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AKIRA with THE ROCKSVILLEがロックンロールをアップデートする理由

Rolling Stone Japan / 2021年12月9日 11時59分

AKIRA with THE ROCKSVILLE

Luv-Enders(ラヴェンダーズ)のボーカリストAKIRAによる初のソロ・プロジェクト、AKIRA with THE ROCKSVILLEが、1st アルバム『L.U.V』を2021年12月9日にリリースする。

KOZZY IWAKAWA(THE MACKSHOW, THE COLTS)全面プロデュースのもとで制作された今作は、オリジナル7曲、カバー3曲で構成されたDISC-1とクリスマスソングを集めたDISC-2の2枚組アルバム。50~60年代のロックンロール、パンクロックのカバーを中心としたこれまでの作品とはガラリと印象が変わり、ヒップホップからの影響が色濃い楽曲など、20代のアーティスト・AKIRAの感性がKOZZYの百戦錬磨のサウンドアプローチで引き出された傑作となっている。じつの親子でもある2人に、今作を取り巻くエピソードについて、レコーディングが行われたROCKSVILLE STUDIOにて語ってもらった。

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―AKIRAさんのファンにとっては待ちわびた新作だと思います。まず完成した今のお気持ちを訊かせてください。

AKIRA:もう、「できてよかった」っていう感じです(笑)。2020年12月にクリスマスソングをリリースしたときから、2021年には新作を出そうと話していたんですけど、こんなにオリジナルを入れる形になるとは思いませんでした。結果、良い作品ができたと思います。

KOZZY:僕がこのスタジオで何かをテストするときには、AKIRAに仮歌を歌ってもらったりとか、今まで録りためた曲が結構あったんですよ。そういうものを含めて出したらフルアルバムぐらいの尺になるかなって。歌詞もあるっていうので、どうせだったらオリジナル曲も作ってみようということで制作を始めました。僕もコロナ禍で自分のライブ活動が満足にできなかったんですけど、逆にこの1年、過去に頼まれていた色んな音楽作業ができたところもあったんです。ただ、プロデューサーとアーティストという形になると、どうしてもAKIRAのことが後回しになっちゃうというか。「若いんだし、そんなに急いでないでしょ?」みたいな(笑)。でも、ここまでコロナでお休み期間が長くなると、期待して見てた若いバンドマンたちも、メンバーが辞めて活動できなくなってしまったりしているんです。そういうのを聞くとすごく残念だなって。実際、AKIRAを自分の娘として考えたら、20代の期間が2年間もなくなっちゃったというのは、本当にかわいそうだなと思うし、何か若い人の手助けができないかなという気持ちもあったんですよね。その1つとして、若いミュージシャンとプロデューサーという関係で始めたところもありました。



―プロデューサーとミュージシャンであり、普段は親子なわけですけど、その辺の切り替えはどうなんですか?

KOZZY:家に帰ると、普通の親子になっちゃうんで。飯食ってるときは、「ちゃんと野菜食えよ」とか言ってるんですけど(笑)。

AKIRA:(笑)。

KOZZY:じゃあ飯食い終わったら続きをやろう、とか。この曲に合うような歌詞あるかどうかとか、Xmasに限定せずに色んなホリデーシーズンの曲をやろうとか。そこは、日本で生まれ育った自分と、アメリカで長いこと生活してきたAKIRAのフィーリングの違いって常々感じることがあるので、そこの面白さを曲にしたら良いんじゃないかなと思いました。



―1曲目の「Tokyo Girl」で飛行機が飛び立つ音から始まることもあって、10代から今に至るAKIRAさんの物語で一枚になっている印象を受けます。

AKIRA:たぶん「こういうテーマでやろう」って最初に作った曲が「Tokyo Girl」だったと思います。詞を書いてたら旅立つ感じの曲になったので、飛行機の音をつけて「いくぞ!」っていう曲にしようと思ってましたし、ストーリー性をつけていこうというのは話してました。

―2曲目の「Whatever Gets You Thru the Night」はジョン・レノンからこの曲を選ぶのは意外な気がしますけど、ストーリー性を考えたら夜中に飛行機が着いてアメリカにやってきたみたいにも聴こえます。

