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浜田省吾ファンクラブツアー映像、板屋宏幸監督とともに振り返る

Rolling Stone Japan / 2021年1月9日 11時30分

浜田省吾

日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出していく。2020年12月の特集は、浜田省吾2020。今回は2013年のファンクラブツアー『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』のライブ音源を聴きながら、同作の映像も手がけた映像監督・板屋宏幸と共に浜田省吾を語っていく。



田家秀樹(以下、田家):こんばんは。FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」案内人、田家秀樹です。今流れているのは、浜田省吾さんの「みちくさ」。先月発売になったミニアルバム『In the Fairlife』の一曲目です。今月の前テーマはこの曲です。

今月2020年12月の特集は浜田省吾。11月11日に8曲入りミニアルバム『In the Fairlife』が発売になりました。Fairlifeは、浜田さんの書いた曲を作家の春嵐さんが作詞、水谷公生さんがサウンドを手がけて、様々なボーカリストが歌うというソロ活動とは別のユニットです。今回の『In the Fairlife』はFairlifeが2004年、2007年、2010年にリリースしたアルバムの中で浜田さんが歌った曲を集めてリメイクしたアルバムです。今月はこのアルバムを入り口にお送りしようと思っています。

関連記事:1970年代の浜田省吾との出会い 水谷公生とともに振り返る

今回のゲストは映像作家の板屋宏幸さんです。12月9日に発売になった、2013年のファンクラブツアー『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』を収めた映像作品を手掛けられました。初回盤にはライブCDもついているので、今日はそちらも聴きながらお送りしようと思います。よろしくお願いいたします。

板屋宏幸(以下、板屋):よろしくお願いいたします。




田家:元気ですか?

板屋:元気ですよ。

田家:今年はこの「元気ですか?」という挨拶が、真に迫っている感じがありますね。皆元気かな? と思いながら暮らしてきました。そして今日は、板屋さんに映像作品『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』の話を伺おうと思うんですが、その前に今流れている「みちくさ」のMVも板屋さんが手掛けられているんですよね。

板屋:そうですね。アニメーションのクリエイターの方もいらっしゃるんですが、ストーリーやキャラクターの設定は僕が考えました。元々浜田さんから「シンプルなアニメを作るのはどうかな」と言われていまして。二頭身、三頭身のアニメのキャラクターの浜田さんを作って。でもあれは最終的に五頭身になってるんですけどね。

田家:可愛らしいですよね。シンプルなアニメには見えますが、ちゃんとストーリーとテーマが時間に沿って流れていますもんね。

板屋:浜田さんからは、箇条書きで色々な人や動物に出会う、四季折々が移り変わるなど要素をもらって、そこから僕がストーリーラインを作ったんです。浜田さんが道草をして色々な動物や人々に出会って、その最中に様々な人生があるというテーマなんです。もしこのラジオを聴いてMVを見てみようかなと思う方がいたら、注目して欲しいところがあるんです。子供が二人で、木に水をやってるんですよ。季節が過ぎていくと、子供たちは青年、カップルになり木も成長していて。浜田さんが歩いていくと子供ができていて、家族ができている。さらに季節が巡ると、子供が結婚して巣立っていって、最後には都会に戻る前に老夫婦と出会う。木も大きくなっている。でもその木の足元には、子供の頃に使っていたジョウロやスコップがあるんです。そこには色々な人生があるんだなと。あと、これは恐らく浜田さんのアイディアだと思うんですけど、歌詞がNHK「みんなのうた」にありそうな、子供にもわかりやすいようにと平仮名を多くしてるんです。そういうところも見てもらえたらなと思います。

田家:もう一つ、ライブ映像作品の前にこの曲の話も伺いたいです。9月にリリースされたシングル『MIRROR / DANCE』から「DANCE」、2020年バージョンです。



田家:1984年のアルバム『DOWN BY THE MAINSTREET』の中の曲をリメイクしたものです。編曲は星勝さんですね。このMVは、浜田さんの歌入れの様子をスタジオで撮影したものです。

板屋:これを撮影したのは、ライブ映像の編集が佳境の時で。「DANCE」のMVを他で制作中だと聞いていたんですけど、撮影の3、4日前に、歌入れするから撮りにきて、と言われて。スタッフも誰も空いていなくて、車に機材を積んで、カメラも照明も全部自分でやりましたね。

