ダニー・ブラウンが語るヒップホップへのラブレター、酒や薬物を断ちハッピーエンドを掴むまで
Rolling Stone Japan / 2024年1月22日 18時10分
ダニー・ブラウン(Danny Brown)といえば、その特徴的なビジュアルもさることながら、甲高い声で発されるユニークなラップとエクスペリメンタルなトラックで唯一無二の個性を築きあげてきた。とりわけ『XXX』(2012年)や『Atrocity Exhibition』(2016年)の奇奇怪怪なインパクトは未だ色褪せることはないし、ちょうど昨年もJPEGMAFIAとの共作『Scaring The Hoes』でとんでもないコラボレーションを見せてくれたばかり。
そんな彼が、この度ニューアルバムをリリースした。イタリア語で”40”を意味する『Quaranta』というタイトルが冠された本作は、40歳を迎えたダニー・ブラウンがラッパーとして新たなフェーズへと突入した感がある。実際、枯れたブルージーなサウンドに乗せて「ラップは人生を救ってくれたが、同時にめちゃくちゃにしてしまった」「40にもなってまだこんなことやってるのか?」と歌う1曲目からして新鮮だ。パンデミックや断酒といったさまざまな出来事を経て完成した今作について、話を訊いた。
Qティップから学んだこと
―今作の制作を開始したのはいつ頃からでしょうか。
ダニー・ブラウン(以下、DB):パンデミック、ロックダウンの真っ最中だった。
―ということは、2020年ごろでしょうか?
DB:憶えてない(笑)。ちょうどコロナの最中で、自分を忙しくするために作り始めたんだ。何もすることがなかったから(笑)。
―これまでと比べてリリックは内省的になり、トラックもダウナーな印象が強まりました。変化を引き起こした、最も象徴的な出来事は何ですか?
DB:俺の音楽の多くは、みんなにオルタナティブだと思われたり、時には変だと思われることもある。 中には奇妙であることのために奇妙でいる人もいるけど、俺の美学はそうではない。だから、この音楽はもう少しラウドで、オーガニックな楽器編成のような、もっとヘヴィなものにしたかったんだ。それだけだよ。長いあいだ同じことをやっていると、退屈になってしまう。だから、もっと自分に挑戦してみた、それだけなんだ。
―このアルバムはこれまでの作品と比べて、新しいものを取り入れる機会が多かったということでしょうか。
DB:そうだね。このアルバムの前にQティップと一緒に仕事をしていて(2019年の前作『uknowhatimsayin¿』)、そのスタイルに慣れてきていたから、彼から学んだことを次のプロジェクトに反映させたかったんだ。彼から学んだすべてを使った。
―その結果、制作のアプローチも変わりましたか?
DB:我慢強くなった。以前は、ありそうもない方法で成功させようと、とにかく急いで仕上げていた。 もう一度見直して完璧なものにしようとも思っていなかった。でも今はもっとコストをかけている。 俺はアイデアを書き留めるんだけど、それをまた見直して、可能な限り完璧なものに仕上げるように心掛けている。実はこれもQティップから学んだことのひとつなんだけど。「時間ならある。でも、世に一度出してしまったら、もう作り直すことはできない」ということを彼は教えてくれた。「世に送り出す前に、必要な愛情の全てを注ぎこむんだ」ってね。
―何度も聴き直しては、やり直すべきところはないか、確認作業にも時間と愛を費やしたということですね。
DB:ああ、そうだ。何度も元に戻っては、何か新しくリライト(書き直し)ができるかもしれない、と模索した。録音してはもう一度やり直すというようなことを何度も繰り返した。以前はただ曲を作って出す、それだけだったから。
―そのような制作過程を経て、得られたフィーリングはどんなものでしたか? 満足感のようなものはありましたか?
