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KANDYTOWNが語る3rd ALBUMと終演

Rolling Stone Japan / 2023年3月6日 20時0分

KANDYTOWN:Photo by cherry chill will., Styling by Kaz Nagai, Hair and Make-up = Takae Tasaka (Vanites)撮影協力:Billboard Live TOKYO

2015年頃、ヒップホップやストリート・ブランドの業界関係者に会うと、KANDYTOWNの話題で持ちきりだった。ミックステープが限定流通してるらしい、大規模なクルーらしい、音楽だけではなく自分たちで映像も手掛けているらしい……。夜の闇に、ストリートの影に潜むような大所帯のラッパーやビートメイカーたち。東京出身の彼らは、すでに洗練されており、頭からつま先までミステリアスでクールなイメージを纏っていた。

【写真を見る】Rolling Stone Japan vol.21に掲載された撮り下ろしカット

メンバーたちの付き合いは、中学・高校時代、さらには幼少期を共に過ごした面々もいるほど、長く濃い。彼らの音楽には、都会的な新しさがありつつも、旧友たちとの時間を思い起こさせるようなノスタルジーが共存し、ヒップホップに宿るオーセンティックな魅力、憧憬の思いがそのまま落とし込まれていた。KANDYTOWNの礎となったのは、2015年2月14日に不慮の事故で亡くなったYUSHIの存在だ。類稀なるカリスマ性と抜群のセンス、音楽やカルチャーに対する膨大な知識を備えたYUSHIが、まずBankrollというラップ・クルーを結成する。のちに年下組によるグループ、YaBastaが出来上がり、両グループはKANDYTOWNとして一つのクルーを形成していった。

日本のヒップホップ・シーンにおいて強烈な存在感を示してきたKANDYTOWNが、その活動の終演を告げる3rd ALBUM『LAST ALBUM』を発表した。そこに至るストーリーと、彼らが最後まで大切にしていたKANDYTOWNの美学を紐解く、全メンバーによるインタビューをお届けする。    

「最後のアルバム」が生まれるまで

ー2022年9月、3年ぶりとなる3rdアルバムのタイトルが『LAST ALBUM』だと発表された時、驚きました。おそらくファンたちの間でも、さまざまな憶測が飛び交ったのでは?と思います。

IO 「次のアルバムを(KANDYTOWNとしての)ラスト・アルバムにしよう」という気持ちは、前からありました。2ndアルバム『ADVISORY』(2019年)をリリースして少し経ったタイミングで大阪にライブしに行った時に、「KANDYTOWNとしての活動の終わらせ方」みたいなものをみんなで話す機会があって。その時に、「次のアルバムが最後かもね」っていう話になった。その気持ちを持ちつつ、新しいアルバムに向けて1、2曲と徐々に作り始めていったら、最後を意識した曲が増えてきたんですよ。それで、あらためてみんなで話して「それがいい」と。

ー特にハッキリと号令を掛けたわけではなく、アルバムの制作を進めるにつれて、少しずつその気持ちが高まっていった?

IO 制作が進むにつれて「最後のアルバムにしよう」と思いつつ、みんなが作っていたと思います。

Ryohu みんなのリリックの内容とかを見ると、やっぱりそういう意識はあったんじゃないかと思いますね。

ータイトルも、ずばり『LAST ALBUM』という潔いもので。

IO アルバムのタイトルはみんなで話して決めました。最後のアルバムだったら「LAST ALBUM」だよねって。全員でスムーズに、言わずとも決まったという感じです。



ーアートワークになっているメンバーの集合写真も、非常に象徴的です。

IO あの写真に関しては、(ジャケット写真として使用すべきか)二日間くらい本当に考えましたけど、今までで一番好きなジャケットですね。あれは地元で(オカモト)レイジが撮ってくれた写真で。

BSC 本当に「ザ・地元」って場所なんです。

Gottz 確か、ライブの帰りに撮ったんだよね。

IO 写真のコンセプトというか、自分の中では、”KANDYTOWNになる前の自分たち”のカタチというか姿というか、そういったものを表した写真なんです。本当に地元にいる時の自分たちを写して欲しくて、レイジにお願いして。

ーそれこそが、KANDYTOWNの核の部分という感じですよね。

Ryohu そうそう。この十何人の、全てが写っていると思います。

ー先ほどの言葉にあったように、「最後のアルバムだ」と意識しつつ制作に挑むというのは、どんな感じでしたか?

