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音楽×キャンプの祭典「朝霧JAM」迷わず行くべき6つの理由

Rolling Stone Japan / 2023年9月21日 17時30分

Photo by 宇宙大使☆スター

富士山麓に広がる緑豊かな朝霧高原でキャンプをしながらライブを楽しめる人気フェス「朝霧JAM」が10月21日(土)、22(日)に朝霧アリーナ・ふもとっぱらにて開催される。20回目の開催を迎える今年の見どころ、知っておきたいポイントをまとめた。




1. 「富士山の麓」という極上のロケーション

朝霧JAMのシンボルといえば、会場の目前にそびえる富士山。秋深まる季節の開催ということで、富士山頂から朝日が昇る「ダイヤモンド富士」、赤い夕焼けに染まった「赤富士」が観られる時期。みどり豊かな景観が広がり、晴れた日の夜は満天の星空が! 富士山と共に寝起きする至福のキャンプ・イン・フェス、これ以上の贅沢はないだろう。


赤富士

2. 「キャンパーの聖地」を気軽に満喫

朝霧JAMの醍醐味は「ふもとっぱら」キャンプ場、という方も多いだろう。その名のとおり富士山の麓(ふもと)にあり、東京ドーム7~8個分という日本トップクラスの広大な敷地を誇ることから「キャンパーの聖地」と言われている。昨今のアウトドアブームもあって今では予約困難となっているが、朝霧JAMなら気軽にステイすることが可能。天気が良ければ富士山をベストポジションで満喫できる。フェス会場まではシャトルバスで約10分。本格的なキャンプが楽しみたい方はぜひこちらへ。利用するには「ふもとっぱらオートキャンプ駐車券」もしくは「ふもとっぱらパーク&キャンプ駐車券」のチケット購入が必要で、どちらも人気のためお買い求めはお早めに。

ライブ重視の方には場内キャンプサイトがお薦め。メインステージの前に広がる「CAMP SITE A」、ステージから少し離れた場所にある「CAMP SITE B」の2種類が設けられている。ちなみに、2日目の終演後も「ふもとっぱら」は翌日10:00、「CAMP SITE B」は翌日11:00までキャンプを継続可能。それぞれの楽しみ方に応じて、どこに泊まるか選ぼう(※キャンプエリアの詳細はこちら)。


ふもとっぱらの光景




3. 「フジロス」を吹っ飛ばすジャンルレスな出演陣

朝霧JAMは「RAINBOW STAGE」と「MOONSHINE STAGE」という、それぞれ特色を持つ2つのステージが用意されている。「夏フェスシーズンは終わったけど遊び足りない!」という人も満足させるだろう総勢28組の出演者が揃った。



海外勢では、USポストロックの第一人者アルバム・リーフ、ジャズの常識を覆すドラマー/プロデューサー/MCのカッサ・オーバーオール、先鋭的なサウンドメイクでジャズを刷新するバッドバッドノットグッド、インディーR&Bの先駆者チェット・フェイカー、最強のロックンロール3兄妹キティー・デイジー&ルイス、良質な歌を届けるシンガー・ソングライター・デュオHovvdy (ハウディ) 、スケートカルチャーを愛する野外フェスの申し子ことトミー・ゲレロ、エクスペリメンタル・ジャズユニットのsunking、デトロイトのヒップホップ〜ハウスを代表するDJ/プロデューサーのWaajeed、ブリストルが生んだレジェンドことDJネイチャー、日本のシティポップを世界に届けるNight Tempoと実力派が集結。ちなみにバッドバッドノットグッド、キティー・デイジー&ルイスの単独公演はすでに完売しているので、気になる方は朝霧JAMに足を運ぶべし。

さらに国内勢もくるり、TENDRE、青葉市子、折坂悠太、OMSB、OGRE YOU ASSHOLEなど錚々たる顔ぶれ。toeは原田郁子(clammbon)、皆川真人を迎えたスペシャル編成での出演となる。謎多き音楽集団CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、失われた日本の情緒をアンビエントで表現する冥丁、ソウルフルな歌声のさらさも気になるところ。公式プレイリストもあるのでチェックしよう。






