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ばってん少女隊、メンバーと隊員の絆を強く感じさせた福岡での8周年ワンマン

Rolling Stone Japan / 2023年7月11日 14時47分

ばってん少女隊

ばってん少女隊が、2023念7月8日に福岡・キャナルシティ劇場で8周年記念ワンマンライブを開催した。オフィシャルレポートを掲載する。

【ライブ写真を見る】キャナルシティ劇場での8周年記念ワンマン(全5枚)

ばってん少女隊と隊員(グループのファンの呼称)にとって毎年恒例となるこの周年イベントで、会場に集まった約1000人の隊員と一緒に、グループの8周年を地元福岡で祝った。

開演前の会場では祭囃子のようなBGMが。これも最近のばっしょーのライブではお馴染みとなってきており、「和」や「お祭り」にフィーチャーした作品作りを行なっている彼女たちならではの会場の雰囲気作りになっている。

会場が暗くなり、セット中央の扉が開くとそこには後ろからライトで照らされた6人が登場、白と和柄で構成された新衣装にお客さんは一斉に盛り上がる。1曲目はインディーズ1stシングル「ばってん少女」。全編博多弁の歌詞でメンバーもお客さんを煽る。続く「おっしょい!」「よかよかダンス」「すべしゃるでい」と、まるでデビューからの軌跡をなぞるような選曲にお客さんも驚きを隠せない。序盤から4曲しっかり踊って飛び跳ねたメンバー。MCで上田理子が「わたし、普段汗かかないのに、もうタオル使っちゃった!」と言うほど序盤から飛ばしたが、MCコーナーの後もさらにお客さんのコールもとまらない「ますとばい」。声出し解禁となった周年ライブ、お客さんも全力でコール、それを見てメンバーも煽り、お互いに会話しているよう。機械的なダンスが特徴的な「MEGRRY GO ROUND」可愛さ爆発の「無敵のビーナス」、そして激しい動きの「BDM」まで一気に飛ばし曲ごとによって全力でさまざまな表情を見せてくれる。

今回ステージは中央扉が2枚あり、オープン・クローズによってさまざまな表情を見せてくれる仕掛けとなっている。そのうちの1枚はLED搭載という、さすがテック系アイドル(?)のばってん少女隊。しかし「わたしたちはセットを自分たちで動かすで有名なアイドル」と言って笑いをとるだけあって、この日も演出に合わせて巧みにセットを操作。扉を開いてメンバーが暗闇に吸い込まれていき、お着替えタイム。中盤戦がスタートし、少しのLED映像出演の後に「御祭sawagi」のイントロで会場は総立ち!扉が開き出てきたメンバーは先程までの白を基調とした衣装とは打って変わってカラフルでキラキラな衣装に。「御祭sawagi」では隊員たちのコールもバッチリ決まりまさに会場が一体となった。このあとはメドレーコーナー。「アツか夏きたばい」〜「さがしもの」〜「Number Shot(1部)」「ころりんHAPPY FANTASY(2部)」〜「和・華・蘭」〜「コトバテニス(1部)」「Dancer in the night(2部)」〜そして圧巻の「OiSa」。



メドレーありの7曲を通しでやって暑くてしょうがないメンバーは「まだ空調下がらないですか?」と舞台袖に尋ねるも、もうすでに温度が一番下になっていて下がらないとの悲報が。それでも客席に「寒くないですか」と気遣う余裕もあり、隊員さんたちも「暑い!」と。とにかく今回のライブでは隊員さんたちととても楽しそうにやりとりする姿が印象的。