AKIRA:うん、そうですね。そういうイメージがあったから2曲目にしました。

KOZZY:この曲のオリジナルはジョン・レノンとエルトン・ジョンとのデュエットで、もともとデモテープだったらしくて、半分ぐらいしか録ってないんですよね。たぶん、繰り返し分はテープでくっつけて、回転数も後から速くしているんだと思います。リハのテープだから、ベースなんかめちゃくちゃ間違ってるんだけど、ジョン・レノンが「そのときの空気が大事なんだから直すな」って言ってそのまま使ってるらしいんですよ。



―AKIRAさんは、こういう話を小さい頃から聴いて育ってきたわけですね。

KOZZY:そういうことです。嫌になるほど(笑)。

AKIRA:そうそう(笑)。この曲は、実際に夜中にその場のノリで歌いました。カバーはラヴェンダーズでいろいろやってきたんですけど、その中でもこの曲は歌うのがむずかしかったですね。結構頑張りました。

―でも、英語が話せるAKIRAさんだからこそ、出だしの”Whatever Gets You Thru the Night”という歌詞が淀みなく歌えるんじゃないですか。

KOZZY:そうなんですよね。自分が歌うときは、慣れ親しんだ曲でも歌詞カードを見ると英語がむずかしくて避けてきた部分もあったんですけど、それを歌ってくれるならやりたい曲はたくさんあるからっていうのも、今回カバーを入れた理由でもありました。

―ハモリはAKIRAさんが自分で重ねてるんですよね?

AKIRA:そうです。裏でKOZZYさんがガヤを入れてますけど(笑)。歌はマイク1本を2人で囲んで録ったんです。

KOZZY:そこは音的なこだわりというか、昔のレコードはそうやって作られているし、僕のレコーディングでもいつもそうやって作っているので。なるべくそういう風に録るようにしています。



―今回、ほとんどの曲の演奏も2人でやっているということもあって、20代のAKIRAさんの感性とKOZZYさんがやってきた王道な音楽の作り方がすごく上手く融合されていると思います。特に「Remember Me to Myself」にはそれを感じました。

AKIRA:この曲は、今までにない感じだと思います。私が新しい音楽を聴いていて、「この曲良いんだよね」って話すこともあって、それが上手く相まってできた曲かなと思います。



―初めてのオリジナル曲「Homecoming」(2018年発売の2ndアルバム『Luv-Enders Explosion!』に収録)もそうですけど、AKIRAさんの歌詞って日本語と英語が混ざっているところが特徴ですよね。その手法はKOZZYさんのルーツでもあるキャロルのジョニー大倉さんの系譜からきてると思っていたんですけど、今作の曲たちを聴くと、そういうルーツをなぞっているわけじゃなくて、「Remember Me to Myself」なんかはヒップホップ的な感覚で書いているんだなって感じました。

AKIRA:それはありますね。ヒップホップも聴くことが多いし、そういうアーティストの言葉遊びの上手さとかに倣って書いたというのは、大いにありました。日本語にも聴こえるし英語にも聴こえるようなところが面白いなって。でも「あ、歌っているのは日本人なんだ?」みたいな。そういう感じでワクワクしてほしい感じで書きました。それと、日本語だったらクサくて言えないけど英語だったら言えることもあるから。

―この曲は、異国に行って孤独な心境を歌っている?

AKIRA:今の私が過去の自分に手紙を書いた曲なんです。最初の部分は今の自分なんですけど、昔のことを思い出して手紙を書いて、昔の自分の視点に移るんです。

KOZZY:タイプライターで自分に手紙を書くのはどうかなと思って、ヤフオクでタイプライターを落札して、AKIRAと一緒に受け取りに行ったんです。それで出品者の方に会ったら、父親が若い頃に買ったものでずっと持っていたそうなんですよ。それを使って冒頭のタイプライターの音を入れました。それと、アルバムの他の曲は、声を張った感じが歌の魅力だと思うんですけど、この曲はトーンを落とした方が良いと思って、キーを3回ぐらい変えました。今作の中でも時間をかけた曲ですね。

