男性は「ウッ」と、胎児のようにお腹を抱えてしまうのだという。また眩暈(めまい)を起こす人もいるが、それは内耳を満たしている液体「内リンパ」が振動するためである。その後、実際に吐いてしまうかどうかは、打撃の精度、そして体質によるのだそうだ。

・汗、そして涙
さらに傷を負うと、心拍数と体温が上がり、汗が止まらなくなる。時間の経過にともない蹴られた部分は腫れ、ブツの周囲は赤くなるそうだ。ちょっと触れただけで激痛が走る。涙が止まらなくなる人もいるかもしれない。これについて、ミルザ氏によると、「頚部交感神経節が刺激される人もいます。ここは涙腺をコントロールしているので、涙が出てしまうのです」とのこと。

・回復方法は「横になって安静にする」
この激痛地獄からどうやって抜け出せばよいのか。それはとても簡単。「横になって安静にする」である。ミルザ氏は「仰向けになって休むと、血液は大脳に流れやすくなり、平衡感覚も回復します」と話しているそうだ。また、横になることで脳に酸素も溜まり、頭痛や吐き気の症状も軽減されるとのこと。

もし吐いてしまったり、汗が止まらない場合は、水分や栄養の補給を。そうすれば回復も早くなるそうだ。15分経っても痛みが引かない場合は迷わずに病院に行くべきである。

・出産の痛みとどっちが痛いの?
ミルザ氏によると、急所攻撃の痛みは一種独特のものであるそうだ。というのも睾丸や下腹部周りは他の部位より防御性に乏しいという。特に睾丸は筋肉組織や骨格によって守られていないため、なすすべがないのだ。

絶望しかない話ではあるが、神は人類にさらなる痛みを用意していたようである。痛さは急所攻撃が一番ではないらしいのだ。ミルザ氏によると「痛さなら出産の痛みが一番でしょう。その次は腎結石の痛みですね」とのことである。

参照元:煎蛋(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

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