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大槻ケンヂ×眉村ちあき 吉田豪と語る「楽しそうな時代」と「コロナ禍の日々」

Rolling Stone Japan / 2021年5月19日 18時30分

眉村ちあき、大槻ケンヂ、吉田豪(左上から時計回り)

大槻ケンヂ率いるバンド、特撮のニューアルバム『エレクトリック ジェリーフィッシュ』のリリースを記念して、大槻と眉村ちあきの対談が実現。プロインタビュアーの吉田豪を聞き手に、音楽から格闘技まで語り合ってもらった(※取材はZoomで実施)。



大槻:眉村ちゃん、武道館でのライブお疲れ様でした。

眉村:あれからもう4カ月も経ってしまいました。

―大槻さんは武道館公演の先輩ですからね。

大槻:だから逆に羨ましいなと思って。僕は筋肉少女帯でデビューしてから3、4年目で日本武道館をやったんだけど、武道館幻想みたいなものがあまりなくて。

眉村:私もあまりなかった。

大槻:本当に? 僕らの頃にはチープ・トリックの「at武道館」とか、それより前だとディープ・パープルとか外国のミュージシャンが日本武道館でやってブレイクして、武道館神話みたいなのがあって。

―海外の大物が武道館のライブ盤を出したりしたのもあって、ミュージシャンの憧れの場所になってたんですよね。

大槻:そうそう。でも僕は武道館には主にプロレスを観に行っていたので、1番の思い出は高田伸彦が北尾(光司)を倒して蹴ったノックアウトシーンとか(笑)。あと亡くなった三沢光晴がタイガーマスクを脱いだのも武道館だったね。

―あれは東京体育館ですかね……という、眉村さんにはサッパリ分からない話(笑)。

大槻:ハハハハ! 眉村さんは自分でライブする前に武道館に行ったことはあるんですか?

眉村:ぱいぱいでか美さんに、モーニング娘。さんの武道館ライブに連れて行ってもらったことがあります。「ちあきちゃんはいつかここでやるから見ときな」って言ってくれて。その2年後くらいに武道館でやれたので、でか美さんにちょー感謝してます。あと、でんぱ組.incのねむきゅんさんの卒業ライブ1日目も見に行かせてもらいました。TOYS FACTORYの先輩なので。

大槻:でんぱ組.incもTOYS FACTORYだもんね。

―大槻さんもトイズの大先輩ですよ!

眉村:トイズの1期生ですよね?

大槻:1期生(笑)。1988年に筋肉少女帯とTHE RYDERS、JUN SKY WALKER(S)という3バンドで始まって。その数年後に、ミスチルがトイズに入ってきたんです。

眉村:レッドクロスで大槻さんとライブをやらせてもらった時に、ミスチルの桜井さんと楽屋で喋った話をしてくれたじゃないですか。野音でトイズのアーティストだけ出演するイベントに出た時、「『大槻さん、僕もうこれ以上大きい会場、大きな景色を見れない気がします』みたいなことを桜井さんが言ってたんだよね、あれ以上のものしかあの子は見てないけど」って言い残してステージに行ったのが面白かったです(笑)。

大槻:ちあきちゃんにはミスチル的なものというか、その後ブレイクする人の感じをものすごく感じるんですよ。豪ちゃんと杉作(J太郎)さんのイベントに出てる映像を見た時が最初かな。

―DOMMUNEですかね(2018年放映)。その番組で杉作さんが安藤昇さんの曲をかけたんですよ。そしたら眉村さんが感銘を受けて、「今度安藤昇さんに対バン申し込もう!」って言っていて、発想が自由すぎてすごいなーって。安藤さんはそもそも亡くなってるのに(笑)。

大槻:「男が死んで行く時に」かな(笑)? 安藤昇と眉村ちあきの対バンがあったら、それは行きますよ。

眉村:あはははは(笑)。

大槻:武道館の話に戻るんだけど、あれは有観客だったんでしょ?

