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UMIがヒーリングと音楽を掛け合わせる思想的背景、BTS・Vや星野源からの学び

Rolling Stone Japan / 2024年2月19日 18時30分

Photo by Kana Tarumi

日本人の母とアメリカ人の父を持つ、米シアトル出身のシンガーソングライター・UMI。昨年のサマーソニックでは星野源がキュレーションする「”so sad so happy” Curated by Gen Hoshino」に出演、12月末にはVをフィーチャリングした「wherever u r (feat. V of BTS)」をリリースした。さらに4月からは初の日本単独ツアーの開催が決定。そんなビッグトピックが続く中であるが、UMI自身は昨年メジャーレーベルを辞めてインディーで活動することを選び、最新EP『talking to the wind』にはパートナーでありプロデューサーのV-Ronと日常の中で制作した音楽がパッケージングされている。

UMIの音楽は「ヒーリング・ネオソウル」とも評されるが、その音に身を委ねていると緊張やストレス、不安などを取り除いてくれる作用がある。ライブはメディテーションからスタートし、取材現場でもずっとピースフルなヴァイブスを放ってくれていたUMIは、音楽を作ることや聴くことが人々に与え得るパワーについてどのように考えているのか。Vや星野源との制作・共演から学んだことについてもハッピーな表情を浮かべながら話してくれた。

【写真ギャラリー】UMI撮り下ろし(全14点:記事未掲載カットあり)


Photo by Kana Tarumi

―去年のサマーソニックでUMIさんのライブを初めて見たのですが、本当にスペシャルで。1週間経っても、ライブ中の空気や、あの時にもらったリラックスした感覚を思い出せるような特別なものでした。

UMI:嬉しい~!

―当日はいろんなアーティストのライブを見たのですが、派手な演出でファンタジーの世界へ連れていってくれるライブもあれば、UMIさんと同じステージに立ったジェイコブ・コリアーのように何十人ものプレイヤーの音が重なるアンサンブルで楽しませてくれるライブもある。音楽やライブにはいろんな表現方法がありますが、UMIさんとしては普段どんなライブを作りたいと思っていますか。

UMI:聞かれたことない! 嬉しい~。英語でいうと「Experiences」、経験。みんなにどういう気持ちで帰ってほしいかを考えて、いつもストーリーを作りながらショーを組み立てている。ハッピーな気持ち、繋がりを感じる気持ち、思い出、それにたどり着くためには、最初に安全であるという気持ちをみんなに持ってほしい。みんないろんな想いを持ってショーに来るけど、嫌なことや心配してることを全部忘れて、UMIのショーのあいだだけでも「自分は大丈夫」という気持ちになってほしい。でもその気持ちになるには、まず安心がベースにないといけないと思うから、自分をハグすることとかメディテーションでライブを始めるし、隣にいる人とちょっと話してみてもらう。「この人優しいじゃん」「こっちの人も優しいじゃん」ってわかれば、叫んでもいいと思えるし自分を解放できると思うから。その次はもっとエネルギーを上げてほしいから、「叫んでください」「一緒にイェイって言ってください」とか言って、シャイな気持ちを取り除いていく。そうやって、どうやったらみんなをハッピーな気持ちにまで持っていけるかを想ってショーを考えている。エンターテインメントだけではなく、人の感情を想っていつもショーを組み立てている。


Photo by Kana Tarumi

―そもそもなぜ、自分の音楽でみんなに安心やヒーリングを提供したいのだと思いますか。

UMI:ひとつ目の理由は……わからない。それがUMIだと思う。考えてそうしてるとかじゃない。そうすることが自分にとっての喜びだから自然とそうしてる。2つ目の理由は、自分がヒーリングしてもっとハッピーになれたことにすごく感謝してるから。それをみんなとシェアしたい。友達も、ファンのみんなも、つらいことがいっぱいあると思う。UMIもつらいことがあった時、メディテーションをすることでどんどん毎日軽くなった。UMIができるんだったら、みんなもできると思う。ただ、どうやってやるのか、お手本が必要だと思う。UMIがお手本になれたらみんなももっと毎日軽くなれるのかなと思う。小さい気持ちでヒーリングは始まると思うから、UMIがそのきっかけにでもなれたら嬉しい。

―UMIさんがメディテーションを始めたきっかけを聞いてもいいですか?

UMI:もともとずっと緊張しいで心配性だった。8年前くらい、高校を卒業する時に、人生の新しいチャプターが始まるのにこんなに緊張しながらこれからを生きたくないと思って。なんでこんなにガチガチになって、ずっと心配してるんだろうって。学校でメディテーションのことを勉強していたからちょっとやってみようかなと思って、YouTubeで「メディテーション」って検索して10分間やってみたら……泣いた。初めて頭の中が空っぽになって、「この気持ちって自分で作れるんだ」ということを発見して、そこから毎日やるようになった。

―そういった自分の人生の経験をそのままUMIの音楽表現にしているということですよね。

UMI:うん、自分の経験を勉強にしてる。自分の人生で勉強して、それをショーに入れてる。

―2022年に完成させた名盤のタイトルは『Forest in the City』で、最新EPは『talking to the wind』です。今の答えとつながってくるとも思うのですが、「Forest」や「wind」など、UMIさんが自然を音楽のモチーフにするのはどうしてですか?

UMI:自然が大好き。みんなに人間と自然の関係を忘れてほしくないと思ってるかな。自然があるからリセットされるし、アイデアも浮かぶ。頭がごちゃごちゃしてる時は自然を触るだけでクリアになる。心配してる時とかイライラしてる時って、1日中お外に行ってない日が多いと思う。もともと人間は外にいる生き物だったのに、今はみんなオフィスの中にいる。そりゃイライラするよねと思う(笑)。「お日様感じた?」とか、「散歩した?」とか、本当にシンプルなことで人間の悩みはクリアになると思うから、それをみんなに教えてあげたい。でも「みんな外に行きなさい!」って言うんじゃなくて、音楽を通して教えてあげるのが一番だと思う。


Photo by Kana Tarumi

―そうやってUMIさんから気づきをもらっている人は、私含め今世界中にたくさんいると思うのですが、UMIさんは誰からインスピレーションを受けますか?

UMI:アーティストだと、ジェネイ・アイコ。12月に一緒にライブして、すっごくインスピレーションをもらった。ジェネイ・アイコもサウンドボウルとかを使って、ヒーリングなショーをみんなにシェアしてるから。他には、フランク・オーシャン、ディアンジェロ、エリカ・バドゥ、ロザリア、ビョークとか……いっぱいいる! 日によって違うUMIになると思ってるから、その日ごとのインスピレーションがあると思う。


2020年のNPR「Tiny Desk (Home) Concert」出演時、サウンドボウルを演奏するジェネイ・アイコ(14分過ぎ〜)


『talking to the wind』収録曲「happy im」のパフォーマンス動画、冒頭でUMIがサウンドボウルを演奏

『talking to the wind』の制作背景、クィアとして思うこと

―『talking to the wind』は、本国ではインディーでのリリースとなりました。そもそもレコード会社を辞めてインディーで活動することを選んだのは、どういう想いからでしたか。

UMI:最初にレーベルとサインした時はチームが小さくて、一人ひとりのアーティストに集中できる状態だった。その時はみんなUMIの曲を聴いてくれていたし、UMIのことを見てくれていたんだけど、そのレーベルがなくなって、大きいレーベルに入ることになって。アメリカでは大きいレーベルに入ると、一人ひとりの関係がなくなっていく。UMIが「UMI」というより「たくさんいる中のひとりのアーティスト」という感じになって、「UMIの曲を本当に聴いてるのかな?」「UMIのショーに来てくれているのかな?」と思うようになった。それがUMIに合ってないな、このまま行ったらUMIの音楽に自分らしさがなくなっちゃうなと思ったから離れることにした。喧嘩したとかではなくて、互いに「UMIはここに合ってないんだね」という話で別れた感じ。(自分が)今の時代のアーティストでよかったと思う。今はアーティストもチョイスできるから、すごく感謝してる。UMIを自由にさせてくれたレーベルにも感謝してる。これからチームを広げる時は、ちゃんと人間関係を考えながらやっていきたいなと思う。それがないとUMIらしさがなくなると思うから。

―1対1の関係を大事にしながら過ごしたいし、聴いてくれる一人ひとりの心を癒したい、というUMIさんの想い自体や、その想いから作っている音楽が、守れなくなっちゃう状況は避けたいということですよね。

UMI:そうそうそう!



