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ゴーゴー・ペンギンが語る「変化」と「進化」の過程、坂本龍一やデフトーンズから受け取った刺激

Rolling Stone Japan / 2023年8月4日 17時30分

ゴーゴー・ペンギン、フジロック'23にて(Photo by Yuki Kuroyanagi)

ドラマーのロブ・ターナーが脱退、新たにジョン・スコットを迎え、5年間在籍したブルーノートを離れて再スタートを切ったマンチェスター出身のトリオ、ゴーゴー・ペンギン。7月29日(土)、フジロックのFIELD OF HEAVENに登場した3人は、最新作『Everything Is Going To Be OK』から6曲と、それに先駆けてリリースされたEP『Between Two Waves』から1曲、そして過去のレパートリーから「Bardo」や「Protest」など5曲をプレイ。ピアニストのクリス・アイリングワース、ベーシストのニック・ブラッカが共にシンセサイザーを併用、アレンジがより多彩になり、新章に突入したバンドの現在を伸び伸びと見せつけた。来年1月に単独公演で再び来日する3人に、変化の過程と、絶好調の現在についてたっぷり語ってもらった。

【写真ギャラリー】ゴーゴー・ペンギン フジロック撮り下ろし(全10点)


左からジョン・スコット(Dr)、ニック・ブラッカ(Ba)、クリス・アイリングワース(P) Photo by Emily Dennison


新ドラマーのジョン・スコットについて

─最新作『Everything Is Going To Be OK』は、インストゥルメンタルなのに歌詞が聞こえてくるような気分にさせられる、感情に訴えかけるアルバム、と感じました。

ニック:そんな風に言ってもらえるとうれしいよ。

─このバンドは誰かひとりだけが突出しない、3人が等しく影響し合うバランスが重要だと思うので、新しいドラマーを選ぶのは簡単ではなかったと思います。どんな流れでジョンが加入することになったのか教えて頂けますか?

ニック:実はそれほど難しくなかったよ。

クリス:ニックはジョンのことを何年も前から知っていた。僕はジョンと会ったことがなかったけど、フェスで近くに座ったことはあったんだよね(笑)。そのときはお互いを知らなかったけれど。新しいドラマーを探し始めたとき、ニックが僕にジョンを勧めてくれて、彼が他のミュージシャンと一緒に演奏しているビデオをいくつか見た。それが素晴らしかったので、ジョンをマンチェスターに招いて、一緒に何曲か演奏してみたんだ。そのセッションが実にいい感じで、最高のドラマーを見つけたと思ったよ。

ジョン:ごく自然な流れだった。初めて一緒に演奏してから、ピザを食べながらビールを飲んだよね(笑)。

クリス:ニックがバンドに加入した頃みたいだな、と思った。本当の意味でゴーゴー・ペンギンが始まったのはニックが加入してからだと思っているんだ。『V2.0』(2014年のアルバム)のリハーサルを始めた頃、僕とニックはお互いの顔を見てニヤニヤし合っていたのを覚えている。ジョンとも、まさにそんな感じだった。僕らは一緒にプレイをするのがまだこんなに楽しくて、これほどエネルギーがあるんだ、と実感できたし、素晴らしいことだと思ったね。




フジロック'23にて(Photo by Yuki Kuroyanagi)

─ジョンはカイロス・4テットでプレイしていたし、シャバカ・ハッチングスとも共演しましたよね。最近はマルチトラクション・オーケストラのアルバムにも参加していますが、一方でヘンリー・ロウサーのような大ベテランとも交流を持っていて、非常に活動の幅が広いです。そんなあなたが、ドラマーとして自分の個性が固まってきたと実感するようになったのはいつ頃からでしたか?

ジョン:僕も彼らと同じようにマンチェスターに住んでいたけれど、ロンドンに出てからもう15年になる。音楽大学に行った後、そのムードから抜け出して自分自身を見つけるまで、誰でも数年はかかると思う。僕の場合、学校で勉強し始める前にとても興味深い音楽的な経験をたくさん重ねていたから、後で自分のアイデンティティを”再発見”することができた。エレクトロニック・ミュージックとジャズを数年間やって、一度そこから抜け出して、その後に2つを統合した感じかな。君はバイロン・ウォーレンを知っているよね? レッド・スナッパーのメンバーだった人だ。

─はい、素晴らしいトランペット奏者ですね。

ジョン:僕はムラトゥ・アスタトゥケのバンドでバイロンと一緒だった。彼は僕にとって非常に重要な存在だったよ。幅広い音楽とのつながりを再び得るという意味でね。彼らとの関わりは本当に重要な体験で、音楽を深く探求するいい機会になった。


ムラトゥ・アスタトゥケのライブ映像(2023年)、ジョン・スコットとバイロン・ウォーレンが参加

─あなたはグレイト・ディヴァイドの「Ibrahim」というシングルでロバート・ワイアットとも共演していましたね。

ジョン:そうなんだけど、ロバート・ワイアットとは残念ながら会えていない(笑)。できることなら会いたかったけれど、あれはオーヴァーダブなんだ。ロバートにはもちろん影響を受けていて、彼の『Shleep』というアルバムが好きだよ。



バンドに訪れた「人生が一変するような経験」

─バンドには他にも変化がいろいろあって、所属レーベルもソニー・マスターワークス傘下のXXIMレコーズに移りました。ブルーノートを離れてここからリリースすることにしたポイントは?

ニック:バンドの音楽性が変わってきていたし、僕らも変わるべき時期だと思った。それは前のドラマーのロブ・ターナーが脱退する前の話だけど、大きな変化だったよ。ブルーノートとは3枚のアルバム契約が終わるタイミングで、再契約の話もあった。彼らは素晴らしい人たちだった。僕らが実験的なこと、新しいことに挑戦するのも勧めてくれたし、何か問題があったわけではないんだ。でも、僕らは音楽的に進みたい別の方向が見えてきて、ブルーノートというレーベルではジャズ的なものに対する期待や、重みがあるんじゃないかと懸念していた。次のレーベルをいくつか検討していたときにXXIMを運営している人と話す機会があって、相性が良かったのでここからリリースすることにしたんだ。




Photo by Yuki Kuroyanagi

─最初に言った通り、このアルバムの曲はどれも感情を強く揺さぶるのですが。クリスもニックも、肉親との別れを経験した後にレコーディングしたと聞きました。そういう個人的な体験が影響している曲はどれなのでしょうか。

ニック:僕にとってそれは「Everything Is Going To Be OK」だけど、皮肉なタイトルだね。というのも、その頃はすべてが信じられないほど悪い方向に進んでいるように感じた時期だったから。兄が亡くなった6週間後にリアル・ワールド・スタジオでアルバムをレコーディングしたんだけど、その8カ月前にも母を亡くしていた。2人ともガンで亡くなったんだ。だから僕個人としては、このアルバムはとても大きな出来事だった。ジョンがバンドに加入したのはもちろん良いことだったけど、個人的なことがたくさんあって、信じられないほどきつい時期だったね。

クリス:僕にとっては「You're Stronger Than You Think」と「Last Breath」かな。「Last Breath」は、音楽的にこれまでとはかなり異なるアプローチだったと思う。このアルバムの初期のプロセスでは、みんなで集まって楽しもう、楽器で好きに音を出してみよう、という姿勢に重きを置いていた。先入観にとらわれず、ただ音楽を作ろう、とね。それが「Last Breath」のような曲につながったんだ。これまでとはまったく違うことができたという手応えを感じた。たくさんのことを思い出させてくれる曲だね……作っていく過程で、とてもエモーショナルになった時期だった。ライブで新作の曲を演奏すると、思わず笑顔がこぼれるんだ。ニックがシンセを弾いている姿を見るのも楽しいし、各自の個性をより反映したアルバムになったと思う。

