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DCコミックス発、次世代のスーパーマンはバイセクシュアル

Rolling Stone Japan / 2021年10月12日 7時50分

『Superman: Son of Kal-El』より(John Timms/DC)

11月9日に米国で発売されるDCコミックス「スーパーマン」最新巻『Superman: Son of Kal-El(原題)』で、クラーク・ケントの息子であるジョン・ケントがバイセクシュアル(両性愛者)であることをカミングアウトした。

この号を執筆したトム・テイラーは、DCコミックスが発表した声明の中で次のように述べている。「私は常に、誰もがヒーローを必要としており、誰もがヒーローの中に自分自身を重ねて見る資格があると言ってきました」「DCとワーナー・ブラザースがこの考えを共有してくれたことにとても感謝しています」

父クラークは女性記者ロイス・レインと恋に落ちるが、息子ジョンは大学時代に出会った男性記者と恋をする。ジョン・ケントは、バットマン『Batman: Urban Legends(原題)』でティム・ドレイク演じるロビンがバイセクシュアルであることをカミングアウトしたのに続いて、LGBTQキャラクターのリストに加わった最新のDCキャラクターとなる。

DCのチーフ・クリエイティブ・オフィサー兼パブリッシャーであるジム・リー氏は、声明の中でこう語った。「私たちは、ストーリーテリングにおけるDCマルチバースの力についてよく話していますが、これはまさにその素晴らしい例です。コミックではジョン・ケントが自分のアイデンティティを探求し、TVドラマでは『Superman & Lois(原題)』でジョン・ケントが家族の秘密を知ることができます。それぞれの世界と時代に共存し、ファンは両方を同時に楽しむことができるのです」「スーパーマンのシンボルは、常に希望、真実、そして正義を象徴しています。今日、そのシンボルはより多くのものを表しています」

【関連記事】『ロリータ』作者、スーパーマンの性生活に関する妄想を詩で綴っていた

from Rolling Stone US

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