AKIRA:これは、喋ってるのと歌の間みたいな感覚で作った曲ですね。

KOZZY:そこの感覚がもう、我々とは違うから。喋ることと歌うことが同義語という感覚は僕の中にはないんですよね。歌詞に関していえば、英語と日本語が混在している歌詞は自分の師匠みたいなジョニー大倉さんから受け継いでやっているものだけど、そういうものとはまたちょっと違うというか。ただ、韻の踏み方はヒップホップからきてるかもしれないけど、ロックンロールも韻を踏んでない曲なんかないわけで。そこの、自分とAKIRAの考え方の共通するところと違うところというのが、意外に面白いなと思うんです。例えば、曲に言葉をはめてみて歌ったときに、AKIRAがヒップホップ的に捉えて「ちょっとハマりがわるいな」とか考えるのは、僕が思っているロックと感覚は同じなんですよね。そこは相反するようで共通点なのかなって思います。



―ラヴェンダーズがデビューしたときに、AKIRAさんは「自分と同じ若い世代にロックンロールを伝えていきたい」という使命感をハッキリ口にしていましたけど、そこはかなり今回のアルバムでアップデートされていますよね。

AKIRA:ラヴェンダーズを知っている人がこのアルバムを聴いたら、「全然違うじゃん!?」ってなると思います。自分もこの2年間でだいぶフィーリングも変わったし、色んな物事の捉え方も変わったことを踏まえた上での今作だと思うし、そこは歌詞にも表れていると思います。

―「California Girl」も、そういったAKIRAさんの特徴がよく出ている曲ですね。

AKIRA:これも自分がアメリカに住んでいたときの日常を歌った曲なんですけど、そのとき思っていた何気ない気持ちというか、隣のおじさんに挨拶したけど返事が返ってこなくてムカつくなあ、とか(笑)。そういうことを書いて歌っていった結果、カリフォルニアらしいカラッとした景色が見えてくる曲になったと思います。



KOZZY:カルフォルニアって明るくてみんな陽気なんだけど、どっかおかしいもんね(笑)。結構クレイジーなやつも多いから。

―リラックスした曲調とサウンドだけど、小さくスクラッチが入っていたりするのはそういうところを表現している?

KOZZY:自分はずっと住んでいたということはないから、外から見たり聴こえたりするカルフォルニアの音は、そういうゆるくて雑多なごちゃ混ぜな感じなんですよね。向こうだとアコースティックギターは乾いた良い音がするし、ストリートミュージシャンは下手だし(笑)。でも、関係ないんですよね。ハッピーなやつがストリートにいてやってるんで。「みんな良い感じで悪くてゆるい」っていう感じを上手く曲で出せたらなと思いました。それは、僕たちみたいに良い年をして海外に憧れている部分と、実際に住んでいたAKIRAからすると「あんなところ行かないよ」っていうところにギャップがあるわけなんですよ(笑)。



―今回、親子ながら作りながらお互いを知るみたいなこともあったわけですか?

KOZZY:まあ、スタジオに入って作業するときは、ほぼ親子であることは考えないですね。僕は声を出してくれるアーティストだと思ってやってるし、そうじゃないとわざわざ時間を作ってやらないと思うんですよ。その中で、自分が表現したいもののボーカリストとしてAKIRAがいて、自分が思っているように歌ってもらって、それを受けて僕はどうするかっていうキャッチボールは、他のミュージシャンたちとやってることとなんら変わりはないです。僕がギターを弾いてトラックを作ってAKIRAがボーカルを入れた後に、「これはやっぱりAKIRAが弾いてくれない?」って、自分のギターと差し替えたりもしています。だから、アコースティックギターに関してはほとんどAKIRAに弾いてもらいました。AKIRAの歌にグルーヴを入れるには本人のアコースティックギターの良い感じの揺れがあった方がいいなって。カルフォルニアに憧れて想像して弾くのと、実際に暮らしていた人間が弾く本当にゆるいギターとは違いますからね(笑)。

AKIRA:「この曲、アコギ1本にするから」って言われて、大丈夫ならそれでいいですけどって(笑)。

―プロデューサーとしてAKIRAのボーカル、ギターを聴いたときに、だいぶ成長は感じたんじゃないですか?