田家:そういう感じの映像ですよね、スタジオで一対一で撮った感じでしたし、レコーディングの映像としてはとても素な感じがあって良かったですね。

板屋:使用用途は全く明確にされないまま撮ってるんですよ。すごくかっこよくなりましたけどね。

田家:「DANCE」はもう一つ、役者さんが出演されたバージョンがあるんでしょう? それは板屋さんが作った作品ではないんですか。

板屋:それは僕じゃないですね。その時は映像作品『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』の編集が佳境でしたから。今まで作ったライブ映像作品の中で一番時間がなかったですね。忙しかったです。

田家:それは9月に行われる予定だったFAN FUN FANのツアーの1980年代後半編が無くなったからということもあったんですか。

板屋:ツアーがなくなってどうしようという話になって。待ってくれているファンのために、YouTube展開も多くしようということで、定期的に映像をアップしていたんですけど。その中のある一曲の映像を、半ば強引に作らせてもらって。それが縁で『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』の発売につながりました。

田家:今日は板屋さんに何曲か選んでいただいているんですが、その中に、この曲の映像を作りたいと申し出たという曲も入ってるんですね。その曲が流れたら、その話も伺おうと思います。それでは『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』から選んだ曲、ライブの一曲目でもありました。「Walking in the Rain」。



田家:これは1985年に時任三郎さんに書いた曲です。これを選んだのは?

板屋:この曲は、『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』が今回リリースできたきっかけになった曲なんです。

田家:先ほどのお話に出ていた曲ですね?

板屋:そうです。今年はファンクラブツアーが中止になって、夏前からYouTube展開をしていて。既発のものから切り出すんじゃなくて、新しいものを観てもらいたいと思っていたんです。『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』の「Walking in the Rain」が、僕の中でとても印象的だったんですよ。

田家:このツアーはこの曲のためにあったと言ってもいいくらい、印象が強かったですもんね。

板屋:ええ。頼まれていなかったんですけど、自分で作って、これをアップしたいと直談判したら「いいじゃないか」と言ってもらいまして。

田家:それで公演曲の全編作ろうという話になったんですか。

板屋:その前に、浜田さんが「他のも観たいなあ」と仰ってくれたんです。でもその時はまだ他の映像の編集はしていなくて……。

田家:その続きは順番にお訊きしていきましょう。お聞きいただいたのは、『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』から「Walking in the Rain」でした。

Same Old Rock n Roll / 浜田省吾

田家:続いて、同じく映像作品『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』から「Same Old Rock n Roll」。オリジナルは1990年のアルバム『誰がために鐘は鳴る』です。先ほどの続きを伺いたいのですが、編集していない映像はまだかなりあったんですね。

板屋:ええ。全部観てみたいと言われたんですが、そのためにはこちらも準備しないといけないんです。どうしようかなと思っていたんですけど、僕は、撮影中は中継車の中でカメラマンに指示を出すためにスイッチングをしているんですね。そのスイッチングのDVDが残っていたので、それをお渡ししたんです。そしたら、これはイケるということで。

田家:この公演はNHKホールでのライブでしたが、カメラは全部で何台くらい入ったんですか。

板屋:全部で17、8台くらいあったかもしれないですね。でも実は、最終的に編集をする準備で全部の画面を見ると、54台になっていて(笑)。なぜそんなに多くなったかというと、このライブは素晴らしいと思って、僕があちこちにカメラを抱えて撮り回ったりしていたからなんです。見て頂くと分かるんですが、二曲目の「モノクロームの虹」の映像では、こんなところにカメラ置くかっていうカットが入っていたりするんですよ。

田家:そういうカットも入っている映像作品です。では、板屋さんが選んだもう一曲をお届けしましょう。「雨の日のささやき」。

雨の日のささやき / 浜田省吾

田家:映像作品『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』の初回特典ライブCDからお聴きいただいております。オリジナルは1977年のアルバム『LOVE TRAIN』に収録の曲です。この曲を選ばれたのは?

板屋:これは映像作品『Welcome back to The 70s ”Journey of a Songwriter" since 1975 「君が人生の時~Time of Your Life」』の(第二部の)一曲目でもあるんです。今回のアレンジは、オフライン編集のときに毎回思うんですけど、僕の中高生時代を思い出すものなんですよ。特に長田さんのギターソロを聴くと胸がキュンと切なくなる感じがあって。『Welcome back to The 70s ”Journey of a Songwriter" since 1975 「君が人生の時~Time of Your Life」』のテイクも良かったんですけど、このテイクも良くて選びました。

田家:板屋さんは、1987年の作品『二人の夏』で、初めて浜田さんと一緒に仕事をされた。1988年の渚園での野外イベント以来、ほぼ全作品を撮っているんですよね。その中でも、2013年のこのツアー自体は、他のツアーと違うものがあると感じましたか?

