中島みゆきの救いと愛、ラスト・ツアーを瀬尾一三と語る
Rolling Stone Japan / 2022年4月30日 7時30分
日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出していく。2022年3月の特集は、『中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」』。今月は4週に渡り、2022年2月に発売されたライヴアルバム『中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」』収録曲を全曲紹介。1988年以来、中島みゆきのプロデューサー、アレンジャー、音楽監督を務める瀬尾一三をゲストに送る。
田家秀樹:こんばんは。FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」案内人・田家秀樹です。今流れているのは中島みゆきさんの「離郷の歌」。オリジナルが2020年1月に出たアルバム『CONTRALTO』の曲です。お聴きいただいているのは先月発売になった『中島みゆき2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」』からです。今週と来週の前テーマはこの曲です。
関連記事:中島みゆき最後の旅「結果オーライ」、瀬尾一三と振り返る
離郷の歌 / 中島みゆき
今月2022年3月の特集は「中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」」。2020年の1月から6月まで予定されていたみゆきさんのラスト・ツアー「結果オーライ」は24本のスケジュールのうち、8本を終えたところで中止になりました。2月に発売になったライヴアルバム『中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」』はその記録です。今月はこのアルバムの全曲紹介を1988年以来のパートナー、音楽監督、プロデューサー、アレンジャー、瀬尾一三さんとともにお送りしております。こんばんは。
瀬尾一三:こんばんは。
田家:1週目で瀬尾さんをお迎えするのは5回目と申し上げたのですが、ふと気になって数え直したら6回目でした(笑)。
瀬尾:6回も出てましたか(笑)。
田家:番組が8年で9年目に入っているので。
瀬尾:そのうちの6回、すごいですね。
田家:これが毎年恒例になるといいなと思いながら。
瀬尾:お互い頑張りましょう(笑)。
田家:ライヴアルバムはDisc1とDisc2に分かれておりまして、コンサートも一幕と二幕になっていました。
瀬尾:それと同じセットリストで順番も同じで休憩でディスクを変えていただくという形になっています。
田家:1週目、2週目でお聞きしてきたんですけども収録を瀬尾さんがリハーサルからずっとお録りになっていて、それは誰も知らなかった。
瀬尾:これは教えることでもなんでもなかったので、僕とPAのエンジニアともう1人僕と一緒にコンサートとかのディレクターをやっている人、3人しか知らなかったです。
田家:舞台監督ということですか?
瀬尾:いえいえ、違います。所謂音の方。僕の音の方のアシスタントをしてくれている人が、レコーディングのディレクターなんですけども知っていたのは彼と3人だけです。
田家:それは秘密にしておこうということではなくて?
瀬尾:そんなつもりは全くなく、ごく普通にやっていたのが大事になってしまって、別にこれが最後まで完走されていたら公表をすることもなかったわけです。
田家:先週は「何のために録っていたんですか?」というのをお聞きして、なんで言わなかったんだろうと思ったのですが、言うようなことではないということなんですね。瀬尾さんの中では当たり前のことだったんだけれども、周りの人から見たら「えー!」ってひっくり返ることだったという(笑)。
瀬尾:本人も「背筋が寒くなった」って言っていましたけどね、そんなものを録っていたなんてって(笑)。
田家:それがあったからこういう特集が組めて。一幕の最後は先週の最後の曲、アルバム『CONTRALTO』の中の「齢寿天任(よわいことぶきそらまか)せ」だったわけで、『CONTRALTO』の中の曲で一幕が終わって、その中の曲で二幕が始まる。
瀬尾:彼女は発信者なるので、ライヴでやりたいというものをするべきで、全てを懐かしい曲でやってしまっても意味がないので。常に新しいものを発信している表れですね。
田家:新作アルバムが発売になったときはアルバムの中の曲を携えて、ツアーを行うというのが普通のパターンですよね。
瀬尾:それはごく一般的ですよね。彼女には通じませんけども(笑)。僕が関係したコンサートでも一度も新しいのを歌っていないコンサートもあります。
田家:たしかにそうですよね。ラスト・ツアーの話は2019年ぐらいに出ていたということは、『CONTRALTO』を作ったときにはもうあったと。
瀬尾:そうですね。
田家:そういうアルバムがラスト・ツアーと平行して作られていたと考えながら次の曲を聴くとまた違って聴こえるかもしれませんね。
離郷の歌 / 中島みゆき
田家:優雅な始まりですねー。
瀬尾:オリジナルのイントロがちょっと短いので、幕が下りていたところを開く感じを出したくてコンサート用に作りました。弦楽器だけの隠れイントロみたいなものを作って、それで本当のイントロに入る形になっています。
田家:一幕目の1曲目が「一期一会」で対になっているところがある感じもありますけども、一幕と二幕の始まりという。
瀬尾:ここから二幕が始まる、ちょっとあらたまった感じ。
田家:あっけらかんとまでは言わないですけども、”天任せの終わり方”とどこか別の世界に行っている感じがありますもんね。ライヴ盤でもとてもふさわしい1曲目であります。一幕もそうだったのですが、二幕もメドレーというのが絶妙な組み合わせです。「離郷の歌」の後に「この世に二人だけ」「ナイトキャップ・スペシャル」「宙船(そらふね)」という。1983年のアルバム『予感』、2003年のアルバム『恋文』、2006年のアルバム『ララバイSINGER』。こんなに時間が空いている曲がそれぞれの曲に発売年は関係ない。
瀬尾:もう全く関係なく。
田家:これをアレンジしたときに意図したことはどんなことだったんですか?