DB:いや、考えすぎてしまうんだ。オーバーシンキングだよ。作品と長く付き合うことで、自分の好きなものがわかってくるし。2週間で曲を作り上げて、出来上がったつもりになっていたのに、2年後にその曲をステージでパフォーマンスすることになって、「なんだこれ最悪じゃねーか」みたいなことになるかもしれない。だから、音楽と長い時間向き合って、世の中に出したいものがあるかどうかを見極めることができるようになったと思う。
―そういう意味ではパフォーマンスにもより自信が出てくるのでは?
DB:まったくもってそうだね。そうじゃなかったら、2年前はその曲が大好きだったのに、今はもうプレイすることすら嫌だ、と思っているかもしれない。自分はパフォーマンスしたくないのに、みんなが好きだからするみたいな状況もあり得たと思う。だから、自分の好きなことをするというつながりみたいなものを持てたことが大事なんだ。
―素晴らしい発見だと思います。しかし実際、飲酒を含め刺激を絶つことによって、音楽制作の面では苦労しませんでしたか? どのようにインスピレーションを獲得していったのでしょうか。
DB:それに関して言うと、実はそう(苦労すると)思っていた。でも思ったよりも(音楽制作が)より楽しくなってきた。以前、飲んでいたときは「早く終わらせて、酒を飲もう」みたいな感じだったかもしれない。でも今は、また音楽制作に恋してしまった感じだよ。楽しくて、そのプロセスをもっと楽しめるようになった。禁酒をしたら、以前ほどうまくやることはできないんじゃないかっていつも思っていた。でも違ったんだよ。俺は今、以前より上手くなっていると思う。
―お酒の力を借りないと良い作品はできないかもしれない、という不安があったということですか?
DB:そう、何かを失うかもしれないと思っていた。でも、結局のところ、それを悪化させていたのは自分自身だった。どちらかというと、自分が考えていた通りのことができたことに驚いているんだ。
―お酒の力を借りなくなったことで、インスピレーションを得るのにも今までと違いがあったのでは?
DB:自分が何のために音楽を作っているのかを理解したんだ。以前は飲酒やら何やらで、自分がどこかに迷い込んでしまったような感じだった。 でも今は、音楽が自分よりも長生きすることがわかっている。だから、今は音楽を作ることは、何よりも遺産を残すようなものなんだ。例えば、50年前に発売されたアルバムで、聴いたこともないし、聴く予定のないものもたくさんある。だから、時の試練に耐えうるものを作り、自分にとっての遺産を残せるようになりたい。今はそれだけしか考えていない。
―今作を作ることによって、あなたは治癒されたのでしょうか? あなたの精神面において今回のクリエイティブが与えた良い影響があったのなら知りたいです。
DB:そう、どちらかというとセラピーみたいなものだ。胸のつかえを取り去ることができると、いつも気分がよくなる。だから、俺にとって音楽はいつもセラピーみたいなものだった。友達には話せないようなことを音楽に込めたりしてね。だから、ストレスを吐き出すことで肩の荷が下りたような気分になる。それが音楽を建設的に使う方法なんだ。
―音楽を作ること自体があなたにとってセラピーとなったのですね。
DB:そうだね。本当に、会話の中でだけではできないようなことを吐き出すんだ。そう、ただ感じるんだ。(抱えている)物事について話すと気分が良くなるから。
―今作では「Hanami」など、とてもパーソナルな歌詞がありますね。そういう個人的なことをシェアすることを恐れないあなたの勇気に尊敬の念を抱きます。
DB:さっきも言ったように、この作品は俺にとってはセラピーみたいなものなんだ。自分の胸の内を吐き出して、それを音楽で表現することで気持ちが楽になるんだ。それと、ファンからのメッセージは、いつもやりがいを感じるし、ベターな気分にさせてくれるよ。俺たちは、ある意味、自分自身が人間らしくいることを許されていると思うんだ。 ラップ・ミュージックってのは、自分自身を美化しすぎたバージョンにしたいだけなんだよね。でかくて悪いスーパーヒーローみたいな。でも自分は、みんなと同じように普通の人間なんだよ。だから、みんなに「俺も同じようなことに悩んでいる」ってことを伝えたいんだ。
―JPEGMAFIAと『SCARING THE HOES』(2023年)を制作していた頃は、まさにどん底の状況だったのでしょうか?
