1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

500万人のフォロワー抱える米人気TikTokerが失踪、実は精神病院に入院していた

Rolling Stone Japan / 2023年8月26日 21時25分

TikTokより

愛くるしい甥と姪の動画で有名な500万人以上のフォロワーを抱えるTikToker、通称Yeet Babyことクリス・ルーニーが、失踪した翌週、精神病院に入院しているという。家族が声明を発表した。

【動画を見る】入院前のルーニーさん

「Yeet Babyをフォローしてくださっている多くのファンが、私たちの『アンクル・クリス』を心から心配してくださいました。今日はそんな皆さんに進捗状況をお知らせします」という書き出しで声明は始まる。

「皆さんもご存じのように、この半年彼の人生は困難以外の何物でもありませんでした。失踪前に皆さんもご覧になったように、彼の精神状態は限界に達していました」。

バージニア州生まれのルーニーは甥と姪が映った愛くるしい動画で有名だ。とくに有名なのが、姪のマーレイちゃんがカップに液体を注ごうとするのをルーニーが温かく見守り、励ましながら手を貸す動画だ。マーレイちゃんが最初に発した「イート(yeet)」にちなんで名づけられたアカウントは、パンデミック絶頂期に数百万人のフォロワーを集めた。

この数カ月、ルーニーは妻と別居の手続き中だと率直に語るなど、普段のコンテンツとはやや逸脱していた。ファンも気づいていたように、彼の言動はいささか衝動的になり、TikTokへの投稿も頻繁になって、他人のコメントに反応することもしばしばだった。

酒の飲みすぎが原因で結婚生活が破綻している、という憶測コメントに対し、「こういうコメントはカチンとくる。僕を怒りっぽくさせる」と、すでに削除されたTikTok動画で発言した。結婚生活の破綻については、本人は否定していた。「どうか僕を怒りっぽくさせないでほしい」。



8月3日、家族はルーニーがいなくなったと警察に通報し、ソーシャルメディアでも失踪を公表して、警察に失踪届を出した。数時間後、ルーニーが治療のため精神病院に自主入院していたことが判明したと家族が投稿した。

最新の声明では、ルーニーが人身売買に反対する映画『Sound of Freedom』について投稿していたことも言及されていた。Qアノン陰謀論者が推奨していたこの映画は、人身売買に関する誤った情報が含まれているとして非難されていた。現在ルーニーのTikTokのバイオには、映画でも紹介されていた団体「Operation Underground Railroad」のwebサイトへのリンクが張られている。

「失踪する前、彼は『Sound of Freedom』という映画を見て、他の人たちと同じように心底うんざりしていました」と声明には書かれている。「彼はすぐに、児童人身売買の撲滅のために募金を呼びかけるサイトのリンクを投稿しました。ばかげているとお思いの方も多いでしょうが、彼は心からこうした目的のために何かしたいと思っていました。その気持ちは今も変わりません」。

声明にはルーニー本人のメッセージも記載されていた。「残念ながら、こればっかりは誰にも助けられません。僕自身が頑張らなくてはならないことです。これからは自分だけでなく、周りの人たちの健康を一番の目標にしていきます」。

アカウントに投稿された声明は、「皆さんもまだたくさんの疑問を抱えていると思いますが、まずはアンクル・クリスが元気になって、自らの体験を話す心構えができてから、本人が答えてくれるでしょう」という言葉の後、「アンクル・クリスと家族より」という署名で結ばれている。

関連記事:精神障害・疾患は特別なことではない、求められる正しい認識

from Rolling Stone US



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください