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BAND-MAID結成10周年ベスト盤クロスレビュー HR/HMと越境的な配合が生んだ個性

Rolling Stone Japan / 2023年8月3日 18時0分

BAND-MAID

BAND-MAIDが結成10周年を記念したベスト・アルバム『10th Anniversary Best』をリリースした。文字通り彼女たちの10年の軌跡を網羅した本作は、インディーズ時代〜メジャーデビュー後の日本クラウン在籍時〜ポニーキャニオンへのレーベル移籍以降の楽曲からチョイスされた30曲をリマスタリングした2枚組。8月4日には米国3大野外フェスのひとつ「Lollapalooza Chicago」出演に加え、メキシコ含む北米ツアーを8月に再度開催するなど世界基準で活躍するBAND-MAIDのベストアルバムについて、西廣智一、s.h.i.という二人の音楽ライターによるクロスレビューで深掘りする。

1. 楽曲変遷から辿るBAND-MAIDの10年
西廣智一

2013年に結成され、今年で結成10周年を迎えるBAND-MAIDが初のベストアルバム『BAND-MAID 10th Anniversary Best Vol. 1』および『同 Vol. 2』を同時リリースする。レーベルの枠を超え、これまでのキャリアを総括した全30曲は、単なるシングルコレクションとも異なる、”ライブバンドBAND-MAID”の姿がわかりやすい形で投影されたものとなっており、これからBAND-MAIDに触れてみようと思っているビギナーにうってつけの内容と言えるものだ。





このレビューでは彼女たちの歴史を振り返りつつ、ベストアルバム収録曲やそれらの楽曲が初出となったオリジナルアルバムに触れながら、BAND-MAIDの魅力を紐解いていきたい。

2014年1月に1stアルバム『MAID IN JAPAN』でデビューしたBAND-MAIDが、その後に進むべき道筋を見つけたのは2015〜16年頃のことだったと記憶している。同作に収録された楽曲はアレンジにこそバンドが携わっているものの、作詞・作曲に関してはすべて外部のソングライターが担当。音楽的には現在に通ずるハードロック的なテイストを含みつつも、ジャンルをひとつに固定することなく、より幅広い層に届けようとする姿勢が見受けられた。そして、同年8月に1stシングル『愛と情熱のマタドール』を発表するのだが、同作に収録された1曲がその後の彼女たちの運命を大きく左右することになる。



その曲こそが、のちに2ndアルバム『New Beginning』(2015年)にも収録されることになる「Thrill」だ。この曲もアレンジにこそバンドが関わっているものの、作詞・作曲はメンバーの手によるものではない。しかし、低音を強調したKANAMI(Gt)&小鳩ミク(Gt, Vo)によるヘヴィなギターリフ、地を這うような重たいグルーヴで演奏を牽引するAKANE(Dr)&MISA(Ba)のリズムアンサンブル、そして初々しさの中にも艶やかさが感じられるSAIKI(Vo)の歌声……これらが融合することで生み出される独特のサウンド感が、日本よりも先に海外で高く評価されたことで、BAND-MAIDがここから生み出していくべき音楽に対する自信は、より確かなものへと変わったはずだ。



筆者がBAND-MAIDに初めてインタビューしたのは、通算3作目のアルバム『Brand New MAID』(2016年)を完成させた直後の、2016年春のことだった。当時のインタビューでも、彼女たちは「Thrill」のMVがアメリカのオンラインラジオ/メディア『Jrock Radio』で紹介されたことを受け、海外からも注目が集まり、2016年3月には初の海外”お給仕(=ライブ)”がアメリカのイベント『Sakura-Con』が実現。約3000人もの現地の”ご主人様お嬢様(=ファン)”を、そのギャップの強いビジュアル&サウンドで魅了させた。その後にはメキシコやイギリス、ドイツ、フランスなどを回るワールドツアーも実現。また、『Brand New MAID』以降の作品がメジャー流通されたこともあり、国内での認知度も徐々に高まっていき、『NAONのYAON』や『ARABAKI ROCK FEST.』などのロックイベントへ出演する機会も急増していった。

先にも書いたように、初期3作のアルバム(今回のベストアルバムで言えば、「Thrill」を筆頭に「REAL EXISTENCE」「Shake That!!」「the non-fiction days」「FREEDOM」あたり)では外部ソングライターから提供された楽曲を、メンバー5人が納得のいく形でアレンジを加えることで、オーソドックスなハードロックや90年代以降のJ-ROCKの影響下にあるダイナミックなサウンド/アンサンブルを聴かせているBAND-MAID。そんな彼女たちの”個”がより強固なものへと確立され始めたのが、世に出たものとしては初のバンドオリジナル曲「alone」からではないだろうか。



それまでも何度かオリジナル曲制作に挑んできた彼女たちだったが、スタッフからなかなかOKをもらえずにいた中、ようやく納得のいく1曲として3rdアルバム『Brand New MAID』に収録。楽器隊の技量の高さが随所から感じられる演奏やアレンジ、ハードかつ焦燥感の強いサウンドの中できらりとひかるエモーショナルなメロディ、そしてSAIKI&小鳩によるツインボーカルという、以降のBAND-MAIDにおける大きな武器を自分たちのものにし始めた、「Thrill」に続く”はじまりの1曲”なのかもしれない。



その後、BAND-MAIDは4thアルバム『Just Bring It』(2017年)にて収録曲全13曲中9曲をメンバーのみで制作。そのほか2曲の作詞に小鳩が携わっており、ほぼ全曲に近い形でメンバーによるオリジナル曲が収録されることで、 ”BAND-MAIDらしさ”の純度をより高いものへと昇華させることに成功している。事実、このアルバムでは国内外でのお給仕やツアーでの経験が色濃く反映され、これまで以上にライブ映えする楽曲が豊富だ。今回のベストアルバムで言えば、「YOLO」や「Don't you tell ME」「Puzzle」「secret My lips」がそのフェーズに当てはまる楽曲群だ。



通算5作目のアルバム『WORLD DOMINATION』(2018年)では、通常盤ボーナストラック「ハニー」(MUCCのカバー)を除く全14曲の作詞・作曲にバンドが関わるまでに成長。”世界征服”を意味するアルバムタイトルからもわかるように、BAND-MAIDというバンドの強気な姿勢がダイレクトに投影された楽曲の数々は、演奏力/アレンジ力の成長もさることながら、SAIKIや小鳩のボーカリストとしての成長も随所から感じ取ることができる良質な仕上がりだ。作品を重ねるごとにパワフルさと有無を言わせぬ説得力が備わり始めたSAIKIの歌声はもちろんのこと、「Rock in me」でリードボーカルを務める小鳩の”可愛らしさの中に潜む凄み”が伝わるボーカルも聴き逃せない。なお、今回のベストアルバムには未収録だが、前作『Just Bring It』に収録された小鳩ボーカル曲「TIME」も必聴の1曲なので、機会があったら耳にしてもらいたい。



”世界征服”を掲げ前進を続けるBAND-MAIDは、”征服者”を意味するタイトルの6thアルバム『CONQUEROR』(2019年)でも攻撃の手を緩めることはなかった。「glory」や「Bubble」といったTOP20ヒットシングルを含む本作は、すべての楽曲の作曲・編曲をBAND-MAID名義で手がけ、(今回のベストアルバムには未収録だが、この曲はSAIKIも大ファンのデヴィッド・ボウイと幾度も共作してきたトニー・ヴィスコンティがプロデュースした)英詞曲「The Dragon Cries」以外の作詞を小鳩が担当するという、限りなく純度100%に近いBAND-MAIDサウンドを堪能することができる。先の「Bubble」を筆頭に、「endless Story」や「Blooming」「輪廻」といった楽曲では、時代を超越した”極太かつ豪快な”ハードロックサウンドが展開されており、聴き手が呼吸するのを忘れてしまうほどの圧倒感をたっぷり味わうことができる。