瀬尾:他の曲もそうなんですけれども、繋げるときにいかにスムーズにというのが僕の腕の見せどころなので。スムーズ感で世界観がカッと変わるというのを考えさせられるので、僕はこういうのはすごく好きな仕事ですね。
田家:オリジナルの曲のスタイルは全然違う3曲でしょ。どう統一感を持たせるかみたいなことは?
瀬尾:統一感というよりか、僕はあくまで彼女が作った作品に沿ったサウンドをつけているので、あくまで統一感を作るのはご本人の歌であって。僕は彼女が表現しやすい状況を作ろうとしているだけのことなので、彼女の力量、歌い手の力量でしかない。
田家:例えば、「3曲こう繋げたいんです」というお話が来たときに、長さをどうしようとか、どこをカットしようかみたいなことも考えながら?
瀬尾:「ここはカットしておいた方がいいかな」とか、そういう話はしながらやっています。
田家:3曲ともそういう意味では人間関係の歌ですもんね。思うようにならない人間関係とか、女友だちに対しての歌であったり、性別を超えて檄を飛ばす歌だったり。
瀬尾:始めの「この世に二人だけ」の歌は男女の歌で、報われない恋というか。「ナイトキャップ・スペシャル」は女性同士の友情を歌っている、さみしいんだったら私がいるよというのと。「宙船」は全人類に対して喧嘩を売っているやつなので(笑)。喧嘩は売ってないか(笑)。
田家:励ましている(笑)。
瀬尾:励ましているやつなので、「あんたの生き方は自分で決めな!」って言っているもので、「人に決められるものじゃないよ」って言っている曲です。
田家:1つの人間讃歌と思って聴いていただけたらと思いますね。「この世に二人だけ」「ナイトキャップ・スペシャル」「宙船(そらふね)」です。
この世に二人だけ / 中島みゆき
ナイトキャップ・スペシャル / 中島みゆき
宙船(そらふね) / 中島みゆき
田家:こういう感じだな(笑)。「宙船(そらふね)」の最後は圧巻でしたねー。
瀬尾:僕が自分で自己満足してちゃダメなんですけど、かっこいいですね(笑)。
田家:メンバーはドラム・島村英二さん、ベース・富倉安生さん、キーボード・小林信吾さん、キーボード・十川知司さん、サックス・中村哲さん、マニピュレーター・飯塚啓介さん、ギター・古川望さん、コーラス・杉本和世さん、宮下文一さん、石田匠さん、相曽晴日さん。そしてお名前省略してしまいますが、ストリングスがチェロ2名、バイオリン4名の計6名。
瀬尾:もう大編成ですね。
田家:で、「宙船(そらふね)」は宮下さんがフィーチャーされておりました。掛け合いは迫力ありますね。
瀬尾:1人で歌うのには字余りになっちゃって、リズムの中で歌えないので苦肉の策ですね(笑)。
田家:演奏の中心になっていたのがキーボードの小林信吾さんです。今回のアルバム『中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」』は初回版に特典映像がついておりまして、この特典映像がミュージシャンの人たちの表情を実に生き生きと捉えているなと思ったんですね。
瀬尾:それも偶然の賜物で、監督がリハから録りたいという。初めは本編があって、それの付録という形でメイキングを撮ろうと撮っていたものなんですよね。だからドキュメンタリータッチなんですけども、ファンの方は中島さんを見たいだろうけど、中島さんはあまりそういうの好きじゃないんですよ。「私を映さないで、みなさんを映して」とか言う人なので。監督はずっと中島さんばかり追っかけていたいんでしょうけど、途中でどこかに消えちゃうんです(笑)。
田家:今までそういうリハーサル映像が入ったりしているものも多いですけども、大体みゆきさんだけですもんね。
瀬尾:そうですね。今回は初めからドキュメント一本という形で撮っていたので、曲もステージを映しているのもあるんですけども、ワンコーラスしかなかったりする。奇跡的に最後の曲だけが全部撮っていて本当に助かったというか。ワンカメなので角度を変えるわけでもない、舞台の歌のシーンを見てると寄ってくれよとかって思う心の声は聴こえるんですけども、ワンカメなのでしょうがないんですよ(笑)。
