ブラーのデーモン・アルバーンが語る復帰作に込めた思い、サマソニと日本での記憶
Rolling Stone Japan / 2023年7月21日 11時30分
ブラー(blur)が本日7月21日、約8年ぶりとなる最新アルバム『The Ballad Of Darren』をリリースした。Rolling Stone Japanでは中心人物であるデーモン・アルバーンの単独ロング・インタビューを実施。復帰作に込めた思い、今夏にヘッドライナーを務めるサマーソニックへの出演について語ってもらった。聞き手は音楽評論家・岡村詩野。
やはりイギリスには…いや今の現場にはブラーが必要だ。ニュー・アルバム『The Ballad Of Darren』を聴けば、おそらく誰もがそう感じるのではないだろうか。それは、彼らがやはり世界に誇るポップ・バンドであることをこのアルバムで見事に証明してくれたから。そして、ポップ・ミュージックとは本来、社会の写し鏡であることもまた、立証してくれたからだ。
2023年はバンド結成から35年、何か起こるのではないかと多くの人が予感していたことだろう。実際に昨年11月、2023年7月8日にウェンブリー・スタジアムでライブを行うとアナウンス。デーモン・アルバーンが『NME』のインタビューでブラーとしての再始動について非常に前向きな発言をしていたこともあり、当初は一夜限りと思われていたが、ここ日本ではサマーソニックへのヘッドライナーとしての出演が発表されるに至った。そして、5月20日にニュー・アルバム『The Ballad Of Darren』のリリース告知……。ちなみに、2023年は既にデーモンはゴリラズで、ギターのグレアム・コクソンは別ユニットのThe WEAVEで、ドラムのデイヴ・ロウントゥリーも1stソロを……と相次いでリリースされていて、ちょっとしたブラー・イヤーとなっていることはファンの方なら先刻ご承知のとおりだが、ここに届いた新作『The Ballad Of Darren』はちょっとすさまじいアルバムと言っていい。デーモンはいつだって本気だが、このアルバムは人生の折り返し地点を超え、メンバー全員50代に入った彼らが現代社会について嘆き、憂い、心を痛め……でも決して未来を諦めない、そんな意志表明のような作品だ。そして、これはリアルな物語であり、50年後、100年後の目線から見た寓話だ。バラッドとは寓話、伝承物語を意味する。それをポップなフックの楽曲の中で表現しようとしたそのアイロニカルなスタンスと言ったら! それこそポップ・アート、ポップ・ミュージックの醍醐味ではないだろうか。
プロデューサーにジェームス・フォード(シミアン・モバイル・ディスコ)を迎えて完成させた、前作『The Magic Whip』(2015年)以来8年ぶりの新作について、デーモン・アルバーンに話を訊いた。
ブラー(Photo by Reuben Bastienne-Lewis)
―ニュー・アルバム『The Ballad Of Darren』はジェームス・フォードのプロデュースです。ゴリラズの5作目『The Now Now』(2018年)のプロデューサーとして関わったのも、グレアムのユニット、The WEAVEのアルバムでプロデュースを担当したのも、まさしくジェームス・フォードでした。あなたとグレアムにとって今最も信頼できるプロデューサーですね。
デーモン:ああ、共通の基盤は間違いなくあったね。1999年にバンドがフルタイムで活動しなくなってから、僕たちはいろいろと一緒にやってきた。グレアムも僕も様々なプロジェクトをやってきて、いろんなタイプの音楽をやってきたんで、1999年以来僕たちの作業の仕方が形を変え発展していくのは当然のことだったんだ。それ以降僕たちは一緒に仕事をしてはきたけど、今回はみんなで協力してとても正統かつ伝統的なブラーのアルバムを作り上げたと思うね。というわけで、ジェームス・フォードはうってつけの選択だった。これまで、僕たち(デーモンとグレアム)双方と一緒にやってきたんだからね。そして彼は素晴らしいプロデューサーでもある。人間的にも素晴らしいし、とても才能あるミュージシャンで、直感力がとてもあって、とても賢い。この仕事にとっては完璧な人だった。
―もともとジェームスとはいつ頃、どのような経緯で知り合ったのですか?
デーモン:彼と初めて会った時のことは憶えていないなあ。かなり前のことだよ。とにかく、彼のことを知っていたんだ。アークティック・モンキーズがこの世に出現してからというもの、僕はジェームス・フォードのことを知っていたんだよ。
―ジェームスはあなたよりも10歳ほど若いです。あなた方はスティーヴン・ストリート、ウィリアム・オービットといったキャリアのあるベテランと組むことが多かったですが、若い世代にプロデュースを委ねることで、どのような発見、刺激があったと言えますか?
デーモン:ジェームスは今では名声がかなり確立した(established)プロデューサーだ。僕がこれまで一緒にやってきた中で名声が最も確立したプロデューサーじゃないかな。でも、どうだろう……もっと確立した人と一緒にやったかなあ……ああ、僕がこれまで一緒にやってきた中で、トニー・ヴィスコンティが最も確立したプロデューサーかもしれない。確かにスティーヴン・ストリート、ウィリアム・オービットもそうだね。でも、僕がスティーヴンと組んだ時、彼はこの世界に入ってからまだそんなに経っていなかったと思うよ。今の彼はもちろん確立しているけど、一緒に仕事をした頃の彼はそれほどではなかったんだ。で、ジェームスと一緒にやって発見があったかどうかってことだけど、僕は毎日音楽に接しているから、スタジオで一緒にやっていて楽しい人もいれば、ちょっと問題な人もいる。でも彼は、僕が一緒にやっていてとても楽しかった人の部類に入るね。だから、彼とはまたいつか一緒に組めたらと思っているよ。
今のデーモンがブラーに取り組む意味
―そもそも今回の楽曲自体はいつ頃から作り始めたのでしょうか?
デーモン:去年の秋に行なったゴリラズの北米ツアーの時から始めたんだ。そして1月にバンドに20曲差し出して、「これを聴いてくれ。これでニュー・アルバムができるかもしれないから」と言ったんだ。それまでは、(ニュー・アルバムのことは)誰にも言っていなかった。完璧に秘密にしていたんだ。「この中から曲を選んでくれ。それをレコーディングして、どうなるか見てみようじゃないか」と僕は言った。それから2カ月後、アルバムが完成したってわけだよ。
―前作『The Magic Whip』は香港でレコーディングされたものでもあったため、2014年の香港の反政府革命などの気風が反映されていました。
デーモン:ああ、あの頃、最初の大規模な抗議行動が起きて、弾圧が起きた後のちょうど嵐の後の静けさといった感じだった。あれ以来僕は香港には行っていないけど、香港の人達がみんな無事でいることを願っているよ。あそこの文化はとても興味深くて重要だから、保持されないといけない。
―ですが、今作、歌詞においては非常に非常に重く、ダークな側面が強く現れています。
デーモン:この世界はダークで重いから、それが反映されているんだ。
―今回はテーマを設定してから歌詞を書かれたのでしょうか?
デーモン:例えば、「The Narcissist」には”If you see darkness, then look away(闇を見かけたら、目をそらすんだ)”というくだりがある。だから、聴いてくれた人がこのアルバムをダークだと思ったのだとしたら、聴かなくていいよ。もう一度聴かなくていい。でも僕は、かなり統一感のある(unifying)アルバムだと思っているんだ。感情面では、客観的にとらえた場合、かなりアップリフティングだと思う。プレイしていて僕が常に楽しんでいるものだ。ブラーでは、特に楽しさと悲しさが並んでいる。これは、「メランコリー」というカテゴリーに属するのかな。
―ええ、それはブラーの一貫した特徴だと思っています。あなたはそんな今作を”余震の記録”と位置付けているそうですね。その”余震”というのは何の象徴なのでしょうか?