KOZZY:もちろんそれはありました。自分の要望もあるから、重ねてもなかなかOKを出さないときもあるけど、逆にAKIRAが「もうちょっとやりたいな」というときでも、「いや、これでいいんじゃないかな」っていう良いころ合いがあると思うんです。そこは以前よりも高い次元でやれたなという気持ちはあります。

―今回改めて聴いてみて、特徴のあるボーカリストだと思いましたし、Xmasソングの方でも聴けるモータウン調の華やかなアレンジにすごく映える声だなと感じました。ご自身では以前と変わったところってありましたか?

AKIRA:ありがとうございます。ラヴェンダーズの2ndアルバムを出してからだいぶ時間が経っているので、ライブで知ってくれた人も少なからずいてくれて、たぶん周りの期待値も上がっていると思うのでプレッシャーはありました。そんな中で、自分が好きないろんなボーカリストの歌を聴いて参考にしながら、でも自分が持っている声でできるものを研究してました。この2年間ぐらいはコロナ禍でライブもできなくて、歌う機会が少なくて普通の人の歌になっちゃっていたので、レコーディングで「もうちょっとこうやって歌えたかも」って思うところもあったり、それはいつまでも満足できないと思うんです。でもそこは聴いてくれる人のためにも、自分のためにも常にアップデートし続けていたいと思うし、すごく意識していました。



―十分、期待に応える作品になっていると思いますよ。アーティストとしての成長という意味では、矢沢洋子さん、KEMEさんと結成した「EL COYOTE」(エル・コヨーテ)の影響も結構大きかったんじゃないでしょうか。

AKIRA:あれは大きかったです。年上のめちゃくちゃギターが上手い人とめちゃくちゃ歌が上手い人の真ん中でライブをやらせてもらって、ヘラヘラしているようで緊張で吐きそうになってたんですよ(笑)。今回収録している「Its So Easy」(リンダ・ロンシュタットのカバー/オリジナルはバディ・ホリー)が、お2人と初めてやった曲なんです。お2人ともすごくゆるいんですけど、めちゃくちゃプロなんですよ。「こういう風に歌ってこんな声が出るんだ」とか、「こうやってギターでリズムを出してるんだな」とか、一緒にやらせてもらったことで、自分にとってすごく刺激になりました。アコギを弾きながら3ピースで歌った経験が今作に活かされていると思うし、音楽的にも音楽をやっている女性としての向き合い方としても、良い影響があったと思います。

―「Indian Summer」はエル・コヨーテでやりそうな曲ですよね。

AKIRA:エル・コヨーテっぽいですね。「女の子3人なんだけど、なんかシブいですよね」ってよく言われたので。この曲は、かわいらしく聴こえるけどシブい、”ゆるシブい”曲です(笑)。

―”ゆるシブい”って新しいですね(笑)。この曲はレゲエっぽいけど露骨にレゲエじゃないですよね。

KOZZY:僕が作ったときは露骨にレゲエだったんだけど、これも歌を録った後にやっぱりAKIRAが弾いた方がいいんじゃないかってカッティングのギターを差し替えたら、”ゆるシブ”になったんですよ(笑)。

AKIRA::はははは(笑)。この曲は最初なかったんですけど、夏っぽいスカみたいな曲も入れたいよねっていう話をしていて。歌詞のファイルに「Indian Summer」っていうタイトルと韻を踏んだ言葉の羅列があって、それをもとに作りました。

―AKIRAさんは、今作を作ってみて10代で海外に行った自分を客観的に見れたところもありました?



AKIRA:それはありましたよ。「Remember Me to Myself」なんかは、無理をして大人になろうとしている自分のことを思い出して、今20代半ばになって「まあそんなに前のめりにいかなくていいと思うよ」って、ゆるい気持ちで見ているというか。「もっとそのままやればいいよ」っていう気持ちがあったから、”そのままでいい”っていう歌詞が書けたんだと思います。