板屋:『Welcome back to The 70s ”Journey of a Songwriter" since 1975 「君が人生の時~Time of Your Life」』や「100%FAN FUN FAN 2017 Welcome back to The 60s ”The Moonlight Cats Radio Show”」を除くと、それまでのツアー映像作品は「ON THE ROAD」がリリースタイトルになっていたんです。僕のイメージだと、「100%FAN FUN FAN」はファンクラブイベントで浜田さんのホームグラウンドでもある。色々実験もできたりするようなもので、「ON THE ROAD」は勝負のライブですね。サッカーで言えば、ホームとアウェイみたいな。「ON THE ROAD」は絶対に負けられない試合です。『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』はご本人もおっしゃていたんですけど、実際のコーラスやホーンのアレンジなど、その後の「ON THE ROAD」のプロトタイプになったようなツアーだと僕は思っていますね。

田家:なるほど。この後のツアーは、60s、70sなどの曲を歌うというテーマがあって作られているツアーになっていて、これはそうじゃなくてある種の自由さもあったのかなと。

板屋:そうですね。まさか、60年代と70年代の曲を歌った「100%FAN FUN FAN」が作品として発売されるとは思ってもみなかったので。でもいつかはこれをリリースしたい、いつかプレゼンしようと思っていた。でも、コンセプトがある映像作品が続けて発売されてしまうと……。

田家:埋もれていくかもしれない?

板屋:もしかすると、プレゼンの雲行きが怪しくなってきたなというのは思ってましたね。だから、長期熟成させていこうとは思っていました。YouTubeに公開された「Walking in the Rain」は、一つの大きな転換期になったんです。

田家:なるほど。そして、この曲もこういう形でラジオから流れるようになりました。板屋さんが選ばれた4曲目、「ベイブリッジセレナーデ」。

ベイブリッジセレナーデ / 浜田省吾

田家:板屋さんは今日パソコンを持参しておりまして、喋りたいことをたくさん書いてきて画面を見ながらお話をされております。この後もたくさんお話がありそうですね。

板屋:なんでバラしちゃうんですか(笑)。まだ半分くらいしか喋れてないですからね。この曲は、僕が初めて編集したものだと思うんです。せっかくライブCDから聞いてもらえるので、滅多に聴くことがない曲を選んだんです。ラジオで映像の話をして申し訳ないんですけど、この曲でステージ衣装が変わるので、浜田さんから「この曲の前後に横浜とかベイブリッジの映像を載せたらどうだろう」という提案があって。でもリアルだとギャップがあるから、セットの絵のテイストのイラストでベイブリッジを入れようかなと考えていたんです。とりあえずは尺を計算しないといけないので、ベイブリッジの写真を仮で置いてみたんです。皆でそれを見ていくうちに、これでいいんじゃないかな? という話になってきて。そこから埠頭の絵を入れたりして形になりました。MA(Multi Audio)作業の時に、どっちの方から汽笛が聞こえてくるだろうとか考えて。

田家:なかなか楽しい編集でしたね。ライブアルバムとしてラジオに流れることってあまりない曲ですよね。『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』から、「ベイブリッジセレナーデ」をお聞きいただきました。

I am a Father / 浜田省吾

田家:2005年のシングルで、アルバム『My First Love』収録。これを選ばれたのを見て、意外だと思ったんですよ。なぜかというと、ファンクラブツアー「100% FAN FUN FAN」は、「ON THE ROAD」ではあまりやらない曲が多いでしょう。なので、こういう定番曲が入ってるのは意外でした。

板屋:そうですね。基本はライブバージョンで聞いたことがない曲、しかも僕が好きな曲という基準で選んだんですけど、この曲は皆が好きな曲で、勇気がもらえるのでいいかなと思って選びました。

田家:あまり流れないような曲ばかりかけるのではなく、自分の好きなものを皆で楽しみたいという気持ちがあっての選曲なんですね。

板屋:そうですね。あと、僕がこの曲で覚えているのが、この曲で編集のゾーンに入ったんですよ。後半のとある箇所で、メンバーの素晴らしいワンカットを見つけて、これだけは死守しようと思ったんです。そのカットが入ることによって、その後のカットの並びが川の流れのようにどんどん決まっていくんですよ。なので、普段だったら取っ替え引っ替えしたりするんですけど、そのカットのおかげで前の部分も変わるんです。この嬉しさはおそらく僕にしか分からないと思うんですが、その後の流れも淀みがなくなる感じがして、ゾーンに入って。それがとても印象的だった曲なんです。

田家:ちなみに、それは浜田さんからそのカットは止めようと言われなかったですか?

板屋:大丈夫でした。切られそうなカットでもなかったんですけどね。

田家:それはどこのカットなんでしょう?