ジョンは加入してからまだ日が浅いのに、この作品での彼はただ植えつけられたという感じがしなくて、いつもそこにいたようで、しっかり根付いている。つい最近、ベルリンで行なったギグの録音を聴き返していたんだけど、僕とニックで思わず「ジョンのドラム、最高じゃない?」と言い合った(笑)。もちろん、前任のロブはとてもいいドラマーだったし、それは疑いようがない。でも、ある日突然、ジョンのドラムスが、ニックと僕がやろうとしていることにぴったり合うようになった、と実感したんだ。それは今までにないことだった。さっき君が言った、3人が対等に感じられるという点は、僕らがやろうとしていることの本質的な部分だと思う。そういう理想的な状態でフル・アルバムを1枚作ることができたのは、思わず笑みがこぼれるほど幸せなことだよ。




─アルバムのタイトルが象徴するように、悲しみに沈んでいくのではなく、希望の光が見えるアルバムになっていると思います。

ニック:その通り。

─コロナ禍を挟んだ後のそういう心境は、「We May Not Stay」などに反映されているでしょうか?

ニック:実は、この曲のタイトルは日時計に書かれていたモットーに惹かれてつけたんだ。文字盤にラテン語で書かれた、古い格言みたいなものがあってね。僕はそういうものが好きだから、頭の中にその言葉がずっとあったんだ。

─クリスは父親になったそうですね。人生が一変する大きな経験だと思いますが、どんな変化がありましたか?

クリス;本当に人生がすっかり変わる体験だったし、まだ慣れないね(笑)。子供を授かったおかげで家にいる時間ができた。それがなかったら、またいつものようにツアーに戻っていただろう。そういう時期がなければ、僕らが置かれている状況を再検討して、バンドとの関係をより良いものにしようと考えることもなかったと思う。僕が祖母を亡くし、ニックがお母さんとお兄さんを続けて亡くした喪失感は途方もなく大きかった。でも同時に、息子の新しい人生が始まって、彼の成長を見守ることができた。このアルバムでは、すべての感情を表現しようとしたんだ。人々を恋しく思う理由も、喪失感を覚える理由も、その人たちを愛しているから。時に辛く、困難な時期だったけれど、愛があったからこそ乗り切れた。そして、こういうことは人間なら誰もが経験することだ。家族を失い、親になり……さらにパンデミックによって、愛するオーディエンスと長い間会えなくなってしまった。日本に来るのは5年ぶりだけど、僕たちは日本が大好きだし、この日が来るのを心待ちにしていたよ。

息子を授かったのは僕の人生で最大の変化だ。この子のためなら死んでも構わないと思える、誰よりも大切な人がいるなんてまったく信じられないことだよ。彼の存在が本当に力を与えてくれる。息子はもう4歳だから、音楽にも興味が出てきてウクレレやハーモニカを触ってるんだ。近いうちに彼をスタジオに連れて行って、いろんな経験をさせたいと思っているよ。

プレイリストから読み解く音楽的ルーツ

─海外のレビューを読んでいると、新作のドラムスはDJシャドウなどのビーツと比較されていますね。ビート感という部分で、今回はどんな変化があったんでしょう?

クリス:曲作りでは、僕らが過去にあまりやったことがないようなことをもっと追求したかった。ヒップホップ……特に90年代のインストゥルメンタル・ヒップホップは僕らにとってとても大きな影響源で、DJ KRUSH、DJカム、シャドウに影響されているよ。マンチェスターにはグランド・セントラルというレーベルがあって、キッズの頃はそれがお金をせっせと貯める理由のひとつだった。ミュージック・ボックスとかプラネット・K……そこはもっとドラムンベース寄りだったけど、そういうクラブや、ニンジャ・チューンから出るレコードに刺激されていた。

ジョン:そういうサウンドが流行った頃、サンプル・ソースがどこから来たものなのか調べるのに夢中になった。ジャズやファンクのレコードを聴き漁ってね。アコースティック・ドラムでああいうニュアンスをどう出すか、自分なりに模索したよ。僕はエイフェックス・ツインのようなエレクトロニカや、スクエアプッシャーも大好きなんだ。そこには忙しくて複雑なドラム・パートがあるけど、音量はとても小さくて、その周りには他の楽器のためのスペースがあった。ヒップホップ寄りの音楽でも、ドラムスの音量は大きいけれど、パート自体はシンプルで音と音の間にスペースがあるよね。このアルバムを作り始めるときに方向性を話していて、そのことが頭にあった。僕はここで、「ドラムスでどんなことができるか」という視点に立ちたくなかったんだ。この音楽にとって何が最も効果的で、サウンドからパートに至るまでどうアプローチするか……それを考えていた。一緒に曲を作るということは、そういうことだと思うから。

