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(sic)boy、ダークで混沌としたパフォーマンス【ツタロック2023レポ】

Rolling Stone Japan / 2023年3月31日 18時20分

(sic)boy(Photo by AZUSA TAKADA)

3月19日に開催された「ツタロックフェス2023」。(sic)boyのライブレポートをお届けする。

【ライブ写真はこちら】

出演者の大半がロック勢で占められた2023年のツタロックフェスにおいて、唯一ラップシーンでも存在感を放つアクトが(sic)boy。DJとギター、そしてラップ/歌を担う(sic)boyという3人編成で初めてのツタロックフェスに挑んだ。

軽やかにステージ上を移動しながらラップを展開する「Resonance(short)」、丁寧に「よろしくお願いします」と言ってから、ラウドなギターサウンドを基調とした「(sic)s sence」へ突入。空間を切り裂くようなシャウトと、流麗で心地よいグルーヴを紡ぐ歌を巧みに使い分け、場内を掌握していく。そして、シャープなギターリフが聴こえ、随一のロックチューン「爆撃機」になだれ込む。「ツタロック、調子どうですか? 俺も本気でぶつかっていくんでみんなも本気でぶつかってきてください」というMCを挟み、メタリックな音像がまさに雷のようなヘヴィさを放つ「落雷」を披露。

リリースから1カ月でサブスクの再生回数が200万を超えた代表曲「Heaven's Drive feat. vividboooy」ではvividboooyも登場し、大盛り上がり。

(sic)boyが、「今年の初ライブなんです。良いスタートが切れそうな気がします」と話した後、少し照れ臭さそうに「MC下手くそなんで次行きます」と言って、しっとりとしたメロディが鳴らされた。「Last Dance」だ。”もし君といれたなら 渋谷で酒飲みたい だりいことはしたくない”というコロナ禍を象徴したパンチラインがオーディエンスの心をつかむ。

最後は、とびきりキャッチーでリズミカルな「Akuma Emoji」。(sic)boyが晴れやかな笑顔を浮かべながら「最高です!」と叫んだ後、シャウトが轟くカオティックなゾーンへ。丁寧で爽やかなMCと、ダークで混沌としたパフォーマンスのギャップもまた(sic)boyの魅力の一つである。



<イベント情報>

ツタロックフェス 2023 supported by Tポイント
公演日:2023年3月19日(日)
会場名:幕張メッセ国際展示場 9・ 10・ 11ホール
主催:CCCミュージックラボ(株)/ライブマスターズ(株)
企画:CCCミュージックラボ(株)
制作:ライブマスターズ(株)
運営:(株)ディスクガレージ
特別協賛:CCCMKホールディングス(株)
問い合わせ: https://cccmusiclab.com/tsutarock2023

<公式SNS>
Twitter:https://twitter.com/tsutarocklive
instagram:https://www.instagram.com/tsuta_rock_live_official/
Facebook:https://www.facebook.com/tsutarocklive/

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