―『talking to the wind』は、用意されたドレスとかダイヤモンドではなく、UMIさんのクローゼットにあるTシャツやジーンズを着て鳴らしているような音だと思いました。レーベルを離れたあと、どんなことを考えて今作のサウンドにたどり着いたのでしょう。

UMI:大きな変化がある時は、めちゃくちゃ頭がごちゃごちゃする。レーベルを離れて、また心配することが多くなった。高校生のUMIが戻ってきた気がした! 毎日心配して、「どうしようどうしよう」って(笑)。そういう時に外へ行って、風とメディテーションしながらわかったことは、迷っていても大丈夫だということ。最後にどうなるかはわからなくても、今曲を作りたかったら曲を作って、今ツアーに行きたかったらツアーに行く。考えすぎないでちょっとずつやっていたら、最後にいいものがあるよって。それだけを信じて作ったEPだから、聴いてくれた人にも「迷っていても大丈夫だよ。迷ってる時は外に行ってちょっと座ってみたら」というメッセージを送ってるEPになってると思う。


Photo by Kana Tarumi

―「今」と向き合って、「今」を切り取ったものをそのまま音楽という形にしたのがこの4曲だということですよね。そうやって作っていった結果、できあがった楽曲を見つめると、この制作期間中にUMIさんはどういうサウンドを求めていたんだなと思いますか。

UMI:音より気持ちだと思う。UMIのサウンドって「R&B」とかも言われるけど、UMIは好きなものを作ることが好きだから。このEPを作って思ったことは、1つのサウンドだけを作らないということかな。ただ楽しんで、遊んで、色々やってみた曲を全部きゅって入れた感じ。すっごくパーソナルなEPだと思う。UMIの悩んでること、思ったこと、発見したことをそのまま言えた感じ。UMIの日記を開けて読んでる感じがする。9、10月頃に「あ、このシーズンは終わった。オーケー、EP出そう」とふと思って、それでEPを出すことにした。

―たとえば2曲目「happy im」はギターもリズムも、包み込んでくれるような声のハーモニーも、本当に心地よくて。これはどういう状況にいた時の自分がアウトプットされた曲だといえますか。

UMI:この曲は、一番パーソナルな曲だと思う。UMIの人生、悩みを曲にした感じ。1年前くらい、すっごく考えすぎている時期に書いた曲で。リレーションシップがいい方向に行ってるのに、なぜかわからないけど問題を作っちゃっている自分がいることに気づいた。それは、未来を考えすぎていた。「私はこの人と結婚したいの?」「この人と何がしたいの?」とか。UMIのリレーションシップは、プロデューサーとして一緒に音楽を作っている関係でもあるから、そんな関係は世界を見渡しても他にないと思う。だから「これ大丈夫なの?」「人にどう思われちゃうの?」とか、そういうことが頭の中でいっぱいいっぱいになっていた。でも考えすぎていると、自分も傷ついてるし、周りの人も傷つけているなと思って。だからやめたいなと思って、この曲を自分へのメッセージとして作った。これを聴くたびに、考えすぎないようにしようと思う。愛、幸せ、いいこととか、ただ受け入れようって。明日のこととか、1年後のこととかを考えるんじゃなくて、「今」と向き合うだけでいい。そういう感じで書いた曲。




―パートナー(V-Ron)の存在はUMIさんの音楽にとって大きな影響を与えているようですね。

UMI:近い人と一緒に音楽を作れることがすっごく楽しい。だって何をしていても、急に音楽を作りたくなったら作れるから。「happy im」も、2人でお家でリラックスしながら、UMIがお昼ご飯作っていて、Veraちゃん(V-Ron)が曲を作っていた時に、「あ、この曲いいじゃん、ボーカル足したい」って言ってできた。外でご飯を食べている時に「あ、今すぐ家帰って曲作らないと」って言って、家に帰ることもある。「SHOW ME OUT」とかそんな感じ。サンクスギヴィングに2人でフロリダへ行って、夜ご飯を食べてる時に、「Oh my gosh、曲を作りたい、今すぐホテルに帰って曲作ろう」って言ってできた。そういう関係がなかったらこのEPは絶対にできてないと思うし、次のアルバムの曲もできてないと思う。今のUMIには急に音楽を作りたくなるエネルギーがいっぱいあって、アイデアが浮かんだらすぐに出せる環境にいる。それは運命だと思う。UMIがコントロールして決めたことじゃないみたい。音楽のために、UMIのために、ハイヤーパワー(Higher Power)が決めた気がする! すごくレアな経験だと思うから本当に感謝してる。