眉村:コロナ禍なのでお客さんは半分だったんですよ。なので、武道館を埋めたぜ!とは言えないから世の中が戻ったらもう1回リベンジしたいです。

大槻:僕が最初に武道館をやったのが、PILっていう海外バンドの前座だったんですよ(1989年)。

―セックス・ピストルズのボーカルの人が次にやったバンドです。

大槻:ジョン・ライドンさんのね。

P.I.Lと筋少。僕も当時はとんがっていたので前座やらせてもらったのに楽屋挨拶にも行かなかった。P.I.L先輩、ジョン・ライドン兄さんにあれ失礼だったかなぁ、と今でもたまに夜中にふと思います。 https://t.co/zxyrsijIyH — 大槻ケンヂ・オーケン (@OfficialOken) September 7, 2020

眉村:へえー。やってよって言われたんですか?

大槻:それがイベンターさんと事務所が勝手に決めちゃって。ジョン・ライドンのファンは筋肉少女帯なんて絶対好きじゃないし、筋肉少女帯のファンもPILなんか絶対に知らないからって言ったんだけど。

―謎の組み合わせで、当時は誰もが戸惑ったんですよ。

眉村:組み合わせたがるイベンターさんっていますよね。変な組み合わせ、他にもやったことありますか?

大槻:えーとね、吉田栄作さんと爆風スランプと筋肉少女帯だったっけかな……? 色々あったなあ。BABYMETALと筋肉少女帯とかね。

眉村:そうなんだ!

大槻:BABYMETALが唯一対バンした日本のバンドは筋肉少女帯だけなんですよ、その後売れちゃったから。その後はメタリカとかだもんね。

―世界的なバンドになっちゃいましたもんね。

大槻:あの頃はまだ女の子たちだったし、お正月だったので3人にお年玉あげたの。

眉村:可愛い! 私、イベントの対バンが全員9歳とか10歳だったことがあります。5~6組出てたんですけど、私以外はみんな子供(笑)。

大槻:なにそれ(笑)。あと変なのあったかなあ。あ、空手バカボンっていうユニットをやってた頃に、銀座の野外イベントに出ることになって。2000人集まる予定だったのに、お客さんがゼロだったことがあった(笑)。

眉村:なんで⁉︎

大槻:分かんない、パンダの着ぐるみと子供が遊んでるだけだった。トランザムっていう当時コカ・コーラのCMを歌ってたバンドも出たんだよね。俺たちは当時高校生だったからいいけど、トランザムがかわいそうだった……何の話だっけ、これ?(笑)。

格闘技の才能

大槻:ちあきちゃんはコロナ禍になって、他のミュージシャンとかと会わないでしょ?

眉村:確かに……。対バンもないし、会わないですね。

―元気で知られる眉村さんが、コロナでいろいろ出来なくなって、ファンにもあえなくなって、メンタルをやられちゃったんですよね。

眉村:なんのために音楽を作っているんだろうと思って。ライブでいつも新曲を披露してたのに、作っても披露できないし、大泣きしたり大変でした。大槻さん、大泣きとかするんですか?

大槻:僕は大泣きはしなかったけど、ステイホームの頃、メンタル的に具合が悪くなって。うつ的症状に捉われたんです。僕、舌痛症っていう、舌先が下前歯の裏にいつも当たってる感じがあって、喋ってると痛い不思議な病気を持っているんですよ。今まで治療法がなかったんだけど、ガスター10みたいな薬があることが発見されて。その薬を飲むために止めた抗精神薬で変な作用でメンタルやられてたんだなと思って。だから僕も、一時期歌詞やエッセイが書けなくなりました。ちあきちゃんはどうやってそれを乗り越えたんですか?

眉村:メンタルクリニックに行って薬を飲みました。あと運動し始めたりして落ち着いたかもしれないです、毎日の縄跳びとか。



―キックボクシングもやってましたよね?

眉村:はい。でも、キックボクシングはもう今月でやめます(キッパリ)。

大槻:え、なんで?

眉村:飽きたからです。

大槻:あ、そうですか(笑)。なんかね、キックボクシング数十年の歴史が覆された感じです。プロのキックボクサーになったらいいじゃないですか? 開脚ジャンプにしろなんにしろね、ものすごい運動能力あるからキックボクシングも今年のRIZINとか間に合うんじゃないかな? 次はプロテストですよ!

