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エズラ・ファーマンのカミングアウト「私はトランスの女性で、母です」

Rolling Stone Japan / 2021年4月27日 18時18分

エズラ・ファーマン

元エズラ・ファーマン・アンド・ザ・ ハープーンズのフロントマンであるエズラ・ファーマンが米現地時間2021年4月21日(水)、自身がトランスジェンダーで2年ほど前から母親であることを発表した。

彼女は「私たちに子どもが産まれた時には、トランスの女性が子育てをするという前例を見たことがありませんでした。ですから、私がその前例になります。私はトランスの女性であり、母でもあります。これはあり得ることです」と語る。彼女は自身のInstagramに「トランスジェンダーの女性であるということについて。私はこれまでこうした言葉、特に"女性"という言葉を使うことに対し、躊躇してきました。私はよく自分のことをノンバイナリー(男女どちらの枠にも当てはまらない)と表現してきましたが、それは未だに自分にとって正しいことだと思います。しかし、私は自分が女性であるという事実に折り合いをつけることにしました。これは私にとってかなり複雑なことですし、どのようなタイプの女性にとっても同じく複雑なことです。私は、自分がトランスジェンダーの女性であるということ、またそれを知ることができ、こうして打ち明けることができたことをとても誇りに思っています。ここに至るまでは長く険しい道のりがありました」と投稿した。

この投稿をInstagramで見る Ezra Furman(@ezra.furman.visions)がシェアした投稿

彼女はさらに、これまで自身の家族を守るために打ち明けてこなかった親子関係についても言及。「私は、以下に述べるような理由で、私が母であるということを打ち明けています。トランスジェンダーであることの一つの問題点として、一人の大人としてどう生きるか、またどのように子育てをして、幸せに長生きするかという将来のビジョンがあまりにも少ないということがあります。私たちに子どもが産まれたとき、私にはトランスジェンダーの女性が子育てをしている前例を全く見たことがありませんでした。ですから、私がその前例になります。私はトランスジェンダーの女性で、母親です。これはあり得ることなのです。これほど幸せで、自分を表現でき、トランスジェンダーであることを公言し、その上、子どもを持つことができるなんて、夢にも思っていませんでした。ですが今、それが実現しています。なぜなら、トランスジェンダーの人々も自分たちの望む人生を追い求めるに値するからです」と語っている。



エズラ・ファーマンは、2019年の『Twelve Nudes』以来となる自身の新曲についての知らせで投稿を締めた。昨年彼女は、Netflixオリジナルドラマの『セックス・エデュケーション』のサウンドトラックに『Every Feeling』を書き下ろしている。

From:Ezra Furman Comes Out: Im a Trans Woman and a Mom. This Is Possible

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