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「ツタロックDIG」出演バンド・バイリンジボーイが語る、劣等感の中にある闘争心を曲に

Rolling Stone Japan / 2021年10月24日 18時30分

バイリンジボーイ

「ツタロックDIG LIVE Vol.8」が、2021年11月6日に東京・TSUTAYA O-EASTにて開催される。

今、チェックしておきたい次世代のシーンの主役を集結させる「ツタロックDIG」。2021年は全10組が出演。今まで以上に規模を大きくし、新型コロナウィルス感染拡大防止対策のためキャパシティを減らした上でガイドラインに沿った形で有観客で開催する。Rolling Stone Japanでは、本イベントに出演する10組へのインタビューを敢行。それぞれのバンドの結成やイベントに対する意気込みを掲載していく。

関連記事:「ツタロックDIG LIVE Vol.8」タイムテーブル発表

今回掲載するのは、2019年11月8日に結成、Vo.Gt.梅林寺の実体験からなる心に刺さるストレートなリリックが突き抜ける爽やかで力強い歌声とフレーズが印象的な3ピースバンド・バイリンジボーイ。2021年7月には最新作『かそくのきせつに』をリリースした。今回はVo.Gt.の梅林寺連太郎に、バンド名の由来やバイリンジボーイを体現している作品『かそくのきせつに』、コロナ禍中のライブについてメールインタビューで話を訊いた。





ー結成から活動開始までの経緯を教えてください。

高校卒業後、Ba.Cho.貴志(淡路屋貴志)から誘われ、バンドが始まりました。元々前のバンドは名前だけであまり活動ができず、在籍してくれていたドラムが抜けてしまったので地元のライブハウスからDr.きーやん(石塚清春)を紹介してもらい今の形に至ります。正式にDr.きーやんが加入し、新しいスタートの意味を込めて名前を変え、バイリンジボーイとして活動を始めました。

ー「バイリンジボーイ」というバンド名はVo.Gt.の梅林寺さんのお名前が入っていますが、なぜこのバンド名になったのでしょう。

前のバンドでは全くと言っていいほど活動ができず、当時叩いてくれていたドラムも抜けてしまい新たなスタートの意味を込めて、他と被らない、かつインパクトのあるバンド名にしたかったのが最大の理由です。バンド名を見て、どんな曲調のバンドなんだろう? と想像がつかない、興味をもってもらえるようにとつけました。

ー影響を受けたアーティストや音楽以外のルーツをそれぞれ教えてください。

音楽的なルーツはELLEGARDENです。真っ直ぐなメロディラインと、キラーフレーズを散りばめた歌詞にとても影響を受けています。音楽以外では本を読むことが好きで、ミステリーや恋愛小説を読みます。制作で行き詰まった時に本を読んでインスピレーションを受けることもあります。

ー2021年7月7日リリース『かそくのきせつに』のリード曲「56km」は疾走感あるバンドサウンドと爽快感ある声でバイリンジボーイを体現している曲だと感じました。この曲に関してはいかがでしょう?

タイトルの「56km」は速さではなくて距離を表しています。恥ずかしい話ですが、当時俺が好きだった女の子の家までの距離が56kmだった所から曲名をつけました。誰にでも大事な人のヒーローになりたいと思う時があると思います。そんな気持ちを歌にしました。

ー2曲目「cry cry cry」はライブの定番曲で、オーディエンスとシンガロングできる日が待ち遠しいですね。この曲についてはいかがでしょうか。

常に劣等感と戦っています。何に対してかと言われるとわからないですが、人は誰かと比べがちで自分もそうでした。今もそう、劣等感の中に闘争心があります。俺にも逃げたい時はあるし、そんな時はとことん逃げてやります、心の叫びを声にして叫ぶんです。俺と同じように劣等感や自分自身に押しつぶされそうなとき、やりきれない時に聴いてほしいです。今は叫べないけれど、みんなで一緒に叫んで歌いたい曲です!

ー3曲目「そばに」はしっとりと聴かせるラブソングで梅林寺さんの声の優しい表情が魅力的ですよね。

愛されたり、愛したり、そんな人がいるってだけですごいことなのに、そんなことすらも忘れてしまう時があります。一緒にいる時は他愛もないことすらも面倒に感じるのに、失った時に愛おしくなるのはなぜだろう。そんな不器用な自分を歌った歌です。



ーコロナ禍中で開催されるライブやサーキットライブで演奏する上で意識することや気をつけていることはありますか?