KOZZY:AKIRAが海外に行ったことについて僕が良かったなと思っているのは、自分なりのバックボーンができたことが1つの魅力になっていることなんです。若い人がミュージシャンを目指そうと思っても、日本国内で過ごしていると画一化されてしまうというか、少数派のサブカルチャーを身に付けるしか自分のバックボーンにする方法がないと思うんですよ。特にAKIRAみたいな90年代生まれの世代っていうのは、景気が良くも悪くもない、世界的にもそんなに爆発的に何かが発明されたり何かがドカンと流行ったわけでもない、そんなさざ波の中で自分たちのカルチャー、バックボーンを作れって言われても……っていう子たちが多いんじゃないかなって思うんです。AKIRAにはそこを打破してほしいなっていう気持ちがあったから、海外に行きたいって言われたときも、「絶対行った方がいいよ!」って言って送り出したんです。それで結構長いこと海外に行っていたわけですけど、プロデューサーとして見たら、良い自分のバックボーンのフィーリングを掴んで帰ってきたなと思ってますし、そこが他の若いアーティストたちと違うのかなって思います。もちろん、同じような音楽を知っていて聴いている子もいるんですけど、その捉え方というのがまるで違っていて。日本で聴くSublimeと海外のビーチで聴くSublimeは全然違うんですよ。



―これまで、AKIRAさんはラヴェンダーズの作品でマージービートのカバーを中心にやってきたこともあって、「クラシックロックのカバーをやってる人」みたいに思われているところもあると思いますけど、今回のアルバムを聴くと全然違うし、決してマニアックな音楽をやっているわけじゃないんですよね。

KOZZY:うん、違いますよ。王道のロックは衝撃を受けた音楽の1つだとは思いますけど。LAの学校でロックの歴史みたいな授業があるっていうから教科書を見せてもらったら、ラモーンズの次にボーイズIIメンが載ってるんですよ(笑)。そういうめちゃくちゃなところが出ればいいなって思います。

AKIRA:古い音楽を聴いているのがカッコイイと思っているわけじゃなくて、それは一部なだけで。昔の音楽しか良い音楽がなかったら、今の音楽なんてなくなっちゃいますからね。ラヴェンダーズでやっていることもすごく好きだし楽しいけど、今の音楽も好きだし、全然マニアックではないと思います。

―それこそBTSの曲をYouTubeチャンネルで歌ったりしてますもんね。

AKIRA:そういう音楽を聴いたりしていたのも、今回のアルバムに影響していると思います。「カバーをやっている人」みたいなイメージを持っていた人もいると思うけど、このアルバムを聴いたらちゃんとわかると思います。

―DISC-2 には、2020年に配信と7インチでリリースされたXmasソング6曲が一枚に収録されています。

AKIRA:これは昨年、2週間ぐらいで作ったんですけど、Xmasになったらこのアルバムを聴くみたいな流れができてくれたらいいんじゃないかなと思って。単純に自分が聴きたいというのもあったので、1枚のCDにしました。これ1枚あればXmasは大丈夫っていう作品です。

KOZZY:これは本当によくできた1枚だと思いますよ。

AKIRA:音を聴けばすぐ、このスタジオで作ったことがわかると思います。本当に自画自賛なんですけど(笑)、「こんなにカッコいいXmasソングある?」という感じです。DISC-1を聴いていただきつつ、DISC-2を聴いて、知ってるXmasソングを私が歌っているのも楽しんでもらえると思います。

―今後はライヴも期待していいですか?

AKIRA:そうですね。2022年になったらリリースパーティを計画しているので、新しい音楽と新しい自分をお見せできれば良いなと思っています。




<リリース情報>



AKIRA with THE ROCKSVILLE
『L.U.V』
発売日:2021年12月9日

価格:3300円(税抜価格 3000円)CD2枚組
LABEL:B.A.D RECORDS UNITED
発売・販売:SOUL TWIST INC.
=収録曲=
DISC-1
1. Tokyo Girl
2. Whatever Gets You Thru the Night
3. Remember Me to Myself
4. The Night in the Valley
5. California Girl
6. Indian Summer
7. Its So Easy
8. Thats My Jam
9. Hey Tonight
10. 恋のヴァレンタインビート

DISC-2 Xmas Songs
1. ジングル・ベル
2. サンタが街にやってくる
3. フェリス・ナヴィダ
4. ウインター・ワンダーランド
5. ホワイト・クリスマス
6. 恋はキャンディ・ケイン (アルバム・ヴァージョン)

Official HP : http://bad-rec.com/

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