松本隆トリビュートアルバムにB’z参加、桑名正博のヒット曲をカバー
Rolling Stone Japan / 2021年6月15日 13時27分
2021年7月14日にリリースされる、松本隆のトリビュートアルバム『風街に連れてって!』にBzが参加することが決定した。
作詞活動50周年を迎えた作詞家・松本隆。彼のトリビュート作品に参加するBzが、カバー曲を発表するのは実に16年ぶりとなる。Bzがカバーする楽曲は、1979年にリリースされた桑名正博のロックナンバー「セクシャルバイオレットNo.1」に決定。
本アルバムのプロデューサー亀田誠治は、松本隆の歴史を語る上で切っても切り離せない作曲家・筒美京平の楽曲であり、松本にとって初のヒットチャートナンバーワン作品でもある「セクシャルバイオレットNo.1」をどのアーティストにカバーしてもらおうか悩んでいた時に、思い浮かんだアーティストがBzだったという。亀田はBzのアルバムレコーディングにベーシストとして参加したことから親交あり、直接手紙を書きアルバムへの参加をオファーしたところ、即OKの返事が届いた。実は、Bzの松本孝弘は、Bz結成前の20代前半に桑名のバックバンドに在籍し、当時「セクシャルバイオレットNo.1」を演奏していたとのこと。完成したBz版セクシャルバイオレットNo.1は、亀田誠治によるゴージャスなアレンジが施され、ギターの松本はアクセル全開でギターソロを弾き、ボーカルの稲葉はそのサウンドの上を縦横無尽にシャウトし、まるでBzの新曲かと聞き間違えるような骨太サウンドに仕上がっている。
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また、以下にBzの二人からコメントが届いている。
・松本孝弘
長きに渡り素晴らしい作品の数々を提供されている松本隆さんのトリビュートアルバムに参加させて頂いた事を誇りに思います。松本さんの作品が僕の音楽のルーツにある事は間違いありません。 そしてこの様な貴重な機会を与えて下さったプロデューサーの亀田さんに感謝しています。 20代前半から数年間、僕は桑名さんのバンドでギターを弾かせて頂きました。勿論この曲は何度も演奏しました。 改めてまたこの様なチャンスが巡ってきたのはきっと縁ですね。兄貴もきっと天国で喜んでくれている事でしょう。 今作は、リアルタイムで松本さんの歌詞の世界に触れられた世代のみならず、若い世代にも是非触れて頂きたいと思います。
・稲葉浩志
個人的には松本隆さんの歌詞は「都会」「大人」のイメージがあり憧れの世界でした。 まさか自分が「セクシャルバイオレットNo.1」という歌詞をこんなに歌いまくれる日がくるとは思いませんでした。 今回は亀田さんのゴージャスなアレンジで楽しくやらせていただきました。
<リリース情報>
松本隆作詞活動50周年トリビュートアルバム
『風街に連れてって!』
発売日:2021年7月14日(水)
初回限定生産盤(CD+LP+豪華特典本):10000円(税抜)
通常盤(CDのみ):3000円(税抜)
全曲配信予定
=収録曲=
1.「夏色のおもいで」吉岡聖恵
(作曲:財津和夫 オリジナルアーティスト:チューリップ 1973年リリース)
2.「君は天然色」川崎鷹也
(作曲:大瀧詠一 オリジナルアーティスト:大滝詠一 1981年リリース)
3. 「SWEET MEMORIES」幾田りら
(作曲:大村雅朗 オリジナルアーティスト:松田聖子 1983年リリース)
4.「SEPTEMBER」宮本浩次
(作曲:林 哲司 オリジナルアーティスト:竹内まりや 1979年リリース)
5. 「Woman”Wの悲劇”より」池田エライザ
(作曲:呉田軽穂 オリジナルアーティスト:薬師丸ひろ子 1984年リリース)
6. 「セクシャルバイオレットNo.1」Bz
(作曲:筒美京平 オリジナルアーティスト:桑名正博 1979年リリース)
7. 「スローなブギにしてくれ(I want you)」GLIM SPANKY
(作曲:南 佳孝 オリジナルアーティスト:南 佳孝 1981年リリース)
8. 「キャンディ」三浦大知
(作曲:原田真二 オリジナルアーティスト:原田真二 1977年リリース)
9. 「風の谷のナウシカ」Daoko
(作曲:細野晴臣 オリジナルアーティスト:安田成美 1984年リリース)
10. 「ルビーの指環」横山剣(クレイジーケンバンド)
(作曲:寺尾 聰 オリジナルアーティスト:寺尾 聰 1981年リリース)
11. 「風をあつめて」 MAYU・manaka・アサヒ(Little Glee Monster)
(作曲:細野晴臣 オリジナルアーティスト:はっぴいえんど 1971年リリース)
ALL SONGS 作詞:松本 隆 プロデュース:亀田誠治
トリビュートアルバム特設サイト:https://columbia.jp/matsumototakashi/
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