1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 音楽

MOONBIN&SANHA(ASTRO)が語る、2ndアルバムで挑んだ挑戦と夢

Rolling Stone Japan / 2022年3月25日 18時0分

MOONBIN&SANHA(ASTRO)

韓国の6人組ボーイズ・グループ「ASTRO」のメインダンサーでありサブボーカルのムンビンと、リードボーカルのユンサナによるユニットMOONBIN&SANHA(ASTRO)が、2ndミニ・アルバム『REFUGE』をリリースした。

「悪を退治する」というコンセプトの上に制作された本作では、ダークな楽曲をはじめ、ダンスやMV制作など新たな試みに挑戦。そんな本作について、韓国にいる2人にオンラインで話を聞いた。

関連記事:BTSが人々の心や社会にもたらした変化

ーお二人はASTROのメンバーとしても活動されていますが、MOONBIN&SANHAでの活動への向かい合い方や考え方の違いを教えていただけますか。

MOON BIN:MOONBIN&SANHAでは、ASTROで6人で埋めているものを2人でやらないといけないので、1人1人がよりエネルギーを使わなければいけないんです。今回のアルバムは、1stアルバムより成熟した多様なジャンルを表現しようと思ってやっていて。ステージで6人で見せるエネルギーを2人で見せるので、歌のビートもそうですし、顔の表情などにも力を入れて気をつけてやっています。



ー本作を制作するにあたり、2人でどのようなことを話したんでしょう?

YOON SAN-HA:僕はASTROで1番年下なので、お兄さんたちについていくんですが、6人それぞれみんな違う考えがあるので、いい意見もいっぱい出るんです。今回も、MOON BINお兄さんの意見をたくさん聞いて、それがすごくいいなと思って制作に励みました。

ーアルバムタイトルの『REFUGE』には、どういう意味があるんでしょう?

MOON BIN:疲れた人たちが僕たちを見たり聴いたりして休めるように、という意味を込めて準備しました。悪を退治するとか、そういう大きな枠のコンセプトを土台に曲を作っていったんです。


MOONBIN

ーお2人にとっての悪はどういうものなんでしょう。

MOON BIN:人によって思う悪は違うと思うのですが、今までのよくない記憶、トラウマをこのアルバムで少しでも癒やしたいということを考えて作りました。

【写真を見る】MOONBIN&SANHA(ASTRO)

ー収録曲の中で、思い入れ深い曲を訊かせてください。

MOON BIN:全部の曲に思い入れはあるんですけど、タイトル曲「WHO」は、僕たちが表現したいことができた曲で、特に思い入れが深いです。全体的なムードもそうなんですけど、強い部分もありながら柔軟な部分もある。歌だけを聴くのではなくて、ステージングも見ていただけたらいいなと思っています。

YOON SAN-HA:僕も「WHO」です。お兄さんと同じなんですけど、レコーディングするときに作曲家の方が歌を活かしてくれていたんです。レコーディングにすごく時間がかかって本当に苦労したので、愛着が湧いていて、ダンスもとてもかっこよくて。MVも新しく撮っていますし、1番おすすめしたい曲です。

ー歌うのが難しい曲だったんですか?

YOON SAN-HA:今までの発声方法ではなく、ちょっと違った感じでというか。新しい歌い方にチャレンジしないと合わない曲なので大変でした。僕は普段ポップソングのスタイルをそんなに聴かない方で、どちらかというとバラードが好きなんです。今回は全体的にリズムがあって、ポップスの要素が多かったので、ガイドの歌を聴いたときに本当に心配したんです。僕に全然似合わないんじゃないかなって。でも、録音してみたら僕の新しい歌ができたなという感じで本当によかったなと思いました。

MOON BIN:僕はポップソング的な歌が好きで得意なのでSAN-HAさんよりは大丈夫だったんですけど、SAN-HAさんはちょっと大変だったのかなと思います。今回のアルバム自体が、1つの作曲家チームでポップソング的な感じに作ってくださっていて。プライドのある先生たちと一緒に作業したので全曲全部聴いてほしいです。



ーステージングでも新しい試みはありますか?

