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映画『スクール・オブ・ロック』に子役で出演していたドラマー、交通事故死

Rolling Stone Japan / 2021年5月31日 20時51分

『スクール・オブ・ロック』でのケビン・ブラック(左)とケヴィン・クラーク(右)

シカゴのミュージシャンであり、2003年の人気映画『スクール・オブ・ロック』では子役としてドラマーのフレディ・ジョーンズを演じたケヴィン・クラークが米現地時間2021年5月26日に、自転車を運転中に車に轢かれ死去した。享年32歳の若さだった。

シカゴ・サンタイムズ誌によると、クラークは現地時間5月26日水曜日午前1時20分ごろ、地元シカゴのアヴォンデール地区で自転車に乗っていたところをヒュンダイ自動車のソナタに轢かれた。到着した救急隊によりすぐ近隣のイリノイ・メイソニック・メディカルセンターへ搬送されたが、同日午前2時4分に息を引き取った。20歳の運転手には出頭命令が出された。

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3歳でドラムを叩き始めたクラークは、演技経験がないながらも12歳の時に『スクール・オブ・ロック』でジャック・ブラックの結成した生徒バンドのドラマー、フレディ役を演じることになった。公開から20年近くが経過したリチャード・リンクレイター監督のこの作品はいまだにカルト的な人気を誇る名作で、本作に影響されたテレビシリーズやミュージカル作品も生まれている。



『スクール・オブ・ロック』はクラーク唯一の映画出演だったが、彼は地元シカゴでバンドのドラマーとして活躍していた。先週土曜日にはJess Bess and the Intentionsというバンドの初ライブを行ったばかりだった。クラークの母、アリソン氏は水曜、シカゴ・サンタイムズ誌に「彼には素晴らしい才能がありました。優しく、寛大な息子でした」、「(『スクール・オブ・ロック』での役柄に関して)輝いていました。すぐにこの役を引き受けましたが、その後何かを演じることはありませんでした」と語った。

From: School of Rock Drummer Kevin Clark Killed by Driver While Biking

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