心配性な人に朗報! 不安な気持ちが強い人は “言語能力が優れている” との調査結果が発表される

ロケットニュース24 / 2014年12月25日 19時0分

心配性な人に朗報! 不安な気持ちが強い人は “言語能力が優れている” との調査結果が発表される

心配性な人は何かと大変だ。お出かけしても、鍵を閉めたか心配になって駅から引き返したり、将来のアレコレを考えるあまり夜眠れなくなったりと、生活の様々な場面で “不安のため息” をつくことが多いからだ。

しかし今回行われた調査で、「心配性な人 = 言語能力が高い」との結果が導きだされたのである。物事には良い面と悪い面があるが、心配性も悪いことばかりではないようだ。

・不安が大きい人は “言語能力が高い” との調査結果
この度、実験を行ったのはカナダ・オンタリオ州レイクヘッド大学のアレクサンダー・ペニー博士が率いる調査チーム。

126名の学生を対象に、不安の大きさ、気分の落ち込み、通常の気分、ソーシャルスキル、言語・非言語能力などの調査を行ったところ、不安が大きい人は、言語能力も高い傾向にあることが分かったのである。

・“言語能力が高い人” は過去や未来に思いを巡らせがち
でも、なぜ言語能力と不安な心につながりがあるのだろうか? その理由として、読み書きが得意で、言葉で論理を展開することに長けている “言語能力が高い” 人々は、過去や未来の出来事に考えを巡らせては、理屈を通そうとすることが多いため、細部に不安を抱きがちなのではないかと、調査チームは見ているようだ。

・即興の解決能力が強い “非言語能力” が高い人
逆に、言葉では表現できない部分で強さを発揮する “非言語能力” が高い人は、言葉では表すことのできない様々なことを手がかりに、即興で物事を解決する能力を有しているようだ。その上、過去の出来事を繰り返し考えることも少なく、よってイタズラに不安な気持ちを抱きにくいのではないかという。

・2012年にも同様の実験が行われていた
この結果についてペニー博士は、「 “高い言語能力” を有しているからこそ、様々なことに思いを巡らせて、不安を覚えるのではないでしょうか? それは同時に、言葉では表すことができない情報を処理する能力が低いことでもあるのかもしれません」と話している。実際に今回の調査では、過去のことを思い返して悩む人は、“非言語能力” が低いとの結果が出ている。

ちなみに、2012年にも複数の米大学が共同で、知性と不安な心の調査を行ったところ、同様の結果が導きだされたということだ。

何はともあれ、心配性にも良い面があることが示された今回の調査。なんだかアメリカの人気コメディー『ビッグバン★セオリー / ギークな僕らの恋愛法則』の主人公である “言語能力の高い” 天才シェルドンと、彼とは真逆のタイプの女友達ペニーが思い浮かんでしまう。あなたの周りに今回の調査結果が思い当たる人はいるだろうか? 

参照元:Mail OnlineScience of UsPsych Central(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.
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