田家:ミュージシャンとスタッフの和気あいあいとした雰囲気も楽しめる映像であります。その映像にはこの曲も何度か出てくるのでお聴きいただきます。
あたいの夏休み / 中島みゆき
田家:この曲の間に衣装替えがあったりするわけで。
瀬尾:その間、ミュージシャンのプレイを楽しんでいただこうと思って、各パート、サックス、シンセサイザー、それからギターというふうに16小節ずつ回したんですけども、みなさん上手いのでフリージャズみたくなっています(笑)。
田家:このリハーサルの映像の中に瀬尾さんがみゆきさんの衣装替えが速いので驚いているシーンがありました。
瀬尾:本当はもっと長かったんですよ。衣装替えが何分かかるか分からないので本当は間奏がもっと長くて。「じゃあ、ちょっと減らすね」って言って減らしていったんですけども、それで今の長さになった。
田家:特典映像の中の「あたいの夏休み」に関することで、エンディングが短くなったりしている。これも瀬尾さんが「エンディングを短くしてね」みたいな話をされていて。アウトロか。
瀬尾:そうです。いろいろとその後に問題の空欄の15曲目が(笑)。
田家:これはコンサートをご覧になった方、それからコンサート会場でツアーパンフをお求めになった方しか知らないことですけどね(笑)。
瀬尾:実は幻の15曲目というのがありまして、「旅人のうた」はこれもずっとリハはやっていたんですよ。
田家:リハーサルの映像の中で出てきますもんね。
瀬尾:「あたいの夏休み」はそれに繋がるようになっていたんです。それが突如、「旅人のうた」をやらないということになったので、繋げることが必要ではなくなった。急遽「あたいの夏休み」のエンディングを作らなきゃダメになりまして、それで短く作りました。
田家:なぜなくなったかは、みゆきさんがステージでお話をされていますけどもね。
瀬尾:トイレ時間です(笑)。休憩が15分という予定で組んでいたんですけども、15分を20分にするから1曲減らすとなって。ちょうどいいのをずっと探してたら、中島さんが「あ、5分ぐらいのがあった」って言ったので「なに?」って言ったら、「「旅人のうた」だ」って。じゃあ、それをカットしましょうってことで、ゲネプロの日かなんかがあって、そこでみなさんに発表して、「えー!」とかって言っているやつです(笑)。
田家:コンサート会場に行って、コンサートパンフをお求めになった方と、ライヴアルバムだけしか情報がない方とは話がなかなか噛み合わなかったりするかもしれないというのが、「旅人のうた」でありましたが。
瀬尾:ちょこっとリハーサルで歌っているので、それで許してください(笑)。
田家:そろそろ大詰めに差し掛かっております。何回も申し上げてますけども、このツアーの選曲、最初で最後ならではの流れになっておりまして、後半4曲はその極めつけ。
瀬尾:どの曲で幕を下ろしてもいいような曲ばかりですね、続いちゃって。
田家:どんな4曲かと言いますと、「麦の唄」と「永遠の嘘をついてくれ」が続いておりました。その後に「慕情」と「誕生」という倒れそうな4曲が残りました。
瀬尾:これ絶対普通のツアーだったら、どれか1曲で終わっていますね。所謂コンサート終わりですね。コンサート終わりの曲をこんなに続けてやってしまうというのは、よほどの本人の覚悟だと思います。歌うのにもエネルギーがいるし。
田家:「慕情」と「誕生」は来週お聴きいただこうと思うのですが、今週は「麦の唄」と「永遠の嘘をついてくれ」これが繋がりましたー。希望の歌と世捨て人の歌みたいな(笑)。
瀬尾:はははは! いやいや、そうでもないですよ! どっちも希望の歌ですよ(笑)。「永遠の嘘をついてくれ」も希望の歌ですよ。
田家:しかも「まっさん」と「つま恋」という象徴するエピソードもあるわけで、この2曲を繋げたときの共通するイメージはどういうものだったんですか?