もみくちゃになって大声を出して笑い合う! ライブハウスはそんな場所だと思っています。今はルールの中で自由を探してみんなで模索しながらこの2年近くやってきました。俺らバイリンジボーイもルールの中で自分たちも楽しみ、お客さんにも楽しんでもらえるようにという思いでライブをしています。ただ、これが普通にならないようにいつか大声で笑い合える日が来たらと思って歌っています。明けない夜や止まない雨がないように、どんな困難も超えられない壁はないのです。

ー「ツタロックDIG LIVE Vol.8」はどんなライブにしたいですか?

間違いなく俺らが1番カッコよく、会場を沸かせて帰ります! 期待大で待っていてください!

ー「ツタロックDIG LIVE Vol.8」に気になる共演者はいますか?

どのアーティストも素晴らしく、普段から聴かせていただいているアーティストさんばかりです! お会いした事はまだないですがリュックと添い寝ごはんさんと時速36kmさんは個人的に共演できてとても嬉しく思っています。

ーバイリンジボーイの今後の活動について、何か計画していることがあれば教えてください。

今は来年大きなステップアップをする為の準備をしています。まだまだこれからあらためていきます。来年はいい曲を作って、ライブではいろんな所に行って、みんなが最高に喜ぶニュースを沢山発信します!


<ライブ情報>

「ツタロックDIG LIVE Vol.8」

2021年11月6日(土)東京・TSUTAYA O-EAST
時間:OPEN 12:30 / START 13:15 / CLOSE 20:00 ※変更可能性あり
主催・企画:CCCミュージックラボ株式会社
制作:株式会社シブヤテレビジョン
協力:Rolling Stone Japan
協賛:eggs
問い合わせ:TSUTAYA O-EAST 03-5458-4681
公式HP:http://tsutaya.jp/dig_8/
出演者:藍色アポロ / COWCITY CLUB BAND / the quiet room / 時速36km / バイリンジボーイ / マルシィ / bokula. / ヤングスキニー / reGretGirl / リュックと添い寝ごはん(※50音順)
【一般発売(10月16日10時~)】
イープラス専用URL:https://eplus.jp/tsutarockdig/
ぴあ専用URL:https://t.pia.jp Pコード:205-949
ローソンチケット専用URL:https://l-tike.com/order/?gLcode=70613 Lコード:70613
※ご購入の際は、専用URLで詳細をご確認ください。
※申込枚数制限:お1人様2枚まで
【本公演の新型コロナウイルス感染拡大防止対策について】
ご来場のお客様に以下のご理解・ご協力をお願いさせていただきます。
①本イベントは政府及び行政からのガイドラインを遵守し、定員を通常キャパシティの半分以下とさせていただきます。
②ご来場の際は、マスクの着用をお願いいたします。マスクをご着用いただけないお客様はイベントご参加をお断りさせていただきます。
③入場時に検温を実施いたします。37.5度以上、または37.5度未満でも平熱より高い場合、発熱の有無に関わらず体調不良の症状がみられる場合は入場をお断りします。
④手指消毒をした上でご入場お願いいたします。
⑤公演中の来場者同士の接触はお控えください。
⑥場内における大声での歓声・声援はお控えください。
⑦お客様同士十分な間隔を確保してください。
⑧身近な人に感染の疑いがある場合、入場の自粛をお願いいたします。
⑨ご来場のお客様には新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)インストールを推奨させていただいております。
上記の事をお守りいただけない、周囲の方に迷惑となる行為を働かれる場合は、ほかのお客様の安全確保の為、ご退場いただく場合がございます。
また、運営スタッフ一同以下を遵守いたします。
①マスク着用の義務付け
②小まめな手指消毒
③施設の清掃を徹底
④場内の換気に努める
⑤対面販売時、飛沫防止対策の為ビニールなどで間を遮断

<リリース情報>

バイリンジボーイ
2ndシングル『かそくのきせつに』

発売日:2021年7月7日(水)
価格:1100円(税込)
仕様:トールジャケット特別仕様(DVDパッケージ)
=収録曲=
1. 56km
2. cry cry cry
3. そばに

バイリンジボーイ 公式HP:https://bylinziboyz.themedia.jp/

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