女子大生が半年間コンタクトレンズをつけっぱなし → 「アカントアメーバ角膜炎」にかかり失明の危機 / 微生物に角膜を食べられる危険な病気

ロケットニュース24 / 2014年7月4日 8時0分

女子大生が半年間コンタクトレンズをつけっぱなし → 「アカントアメーバ角膜炎」にかかり失明の危機 / 微生物に角膜を食べられる危険な病気

「コンタクトレンズ着用は1日8時間以内を目安に」。よくわかっていることだが、残業や用事で帰宅が遅くなることだってある。10時間、12時間と長時間つけたままにしている人も多いのではないだろうか?

以前の記事で、1日14時間コンタクトをつけていた女性が「角膜血管新生」という病気にかかり失明の危機に瀕した件をお伝えした。今回は別の恐ろしい病気にかかってしまった女性のニュースがものすごい勢いで注目されているので紹介したい。

彼女がかかったのは「アカントアメーバ角膜炎」。目に侵入した微生物が角膜を食べ、やがて失明にいたるというものだ。

・半年間コンタクトをつけっぱなし
「アカントアメーバ角膜炎」にかかってしまったのは台湾の女子大生である。彼女は1カ月タイプの使い捨てレンズを使っていた。しかし、彼女は洗浄液をケチって、寝るときさえレンズを一切外さない生活をしていたのだ。なんと半年間も!

・「アカントアメーバ角膜炎」と診断
半年後のある日、目が赤く充血し痛みを感じるようになったという。そこで眼科にかかったところ……「アカントアメーバ角膜炎」と診断されたのである。

・微生物に角膜を食べられてしまう
「アカントアメーバ角膜炎」とは、角膜についた小さな傷に微生物アカントアメーバが侵入して起こる感染症だ。アカントアメーバは角膜を食べてしまう。初期は充血や痛みを起こし、瞳の混濁、最悪失明してしまうという危険性の高い目の病気である。特効薬もないそうだ。

・角膜が半分の薄さに
「アカントアメーバ角膜炎」と診断された女子大生の瞳は混濁が見られ、視力も大幅に低下していた。角膜も本来の半分の薄さになってしまい、レーザーでの視力回復手術もできないほどだった。

彼女が「アカントアメーバ角膜炎」にかかってしまった原因はもちろん、コンタクトレンズをつけっぱなしにしていたこと。レンズをつけたままの洗顔や入浴の際、水道水に潜んでいたアカントアメーバが目に入り、レンズ装着中についた傷から感染したものと見られている。

・誰でもかかりうる病気
さすがに半年間もレンズをつけっぱなしにする人は少ないと思うが、この病気は誰にだってかかってしまう可能性があるそうだ。

アカントアメーバは水道水や洗面所など身の回りに存在する。たとえば、十分に手洗いをしないままレンズを洗ったり、レンズやレンズケースを水道水で洗ったり、プールや海にコンタクトレンズをつけていったりすれば……ドキっとした人はいないだろうか?

「アカントアメーバ角膜炎」の予防法はただひとつだ。「レンズの使用期間・使用法を守ること」。長時間の使用は避け、清潔な手で洗浄液を使ってよーくこすり洗い。基本を守れば感染の可能性をグっと下げることができるはずである。

参照元: 聨合新聞(中国語)、YouTube
執筆:沢井メグ

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