【コラム】掃除機はなぜこんなにも世話が焼けるのか

ロケットニュース24 / 2014年8月7日 19時0分

【コラム】掃除機はなぜこんなにも世話が焼けるのか

掃除をする際に欠かせないのが掃除機だ。一家に最低一台の必需品である。だが、「掃除機」とひとくちに言っても、その種類は様々。形状別でみただけでも、コードレスのスティックタイプやハンディタイプ、ロボット掃除機などいろいろある。

なかでも、家庭でもっとも一般的だと思われるのが車輪の付いたキャニスタータイプだろう。私(筆者)もこれを愛用しているのだが、このキャニスターはどうにもこうにも世話が焼けるのである。

・段差を乗り降りできない
吸い込み口と本体をホースでつないで引き回す方式のキャニスターは、いわば「金魚のフン」だ。持ち主の行くところへついてくる。だが、ひとたび段差に差し掛かると一苦労だ。どこにでもついてくるわりには自分で段差を乗り降りできないので、こちらが世話してやらなければならない。それを面倒くさがって無理やり引っ張ろうものなら、ひっくり返ったりする。

築年数が古く、段差の多い物件に住む私と私のキャニスターにとって、これは頻繁に起こる問題なのだ。金魚のフンならひっくり返っても気にしないのだが、相手が掃除機ではそうはいかない。掃除機には仕事をしてもらわねば困るのである。

・曲がり角などの障害物も越えられない
さらにキャニスターは、曲がり角や床に置いてある物などにぶつかっても世話が焼ける。車輪などが引っかかってスムーズについてこなくなってしまうのだ。まるでシャイな子供のように物陰に隠れて前に進もうとしない。

そこで、「さっさと出てきなさい!」と言わんばかりに無理に引っ張ると、またまたひっくり返ってしまう。子供ならひっくり返ってダダをこねても自ら立ち上がることができるのだが、相手が掃除機ではそうはいかない。元どおりに体勢を整えてあげなければならないのだ。まったく世話が焼けるヤツである。

・マメな手入れが必要
いつもは部屋を綺麗にしてくれる掃除機だが、時には掃除機にも掃除をしてやる必要がある。それをサボっていると、気付いたときにはとんでもない量のゴミやほこりを目の当たりにすることになる。自分の部屋から出たものとはいえ、この見た目は結構強烈だ。

紙パック式だろうがサイクロン式だろうが、とにかく手入れは必要なのだ。紙パック式だとサイクロン式よりもゴミ捨てが楽というメリットがある反面、取り換え用の紙パックを用意しなければならないデメリットもあり、結局世話の焼けることに変わりはない。

・手のかかる子ほど可愛い
これだけ言うと、「じゃあ、キャニスターじゃない掃除機買えよ!」と思う人もいるだろう。だが、他のタイプにはキャニスターにはない問題もある。例えば、コードレスタイプは充電と稼働時間の長さが難題だ。

しかも、長年愛用の掃除機でいつも自分の後をついてくるとなると、なんだかんだで愛着が湧いてきてしまう。そうなると、ホイホイと簡単に新しいものを買う気にもならなくなる。そんなわけで、「手のかかる子ほど可愛い」は、掃除機にも当てはまるのかもしれない……などと、どうでもいいことを考えたりしながら、また我が家のキャニスターの世話を焼くのである。

執筆:むねやけサンデー
Photo:RocketNews24.

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