DB:ただ楽しんでいただけだよ。だから、どん底だったとは言わない。もしそうだったら、もっと悲しい曲になっていただろうから。でもそうじゃなくて、ただ楽しんでジャムってただけなんだ。彼は友達だから。
―JPEGMAFIAは親友なんですよね。ポッドキャスト『The Danny Brown Show』にもゲスト出演してましたし。
DB:親友と仕事をするってそういうことなんだ。友達だから期待以上のこと、より多くのことができる。もし友達じゃない誰かとの作業だったら、凄くストレスを感じてたと思うし。でも、彼は俺の仲間だ。彼は理解してくれた。正直言って気楽だったよ。
ヒップホップへのラブレター
―デトロイトからテキサス州オースティンに引っ越したのは、どういったきっかけがあったのでしょうか。
DB:恋人がオースティンに住んでいたんだ。しょっちゅう彼女を訪ねていたし、ポッドキャストもそこでやっていた。だから、いつも会える時間について話をしていたんだけど、ポッドキャストがスタジオをそこに移すことになったから、(オースティンに引っ越す選択は)考えるまでもなかった。それにデトロイトから離れるためにも都合が良かった。クリーンになるために、より良い環境で多くの時間を過ごしたかったんだ。もしデトロイトを離れなかったら、飲酒もドラッグも止められなかったと思う。
―遠距離恋愛だったのですね。オースティンに住む前はどれくらい交際していたのですか?
DB:結構長いよ。2年くらい。オースティンでは、より健康的なライフスタイルを過ごせてる。外に出ていけるし、ありのままの自分でいられる。デトロイト以外には住んだことがなかったから。デトロイトは自分が生まれ育った町だ。でも、そこにずっといるのはちょっと憂鬱だったかもしれない。ビタミンDも足りてなかったし。
―ちなみに、カッサ・オーバーオールとの「Jenns Terrific Vacation」では変わり果てた街を描写するリリックが綴られています。これはデトロイトの話なのでしょうか?
DB:そうだよ。
―都市と言うのは常に変化していくものだと思います。デトロイトでいうと、あなたはどんなところが変わったと感じているのでしょうか?
DB:デトロイトは観光地になりつつある。かつては人々が休暇で訪れるような場所ではなかったんだ。それがこの曲のアイデアに火をつけた。当時、俺はダウンタウンに住んでいたんだけど、一歩外に出ればあちこちから人が集まってきて、ただたむろしたり、売買に来るような場所だった。歩いてたら強盗にあったとか、何か悪いことが起こる場所だった。
―危険な街ですね。
DB:つまり、大きく変わったということなんだけど、まあ一歩か二歩下がるような感じかな。COVIDやその他諸々のせいで、多くの店が閉鎖されるのを目の当たりにしてきた。
―アルケミストやSKYWLKR、ケーリン・エリスといったプロデューサー陣とは、制作にあたってどのようなディスカッションをしましたか?
DB:SKYWLKRは、俺の友達で、彼はデトロイトに住んでいるんだ。いつも一緒に仕事をしていた。このアルバムを作るのは『XXX』(2012年)のパート2のような感じだったから、同じプロデューサーを迎えたかったというのもある。当然のことだよ。ただ一緒にいるだけさ。彼はいつも俺と一緒にスタジオにいるから、彼と仕事をするのは簡単だったよ。
DB:ケーリン・エリスに関しては、俺は彼がTwitter(X)にいつもビートを投稿しているのを見ていて、いつも彼の作品はヤバいと思っていたんだ。それで連絡を取ったら、彼がビートを2、3個送ってくれて、それを使って曲を作ったんだ。これって今日のソーシャルメディアの良いところだと思う。こうやって尊敬する才能ある人たちとコラボレーションできるんだから。
アルケミストは俺のお気に入りのプロデューサーの一人だ。彼と一緒に仕事をすると、いつも「達成の瞬間」が味わえる。ただ、彼はとても忙しいんだよ。(仕事を一緒にするというより)俺と話してくれるだけで、それでもう十分なんだ(笑)。さっきも言ったようにアルバムを制作してたのは、ちょうどCOVIDのロックダウン中だったから、誰も何もしてなかった。彼とはたくさん話したし、ビートをいくつか送ってくれたんだ。
―ロックダウン中だったから、アルケミストとも会わないまま作業したのですね。
DB:SKYWLKR以外は顔を合わせて仕事をすることはできなかった。デトロイトには誰も来ないし、俺もどこかに行くことはなかった。俺はスタジオにいるのがあまり好きじゃない。自宅で仕事をする方が好きだ。自由でクリエイティブになれるからね。外に出て、誰かと一緒にスタジオで仕事をするのは、時間的な制約もあるしプレッシャーもある。何かをしなければならないというプレッシャーがあると、その瞬間には思いつかないかもしれない。でも、自宅だとただ座って考えることはできるし、次の日の朝には何か思いつくかもしれない。だから、そういう時間を作りたいんだ。
―「Tantor」のMVではSF的な世界観のもと、あなたはバイオニックなコスチュームに身を包んでいます。なぜこのような世界観が生まれたのか、監督とどのようなやりとりがあったのか教えてください。
DB:俺のMVはどれも俺のアイデアではない。その分野のトップにいるクリエイティブな人たちと一緒に仕事をするのが好きだし、自分の仕事はあくまでも音楽だから、そこまで自分を広げたくないんだ。だから、こちらから大まかな解釈のようなものを送って、その中から気に入ったものを選んでもらうだけ。MVに関しては俺の貢献はないといえるね。
(楽曲の)プロデュースについてもそう。俺は自分でビートを作ることはできるけど、自分のビートでラップはしない。だから自分よりいいビートを作ることができる人たちにいつも声をかけている。良い結果を生み出すために、常にトップにいたいんだ。だから、与えられるすべてのことに関して、俺は謙虚でいることができるんだ。
―「Tantor」で「None of these rappers ain't eating like me」で歌っている通り、今作では金を稼ぐということについて何度か言及されています。10年以上活動されているあなたから見て、ラップシーンで金を稼ぐということの難易度は変化してきていると思いますか?
DB:うーん、難しいとはいわないな。ただ、物事にはハイとローがあることを理解しなきゃいけない。だから、金をうまく管理する方法を理解するんだ。最初にお金を稼ぎ始めたときは「おおっ、金だ!」って感じだった。このまま終わりなく入ってくるように感じた。だから無くなるまで使い込んでしまう。でも今はお金だけでなく、それが何であっても管理することを意識するようになった。
―「Bass Jam」ではリラックスしたようなラップを聴かせ、幼い頃の思い出に浸っています。メアリー・J・ブライジのエピソードも出てきますが、当時を振り返ると、家では他にどのような音楽が流れていましたか?
DB:ハウスミュージックが多いね。俺の父はハウスDJだったから、エレクトロニック・ミュージックを聴きながら育った。もちろんデトロイト出身だから、ソウル・ミュージックもよく聴いていたし、モータウンやパーラメントの曲もそう。でも、ハウスやエレクトロニック・ミュージック、ゲットー・テックなどがメインだったと言える。
―今挙げてくださった音楽は、現在の創作活動にどのような影響を与えていますか?
DB:BPMがとても速い音楽を聴いて育ったことが、俺に何かを与えてくれたっていうのは確実に言える。俺のテンポは他のラッパーよりもずいぶん速い。インストゥルメンタルのヘヴィな音楽をたくさん聴いてきたから、そこから学んだんだと思う。おそらく俺が最もラッパーらしくいられるのは、いつもそういう音楽に合わせてラップしているからなんだよ。
Photo by Peter Beste
―今作は『XXX』の続編とおっしゃっていましたが、『XXX』をリリースした頃の30歳のあなたが今作を聴いたら、どのような感想を抱くと思いますか?