Ryohu 結局、いつもと変わらなかったですね。みんなそれぞれ、”最後”を意識させる内容のリリックがあるんですけど、もちろん、アルバムにはいつも通りのKANDYTOWNらしい曲もあるし。最終的には、いつも通りだったなと思います。

BSC 俺は勝手にエモーショナルになったタイミングが一回だけあって。それが2022年の2月14日にリリースされた「Blue Verse」の時だったんですけど、その曲を書いてからは吹っ切れましたね。



ー先行シングルとしてリリースされた「Curtain Call」にも、随所に活動の幕引きを予感させるようなリリックが散りばめられています。IOさんのヴァースにも”始めたものを片付けに来たのさ、大抵のやつらは散らかしっぱなしさ”という表現が。”あくまで自分たちの手で終わらせる”というのが、KANDYTOWNのメンバーに共通する美学でもあるのかなと感じました。

IO ”ちゃんと終わらせる”ということは、一番最初から思っていましたね。始めたからには、終わりが来る。そして、一番いい状態のまま、自分たちの手で終わらせるっていう。そのタイミングはずっと探していました。「自分たちがたどり着いた一番高いところで終わるのが一番かっこいい」と思っていましたし、実際に、『LAST ALBUM』をリリースすると発表してから、「辞めないで」とか「早くない?」とも言われたんですけど、逆に、そう言われているうちに辞めたかったというか。結果、「一番いいタイミングを選んだのかな」と思ったんです。最後のアルバムを出して、武道館でみんなが気持ちよくKANDYTOWNの活動を終えることができるように、と思いながら歌詞を書きました。



ー以前、2nd ALBUMの『ADVISORY』をリリースした際には、まずGottzさんがアグレッシブにレコーディングに参加して、それが全体の口火を切ったという話が印象的でした。今回の『LAST ALBUM』は、何がきっかけで制作のタイミングが大きく動いていったのでしょうか。

Gottz 僕は、今回はぼちぼちという感じで、やりたい曲は先にサッと録って。前作ほどのアグレッシブさはなくなっちゃってたかもしれない(笑)。

Neetz いや、とは言ってもGottzのパートは結構多いですよ(笑)。

Gottz 去年の5月くらいから、『LAST ALBUM』の制作を始めていたんです。そのタイミングでは、Neetzが持ってきたビートに合わせて、曲に参加したい人はその場その場でレコーディングに入っていく、という感じでしたね。それが今回のアルバムの骨組みになってるかなと思います。

Neetz アルバムに先駆けて、まずシングルをどんどん出していこうというアイデアがあったんです。でも、結局それでできたのが、(2021年6月にリリースされた)「METHOD」だけだった。それまで、ずっと自分たちのスタジオで作っていたんですけど、「METHOD」で止まっちゃって、「これ、進まないな」と悩んだ結果、みんなで合宿に行こうってことになったんです。そこで一回、推進力みたいなものが出来てきて、制作の最後まで進んでいったという感じです。



ーKANDYTOWNで制作合宿というのは、初めてのこと?

BSC そうですね。まず、自分とNeetzとRyohuが最初に合宿の現場に着いたんです。3人一緒に車で向かって、現地に着くまでのドライブで気持ちも高まっていた。そこに、 Neetz がイカしたビートを流してくれて、最初に作ったのが何て曲だったっけ……。

Neetz あれは「Definition」かな。

BSC そうそう、合宿で最初にできたのがその曲ですね。



ー合宿期間はどれくらいだったんですか?