『CONQUEROR』を携えたお給仕を重ねていく中、2020年に入るとバンドは初の日本武道館での単独お給仕を2021年2月11日に開催することを発表する。しかし、時を同じくして未知のウイルスが世界中で猛威をふるい、エンタメ界の状況が一変。相次ぐ公演中止やさまざまな規制により、思うように動けない日々が続いていく。そんな中でも、BAND-MAIDの面々は”まだ見ぬ世界”へと思いを馳せ、7枚目のアルバム『Unseen World』(2021年)を完成させ、この充実作を抱えて武道館へと挑もうとする。が、結果はご存知のとおり。残念ながら、武道館での単独お給仕は2023年7月末時点ではまだ実現していない。



”原点回帰”と”現点進化”をテーマに持つ『Unseen World』は、コロナ禍という特殊な環境下で生まれた作品集ながらも、バンドの攻めの姿勢はまったくブレていない。今回のベストアルバムにも収録された「Warning!」や「NO GOD」「After Life」「Manners」を聴けば、メンバーの揺るぎない信念はしっかり伝わるはずだ。そして、状況が少しずつ緩和され始めた中で完成させたEP『Unleash』(2022年)をもって、BAND-MAIDの世界征服第2章は幕をあける。”解放”を意味するタイトルの同作には閉塞感の強い世の中を打破するかの如く、臨界点超えのハード&ヘヴィチューンがずらりと並ぶ。本ベストアルバムにはその中から、バンドとしての成長が端的に表れた「Corallium」がチョイスされているが、ベストアルバム2枚を通してBAND-MAIDの10年に対し興味が強まった方は、ぜひ最新作である『Unleash』もあわせてチェックしていただきたい。



この8月にはアメリカの人気大型野外フェス『Lollapalooza Chicago』への初出演を含む北米ツアーを実施するBAND-MAID。帰国後の9月からは、3月より展開中の『BAND-MAID 10TH ANNIVERSARY TOUR』国内編も再開される。このツアーの千秋楽として、11月26日には過去最大キャパでの単独お給仕を横浜アリーナにて開催予定。結成10周年の節目を迎えた彼女たちが世界征服を遂げる上で、この横アリ公演は間違いなく過去最大のターニングポイントになることだろう。今回のベストアルバム2作でBAND-MAIDに少しでも興味を持った、新たなご主人様お嬢様はぜひ一度お給仕にも足を運んでもらいたい。もっとも、筆者がそれを言うまでもなく、このベストアルバムを聴いていれば自然と「生で観たい! この音を生で浴びたい!」と思えてくるはずだ。



2. 保守的なHR/HMファンをも納得させてきた越境的な配合
s.h.i.

まず知ってほしいのは、BAND-MAIDは非常に優れたバンドであり、メタルと日本のロックの歴史において重要な意義をもつバンドということである。「メイド服とバンドを掛け合わせたものがやりたい」という出発点もあって色物扱いされやすいが、実際の音はそうしたコンセプトから想像できないくらいハードなもので、コミカルな印象を与えるメイド服はむしろ、そうした音のいかつさを中和する要素、柔らかい戦闘服のように機能している。その上で、音楽的な引き出しもとても多い。

BAND-MAIDの音楽性を一言で表すなら、〈ストロングスタイルのパワーメタル+1990年代以降の日本のロックにおける多彩な音楽語彙〉×2010年代以降のメタルサウンドという感じで、従来の縦割り棲み分け的なジャンル観では出会いにくい要素が、卓越した技巧により自然に融け合わされている。なかでも重要なのが、いわゆるガールズロックの成分とJ-ROCK的なエモの成分だろう。これは日本のHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)ファンの間では軽視されてきた文脈で、そうしたメタル外の側からメタル成分を取り込みうまく使いこなすバンドが少なからず存在する(いわゆるヴィジュアル系の領域に多い)一方で、メタル内のバンドがそうしたメタル外成分を用いて歓迎される例はほとんどなかった。しかし、BAND-MAIDはそうした難しい配合をメタル寄りのバランスで成功させ、保守的なHR/HMファンをも納得させることができている。これはとても得難いことだと思う。