Photo by Kana Tarumi

―そうやって作られた音が、聴き手に対して「今ある感情に集中すればいいんだよ」というメッセージとしてまっすぐ鳴り響いているし、考えても仕方のない未来のことや不安を取り除いてくれるものになっていると思います。もう1つ質問させてもらうと、UMIさんが音楽を作ったり表現をしたりする上で、クィアとしてのアイデンティティはどれくらい重要だと思っていますか。発信したいメッセージとして大きなものであると捉えているか、それとも、UMIという人間のさまざまのアイデンティティの中のひとつであるという感覚なのか。

UMI:両方だと思う。「私はクィアです」と主張しなくてもみんな感じていると思う。でもそれを隠さないのも大事だと思う。リレーションシップのことを聞かれたら言うことも大事。UMIにとって「クィア」とは、オープンネス(心を開くこと、寛容さ)だと思ってる。ジェンダーは関係ない。ただ愛は愛であるということ。それが一番大事。それはクィアじゃなくてもみんな感じられる気持ちだと思う。それこそがUMIのユニークな感じ方だと思うから、これからもそれをみんなとシェアしたい。みんなにも「私もこのままでいいんだな」と感じてもらえるようなアイデアや閃めきを与えられたらいいなと思う。

―とても素敵な考え方をシェアしてくれてありがとうございます。

UMI:聞いてくれてありがとう!

BTS・Vや星野源からの学び

―「wherever u r (feat. V of BTS)」に関しても聞かせてください。どういう経緯でVさんと曲を作ることになったんですか?

UMI:10月にVさんがUMIの曲をシェアしてくれて、タグ付けしてくれていたから「ありがとう」ってメッセージを送って。ちょうどお母さんとハイキングしてる時で、お母さんに「曲作れないか聞いたら?」って言われて、「えええ! Oh my gosh」って言いながら「もしよかったら曲作りましょう」って超緊張しながら送った(笑)。そしたらすぐに「作ろう」って返ってきた。そこから2、3個くらい曲を送って、「wherever u r」を気に入ってくれて完成させることになった。だからこの曲が作られたのはお母さんのおかげ!

―InstagramのDMで決まったんですね?!

UMI:そう。それがこれからの曲作りの仕方かなと思う。レーベルとかを通さずに、アーティストとアーティストが話して、作りたいから作る。それってすごくリフレッシングだと思う。



―「wherever u r」は”ima be wherever u are(私はいつも一緒にいるよ どこにいても)”と、遠距離にいる人を想った曲ですが、曲の通り、距離がある中でやりとりして制作は進んでいったのでしょうか。

UMI:そう、全部テキストでやりとりした。だからアートワークも全部テキストとかコンピューターっぽくしたかった。曲作りがそうだったから。そうすることで曲の全体的なメッセージをシェアしたいと思った。UMIとVさんも遠距離だし、Vさんとファンもそうだし(Vは兵役義務の履行のため陸軍現役兵として入隊している)、UMIとUMIのおばあちゃんもそうだし、本当に色々重なって「wherever u r」になっていると思う。とても深いの。

―UMIさんはもともとBTSのファンだったんですよね?

UMI:BTSのファンでした。高校の時にBTSのカバーを作ったりしていて、韓国語を英語に変えて、ギターを弾いて、ビデオを撮ってアップしていた。だからすごくびっくりした。


2月15日には「wherever u r feat V of BTS」のリミックスバージョンを3曲リリース。V-Ronがリミックスを手掛けており、[Meditation Version]ではUMI特有の呼吸法を取り入れ、オリジナルのビートに合わせて瞑想ができる

―Vさんと声を重ねてみて、何か学ぶことなどありましたか?