DB:『XXX』をリリースした頃、俺はとにかく最高のラッパーになりたかった。ラップ・ミュージックのことばかり気にしてて、 自分が何を世の中に出しているかとか、そういうことは気にしていなかった。ショック・バリューとしては、このアルバムではより成熟したアプローチを取っている。というのも、いくつかの物事に関しては、ノーとは言うのをやめたんだ。来るもの拒まずって感じかな。もっとポジティブなものや、自分にとってリアルに感じられるものを世に送り出したい。今の俺はそういう段階にいる。自分が出したものは何でも自分に返ってくる。だから、もっとポジティブなものを世に送り出したいんだ。ある意味、人々が俺の経験から学ぶことを助けるような音楽を送り出したい。
―10年前のあなたは、今いるあなたを誇りに思っているでしょうね。
DB:うん、間違いなくそうだと思う。でも、過去を変えたいとは思わない。あの頃の経験がなかったら、今の俺はなかっただろうし......。これは俺自身の物語なんだ。
―今作はあなたにとって、どういう意味をもつアルバムになりましたか?
DB:ヒップホップへのラブレターみたいなものかな。きっと(リスナーの)みんなもそう感じていると思う。俺の個人的なヒップホップとの関係を示しているんだ。その浮き沈みをね。
―このアルバムを通して伝えたかったことは?
DB:どんなにダークなときでも、トンネルの先にはいつも光がある。ラストの曲「Bass Jam」はそういうことを歌っているんだ。子供のころに聴いた曲の数々を聴いていると、そもそもなぜ音楽をやっているのかが分かってくるんだ。どんなことがあっても音楽を聴けば気分が晴れるんだよ。だから音楽で対処しているようなものなんだ。そして今、自分がなぜこの仕事をしているのかがわかった。それは人々の気分を良くするためなんだよ。
―すべては理由があってのことなのかもしれませんね。多くのことを経験して切り抜けたあなただからこそ作れた作品。そしてその作品であなたは人々を助けようとしている。
DB:そう、この物語の最後はハッピーエンドなんだ。このアルバムで、俺が今どのような状況にいるか分かるだろう。俺は人々を変えるインスピレーションを与えることができる。 実際、「あなたが断酒して以来、自分自身についてもっと考えるようになったし、自分でも断酒しようと思うようになった」というメッセージを多く受け取るようになった。 もしあのときと同じように生きていたら、ただのオオカミ少年になりかねないところだった。「彼にできるんだったら、自分にもできる」って思ってもらうのが大切なんだ。
―あなたはアディクト(依存・中毒症患者)の人々を助けるプロジェクトなどもしていますよね。
DB:うん。「メッセージを送ってくれたらいつでも話し相手になるよ」っていつも言ってるんだ。リハビリ施設で学んだのは、他の人を助けることで自分自身を保つことができるということ。自分自身の期待を裏切ることはあっても、ファンの期待は裏切りたくない。失望させたくないからね。だから、そうして自分を保っているんだ。真っすぐに、前向きに。
―ここまで自らをさらけ出した後、次作以降はどのようなダニー・ブラウンが顔を覗かせるのか、すでに何かヒントは見えていますか?
DB:人を悲しませるような音楽はあまり作りたくない。今はただ、自分の音楽でみんなをハッピーにしたいんだ。だから、自分の違う側面を見せたいと思っている。ラップに関しては、決して自分を制限しない。何でもラップにできると思うし。俺はまだ、自分自身を楽しませ続けたいし、自分を追い込みたいんだ。だから、まだやったことのないことをやるのみだし、人々を驚かせるようなこともやり続けたい。みんなが予想して期待していることだけをやり続けるようにだけはなりたくないんだ。
ダニー・ブラウン
『Quaranta』
国内盤:2024年1月26日リリース
詳細:https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13755
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