その上で重要なのが、こうした越境的な配合をしなければ生み出せない個性だろう。欧州のフォークメタルバンドが出身国の伝統音楽要素を取り入れたり、和音階を導入する日本のバンドが多いのと同様に、BAND-MAIDはJ-ROCK的なエモやガールズロックの成分をエッセンスのレベルで取り込み活かすことができている。これは日本国外のバンドには真似するのが難しい配合で、BAND-MAIDならではの優れたオリジナリティに繋がっている。これまでのメタルシーンでは軽視されてきた文脈を再評価する批評的な活動と、そうした文脈に取り組むからこそ得られる音楽的な滋味を両立させる。これはBABYMETALにも通じる在り方で(BABYMETALの場合は、2010年代中盤の時点では凄さが十分に認識されていなかった聖飢魔IIやX JAPANのようなバンドの再評価と、デスコアやトラップメタルをはじめとした同時代の先進的メタル語彙の導入)、BAND-MAIDはそれをメンバー全員が女性のバンド編成でやってのけている。このような観点からの認知・評価はもっと広まってほしいものである。

『BAND-MAID 10th Anniversary Best』Vol.1およびVol.2は、以上のような音楽性がとても分かりやすくまとめられたベストアルバムだ。曲調はいずれも多彩だが、Vol.1はどちらかと言えばJ-ROCK的なエモの成分が多め、Vol.2はガールズロックの成分が多い選曲になっているように思う。例えば、Vol.1収録の「Daydreaming」はLUNA SEAやLArc〜en〜Cielに通じるバラード寄りの曲調で、そこに鬼束ちひろのような仄暗さや、メタルならではの分厚く逞しいエッジが加わっている。この曲が巧いのは、そうしたエモ系譜の音楽要素のうちメタルファンにはあまり好まれない類の成分(コード進行のクセなど)を解きほぐしてHR/HMファンにも受け入れやすい形に整理しているところで、そうしたさじ加減のうまさは他の曲でも様々な形で活かされている。



Vol.2収録の「Puzzle」は、相川七瀬あたりのガールズロック的な要素(90年代のビーイングやエイベックスに通じる雰囲気)をニューメタル〜メタルコア以降のサウンドに落とし込む手管が凄い。イントロのリフはEuropeやJourneyのような80年代のメロディアスハードロックに連なるものなのだが、それをメタルコアやEDMの爆音基準で大幅にラウドにすることで、嗜好の異なる双方のリスナー層にアピールする形に昇華してしまえている。こうした越境的ミクスチャーを、少し聞き流したくらいでは違和感が生じないレベルでやってのけ、好き嫌いの多い人にもうまく飲み込ませてしまう。今回の二つのベストアルバムは、そうした料理のうまさが明快に示されている点でも意義深いリリースだと思われる。



BAND-MAIDのこのような音楽性は、バンドの方向性を模索していた時期に出会いHR/HM路線を選ぶきっかけとなった名曲「Thrill」(作詞作曲は、初期の楽曲提供者として重要な役割を担った阿久津健太郎)で既に示されている。基本的な曲調は80年代のLOUDNESSやACCEPTに連なる強靭なパワーメタルなのだが、サウンドプロダクションはニューメタル以降の分厚い鳴り、その一方で歌メロまわりはSHOW-YAなどに連なるガールズメタル/ロックの系譜。従来のHR/HM観では組み合わせようという発想自体が出てきにくい要素が自然に融合しているこの曲は、音楽的な成り立ちの面においてもBAND-MAIDの重要な原点になっている(Vol.1の最初に収録されているのはそうした認識の表れでもあるだろう)。