4. 音楽以外も楽しみ満載、今年はサウナも登場

朝霧JAMの見どころはライブだけではない。アクセサリーや雑貨などを取り扱うマーケットエリア、富士山をバックに行う朝ヨガやラジオ体操、物作りを体験できるアクティビティやワークショップなど、様々な楽しみ方が用意されている。子どもたちに人気のKIDS LANDに加えて、大縄跳びや子ヤギとの触れ合いなどファミリーで参加できるコンテンツも充実。ペットとの参加も大歓迎、広い芝生のうえで思う存分に遊ぼう。会場内を散歩しながら自然観察するのも気持ちよさそうだ(※マーケット/ワークショップ一覧はこちら)。

さらに今年は、サウナエリア「サウナ・サンセット」が新たに登場。バレルサウナ、サウナカー、テントサウナの3種類が用意される。富士山を一望しながら「ととのう」なんて、これ以上の贅沢はないだろう(2度目)。キャンドル・ジュン氏がプロデュースする幻想的スポット「ピーターパンCafé」もチルアウトにうってつけだ。


マーケットエリア


朝ヨガのワークショップ


サウナ・サンセット


5. フェスグルメ、キャンプご飯でお腹も満足

地域密着型フェスゆえの「食の豊かさ」も朝霧JAMの醍醐味だ。キーワードは「地産地消」。名物・富士宮やきそば、地元食材を使ったジビエ料理やぐるぐるウインナー、富士山麓の清らかな水で育てられたニジマス、朝霧高原の牛乳を使った酪農製品、駿河湾の海産物を使った料理に、地産材料を使ったクラフトビールまで。地元食材にこだわったローカルフード、B級グルメ、アジアンやエスニックなど様々な飲食店が並ぶ。フジロックで人気の「ところ天国」も出店している(※フード店舗一覧はこちら)。

もちろん、キャンプサイトでみずから料理するのもよし。みんなでワイワイBBQすれば楽しいに決まっている。ホットサンドや鍋料理も人気のようだ。音楽に揺られたあとはテントでうたた寝して、夜は焚き火を囲みながら乾杯。贅沢な時間を自由気ままに過ごそう。


ぐるぐるウインナー


ニジマス


6. 実は手ぶらでもキャンプできる

朝霧JAMはキャンプを前提としたフェスなので、宿泊施設に泊まるという選択肢が存在しない。「準備も大変そうだし、ハードルが高い」と考えるインドア派リスナーもいると思う。そんな方もご安心を。オフィシャルバスツアー利用者限定で、お手軽なレンタルプランが2つ用意されている(※バスツアーの詳細はこちら)。

まずは、「レンタルテントプラン supported by LOGOS」。テントは事前に設置済み、返却・撤収も不要。LOGOS製のテント、防水マット、ランタンがセットになって準備されている。「テントなんて組み立てたことがない……」という人もこれなら安心だ。

もう一つは、「hinataレンタル」によるキャンプ用品の現地受け取り&返却サービス。事前に予約するだけでキャンプ道具を一式レンタルできる。テントや寝具だけでなく、料理や焚き火を想定したアイテムのプランも用意されているので、これを使えば手ぶらでキャンプができるはず(防寒着などの身支度は忘れずに!)。

ビギナーの方はこういったプランも活用しつつ、まずは思いきって飛び込んでみるのもアリだろう。実際、朝霧JAMがきっかけでキャンプ沼にハマった人は数知れず。最高の音楽まで楽しめるわけだし、キャンプデビューに最適なイベントと言っても過言ではない。迷っている方はこの機会にぜひ!


「レンタルテントプラン supported by LOGOS」の様子



Its a beautiful day~Camp in 朝霧JAM
2023年10月21日(土)~22日(日)
富士山麓 朝霧アリーナ・ふもとっぱら
チケット:
2日通し券 19,800円(1人様・税込)
1日券 13,000円(1人様・税込)

※車でご来場の方は事前に入場券と併せて駐車券の購入が必要、詳細は公式サイトにて

出演:
10月21日(土)
THE ALBUM LEAF / 青葉市子 / BADBADNOTGOOD / CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN / HIROKO YAMAMURA / HOVVDY / KASSA OVERALL / MAIKA LOUBTÉ / 冥丁 / OGRE YOU ASSHOLE / OOIOO / 折坂悠太(band) / toe with 原田郁子(clammbon)、皆川真人

10月22日(日)
CHET FAKER / DENIMS / DJ NATURE / Helsinki Lambda Club / 本門寺重須孝行太鼓保存会 / KITTY, DAISY & LEWIS / Night Tempo / OMSB / くるり / さらさ / sunking / TENDRE / toconoma / TOMMY GUERRERO / WAAJEED

公式サイト:https://asagirijam.jp/

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