Neetz 全員のスケジュールが合わず、入れ替わり立ち替わりで計1週間くらいですかね。

Ryohu 結果、それがKANDYTOWNとしての一体感を生んだってことに繋がるかもしれない。

ーほぼ全員が参加したのでしょうか。

Neetz そうですね。来れるやつは来い、という感じで。

Minnesotah 僕も、合宿中は1週間くらいほとんどいて、みんながどんどん曲を書き上げていく様子を見ていました。楽曲のヴァースがどんどん埋まっていき、それを一歩引いて見ている、という感じで。「いい曲がたくさん出来上がっているな」みたいな気持ちで。

Weelow 俺は途中参加させてもらったんですけど、すごく慎重にレコーディングしていたような印象を受けました。自分の中で、合宿で作った曲は、ちょっとスペシャルな感じがしているかもしれません。

ーやはり、合宿中の方が制作は捗りますか?

MUD 俺は合宿中はあんまりヴァースが録れなくて。「Riddim」はプリプロまでを合宿で録って、後から東京で仕上げたんです。でも他の人がレコーディングしているのを聴いたり、どんな想いでリリックを書いてきたのか、その様子を見たりするのが楽しかったですね。あそこで、色々とメンバーの想いが分かった気がしました。



Gottz DIANは暗闇でリリックを書いてたよね。

Holly Q 一人で散歩に行ってたんだっけ?

DIAN (書くのを)諦めかけたんですよ。「お前やばいよ」って言われてハッとして、森までリリックを書きに行ったんです。

Gottz 「DIANが長いこと帰ってこないな」と思っていたら、街灯もない道の300メートル先くらいのところで携帯の灯りだけ光っていて……幽霊かと思った。

DIAN その時に録ったヴァースは、結構気に入ってますけどね(笑)。

Holly Q 僕は合宿の3日目くらいから参加したんですけど、僕が合流するまでに、それまでの2日間でみんなが書いて録ったラップのデータが自分のところに届いていて、それを聴きながら「この曲に入る、入らない」と考えながら現地まで向かったのを覚えています。

Gottz  シングルにもなった「You Came Back」は、Holly Qが「こういうビートを」とNeetzにリクエストして、それを受けてNeetzが実際に作り出して出来上がった曲なんです。合宿では、とりあえずNeetzが作ったビートをみんなで触って「じゃあ、そろそろ録っていくか」、みたいな感じで進んでいきました。





”KANDYTOWN LIFE”の軌跡

ー「Curtain Call」はどのように出来上がった楽曲なのでしょうか。『LAST ALBUM』がリリースされるという告知と同時に「Curtain Call」が発表されました。楽曲を聴いて、「今後、KANDYTOWNはどうなっちゃうんだろう?」と思ったファンも多いのではと思います。

Ryohu ビートは先にできていて、しばらく誰も触っていなかったんです。「誰かが書くんだろうな」って思っているような感じでしたね。で、「俺が書かないと始まらねえ」と思って。コンセプトというか、あの曲の上で書きたいことは決まっていたので、それを誰にも何も伝えずに書き始めたんです。それから、KEIJUとIOの2人が感じたことを続けてもらう、っていう。

IO そもそも、この曲に対して「こういうことをしよう」っていう話し合いみたいなものはなかったんです。アルバム制作期間の最後の方にできた曲だったし、”みんなで制作を進めていく流れのなかで見えた、アルバムの中の一つの目的地”、みたいな曲ですかね。

KEIJU 僕は、 Ryohuくんが最初に書いていたものを送ってもらって、それを聴いたらRyohuくんが言いたいことも分かったし、それがテーマなんだな、と感じたんです。音源をもらってから30分くらいで、最初のイントロと自分のヴァースの8小節くらいまで出来て。その後、すぐにRyohuくんに「こんな感じでどうすか?」って聞いたら「いいね」と。それで書き進めていきました。だから、感覚的にも、「早く書けたな」って。



ーそれぞれのリアルな思い出がフラッシュバックするようなリリックですよね。固有名詞も多いですし、「この名前は誰のことを指しているのか?」と想像を膨らませながら聴いてしまいました。