─最近あなたたちが作ったプレイリストをSpotifyで見つけたんですが、想像以上にジャンルの幅が広くて驚きました。

クリス:本当はミックステープのようなものを作ろうと思っていたんだけど、今年はとても忙しくて時間がないので、このプレイリストに曲をどんどん入れていった。ジャイルズ・ピーターソンとかがやっているように、僕らの嗜好を見せられるようにしたかったんだ。自分たちの音楽を作るときと同じように正直でありたいから、そういう選曲になったね。

ニック:でも、とても風変りな曲ばかりだと思うよ(笑)。



─トゥバ共和国のフンフルトゥが1曲目で驚きました。彼らは個性的な喉唄をフィーチャーしていますね。

クリス:彼らのことはKEXPのセッションを見て知った。喉歌はモンゴルのホーミーを聴いたことがあったけれど、特にファンというわけではなかったし、ああいうアプローチで歌うのを聴いたのは初めてだったので驚いたよ。彼らのインタビューも見たけれど、子供の頃から動物や昆虫の鳴き声を真似していて、あのスタイルを会得したようだね。



─デフトーンズの曲が選ばれているのも驚きでした。こういうヘヴィなオルタナティブ・バンドも通ってきたんですね。

ニック:リミックス・ヴァージョンを選んだよね。

クリス:うん、僕はトゥーリストがリミックスした「Change」を選んだ。デフトーンズはキッズの頃によく聴いていた。僕は8歳からピアノを弾いていたんだけど、11歳くらいになってバンドを組んでみたら、ピアノだとなかなかうまくいかなくて、そのうちベースも弾くようになったんだ。最初に組んだバンドは、ピアノを弾く僕とシンガー、それから楽器を弾かない3人くらいで、自分たちをバンドと呼んでいた(笑)。僕がピアノを弾いてノー・ダウトの「Don't Speak」をやったりしたよ。メンバーがギターを弾くようになって僕がベースを弾き始めてからは、ニルヴァーナやスマッシング・パンプキンズ、デフトーンズの曲なんかをカバーしていた。中でもデフトーンズは当時の僕らにとって大きな存在だったね。彼らは『White Pony』の全曲をリミックスしたアルバムも作っていて、そういう自由な姿勢にも刺激された。



─さっきジョンがこのプレイリストを見て「いいね!」と言っていたんですけど、どの曲についてですか?

ジョン:アフリカ・ハイテックの「Out In The Streets」。ケイクの「The Distance」もいいね。デューク・エリントンの「Fleurette Africaine」も大好きな曲で、過去にプレイしたこともあった。

ニック:ここに選ばれているエイムの「Cold Water Music」という曲でベースを弾いているのは、実は僕なんだ。彼のライブ・バンドに参加していた時期があるんだよ。

クリス:僕はこの曲をティーンエイジャーの頃に聴いて気に入ってた(笑)。その後何年も経ってから、ニックが演奏していたことを知って仰天したよ。



─65デイズオブスタティックの曲が選ばれているのも意外でしたが、メロディの美しさには共通するものがあるなと思って腑に落ちました。

ニック:トラックとして形にはなっていないけど、遊びで「65 Boards Of Canada」っていうタイトルの曲はどうかな、と話していた(笑)。

クリス:あの曲は『No Man's Sky』っていうコンピューターゲームのサウンドトラックに収録されていて、気に入ったんだ。

─他にもこのプレイリストにはブルースマンのR.Lバーンサイドの曲や、ジェファーソン・エアプレインの「Embryonic Journey」があったりするし。他のインタビューではクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの『Deja Vu』の話もしていたでしょ。つまり音楽のスタイルやジャンルに関係なく、ヒントになりそうな要素をいろんなところから集めてきているんですね。