UMI:Vさんは、同じヴァースを何度もやり直して送ってきた。自分の頭の中にあるボーカルが出るまで何回も。それがすごく勉強になった。最初のボーカルがファイナルのボーカルじゃなくていい、時間が経って変えたくなったら変えていいんだなと思って。UMIは他の人のことを気にして、変えたくても変えたいと言えない時がある。でもVさんは自分が変えたかったら変えていたから、アーティストとしてそんな自由が大事だなと思った。そうやって一番いい作品にたどり着くから。それは作っている人にしかわからないものだと思うから、他の人のことを気にしないで自分を信じていいんだなって思った。

―UMIさんは「録り直すと誰かに迷惑かけちゃうかも」とかを考えちゃうんですね。

UMI:そうそう。Vさんは、聴いてる人のことをすごく気にして動いてると思う。それが一番大事だということに気づかされた。結局、曲は聴く人のためだから。受け取る人のことを一番上に考えていいんだなと思った。

―UMIさんも、自分のヒーリングのためにアウトプットしている側面もあるけど、でもリスナーのことを考えてる部分も大きいじゃないですか。

UMI:どっちも大事だね。曲を作ってる時は自分のため。音楽がなかったら今のUMIにはなれてないし、きっと今もまだシャイで心配性で自信のないUMIだと思う。他の人のことを考えながら曲を作ると自分がなくなってしまうとも思う。でも、曲をリリースするのは人のため。だから最後まで頑張るのも人のため。EPを作る時、嫌なことも、チャレンジングなことも、緊張することもいっぱいあったもん。やめたくなる時もあったけど、他の人のことを想って最後まで頑張ろうと思った。

この投稿をInstagramで見る Gén Hoshino 星野源(@iamgenhoshino)がシェアした投稿
―ちなみに、サマーソニックに出演した時は星野源さんから学ぶことなど何かありましたか。

UMI:星野源さんは、心の底からいい人だと思う。会うたびに「こんな人いるんだ!」って思う。本当に優しい。人のケアをするし、UMIのケアもすごくしてくれる。音楽も、人のために作ってる気持ちが強いと思う。エゴがない。「人のため」ということをすごく感じる。サマーソニックのリハーサルの時もすっごく優しくて、みんなのことを気遣っていて、すごくいい人だなと思った。ショーのあとも一人ひとりに「ありがとう」って言ってくれた。本当にいい人。UMIもそういうアーティストになりたいなと思う。

―最後に。「今」、UMIさんがやりたいと思っていることは何ですか。

UMI:4月に初めて日本ツアーをします。それをすっごく楽しみにしてる。何年間も夢見ていたことだから。東京だけじゃなくて、大阪、京都、福岡にも行ってきます。それが今のUMIのトッププライオリティ。アメリカに帰ったらさっそくショーのことを考え始めようと思う。

【写真ギャラリー】UMI撮り下ろし(全14点:記事未掲載カットあり)


Photo by Kana Tarumi



UMI talking to the wind tour Japan 2024
2024年4月2日(火)東京・恵比寿LIQUIDROOM
2024年4月5日(金)梅田クラブクアトロ
2024年4月7日(日)福岡・BEAT STATION

”A Special Meditation Experience with Umi” in KYOTO
※メディテーションイベント+グループ写真撮影
2024年4月4日(水)京都・両足院

ツアー詳細:https://www.creativeman.co.jp/event/umi24/


UMI
『wherever u r 【Versions】』
配信:https://umijp.lnk.to/whereverurremixRS


UMI
『talking to the wind』
配信リンク:https://umijp.lnk.to/TalkingToTheWind


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UMI撮り下ろしポラロイド写真

Rolling Stone Japan読者3名様にプレゼントいたします。
※計3種のうち1点をランダムで贈呈

◎応募方法
①@rollingstonejp @INTSonyMusicJP をフォロー
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〆切:2024年2月28日(水)23時59分
※当選者には応募〆切後、「@INTSonyMusicJP」より後日DMでご案内の連絡をいたします。

【読プレ】
UMI来日インタビュー
▼ヒーリングと音楽を掛け合わせる思想的背景、BTS・Vや星野源からの学び https://t.co/pQTBzhLKWY

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