デーモン:大変動が起きた時、自分はそれを体験するわけじゃないし、リアルタイムでそれに影響を受けるわけでもないよね。自分はその瞬間にいるんだから。そのことについて考えられるのは後になってからで、そこで自分がどう変わったかを理解できるんだ。世界がどう変わり、自分の感情がどう影響を受けたかは後になってからわかるけど、その時に理解するのは不可能だよね。何であろうとも、その時はサバイバル・モードになっているんだから。そういう意味での”余震”ということだよ。
―それをソロでもゴリラズでもなくブラーで表現していることには大きな意味があると思います。ゴリラズでの活動だけでなく、2021年にはアンビエント色の強い異色のソロ・アルバム『The Nearer the Fountain, More Pure the Stream Flows』もリリースしていますし、ビッグネームから若手まで多くのアーティストと共演、交流をしているあなたが、多くのアウトプットを持つ状態の中で、その”余震”をブラーで伝えること……今のあなたにとってブラーはどのような位置付けになっているのでしょうか?
デーモン:ブラーはもちろん、平たく言うと木の根元だ。安易に帰るようなところじゃない。決して甘んじてはいけないことがとても重要なんだ。不必要に利用するには重要過ぎる、貴重過ぎるんだ。
現代社会の困難と向き合った「寓話」
―これは私観でしかないのですが、『The Ballad Of Darren』というタイトルさながらに、このアルバムは遙か遠い未来から見た、バラッド……すなわち寓話、伝承物語として作られたのでは?と感じました。
デーモン:なるほど、それもいいね。
―例えば「The Narcissist」はバック・ボーカルがキーワードやフレーズを繰り返す、いわばコール・アンド・レスポンス・スタイルとなっていて、古くからある音楽や詩のバラッドの形式を踏襲していることもそう感じる理由の一つです。
デーモン:なるほどね。僕にとってバラッドは、物語なんだ。君が言うように、寓話かもしれないし、おとぎ話かもしれない。つまりは物語なんだよ。ダレンは実在するものの、彼の名前はみんなを代表している。全ての人に当てはまるんだ。ちなみに、「ダレン」というのは僕の友達の名前。ダレンという男がいるんだよ。彼は、最初からこのバンドの仕事をしてきたんだ。コアなファンは、彼のことを「スモギー(Smoggy)」として知っている。ブラーのファンならダレンが誰だか知っているし、スモギーと呼んでるよ(笑)。つまり、ダレンという実在するけど、誰でもある人の物語ということなんだ。
―一定の寓話の引用も実際に見受けられます。「Avalon」は、中世の騎士、アーサー王物語の舞台としても知られ、ブリテン島にあるとされる伝説の島ですよね?
デーモン:そう、これまた寓話だ。”Whats the point in building Avalon if you cant be happy when its done?”というくだりがあるけど、これは「一度夢を抱いたら、それを叶えるために夢の中で生きないといけない」ということなんだ。拒むことはできないんで、自分にとって正しい夢を抱くよう心がけないといけないんだよ。あと、いつの時代でも戦争が迫ってきているという注意喚起のメッセージでもある。
―はい、戦争に向かう鼠色の飛行機というような歌詞も織り込まれていますよね。
デーモン:そう。”Grey painted aeroplanes fly on the way to war”だね。いつ何時でも、田園の平和がどこかの上空を飛んでいる輸送機によって破壊され得るということだよ。
―ちなみに、アヴァロンはイギリス最初のキリスト教会となった場所という伝説もあり、その場所は今日のグラストンベリーではないかとも言われていますね。
デーモン:ああ、それもアーサー王伝説と関連しているんだ。彼の宮廷があったとされるところだよ。理想郷なんだ。
―「The Everglades (For Leonard)」は中でも極めて重い歌詞です。この中には”The Everglades”という単語が登場します。アメリカはフロリダにある湿地のことで……。
デーモン:そうだね。
―18世紀初頭にイギリス人の測量士が「River glades(川の沼沢地)」と呼んだのを聞き間違えて「Everglades(広大な沼沢地)」と地図の上に記載したことが由来だそうですが……。
デーモン:へえ、それは知らなかったな。ありがとう。
―底のないぬかるみなのかもしれないし、生き存えることができる水源にもなりうるこうした沼沢は、何を意味するものなのでしょうか?