クリス:ジャンル分けって感情的なものだと思う。僕はその音楽が何かを感じさせてくれるなら、どんなスタイルのものでも厭わないよ。僕はダンスが苦手で踊るとひどいけど(笑)、
ダンス・ミュージックを聴いていると踊り出したくなる。ジェファーソン・エアプレインのようなタイプの音楽は、僕の母が夢中にさせてくれたんだ。

ニック:君がさっき、「インストゥルメンタルだけど歌詞が聞こえるようだ」と言っていたけど、このアルバムの曲を書いているとき、僕らはいつもお互いに影響を与え合っていたと思う。ソングライターが歌詞を書くときのように、よりメロディアスで構成された音楽を考えるようになってきた。

─このプレイリストには坂本龍一の「fullmoon」もありました。彼の作品のどんなところに惹かれますか?

クリス:彼は最も素晴らしいミュージシャンの一人だと思う。長い間彼の作品を聴いていたし、彼のインタビューを見たり、テキストも読んだりしたよ。こう言うと悪く聞こえるかもしれないけど、僕は好きなピアニストより嫌いなピアニストの方が多いんだ。ピアニストが演奏する音楽の多くは、アプローチの仕方も含めて、僕にはどうもピンとこなかった。でも坂本は例外で、彼は音楽を聴く確かな耳を持っているし、鋭い指摘をしていると思う。彼のアプローチも好きだよ。映画のサウンドトラックの仕事もそうだけど、彼は明らかに、どうすれば感情的なレベルで聴き手とつながり、スクリーンで見ているものを引き立てることができるかよくわかっている。本当に優れた頭脳を持っている人だった。『Playing the Piano 2022』というドキュメンタリーで、ある曲をゆっくり演奏した理由について、彼は「音と音の間にある響きを聴くのが好きだから」と説明していた。スペースを聴くこと……これは重要なことで、音楽以外にも当てはまる。たとえばスピーチでもすべてを話す必要はなくて、何も言わない方がいい部分もあるからね。




Photo by Yuki Kuroyanagi

─新作には「Friday Film Special」という曲がありますが。あなたたちの音楽は、しばしば映像的だと形容されますよね。たとえばこの曲では、どんな映画が流れている光景を思い描いたんでしょう?

ニック:最初のアイディアは、単にジャムをやってみようということだった。そういうことはあまりやってこなかったから。この曲は僕とクリスが即興でやったジャムから、突然生まれたものだよ。このタイトルは、1980年代に放送していたBBCの子供向けプログラムから来ている。毎週金曜日に子供向け映画を放送していて、それが「Friday Film Special」と呼ばれていたんだ。この曲の内省的でノスタルジックな感じに合いそうなタイトルを考えていて、兄がその番組を見ていたときのことを思い出した。それで、クリスにこれを曲名にしようと提案したんだよ。

─そんな背景があったんですね。メンバーの好みの映画も教えてもらえます?

クリス:う~ん、1本に絞るのは難しいけれど…ウェス・アンダーソン監督の『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』が大好き。

ニック:僕は多分、『シャイニング』だな(笑)。

ジョン:僕は『2001年宇宙の旅』。今でも刺激を受けるよ。



─あなたたちは優れたライブ・バンドとして認識されているわけですが、今のあなたたちのライブの見どころを教えてもらえますか?

ニック:ジョンが加入してからライブに対する興奮が高まっているし、セットリストも長くなってきて、より良い形にできるようになった。来年1月の日本公演でやれるかわからないけれど、実はもう新しい曲のアイデアもあるよ。

ジョン:僕らのエンジニアは、スタジオで構築したドラム・プロダクションの効果をライブでも発揮させたいという僕の願望に、本当によく応えてくれている。彼はどうしたらライブのサウンドをもっと良くできるか、常に考えているんだ。そうやって仲間ぐるみで進化しているよ。



GOGO PENGUIN Japan Tour 2024
2024年1月31日(水)Spotify O-EAST
2024年2月1日(木)名古屋クラブクアトロ
2024年2月2日(金)梅田クラブクアトロ
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ゴーゴー・ペンギン
『Everything Is Going To Be OK』
発売中
再生・購入:https://sonymusicjapan.lnk.to/GoGOPenguin_EverythingIsGoingtoBeOK

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