MOON BIN:ダークな感じの歌だったり、特にコーラス部分をビートだけで持っていく曲だったり、やったことがないスタイルのパフォーマンスが多かったです。今までは発散する形のパフォーマンスが多かったんですけど、今回は中にグッと持ってくるような感じの振り付けなので、歌とともにとてもいいものができていると思います。

ーアルバムの制作時に印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

YOON SAN-HA:今回のアルバムは振り付けの難易度がすごく高くて。僕のダンスの実力ではもっと練習しなきゃという振り付けだったんですね。振り付けの先生方とMOON BINお兄さんはダンスが上手だからできたんですけど、僕はちょっとぎこちない感じになっちゃって。そのときは苦労しました。


SANHA

ーMOON BINさんは笑顔で聞いてらっしゃいましたが、当時のことを教えてください。

MOON BIN:今回の振り付けのスタイルは、今までやってきたものと全然違うので新しい感じを受けましたし、SAN-HAはちゃんとついていっていたと思います。自分たちがやってみたらこういうふうになるんだと思って、おもしろかったです。



ー「Ghost Town」のMVのエピソードも教えていただけますか?

MOON BIN:あれも新しいチャレンジでした。限られた空間の中で、後ろの背景だけ変えて、あとは表情で変えていく感じで、6時間ぐらい撮影したんです。顔の表情もどんどん変えていくし、あと、実は歌のビートを2倍のスピードで撮ったので、口を合わせていくのが大変でした。

YOON SAN-HA:MVをこれだけ短い時間で撮ったのが初めてだったんです。6時間で終わるのは初めてだったし、後ろのスクリーンに絵が描いてあって、それ1つだけで設定を作っていました。僕たちの力だけで作らなければいけないMVだったので、すごく緊張していたんですけど、おもしろかったです。

ーお話を聞いていると、前作より表現力が深まった作品になったんですね。

MOON BIN:1stミニアルバムのときはユニットとして初の作品だったので、ファンの方々の期待に応えられるかなとか、2人だけでステージをちゃんと魅せられるかなとか思っていたんですけど、今回は2回目なので、1枚目のミニアルバムのときに感じた怖さはなかったですし、そういう作品になっていると思います。



ー今作での聴きどころがあれば教えていただけますか?

YOON SAN-HA:僕は全体の雰囲気を感じてほしいなと思っていて。ASTROでもMOONBIN&SAN-HAでも、「WHO」のようにダークな感じを出すのが初めてのチャレンジで。ハスキーな声も使いました。今までのファンの方が聴いたら、ちょっと違う印象を感じてくれるんじゃないかな。1ヶ所ポイントというよりは、全体の雰囲気を聴いてほしいなと思います。

MOON BIN:SAN-HAさんと似ているんですけど、1ヶ所のポイントではなくて全体的にパフォーマンで全部を持っていくような作品になっているので、集中して見てもらえるようなものになっていると思います。

ーグローバルに活躍されているお2人ですが、それぞれの夢を教えていただけますか。

MOON BIN:この状況が落ち着いたら、ファンの方に直接会いに行きたいです。コンサート、ファンミーティング、どんな形でも出会いができるといいなと思いますし、日本に行って、コミュニケーションをとることをしたいです。ASTROとしても、ユニットとしても、個人としても、多様な姿をお見せしたいです。

YOON SAN-HA:僕は今日本の歳で22歳なんですけど、22歳だから見せられるものを全部見せていきたいと思っています。やりたいことがとても多いんです。少し前に6周年を迎えたんですけど、早く10周年になったらいいなと思うし、長く活動してファンのみなさんとも長くお付き合いしたい。バンドスタイルもやってみたいし、演技でも幅を広げたいなと思っています。本当にやりたいことがたくさんあります。


<リリース情報>

MOONBIN&SANHA (ASTRO)
2nd ミニアルバム『REFUGE』

韓国発売日:2022年3月15日(火)
日本限定特典付き:2022年3月29日(火)以降
=収録曲=
1. WHO
2. BOO
3. DIA
4. Distance
5. Ghost Town
3/29(火)以降、日本国内のCDショップ、オンラインショップにて日本限定特典付で発売予定。特典の詳細はHIANホームページ、公式Twitterをご確認ください。

HIANホームページ:https://hian.co.jp

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください