ENHYPENが語る、『DARK BLOOD』にこめられた想い、ひたむきな努力
Rolling Stone Japan / 2023年5月28日 10時0分
超大型プロジェクト『I-LAND』により誕生し、着々と成長を続けているグローバルグループ、ENHYPEN。2020年11月に華々しいデビューを飾ったかと思えば、2022年には初のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR 'MANIFESTO'』を開催。韓国のみならず世界中で、圧倒的なパフォーマンスで爪痕を残している。
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そんな彼らが、5月22日に4th Mini Album『DARK BLOOD』をリリースした。大切な君への愛や感謝の気持ちがこめられた今作は、パンデミックによりENGENE(ENHYPENのファン呼称)と直接的に対面することができない中デビューし、昨年ついにENGENEとの直接の交流を経験した、今の彼らだからこそ生み出せた作品だ。
本稿では『DARK BLOOD』にこめられた想いや初のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR 'MANIFESTO'』を経た現在のマインドなどについて語ってもらった。
―『ENHYPEN WORLD TOUR 'MANIFESTO'』では、韓国のみならずアメリカや日本でも公演をされていましたよね。地域ごとにパフォーマンスで意識することは異なってきますか。
NI-KI:変わらないですね。どのステージでも、かっこいいパフォーマンスを魅せようと意識しています。
SUNOO:僕は毎ステージで可愛いところをお見せできるように努力していて。ファンの皆さんの反応もいいように感じます!
―ワールドツアーを経て、世界規模で活躍されていることを実感されましたか。
SUNGHOON:それが、まだ実感はあまりないんですよ。
JAKE:多様な地域に住んでいるファンの方々にお会いしながら「僕たちは韓国語で歌っているのにも関わらず、とても喜んでくださって不思議だな」って思っていました。
SUNGHOON:世界中の多くの方々に愛していただいて、本当に感動しています。
―これからもENHYPENが世界的に活躍を続けていくためには、どのようなことが大切だと思いますか。
SUNGHOON:新しいことに挑戦し続けることやトレンディさ。僕たちができることは何でもやろうという姿勢を大切にしています。
JAKE:いつも謙虚に、素敵なパフォーマンス (ファンの方々に満足していただくパフォーマンス)のために努力するマインドは大事にしていきたいですね。
―1月21、22日に行われた京セラドーム公演の前には、JAYさんが「ドーム公演を経験したアーティストにふさわしい実力と姿勢を持ったグループだと証明できる一年にしていきたい」といった旨を語られていましたが、具体的にはどのような努力がこれから必要になってくるでしょうか。
JAY:「僕にできることはなんでもやろう」という想いで頑張り続けています。
NI-KI:まずは今回のアルバムで、僕たちのアップデートした姿をたくさんのENGENEの方々にお見せしないといけないですね。
―となると、ワールドツアーの経験は作品との向き合い方にも変化を及ぼしましたか。
JAY:大きく変わったというより、「初心のまま頑張ろう」という想いが強くなった感じです。
JAKE:完成度に対して、さらに欲が出るようになりました。
ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.
『DARK BLOOD』収録曲をメンバーが解説
―いうならば、4th Mini Album『DARK BLOOD』を出す今のタイミングはENHYPENにとってどのようなターニングポイントになりますか。
JUNGWON:ワールドツアーを経験して成長した姿をお見せできるアルバムになりそうです。
HEESEUNG:ENHYPENとENGENEの時間が、さらに特別感を増す転換点になると思います。
―ENHYPENは作品と自身のストーリーの結びつきが強いアーティストかと思いますが、『DARK BLOOD』ではメンバーのどのような想いや考えが作品と繋がっていますか。
JUNGWON:ENGENEを大切に想う気持ちや感謝をこめました。「僕たちの想いを頑張ってお見せしたい」という気持ちが強いです。
―”圧倒的コンセプト消化力のENHYPEN”と称されることについては、どのように感じていますか。
JUNGWON:そのように言っていただけて、本当に光栄です。デビュー当時はコンセプト的に難しい点も多かったのですが、メンバー全員が着実に成長を重ねてきた成果だと思います。
―せっかくなので、『DARK BLOOD』に収録されている各楽曲のテーマと聴きどころを教えていただけますか。
SUNGHOON:タイトル曲「Bite Me」では、運命の相手と再会した少年が、血で繋がった運命であることに気づき「証を残したい」と願うストーリーを、ミニマルかつ中毒性のあるメロディーで描いています。雰囲気が変わる部分をキャッチしたり、リズムに乗ったりしながら聴いてくださると嬉しいです。
JAKE:「Sacrifice (Eat Me Up)」のテーマは、「お互いを忘れたということ」「後悔」「犠牲」。奥深い雰囲気が盛りこまれているので、よく探しながら聴いてみてください。
HEESEUNG:「Chaconne」は、”死者を復活させるためのダンス曲”という意味を持つバロック時代17〜18世紀の音楽、Chaconneがタイトルの由来になっています。一人だけの踊りに酔って落ちていく少年の姿を描いた曲なので、ENGENEの方々は職場や学校などで心の中で踊りたい時に聴くといいんじゃないかな。
SUNOO:「Bills」は、失われた愛による後悔と苦しみを「請求書」に例えて、普遍的な愛の物語に昇華したユニークな曲。導入部に集中しながら聴いていると、あっという間に3分が経っているはず!
JAY:「Karma」は、「君と僕は前世から繋がった運命であることを忘れないでほしい」というメッセージをこめた曲です。コンサートでENGENEと一緒に歌って楽しみたいですね。ストレスを感じている時や解消したい時にぴったりだと思います。
―タイトルソングである「Bite Me」のレコーディングディレクションにHEESEUNGさんが、振り付けにNI-KIさんが参加しそうですね。
HEESEUNG:この曲を聴いた時に「もっともっと良い方向に行かせられる」と感じ、参加することにしたんです。
NI-KI:ユニークなポイントを入れたくて。これまでのENHYPENの振りにはなかった動作をいれてみました。僕のアイデアが通ってとても嬉しかったです。
―では、最後に。表現において『DARK BLOOD』で新たに「できるようになった」「成長した」と感じたことはなんでしょうか。
SUNOO:ジャケットやミュージックビデオの撮影、レコーディングなどをしているとき、全体的な部分からディテールまで気にする自分がいて、すべてが成長したと感じました。
SUNGHOON:『DARK BLOOD』を通して、コンセプトを吸収して表現する能力が、より成長したと思います。
<INFORMATION>
韓国 4th Mini Album
『DARK BLOOD』
ENHYPEN
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