板屋:大サビがあってギターソロがあって、またサビに戻るんですけど。僕が見つけたのは、その中でのホーンセクションのカットです。見ればすぐ分かると思いますよ。清岡太郎さん、佐々木史郎さん、古村敏比古さんのスリーショットなんですけどね。このカットを見つけた時に「やった!」と思いましたね。

田家:そうやって編集しているんだと聞けただけでも、今日の放送は意味があったんだと思いました。板屋さんの次の曲ですが、この曲を選ばれたのは?

板屋:「ベイブリッジセレナーデ」と同じように印象的な編集の曲だったからです。

田家:しかもライブバージョンとして流れることもあまりない?

板屋:そうですね、年末にもふさわしいと思った一曲です。

田家:それでは本日最後の一曲「最後のキス」をお聞きいただきましょう。

最後のキス / 浜田省吾

田家:「元気な姿で再開できる日を」というMCが染みますね。この曲を選んだのは?

板屋:印象的なエピソードがあって。オフライン編集の最後はだいたいこの曲が流れて、帰ろうかなと思うんです。でも、この曲が最後だと家で寝る前まで、脳内でヘビーローテーションされていて。いい曲じゃないですか。オフライン作業の中盤の時に、浜田さんに「この曲はMV風にしたいんだよね」と言われて。そのあと、オフライン作業が一通り終わって、浜田さんがいらしてチェックも終わって。いつものように「板屋くんこの後空いてる? ご飯行かない?」と言われて。車でお店に向かっている時に、浜田さんが「板屋くん、さっきのMV風の話なんだけど、あの曲の街のイメージってここなんだよね」と言われて。僕はその日にMV風にしたいと言われて、これから考えようっていう時に「ここですか!」となって。聞かなきゃ良かったなと思いました(笑)。

田家:今ラジオを聴いている人が一斉につっこんだと思う質問です。それはどこですか(笑)?

板屋:いやー……。言えないです(笑)。

田家:では最後に、板屋さんが今年改めて思ったことはなんでしょう?

板屋:予定していた日々とかスケジュールが当たり前に予定通りに来るという当たり前の日々が、いかに愛おしくて大切だったかなというのが身に染みましたね。色々なものに当てはまりますが、失ってみて初めて分かるものだと思いました。

田家:来年ライブ会場で会えることを祈りながら終わりましょう。ありがとうございました。

板屋:ありがとうございました。



田家:FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」、浜田省吾2020。今週は3週目。ゲストは映像作家の板屋宏幸さんでした。12月9日に発売になったライブ映像作品『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』の特典CDを中心にお送りしました。今流れているのは、この番組の後テーマで竹内まりやさんの「静かな伝説(レジェンド)」です。

今日お話していたツアー『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』はファンクラブ限定のツアーなんです。これは最近気がついたんですが、ファンの方たちの中には、ファンクラブツアーの話をあまりあちこちでして欲しくないという複雑な気分があるんだなと。浜田さんのコンサートはチケットが全く取れなくて有名ですが、ファンクラブツアーは、ファンクラブに入れば、行ける確率が高いと思ってらっしゃる方がほとんどで。なので、こうしたファンクラブツアーの話をすると、ファンクラブの入会希望者が増えてしまう、あまりその話をして欲しくないという心理があることを知りながら、お送りしてしまいました。浜田さんはあまりメディアに出ない方なので、ファンクラブに入っていらっしゃる方とそうでない方では、認識が天と地ほど違うんです。こういうことを知っていただけると、浜田さんへの見方が変わるかもしれませんよ、ということでお送りしております。益々チケットを取りにくくするために放送しているのではないので、そこはお許し頂ければという気持ちです。同時に、こういう素晴らしいツアーをやっているファンクラブに入っていらっしゃるんだ、ということを誇りに思っていただけると嬉しいです。先程の「元気な姿で再開できる日を」というMCが、こんなに年末にズシンと響く年はなかった、来年またライブで会えればいいな、良い年になればいいな、と思いながらお送りします。来週は年内最後の放送、ゲストは水谷公生さんです。


<INFORMATION>

田家秀樹
1946年、千葉県船橋市生まれ。中央大法学部政治学科卒。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、音楽番組パーソリナリテイとして活躍中。
https://takehideki.jimdo.com
https://takehideki.exblog.jp

「J-POP LEGEND FORUM」
月 21:00-22:00
音楽評論家・田家秀樹が日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出す1時間。
https://cocolo.jp/service/homepage/index/1210

OFFICIAL WEBSITE : https://cocolo.jp/
OFFICIAL Twitter :@fmcocolo765
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