眉村:ジムのトレーナーにも「プロの試合に出てみる気はない?」って言われました! 1時間くらい説得されて、1回試合に出てみようかなと思ったんです。

大槻:じゃあ本当に強いんだ。

眉村:それで「今日誘われたから試合に出ようと思うんだ」ってツイートしたら、ファンの人に「手を怪我してほしくない」って言われて。

―ギターを弾けなくなったら大変だから。

眉村:そう、でもそんなの治せばいいじゃんと思って。なんであたしがやりたいことを否定するんだと思って、そこからキックボクシングなんてやらないってなりました。

―ダハハハハハ! へそを曲げてしまった(笑)。

眉村:そのあと、通う頻度がちょっとずつ減っていって、縄跳びに目覚めたのでキックボクシングから離れていっちゃったんです。あたし縄跳びってずっと飛べるんですよ。キックボクシングのアップで縄跳びもするんですけど、もっとこいよ! と思って。

大槻:縄跳びは別にもっとこないでしょ(笑)。

眉村:キックボクシングも何セットかやるんですけど、足りないって思ってます。



―絶対向いてるんですよ。前にAbemaTVの番組に眉村さんが出るとき遊びに行ったら、控室の壁を登ってましたからね。天井にいたんですよ。

眉村:豪さんヤッホー! って(笑)。

大槻:ジャッキー・チェンみたいなこと? やっぱすごいわ。もし谷川(貞治)さんが見つけてたら、絶対K-1に出されてたよね。

―ボビー・オロゴンみたいな感じで引っ張り出されて。

眉村:楽しそうな世界!

二人の音楽、実は似ている?

―そろそろ本題に入ります! 眉村さんは特撮の新譜『エレクトリック ジェリーフィッシュ』聴いたんですよね?

眉村:聴きました! こういうの初めてやるんです。

―新譜を出した人との対談が初めてってこと?

眉村:はい。「大槻さんのやらない?」って言われて、やりたい!って。アルバムもみんなより先に聴けて嬉しかったです。何回も聴きました。

大槻:ありがとうございます。嬉しいなあ。



眉村:ちょー楽しかった! 立ちながら踊りました。アルバムの中で私が好きなのは、「歌劇「空飛ぶゾルバ」より「夢」」。度肝を抜かれました。爆発するような気持ちになって、立ち上がって、とんでもない曲が現れました!って叫びました。すごく幸せでしたね。

大槻:あれ、いい歌ですよね。感動しますよね。「歌劇「空飛ぶゾルバ」より「夢」」は、8分間の中で沢山展開していく曲で。最初、うちのメンバーのNARASAKIが曲を作ってきたときは1分くらいしかなかったんですよ。シンプルなパンクだったから1曲くらいこういうのあってもいいねって話してたのに、翌日、この曲展開しますって8分間になってて。

眉村:めっちゃすごいなあ。

大槻:ああいうロックミュージカルって、ちあきさんは作ったことないでしょ?

眉村:ないです。

大槻:昔、夏の魔物に8展開する7、8分ある曲の歌詞を作ったことがあるんだけど、ものすごい大変で。しかも、作り終わったら魔物が解散しちゃったんだよね。

―ろくに披露することもなく(笑)。

大槻:そうなんだよ。僕、CD化されたのかもよく分からないんだよ。

眉村:でも展開を作るのって大変ですよね。例えば3展開するなら、3曲作るくらいの時間がかかる。だから8展開作るなら、8曲作るくらいカロリー使うんだろうなって。

大槻:曲調が変わると、ウェスタンになったら西部劇調にしたらいいのかなみたいに世界漫遊みたいにするしかないのよね。

眉村:やりたい! 私もいっぱい展開する曲作ってみたいです! あと、なんだこのタイトルは!と思ったのが「フィギュア化したいぜ」。タイトルが面白いなと思って聴いていたら感動しました。

大槻:「フィギュア化したいぜ」っていう曲は、最初「ソフビ化したいぜ」っていうタイトルだったんだけど、”立ち上がる姿を”って歌詞があって。ソフビに立ち上がる姿はないけど、フィギュアならあるなってことでタイトルを変えたの。僕も眉村さんの曲をSpotifyで聞いてきましたよ。ダースベイダーのがすごかった。

眉村:うわー! 初期のやつですね(「トコロトコロピピリウス」)。


特撮の最新アーティスト写真

―大槻さんは眉村さんの曲にどんな印象がありますか?

大槻:僕は改めて、トゥーマッチに天才だなと思いましたよ。素晴らしいです。

―それは音楽面でも歌詞でも?

