1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

トム・クルーズ、撮影中にコロナ対策を巡りスタッフに怒号「クビだ」

Rolling Stone Japan / 2020年12月17日 17時55分

『ミッション:インポッシブル』撮影中の休憩時間に、新型コロナウイルス拡散を防ぐためにマスクをしてファンに挨拶するトム・クルーズ、2020年10月13日火曜日ローマのフォリ・インペリアーリにて。

トム・クルーズが『ミッション:インポッシブル』7作目を撮影中、製作スタッフに対して激怒。「俺たちのおかげで今みんなハリウッドに戻って映画を作っている。俺たちがたくさん仕事を作ってやっているというのにお前らはまったく。次やったらクビだ」と怒号を響き渡らせた。

トム・クルーズが『ミッション:インポッシブル』7作目の撮影班に食ってかかった。ロンドンでの撮影中の音声が流出し、新型コロナウイルス対策プロトコルを破ったスタッフを叱りつけるクルーズの音声が入っていたのである。

クルーズの怒号が最初に報じられたのがイギリスのタブロイド紙ザ・サンで、後にニューヨーク・タイムズ紙が検証したのだが、プロダクション側が決めた新型コロナウイルス対策プロトコルに記載されていない些細な失敗を犯したスタッフをクルーズは叱責した。激しい罵声を浴びたのはスタッフ2人で、セット内のモニターを見ている最中に、相互の間隔が180センチを割っていたと言われている。ただし、この2人はちゃんとマクスを着用していた。

ヨーロッパを駆け足で撮影中の『ミッション:インポッシブル』の製作は、もともと今年初めに撮影をスタートしたのだが、新型コロナウイルス拡散の影響を受けて大幅に遅れていた。感染拡大防止のための各地のロックダウンに加え、イタリアでの撮影中にスタッフ12人に新型コロナ陽性が判明して延期を余儀なくされた。

>>関連記事:トム・クルーズ『トップガン』待望の続編予告編が公開「みんな辛抱強く待ってくれた」

流出音声では「もう一度同じことをしたらお前らはクビだ。スタッフの誰でも、これをやったら辞めてもらう。お前も、お前もな。そして、お前。二度とやるんじゃないぞ」と、クルーズが50人以上のスタッフに警告の怒号を浴びせている。

そして、「俺たちのおかげで、今みんなハリウッドに戻って映画を作っている。俺たちがたくさん仕事を作ってやっているっていうのに、お前らはまったく」と言い、次のように続けている。「以上。詫びはいい。俺らの業界が閉鎖されてホームレスになった連中にも俺の言葉を話してもいい。このままじゃ食べるものにも困るし、大学の学費だって払えない。この映画は絶対に完成させる。わかったか? もう一度同じことをしたらお前らはクビだ」

ザ・サン紙によると、撮影をこれ以上遅らせないためにクルーズは新型コロナウイルス対策プロトコルを強化したと言う。その中には撮影中のキャストとスタッフを隔離する50万ポンドの古いクルーザーも含まれる。「俺は毎晩そこで寝る。それがこの業界の未来だ」とクルーズはスタッフに言った。

>>関連記事:トム・クルーズ映画、あなたが好きなのは?人気作品ベスト10

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください