動物園の猛獣脱出対策訓練で「ゴリラスーツを着た従業員が本物と間違われて麻酔銃を撃ちこまれる」事故が発生! → 実はデマだったことが発覚

ロケットニュース24 / 2014年6月11日 0時0分

動物園の猛獣脱出対策訓練で「ゴリラスーツを着た従業員が本物と間違われて麻酔銃を撃ちこまれる」事故が発生! → 実はデマだったことが発覚

我々が動物園で楽しく過ごせるのは、猛獣を世話する従業員たちの並々ならぬ努力あってのことである。そんな彼らの仕事のひとつとして、猛獣脱出対策訓練は欠かせない。しかし「ゴリラスーツを着た従業員が連絡不備により、本物と間違われて麻酔銃で撃たれる」という “トンでも事件” が起きたのニュースが話題となったのだが、実はデマだったことが発覚し、さらに大きな話題を呼んでいるのだ!

・動物園で猛獣脱出対策訓練を実施
話題の事件が起きたとされるのは、スペインの一大リゾート、テネリフェ島に所在するロロ・パークだ。陸上動物のほか、イルカやシャチのショーも楽しめるロロ・パークは、多くの家族やカップルで賑わう大人気アトラクションパークである。

事故があった当日、同パークではゴリラが逃げた時のための対策訓練が行われる予定で、“ゴリラスーツに身を包んだ従業員” が万全の準備を整えていたと報じられていたのだ。しかし実際は、「スーツは着用していなかった」というのである!

・獣医への連絡不備で本物のゴリラと見間違える!?
最初の報道では、「麻酔銃担当の獣医に訓練の連絡が行き届いておらず、ゴリラが逃走したと思い込んだ獣医がゴリラースーツの従業員を撃ってしまった」との筋書きだった。ちなみに麻酔銃には体重約180キロのゴリラを仕留めることを想定して、かなりの量の麻酔薬が装てんされていた。

・従業員に麻酔薬が命中!
実際に従業員が麻酔薬を撃ちこまれてしまったのは確かなのだが、ゴリラと見間違えられたわけではなく、単に麻酔銃の操作ミスにより起きた事故に過ぎなかった。ところがニュースを聞きつけたメディアが面白おかしくストーリーを脚色した結果、トンでもないデマが出回ってしまったのである。

・麻酔薬から無事に回復
しかし体重約90キロの従業員には、致死量になりかねない多量の麻酔薬である。即救急車で大学病院に搬送され治療を受けた彼は、幸い大量の麻酔薬から回復して無事退院したそうだ。

確かに従業員がゴリラスーツを着ていたほうがニュース性は高かったかもしれないが、デマを流すのは反則である。麻酔銃を撃たれた従業員が、大事に至らなかったことが何よりだ。

参照元:YouTubeMail Onlinenpr(英語)
執筆:Nekolas

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