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トランプ元大統領を殺すと発言した男が逮捕

Rolling Stone Japan / 2022年2月1日 7時0分

Jason Behnken/AP

ドナルド・トランプ元大統領を誘拐し殺害すると発言した男が逮捕された。

逮捕された男はニューヨーク在住のトーマス・ウェルニッキ72歳。トランプ元大統領のほか、12名の議員らに対し、殺害を仄めかす内容を連邦機関に電話で述べたとされている。電話では直接トランプ元大統領の名前が挙げられたわけではなかったが、「2017年1月20日から2021年1月20日まで米国大統領を務めた『個人1』」とされる人物への言及があった。

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2020年7月、ウェルニッキは合衆国議会警察に対し、「トランプが選挙で敗れたのに退陣を拒んだら、武器を手に取り彼を引きずり下ろしてやる」、「私は誰も傷つけたくないが、ファシズムに対抗するために立ち上がる用意はできている。神が『個人1』を打ち倒してくれることを心底祈っている」と述べたとされている。



2021年1月4日、トランプ支持者たちが議事堂を占拠する2日前、ウェルニッキはシークレットサービスのロングアイランド・レジデンス事務所に電話をかけ、2通の留守電を残した。どちらの音声でもウェルニッキは、トランプ元大統領と他12名の議員を殺害することを言い残している。最初の音声で彼は、「『個人1』を引きずり下ろすためにできることは全てやる」と述べ「これは脅迫に違いない。ここに来て私を逮捕してみろ。『個人1』と12匹の猿どもを引きずり下ろすためならなんだってやってやる。マンハッタンでやれる機会があったら最高だったが……。明日『個人1』はジョージア州だ、私は必ずやるぞ」と続けた。

2021年11月8日、今度はシークレットサービスのニューヨーク事務所に電話をかけ、トランプ元大統領をヒトラーのようだと繰り返し揶揄したとされている。彼は「『個人1』の死を確実にするためにできることは全てやってやる」と述べた。

2021年12月2日、ウェルニッキは再びシークレットサービスのニューヨーク事務所に電話をした。今度は22口径のライフルを持ってトランプ元大統領の住居前でデモを行うことを述べたようだ。彼は「次なる内戦はもう始まる。投票が操作されたなら、武器をとって立ち上がるべきだ」と発言した。

ウェルニッキの電話に対応したシークレットサービスの男性はコメントを発表していない。州弁護人のディアドラ・フォン・ドーナム氏がウェルニッキの弁護人としてその電話に立ち会ったようだが、彼女からもコメントはないようだ。

From:Man Arrested For Allegedly Telling Secret Service He Wanted to Kill Donald Trump

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