IO そうしたリリックは、自然と出てきたって感じですかね。自分たちが見てきた最初の景色を思い出すようなリリックで、KANDYTOWNの一番初めの部分から遡って書いていきました。KEIJU も言ったとおり、Ryohuのヴァースが出来た時から閃いて。曲のフックに関しては、結構KEIJUがまとめてくれて。みんなで「ああでもないこうでもない」って言い合いながら進めていきました。

ーもうひとつ、確実に活動の終焉を感じさせる楽曲が、アルバムの最後に収録されている「Endroll」という曲だと思います。Neetzさんのビートで、ラップで参加しているのはIOさん、Ryohuさん、 MASATOさん、DONY JOINTさん、そして、BSCさんら。このメンバーは、KANDYTOWNの母体であり、YUSHIさんが率いたグループでもあるBankrollの面々でもあります。こうした点からも、強烈なメッセージ性を感じたのですが、『LAST ALBUM』 の最後をこうして飾った理由を教えてもらえますか?

Neetz 最初にIOくんからコンセプトをもらったんです。「Bankrollで最後の曲を作ろう。そして、アルバムのエンドロールになるような曲で」と。それから着想を得て、制作が進んでいきました。

IO KANDYTOWNの始まりは、まさにBankrollだと思っているので、終わらせるのもBankroll(のメンバー)で、と決めていました。そのアイデアをNeetzに伝えつつ相談したら、すぐにNeetzからビートが返ってきたんです。

MASATO 「エンドロール」というコンセプトなので、アルバムのジャケット写真のイメージにもちょっと近いのかもしれないです。昔から今に至る、その感じみたいな部分をリリックに落とし込むようにしました。「結局、やっぱり変わってない」ということを意識して書いていったんです。

DONY JOINT 俺も、「エンドロール」って言われてビートを渡されて、そのビートの雰囲気と、大体のコンセプトは伝わってきたんです。さっきの話じゃないけど、ちょっとノスタルジックな思いがあったり、最初にYUSHIがいて、KANDYTOWNとしてみんなでやってきて、ここで締める最後の「エンドロール」。そのヴァイブスのまんまですね。その気持ちをそのまま乗っける、と。

BSC さっきも触れましたけど、僕は個人的に「Blue Verse」の時に”寂しいよ”的なリリックを書いていたので、「Endroll」の時は、気持ちは割と振り切れていた状態で。「ちゃんと終わらせて、これからちゃんと進んでいこう」という気持ちでリリックを書き進めていきました。「それでも俺たちは変わらないぜ、どんな時でも」って。終わりだからどうこう……ではなく、いつも通りやって、IOの言葉じゃないけど「ちゃんと終わらせようぜ」という想いですよね。



ー2016年にアルバム『KANDYTOWN』でメジャーデビューを飾ったわけですが、以来、一貫してブレないKANDYTOWNらしさがあると思います。クールでブレないのが皆さんの魅力だと思いますが、逆に、成長したな、変わったなと思うことはありますか?

Ryohu 遅刻が減ったんじゃないですか?

IO いい車に乗るようになったと思います。なあ、Gottz。

Gottz はい(笑)。当時はめちゃくちゃバイトしてたんで。そう考えたら、生活は変わりましたね。

MUD 俺も昔は仕事もしてましたけど、今はしてないんで、やっぱりめっちゃ変わったっすね。

DONY JOINT 自分もそうですけど、みんな、大人になっていってるんだなって感じますよね。リリックにも深みが増しているし、言葉の遊び方も上手くなっている。新しいフロウができているとか、「こいつ、こういうビートでもカマせるんだ」とかそういうことの一つ一つに成長を感じます。その集大成みたいなものがアルバムにも反映されていると思います。

Ryohu それぞれ、ソロでの制作も経験してるわけですし、1st ALBUMの時と比べたら絶対にレコーディング慣れはしてますよね。それぞれの録音環境によって、機材も全部違うわけだし、前はみんな、Neetzのスタジオでしかレコーディングも経験したことがなかったわけで。

