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ビル・ゲイツ、性犯罪者エプスタインとの付き合いに「大きな過ちだった」

Rolling Stone Japan / 2021年8月24日 12時22分

Bloomberg via Getty Images

米現地時間2021年8月5日、ローリング・ストーン誌による、ビル・ゲイツへの「ジェフリー・エプスタインとビル・ゲイツの本当の関係はどんなものだったのか」というインタビューの数日後、ゲイツは別のインタビューに対し、その関係は大きな過ちだったと後悔していると話した。

ゲイツはCNNのアンダーソン・クーパー記者に対し、「彼と共に時間を過ごしたこと、彼を信用したことは大きな過ちだった。その時、同じ場所に他にも多くの人がいたが、私は過ちを犯してしまった」と語った。ゲイツはまた、エプスタインと何度か食事をし、「彼の持つコネクションを使い、世界中の保健問題へのフィランソロピーを行う」ことを話し合ったが、「それが嘘だと分かった時、私たちの関係は終わった」と語った。

関連記事:性犯罪者エプスタインの少女調達役、供述書で明らかになった「元恋人の本音」

ゲイツは2019年、ニューヨーク・タイムズ紙のディールブック・カンファレンスにて「エプスタインとの会合で、世界中の保健問題に対し数百万ドルもの大金を生み出せると考えたことは間違いだった。その判断は失敗で、蜃気楼のように消えて無くなってしまった。エプスタインに対しても幾らかの利益を与えてしまったかもしれない」と、語っていた。

ローリング・ストーン誌が先に伝えたように、ゲイツとエプスタインの関係が始まったのは、エプスタインが「18歳未満の少女の売春行為の斡旋を行なった」として有罪判決を受けて2年が経過した2011年のことだった。ゲイツは、エプスタインの所有する飛行機に搭乗し、自宅を数回訪れていたと報告されていた。

ゲイツとエプスタインの関係は、エプスタインが自殺する2日前、ゲイツやボリス・ニコリッチ氏が遺言の執行人として指名された時から精査の対象となっていた。多くの人は、そのことをエプスタインがゲイツと関わりを持っていたことを死後の栄光として利用しようと考えたものだと信じていた。

ニコリッチ氏はローリング・ストーン誌のインタビューに対し「これは明らかに報復的な動きでした。ここ数年間で私たちはエプスタインが完全な詐欺師だったことを理解しました、今となっては、彼のフィランソロピーに関する約束は、彼自身の社会的、経済的な野望のために私や私の同僚たちに気に入られようと図ったものだったと分かります。それが失敗したと分かったので、私たちに対する報復を始めたのです」と、答えた。

From:Bill Gates on His Association With Jeffrey Epstein: It Was a Huge Mistake

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