瀬尾:彼女の繋げ方は対照的なものを繋げるというのが結構多いと思うんですよね。「麦の唄」みたいな人間としての男女の愛と、「永遠の嘘をついてくれ」は男の友情みたいな。いつまでの俺の理想であってくれよという。はじめこの曲を吉田(拓郎)さんのための作ったときに、めちゃくちゃこの人皮肉屋だなと思って(笑)。それを何気なく歌っている吉田さんもすごいなあと思って。これはつま恋で2人を一緒にそこで合わせられたのは、自分の中でも誇りに思っている顔合わせができたのでよかったなと思っているんですけども。何しろ、中島さんは根本的には愛なので、どんなに惨めなところを歌おうと何をしようと、救いと愛が入っているのでそれは共通しているものだと思います。
田家:それがこうやってメドレーで繋がるとよく分かるかもしれません。
麦の唄 / 中島みゆき
永遠の嘘をついてくれ / 中島みゆき
田家:さっき思わずメドレーと言ってしまいましたけど、メドレーではないですね。
瀬尾:MCがないってだけです。
田家:「永遠の嘘をついてくれ」がちょっと短くなっているという。あらためて聴いていて、両方とも国について歌っているんだと思いましたね。
瀬尾:まあ、異国っていうのがどこかにあって。片方が日本にいて、相手が異国にいるという形。それは男女を問わずにね。そういうのが腹が立つくらい上手いですよね。言葉のセンスとか、選び方が。今更こんなこと言うのはおこがましいですけれども。「永遠の嘘をついてくれ」って今聴いていたら、これは中島さんが吉田さんに対する愛情の贈り物ですよね(笑)。
田家:この国を見限ってやるという若者がいました。
瀬尾:そういう若気の至りってあるじゃないですか、そういうものでいて、でも落ちぶれて帰ってこれない。僕らの世代はちょっと分かる気がしますね。
田家:で、やっぱり愛なんですね。
瀬尾:愛なんです。そのままでいてくれよ、見限って出ていったような気迫のままで生きてくれよって思うけれども、だんだん老いぼれてきているところに…… だから、僕らの年齢に対する激励なんですよ。だから若いときにみんなどこから来るから分からない自信に満ちたような行動をしたり、発言していたのがだんだん丸くなってきて、それがいいのか悪いのかよく分かりませんけどもそういうのに対して、ずっとそのままの気持ちでいてよっていう初心忘れるべからずという檄を飛ばされているような感じですね。
田家:さっき話に出た「つま恋」というのは、2006年に拓郎さんが還暦を迎えて、つま恋の野外イベントを行って、そのときのバックの演奏、プロデュースが瀬尾さんで。その時にこの「永遠の嘘をついてくれ」を中島さんがシークレットゲストで出て、一緒に歌ったという。
瀬尾:大変だったけども、もういいです(笑)。
田家:みゆきさんはこの曲を歌った後にステージで「お父さん涙ぐんでたでしょう」って話をしていましたね(笑)。
瀬尾:ほんとですね(笑)。
田家:コンサートはこの2曲で終わってしまっても全く成り立つわけですけども。まだ終わらないということで、続きは来週。来週またよろしくお願いします。
瀬尾:引っ張りますねー(笑)。
『中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」』ジャケット写真
田家:「J-POP LEGEND FORUM 中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」パート3」先月発売になった2枚組ライヴアルバム『中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」』の全曲紹介。プロデューサー、音楽監督、瀬尾一三さんをゲストにお送りしております。流れているのはこの番組の後テーマ、竹内まりやさんの「静かな伝説」です。
瀬尾さんが普通のコンサートだったらこれで終わりという曲の連続だと言われておりましたけども、今日の最後にお聴きいただいた「麦の唄」「永遠の嘘をついてくれ」もそんな2曲です。どっちが最後でもおかしくない。で、この2曲の後に来週ご紹介する2曲がダメ押しで続いてコンサートが終わるわけですね。この選曲を最初に知ったのはこのツアーを取材させていただくことになって、リハーサルスタジオに挨拶に伺ったときだったのですが、思わず目を疑いました。「これ選曲です」とスタッフの方からメモをいただいたときに、「え、こうやって並ぶんだ!」という驚きでした。そのときにどういうコンサートになるんだろうと、これは1人の音楽ファン、リスナーとしてとても楽しみになりました。始まってからあらためて綺麗に流れているな、メリハリがあってそれぞれの曲を活かしながらコンサートの流れを劇的に作っていて、それぞれの曲の意味がちゃんと伝わるようになっている。これはアレンジャー、プロデューサーの瀬尾さんの手腕だろうなと思いました。取材で観ているのにも関わらず、何度が涙ぐんでしまったこともありました。
この雰囲気をこの番組でどうやって伝えるかなと思って、できるだけメドレーは活かしたりしながらお送りしようかなと思ったんですが、ライヴの雰囲気が伝わっていれば幸いであります。それにつけても、いつ収録したんだろうと思ったのが素朴な疑問でもあったのですが、それは先々週、先週、そして今週と瀬尾さんの口から語られております。今明かされるラスト・ツアーの真実としてお聴きいただけるとうれしいです。来週は最終週です。
<INFORMATION>
田家秀樹
1946年、千葉県船橋市生まれ。中央大法学部政治学科卒。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、音楽番組パーソリナリテイとして活躍中。
https://takehideki.jimdo.com
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月 21:00-22:00
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