アルツハイマー病を患う老人が自宅を出たまま行方不明に! 家を出た理由に多くの人が感動!!

ロケットニュース24 / 2014年5月30日 11時0分

アルツハイマー病を患う老人が自宅を出たまま行方不明に! 家を出た理由に多くの人が感動!!

世界中の多くの老人とその家族を苦しめているアルツハイマー病。物忘れで始まると言われているこの病気は、進行すると記憶障害により家族の顔と名前さえも忘れることがある。また、自分のいる場所が分からなくなって、徘徊(はいかい)をするケースも少なくない。

そんなアルツハイマー病患者のニュースが、今海外で話題になっているので紹介したい。深刻な病気であることを考えると、「暗い内容かな?」と思われるかもしれないが、そうではない。何とも心温まるニュースなのだ。

アメリカ・アーカンソー州に住んでいる84歳のメルビン・アムリンさんは、3年前の2011年にアルツハイマー病と診断された。現在は記憶障害のため、妻ドリスさんに自分がプロポーズしたのかどうかさえ覚えていない、そんな状態である。

2014年5月10日、つまり母の日の前日に、そのアムリンさんが自宅からいなくなった。アムリンさんはアルツハイマー病ではあるが、普段そのようなことはしないらしい。「どこへ行ったんだ?」と心配した家族が警察に連絡。すると……警察官が、自宅から3km ほど離れた路上にいるアムリンさんを発見したのだ。

・なぜ自宅から出て行ったのか?
アムリンさんを見つけた警察官は、彼を自宅へ連れて帰ろうとした。ところが、アムリンさんは、その言葉に頑として応じない。彼は、「花屋へ行って妻のために花を買うまで帰らない」というのだ。

彼が自宅へ帰ることを拒否するのには、理由があった。実はアムリンさんは、最初の子供が産まれてからというもの、毎年母の日になると、妻のドリスさんに花を贈っていたという。

そして驚くべきことに、彼はそのことを今でも覚えており、花を買うために自宅を出たのだ。記憶障害の症状が出ているアムリンさんが、毎年母の日に妻に花を贈っていたことを覚えていたのである。

・警察官が買い物をサポート
この事実を知った警察官は、心を揺さぶられたようだ。彼らは、アムリンさんを花屋まで連れて行き、花代も払ってあげたという。

警察官の力添えもあり、無事に買い物を済ませることが出来たアムリンさんは、自分の妻に花を持って帰った。まさに、これ以上ないサプライズプレゼントである。

その時のことを妻のドリスさんはこう語っている。「花を手に持って歩いている彼を見た時は、ただ胸が張り裂けそうだったわ」「脳は全てを忘れてしまっても、心は覚えていたのね」と。

参照元:YouTubeHuffingtonPost(英語)
執筆:和才雄一郎
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