こうした音楽的な広がりは、HR/HM路線に踏み切る前にリリースされた最初のミニアルバム『MAID IN JAPAN』(2014年)でもよく示されている。メンバー自身の手による楽曲が大部分を占めるようになるのは『Just Bring It』(2017年)からだが、それ以前の初期作で多彩な音楽性に触れていたことが自作曲の豊かさに貢献した面もあるだろう。メイドの装いも含め、BAND-MAIDはメタル的には色物とみなされやすいポジションから出発したバンドだが、だからこそオーセンティックなメタルのマナーを過剰に要求される対象にならずに済み、自由に音楽性を広げていくことができた(これは聖飢魔IIなどにも通じる)。今回のベストアルバムは、そうした活動の軌跡を示すものでもある。

実際、近年の作品は先述のような”要素の組み合わせ”的な解釈が容易でないものも多い。例えば、Vol.1収録の「glory」(初出は2019年の『CONQUEROR』)は、VICIOUS RUMORSのような正統派のパワーメタルと、マキシマム ザ ホルモンのような2000年代以降のオルタナティヴメタルとが、マスコアやメロコアの疾走感を介して融合され、終盤ではエモ系譜の叙情に至る……というふうにも形容できるのだが、それぞれの要素は分離困難なレベルに融け合わされ、BAND-MAIDならではの優れた個性に昇華されている。



Vol.2収録の「NO GOD」(初出は2021年の『Unseen World』)も同様で、メロディック・パワーメタル(リフは歌伴のためのシンプルなものが多い)のテンポにヘヴィメタル〜パワーメタル流の捻りの効いたリフを早回しして落とし込んだような序盤と、エモ〜ポストロック成分が前面に出るサビやブリッジとが、そうした文脈を越えて動きまくる楽器陣のソロ的パートを介して不可分に融合されている。



そして、Vol.2最後に収録された「Coralium」(初出は2022年の『Unleash』)に至っては、安室奈美恵のようなJ-R&Bの要素とオルタナティヴメタル的な曲調が渾然一体となり、ほとんど唯一無二の味を生んでいる(そして、ここでJ-R&Bの要素に気付くことにより、例えば「輪廻」がSlayer流スラッシュメタル+J-R&B的な成り立ちをしていることが見えやすくなる)。そうした個性確立度の変遷を一望できる点においても、とても楽しく意義深いベストアルバムになっていると思う。



以上、BAND-MAIDの音楽的な立ち位置と『BAND-MAID 10th Anniversary Best』の充実した内容について触れてきた。全曲リマスタリングされ曲順も良い本作は、このバンドを聴いたことがない人にとっての入門編としても、既に聴いたことがある人が理解を深めるための手掛かりとしても、絶好の内容になっている。その上で、今回収録されなかった曲も良いものが多いので、オリジナルアルバムもぜひ聴いてみてほしい。BAND-MAIDならではの批評的創作の妙味を楽しめる傑作ばかりである。


<リリース情報>

BAND-MAID
『10th Anniversary Best Vol.1』
2023年8月2日(水)発売
定価:2500円(税抜価格:2273円)
=収録曲=
1. Thrill
2. REAL EXISTENCE
3. alone
4. YOLO
5. Don't you tell ME
6. Daydreaming
7. Choose me
8. DOMINATION
9. DICE
10. start over
11. glory
12. Bubble
13. endless Story
14. Different
15. Warning!

BAND-MAID
『10th Anniversary Best Vol.2』
定価:2500円(税抜価格:2273円)
=収録曲=
1. Shake That!!
2. the non-fiction days
3. FREEDOM
4. Puzzle
5. secret My lips
6. Play
7. I can't live without you.
8. Rock in me
9. Screaming
10. Blooming
11. 輪廻
12. NO GOD
13. After Life
14. Manners
15. Corallium

BAND-MAID OFFICIAL HP:https://bandmaid.tokyo

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