【新登場】ものすごいクソな燃料で走るバスがイギリスで初運行! 未来のための「バイオ・バス」

ロケットニュース24 / 2014年11月25日 7時0分

【新登場】ものすごいクソな燃料で走るバスがイギリスで初運行! 未来のための「バイオ・バス」

2014年11月20日にイギリスで初運行した新型バス「バイオ・バス」が今ちょっとした話題になっている。そのバスの側面を見てみると、なぜか便器に座った人々の絵と “未来のために、あなたの排泄物で走るバイオ・バス” という文章が! 一体全体、どういうことなのだろうか?

・生活排水をリサイクル!
バスの外観を見た限りでは、”バス内には座席の代わりに便器がずらり! 集められた乗客のウンチを燃やして走るバス”……なんて想像をしてしまいそうだが、そうではない。

バイオ・バスは、ヒトの排泄物や食べ残しなどを処理(メタン発酵)して生成したガスを燃料に走っているそうだ。ということで、直接ウンコを燃やしているわけではないが、ウンコから生成した、いわば “ウンコ・ガス” を燃やしているというわけだ。

・クリーンなエナジー
このウンコ・ガスであるが、臭そうなイメージとは裏腹に、排気ガスはガソリンよりもクリーンだという。しかもたった一人の1年分の排泄物で、約60キロメートルを走行するのに必要なウンコ・ガスが生成できるらしい。ウンコすごい!

人類が存在する限りウンコは存在し続ける。ということは……このガスは持続可能な資源なのだ!

・生ゴミからも生成可能!
勝手にウンコ・ガスと命名してしまったが、正確にはバイオガスと呼ばれるこのガス、もちろん生ゴミからも同様の処理でガスを生成することが可能。

このガスを生産する GENeco社 のシャーロット・モートン氏は「生ゴミも埋め立てるのではなく、別々に回収してガス生成に使われるべきだ」と生ゴミのリサイクルを提唱している。

また同氏は、この生ゴミとウンコから生産されるガスにより、イギリスの家庭で使用されるガスの1割を代替することができると語っている。なんとイギリスでは、年間約1500万トンの生ゴミが出されているのだ。

・日本でもバイオ・バスを是非!
ここ日本でも毎年約2000万トンの生ゴミが出されている。そのうちのいくらかは「豚の飼料」などに生まれ変わるが、大部分はリサイクルされずに捨てられているのが現状だ。

というわけで、日本でも是非「バイオ・バス」をガンガン導入してほしい。いかんせんこのバイオ・バス、排出ガスがガソリンに比べてクリーンなうえに、臭くない! 石油と違ってウンコは絶対になくならない! そして、なんだか面白い! ……と良いこと尽くめなのだから。

参照元:YouTubeMailOnlineGENeco(英語)
執筆:ゴールド土方
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