Neetz ラップが圧倒的に、確実にうまくなっていますよね。全員、声の出し方やビートに対してのアプローチも分かってきたんだなって。メロディの幅も、音楽の幅も広くなってきたんじゃないかと感じています。

ーこれまで印象的だった出来事はありますか? これ、と挙げるのも難しいかなと思うのですが。

Ryohu ちょうどさっき、裏で待っていた時に初めて地方にKANDYTOWNで呼ばれた時の話をしていたところだったんですよ。呼ばれた場所が長崎だったんですけど、ギャラが出ても、この10人以上の移動費とかを考えると赤字だったんですよね。それでも、初めてみんなで地方に行くって言うことで、自分たちでお金も出してライブをやったんです。それがすごく思い出に残っていて。まあ、それは僕がすごく酔っ払ってたよねって話から始まったんですけど(笑)。

BSC もともとKANDYTOWNは地元のラップやってる奴らが集まって活動していたわけなんですけど、最初、Holly Qがあんまり参加できてなかったんですよ。だから、彼がガッツリ参加できるようになったタイミングが印象的で。「これでやっと全員でガッツリできるぞ」と。「やっと来たか」ってめちゃくちゃうれしかったんですよね。

Holly Q 『ADVISORY』を出すちょっと前くらいのことですよね。それか、BSCくんのソロアルバム『Japino』あたりだったかな。俺も色々やりたいけど、なかなか参加できないって時もあったから。さっき話に出た最初の地方ライブは僕もいないですし、そんななかで、状況が落ち着いてみんなで活動できるようになったのはうれしかったですし、今もそれで楽しいって気持ちが強いです。

Minnesotah 確かに、みんなそれぞれのキャラやKANDYTOWNとしてまとまった瞬間――それが具体的にいつなのかは分からないですけど――それは記憶に残っていますね。


Photo by cherry chill will.



武道館ライブについて

ー2023年3月には、いよいよラスト・ライブとなる武道館公演が控えています。

IO 「最後は武道館がいいんじゃないか?」って言うのは前から話していて。

Ryohu 2021年くらいから武道館公演の話が出ていて、徐々にスケジュールが確定していったんです。

Holly Q 最後のライブなので、それこそお世話になった人、周りの友達や家族とかが楽しんでくれればいいなと思いますね。そういう人たちもたくさん見てくれたらうれしいです。

Weelow KANDYTOWNだけで1時間超えのライブをするのも、そもそも久しぶりなんですよね。だから、普段やれていない曲とかをどんどん披露していきたいですし、そういう意味でも面白いと思います。それに、最後のアルバムからの新曲も加わるので、かなりかっこいいライブになる気がしています。

MUD 武道館のステージでリリックは飛ばしたくないですよね。集大成としての姿を見せられたらいいな、と。

Gottz 俺は他アーティストへの客演とかでも武道館のステージに立ったことがなくて。なので、純粋に楽しみたいです。最初とか最後とかではなく、これからもみんな別々にやっていくんで。ゴールだけど、まだ続く道のりの上の、一つのステージなんだという気持ちで舞台に立ちたいですね。

ー武道館でのライブを終えたら、皆さんの生活の中でKANDYTOWNとして稼働する時間が消滅するというか、なくなってしまうことになりますよね。

IO そうですね、ないと思います。それに、みんなに分かるような形でKANDYTOWNとして集まる場面も、今後はないと思います。

ー今もこうしてアルバムのプロモーション稼働をしている時も、ノスタルジックな気持ちになったり、寂しさを覚える瞬間はありますか?

Ryohu 音源の制作も一旦落ち着いてますし、今、ちょうどフラットな状態かもしれないです。ライブの本数で言うと、もうカウントダウンも始まっているので、それが進んでいくと、また気持ちも変わっていくのかな。今のところはしんみりせずに撮影してるかなと思います。

BSC みんなでプロモーション稼働するのも久々だし、正直、俺は結構今を楽しんでいます。

DIAN 僕は全然寂しいですけどね。ライブも残り少ないですし。

ーKANDYTOWNが残したレガシーがあるとしたら、何だと思いますか?