ひとしきり隊員さんと交流しながら喋った後は、後半戦がスタート。「ばりかたプライド」「FREEな波に乗って」と、蒼井りるあ・柳美舞が加入してからの思い出のシングル2曲を続け、そのあとはなんと、ダンスブレイク!トップバッター上田理子は今までは珍しい大人びたダンスを披露。続く蒼井りるあは元気いっぱい、キラキラしたかわいいダンスを披露。一気にドープなトラックが流れ春乃きいなの登場。こちらも珍しくセクシーなフリをたくさん取り入れたエキゾチックなダンスで魅せる。さらにドープな世界観の音楽で瀬田さくらがアイソレーションを取り入れた大人の世界を魅せ、柳美舞はミュージカルのような動きで感動的な踊りを。最後にダンスリーダーの希山愛。ステージの大きさをいっぱいに使って大きな振りで会場に元気を振りまいた。6人それぞれの個性が光ったダンスブレイク。ダンスに力を入れている彼女たちならではの魅せるコーナーとなった。



その後特徴的なイントロとともに新曲「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」を披露。ボールを取り入れた斬新なダンスは必見! ボールをつくフリはドキドキなので暖かく見守ってほしいとお願いするメンバーに拍手で答える隊員さんたち「勝手に醤油かけてみよう」とあざとく歌う柳美舞が印象的。ぜひライブ会場でパフォーマンスを体験してほしい曲となった。

最後のブロックは最新アルバム「九祭」より「わたし、恋始めたってよ!」「YOIMIYA」「虹ノ湊」「禊 the MUSIC」の4曲を披露。実は「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」が両手を使うパフォーマンスということもあり、初のヘッドセットをつけてのパフォーマンスを猛特訓していたメンバーたち。ここのブロックは全てヘッドセットで歌い、初めて両手で踊って見せることとなった。細い体で大きなフリをするメンバーはとても堂々として見えた。最後の曲は「禊 the MUSIC」で「アイドルは歌い踊るよミュージック」と可愛く歌うメンバーと会場中で一緒に踊れるフリで盛り上がり、本編の幕を閉じた。



大きな大きなアンコールがかかる中、突然の「but-show TiME」に客席は大盛り上がり! 続く「ありがとーと」ではメンバーが客席を練り歩くサプライズ。隊員の近くに行き8年分のありがとうを届けた。

そして告知コーナーでは「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」のリリースイベントの会場発表、さらになんとばってん少女隊初となるオフィシャルファンクラブ「秘密基地X」の開設を発表。オフィシャルファンクラブは7/11(火)18:00に「入隊」受付開始となる。

最後のMCではメンバー1人1人が丁寧に隊員さんたちに想いを述べた。春乃きいなの「ばってん少女隊はいろんな音楽をやっているから『自分の知っているばってん少女隊と違うなあ』と思っている人たちもいるだろうけど、私たちはもっともっと良くしていこうと思って前に進んでいる」という話が印象的。前しか見ていない、みんなでビックウェーブに乗ろう!という思いがしっかり隊員さんたちに伝わった。ばってん少女隊はメンバーそれぞれが隊員さんとスタッフに真摯に感謝の気持ちを述べ、誰も飾らない言葉で一生懸命に述べるのがとても印象的なグループだと思う。

挨拶を終え、ラストナンバーは「Going My Way(1部)」「夢のキャンバス(2部)」どちらも初期の曲でたまらない選曲。全編を通して、メンバーと隊員さんとの絆を強く感じた8周年ライブとなった。

ばってん少女隊「8周年記念ライブ」アーカイブは7月15日(土)23:59までの配信となり、アーカイブ券は7月15日(土)22:00(https://w.pia.jp/t/battengirls-pls/)まで購入できる。また、7月28日(金)には新曲「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」のリリースが予定されている。


<リリース情報>

ばってん少女隊
「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」
発売日:2023年7月28日(金)
形態:デジタル配信・エムカード
エムカード詳細:https://store.battengirls.com/

<ライブ情報>

BATTEN 音楽の日〜隊員と作るリクエストライブ〜
2023年8月20日(日)東京 Zepp DiverCity
2023年8月11日(金祝)福岡 Zepp Fukuoka
ばってん少女隊年末公演
2023年12月17日(日)東京 TOKYO DOME CITY HALL

ばってん少女隊オフィシャルサイト:https://battengirls.com/

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