大槻:すべてが。逆に世界が眉村さんを受け入れられる状況はいつ来るだろうって思っちゃうね。相当エッジの効いた、ニッチな層に向かっている感じもするんだけど、それがワールドワイドに聴かれるのもすぐなんじゃないかなって。

眉村:嬉しい。大槻さんのアルバム、一瞬私の匂いがしたんです。似ているかもって。

―どの辺に感じたんですか?

眉村:歌詞が1番感じたけど、曲の展開とかにも感じました。あと振り幅というか。

―特撮の新譜だと、「果しなき流れの果へ」の ”子供じゃねえんだ赤ちゃんなんだと開き直って”という歌詞に眉村さんっぽさを感じましたね。

大槻:バブみがね。

眉村:あと、「ウクライナー」の歌詞もいいなって思いました。1000人斬りと言われた男が、ちょうど1000人目に斬られるという。

大槻:僕、都市伝説的に「1000人斬りの男」と言われていたんですよ。豪ちゃんが昭和の大物たちの武勇伝を語るインタビューが好きで読んでいたとき、自分もいっぱい武勇伝を語ったら夢を持ってもらえるだろうと思って大袈裟なこと言ってたんです。そしたらネットの時代になって、みんなそれを真面目に受け取って顰蹙を買うようになっちゃって。逆に1000人斬りの男が悪名になっちゃってるから、これはセルフパロディなんです。

―大槻さんやみうらじゅんさんは敢えてそういう下半身方面の武勇伝を語ってたのに、みんな額面通りに受け取ってしまう。

大槻:そうそう。ちゃんとしたことしか伝わらない時代になっちゃったからね。

眉村:ラジオの取材とかで、嘘しか言わないバンドマンがいたって話を聞いたことがあります。掟(ポルシェ)さんか誰かに聞いたのかな。「嘘しか言わないけどどれが冗談なんだろう、ハハハ!」みたいな時代があったんだなんて羨ましい。

―でも、眉村さんも一時期ラジオで嘘ばっかり言ってましたよね。

眉村:オーストラリア生まれです、と言ったりとか(笑)。あとは曲振りする時に全然違うタイトルを言って、ラジオブースの人たちを困らせちゃいました。

大槻:そういうので怒られちゃった?

眉村:怒られたわけじゃないけど、アワアワさせちゃって申し訳ないから、最近はやめようと思って。だから羨ましいです、何でもかんでも適当に喋れて鵜呑みにされなかった時代が。

―大槻さんは色々なものを膨らませて話しすぎだって、よくバンドメンバーに怒られてましたね。

大槻:うん。梶原一騎さんの話の広げ方を見て育ったので、話は一を百くらいにして話さないと喜んでもらえないと思ってたんだけど、みんな意外とちゃんと普通に喋るから驚いた。「え、そうなの!」って(笑)。

プロレスとコロナ禍の葛藤

―特撮の今回のアルバム、ボクは「喫茶店トーク」っていうタイトルにやられましたね。誰に伝えるつもりなんだろうって(笑)。

大槻:この曲は豪ちゃんならお分かりですけど、『週刊ファイト』っていう新聞が昔あって。そこの井上(義啓)編集長が「I編集長の喫茶店トーク」っていう人気コラムをやってたの。そこで、”底が丸見えの底無し沼”ってをプロレスを喩えたんです。でも、そんなの誰も分かんないよね(笑)。

―そりゃそうですよ!

大槻:でも、あるインタビュアーの女性が「この『喫茶店トーク』はI編集長のことですけども……」と言ってきて、「知ってんの⁉︎」って逆に驚いた。

眉村:だから、”愛・編集中”って歌詞に出てくるんですね。

―井上さんは「プロレスは底が丸見えの底無し沼」と定義づけた人で、この「喫茶店トーク」はそういう世界を生きているという歌なんですよ。

大槻:名言です。



―今回のアルバムはこういう歌詞が多いですよね。”丸見えの底無し沼をみんな生きる 終わりが 分かっていても”みたいな。

大槻:コロナ禍にもちょっと通じるというか。どうせ最後にはみんな亡くなっちゃうのに、なんで毎日、明日をも分からぬ日々を送らなければならないんだという葛藤というか。

―アルバム1曲目「電気くらげ」の最初のフレーズが、”そろそろ街へとくり出そうぜ”で、本当にこの時期だなって感じる曲ですよね。

大槻:リリースする頃にはちょうど、みんな街へ出る頃かなと思ったら、また緊急事態宣言かよっていうね。

―眉村さんは他の人の歌詞をどう読んでるんですか?