DONY JOINT 「愛」ですかね。

IO 確かに。でも、10年後くらいに分かるのかもしれないですよね。

ーKANDYTOWNを見守ってきたファンの皆さんに対して、メッセージを頂きたいです。

Gottz みんなも、願えば叶う。俺も実際にやり続けて、何とかなるんだなって実感しています。

KEIJU ファンに対してはありがとうしかないですね。

IO これからも、KANDYTOWN LIFEってものは続いていくので。みんなそれぞれ、メンバーの活動があるし、それは引き続きよろしくお願いします。KANDYTOWNとしては、ありがとうございましたと伝えたいですね。


Photo by cherry chill will.

KANDYTOWN 単独公演 『LAST LIVE』
2023年3月8日(水) OPEN 18:00 / START 19:00
会場:東京・日本武道館

※クルー史上過去最大規模での単独公演となる、最初で最後の日本武道館公演をABEMAで独占生中継
https://abema.tv/channels/payperview-5/slots/AkR4puqCfJPTiF?open_browser=true

Holly Q
ニット 参考商品、パンツ ¥968,000、ブーツ ¥209,000(全てAMIRI/スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス TEL : 0120-106-067)

Minnesotah
ブルゾン ¥55,000(Richardson/Richardson Tokyo TEL : 03-6455-5885)  その他私物

IO
ブルゾン ¥962,500(BERLUTI/ベルルッティ・インフォメーション・デスク TEL : 0120-203-718) その他私物

DIAN
帽子 ¥4,730(KANGOL/kangol headwear TEL : 03-6805-1272) その他私物

Ryohu
ニット ¥24,716(noirer/MUSINSA GLOBAL STORE URL : https://global.musinsa.com/) パンツ ¥58,300(STONE ISLAND/STONE ISLAND TEL : 03-5860-8360) シューズ ¥25,300(Clarks ORIGINALS/Clarks Japan TEL : 03-5411-3055) その他私物

Neetz
ニット ¥52,800(LITTLEBIG/LITTLEBIG TEL : 03-6427-6875) パンツ ¥97,800(Schott/Schott Grand Store TOKYO TEL : 03-3464-1913) その他私物

MUD
コーチジャケット ¥85,800(Schott/Schott Grand Store TOKYO TEL : 03-3464-1913) その他私物

Gottz
ニット ¥69,300(STONE ISLAND/STONE ISLAND TEL : 03-5860-8360) シューズ ¥25,300(Clarks ORIGINALS/Clarks Japan TEL : 03-5411-3055) その他私物

MASATO
ジャケット ¥53,900(Richardson/Richardson Tokyo TEL : 03-6455-5885) シューズ ¥25,300(Clarks ORIGINALS/Clarks Japan TEL : 03-5411-3055) サングラス ¥50,600(MOSCOT/MOSCOT Tokyo TEL : 03-6434-1070) その他私物

BSC
パーカ ¥88,000(Richardson/Richardson Tokyo TEL : 03-6455-5885) サングラス ¥47,300(EYEVAN/EYEVAN Tokyo Gallery TEL : 03-3409-1972) その他私物

Weelow
ジャケット ¥138,600(rag & bone/rag & bone 表参道店 TEL : 03-6805-1630) シューズ 12,100(Spring Court/Spring Court TEL : 03-6868-5224) その他私物

KEIJU
ブルゾン ¥154,000(MONCLER GRENOBLE/MONCLER JAPAN TEL : 0120-977-747) その他私物

DONY JOINT
シャツ ¥17,600(Schott/Schott Grand Store TOKYO TEL : 03-3464-1913) パンツ ¥27,500(Richardson/Richardson Tokyo TEL : 03-6455-5885) サングラス ¥39,600(MOSCOT/MOSCOT Tokyo TEL : 03-6434-1070)  その他私物

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