デーモン:そうだな……”We are suing God with change”というくだりがある。これは詩であって、必ずしも文字通りではないんだ。詩的なものなんだよ。僕たちがいかに無力であるかというアイディアについてだ。Evergladesはとても美しくて穏やかな場所に思えるけど、同時に命取りの場所でもある。簡単に迷い込んでしまうんだ。どちらにもなり得るということだよ。そう、いつだってね。
―アルバム1曲目「The Ballad」は”I just looked into my life(私はただ自分の人生を見つめ直した)”というフレーズで始まります。”時代を変えられないことに気づいた”というある主の諦観も覗かせる曲をアルバムのオープナーに置いたことの理由、この曲が現在に問う意味を教えてください。
デーモン:これはまさに”余震(aftershock)”を見つめて、それが何であれ、その反響についての話し合いを始めているってことなんだ。だから……あまり特定はしたくないんだよ。そうすると、人々に思い描く余地を与えなくなるからね。
「政治的であること」について
―「Russian Strings」は、昨2022年に始まったロシアによるウクライナへの攻撃を念頭に入れたような歌詞にも思えます。
デーモン:これは、僕がプーチンに連絡を取ろうとしているところから始まるんだ。「あなた達の文化はどうなってしまったんだ? あなた達の『ペトリューシュカ』はどこに行ったんだ? ロシアが世界に提供できる、バラライカやバレエや文学といった美しいものはどこへ行ってしまったんだ? なぜあなたはそんなに被害妄想になって全てに対して怒っているんだ?」って具合にね。
―なるほど、冒頭のWhere are youのyouとはプーチンのことだったんですね。
デーモン:そうだよ! でもそれから、ヘッドホンをつけて周りの狂気を全て遮断して音楽に没頭して、世界で起こっていることを気に留めていない人へと変わるんだけど、僕たちはみんなこれとつながっているんだ。そこ日本でも、ここロンドンでも、みんなつながっているんだよ。僕たち全員、何らかの形でコントロールされているんだ。人形師に操られている操り人形なんだよ。僕は音楽家/アーティストとしてこうした状況をそのように捉えている。よくあることじゃないか。個人的体験から新しい形態を生み出そうとして、それと他の形態をカップリングさせて新しい形態を生み出すってことが。
Photo by Xavi Torrent/Redferns
―それはあなたにとって、ブラーにとって反戦の重要な行動の形だと思います。日本を代表する音楽家で、2月に亡くなった坂本龍一は、自身、癌と闘病しながら、ウクライナのバイオリニストとリモートで音源のやりとりを重ねて曲を制作したりもしていました。彼は亡くなる直前までに日本で自然破壊、環境問題について強く警戒の意思を伝えていて。今、ふとその坂本のことを思い出しました。
デーモン:ああ、それは彼の音楽を聞けばわかるよ。常にそういった緊張感の中でやっていたよね。
―あなたも常にそうした社会的な活動に意識的ですよね?
デーモン:もちろん。僕は常に、政治的であると同時にエモーショナルな音楽を作ることを心がけてきた。この2つは一緒でないといけない。エモーション過多で政治がなくなると、(政治に)関わることの重要性を無視することになるし、政治過多でエモーションがなくなると、なおさら危険だ。孤立(isolation)とパラノイアを引き起こすからだ。
―今のイギリス国内に暮らす中で、あなた自身が危惧しているこうした問題点……とても多いかとは思いますが、ネームバリューのあるあなただからこそ訴えかけることができることがあるとすれば、それは何でしょうか?