眉村:難しい言葉を使っている人は、途中で理解するのを挫折しちゃうんですよ。でも、特撮のアルバムは全部分かりました。全部面白い。映画を見終わった後みたいな。

―大槻さんの歌詞は文学的だけど、それほど難しい言葉は使わないからですかね。

眉村:ニコニコになりました。大槻さんは、おうち時間は何するんですか?

大槻:最近はまた読書が好きになって。なんでも読むんだけど、宇宙人と会った人のすごく長い本を読んだりしていて、自分でもどの方向に行くのか分かんなくなって、方向を変えて川端康成を読んでる(笑)。そしたらもっとどうかしてた。

川端康成「眠れる美女」読む。ロリ系フェチのいかがわしいお店にハマったじいさんの話だった。衝撃。そうなんだ。文豪。これ読んで影響されて文学的なレポ書いて「お前は川端か!!」とか編集長に怒られた風俗ライターさん、なんてのもいらっしゃるのかな〜との喫茶店感想。#川端康成 #眠れる美女 pic.twitter.com/zPOitCRQeA — 大槻ケンヂ・オーケン (@OfficialOken) April 24, 2021
眉村:すごい! 豪さんもいっぱい本を読むし。

―眉村さんはあまり本を読まないですね?

眉村:はい。『おしりたんてい』とかで限界。それか『かいけつゾロリ』でいっぱいいっぱいになっちゃう。私、宅急便を送るために住所を書くときも、1回休憩しないと最後まで書けないんですよ。なんかもう、うわあーってペン投げちゃうんです。手がイライラしちゃって。

―全く向いてないですね(笑)。

眉村:歌詞もパソコンで書いたりしてます。手書きは絶対無理。

大槻:手書きと言えば、僕も悩み事があって。今回のアルバムタイトルは『エレクトリック ジェリーフィッシュ』というタイトルだけど、子供の頃から片仮名の「ツ」と「シ」、「ン」と「ソ」がちゃんと書けないの。結構書くことがあるからドキドキしてんのよ。

眉村:えー!

大槻:みんな、そういうのありますよね。でも、いいんですよ、何かに秀でていたら。できないことがあっても。「おしりたんてい」が読めればね。

眉村:はい!

大槻:そういえばこの前、トイズ所属の声優、後藤沙緒里さんに会ったんですよ。今回のアルバムで、か細い綺麗な声で歌ってるのはその方です。

眉村:「歌劇「空飛ぶゾルバ」より「夢」」で喋ってる人もですか?

大槻:ゾルバもそう。あとXOXO EXTREME(キスエク)っていうアイドルグループの人も参加してくれて。

眉村:対バン何回かしたことあります! 大槻さんが「やって!」って誘ったんですか?

大槻:いや、NARASAKIが知り合いで後藤さんもキスエクちゃんも呼んできてくれて。眉村さんのレコーディングでも何か入り用があれば呼んでください。

眉村:え、いいんですか! わかりました!

―そろそろ時間ですが、何か言い残したことないですか?

大槻:とにかく眉村さんがすごいってことだけを……。

眉村:いやいや(笑)。宣伝してください!

大槻:もう1回キックボクシングを始めて女子プロ出てほしいなって思います。

眉村:えー! 揺らいじゃう!



特撮
『エレクトリック ジェリーフィッシュ』
発売中

特撮ライブ 「エレクトリック ジェリーフィッシュ」 
2021年5月26日(水)恵比寿LIQUIDROOM

特撮HP:http://www.okenkikaku.jp/tokusatsu

眉村ちあき ストリーミングライブ第2弾
「飛び出せ!日本元気女歌手ツアー ~アラスカ・北極・南極・アフリカ編~」
配信日時:2021年6月24日(木)20:00~
チケット購入URL:https://thumva.com/events/d3VAkhetcHQ8JYb
※6月24日(木)22:00~7月24日(土)20:00までアーカイブ映像配信

眉村ちあきHP:https://mayumura.tetetetetetetetetete.club/

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