デーモン:ある程度できることはあるだろうけど、肝心なのは自分の人生で起きるそれぞれの機会や出来事にどう関わるかだよね。それがこの世における自分の時間の使い方だ。自分の進むべき道は他の誰にも決められない。決められると思いたいけど、決められないよね。そういった意味では、ただひたすらうまく行くことを願うだけだ。Send out good vibrations……だね。それ以外、アーティストとして他にできることはないと思うな。
アートワークの真意、サマーソニックと日本での記憶
―アルバムのアートワークも象徴的です。マーティン・パーによる『Lifes a Beach』の1カットですが、プールの色鮮やかなブルーと、空のネズミ色の対比、そして最も手前にポツンと置かれた監視台がどことなく不気味な空気を醸し出しています。何かを示唆しているようで、何かに警鐘を鳴らしているようで、何かからの啓示を受けているようで……この写真をカバーにした一番の理由、その意図と、アルバムが出来上がった今、この写真との整合についてあなたの意見を聞かせてください。
デーモン:あれはとても緊迫した写真だ。ほとんど三連作(triptych)のようで、色鮮やかなブルーの空間のユートピアがあるけど、そのユートピアには何かが欠けている。それから自然界の海があって、制御不能でパワフルだ。それから暗い山と空があって、ユートピアが鏡に映ったような姿、すなわちディストピアだ。
―なるほど。でも先ほど、今作にはアップリフティングな要素もあるとおっしゃいましたよね。
デーモン:そうだよ。でもそれはどこにある? 闇の中か、それとも光の中か? 僕にはわからない。即答が難しい質問だ。自分で見つけるしかないね。
―光が存在するためには、闇が必要ですからね。
デーモン:もちろんだとも。
―だから両方の存在を明示する必要がある。
デーモン:あと、闇の中に自分を見つけたら、自分を見てみるといい。もしかしたら、自分が光かもしれないからね。
―さて、8月には久しぶりにサマーソニックで来日します。
デーモン:そうなんだ、すごく楽しみにしているよ! 娘と一緒に前倒しで行くんだ。ちょっとした旅行を楽しもうと思っている。娘がかなり小さかった頃にも日本に連れてきたことがあるんだ。その時は僕の両親と娘の母親も一緒でね、日本中を廻ってとても楽しかった。2歳の子供と一緒に行ける範囲でかなりいろいろなところに行ったよ。いや、2歳にもなっていなかったか。1歳だったかもしれないな。それ以来、娘は日本が大好きになったんだ。僕は娘と一緒に韓国にも北朝鮮にも行ったんで、娘は極東をかなり観たんだ。娘は中国にも行った。それが娘の人格形成にかなりの影響を及ぼしたんだ。僕にもそういうことがあったし、このことはバンドのメンバーとも話をしたけど、僕たちはみんな初めて行った日本から多大な影響を受けたんだよ。20歳ぐらいだった当時の僕たちにとって、最大のカルチャーショックだったんだ。というわけで、また日本に行けることが光栄であるだけでなく、とてもエキサイティングだ。日本にいる間にやりたいことが山ほどあるんだから。みんなも、僕たちと同じくらいエキサイトして欲しいよ!
―前回のサマーソニック出演時(2003年)の思い出などがあれば聞かせてください。
デーモン:ひどい時差ボケに悩まされていたんじゃないかな。僕は、曲の途中で立ったまま寝ていたかもしれない(笑)。ステージでそれをやるのはなかなか難しいよ。でも、次回はそうならないことを約束する。ライブの5~6日前に日本に行くから、時差ボケは治っているだろうね。
―これまでのいくつもの日本公演であなたが特に印象に残っているのはどのステージですか?
デーモン:随分たくさんのギグをやってきたからなあ。最初の頃のギグは、僕たちにとって途方もないことだった。東京でギグをやって、東京の街を満喫したんだから、素晴らしかった。僕がやったコンサートの中で最も奇妙かつモダンだったのは、東京の科学博物館(日本科学未来館)でAIロボットに向けてプレイした時だ。彼らのためにちょっとしたコンサートを開いて歌ったんだよ。あれは変わっていたな。10年はゆうに経っていると思う。もっと前だったかもしれない(編注:2014年開催なので8年前)。今のAIロボットのオーディエンスは、反応のニュアンスがもっといいだろうね(笑)。
【関連記事】ブラーが明かす「全く予定外だった」再集結の裏側
2014年、日本科学未来館でのライブ映像
ブラー
『The Ballad of Darren』
2023年7月21日(金)リリース
国内盤CDボーナス・トラック収録
再生・購入:https://blur.lnk.to/TBOD
限定グッズ購入:https://store.wmg.jp/collections/blur/
SUMMER SONIC 2023
2023年8月19日(土)〜20日(日)
東京:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ/大阪:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
※全券種ソールドアウト、ブラーは19日・東京/20日・大阪に出演
公式サイト:https://www.summersonic.com/
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