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ハルカミライ、ロックバンドならではの全能感が爆発

Rolling Stone Japan / 2024年3月25日 17時14分

ハルカミライ(Photo by Yukitaka Amemiya)

3月24日(日)に開催された「ツタロックフェス2024」。ハルカミライのライブレポートをお届けする。

【ライブ写真はこちら】

本番前のリハーサルの時点で大量のオーディエンスを熱狂させたかと思ったら、小松謙太が座るドラムセットを囲むようにして4人でポーズを取り、フロントマン橋本学がステージを降りて、客席エリア最前列の柵に上った。「10、9、8」とカウントダウンを始めると、オーディエンスが続く。「ハルカミライだ!」と宣言し、そのまま「君にしか」に雪崩れ込んだ。いきなりフルスロットルの盛り上がり。橋本がステージに戻って、「カントリーロード」。既に上裸の橋本とオーディエンスの歌が響き渡った。最初から最後までロックバンドならではの全能感を爆発させ、求心力を見せつけたハルカミライ。

橋本が「まずはうちのギター紹介するわ! 大地行ってこい!」と言うと、ギターの関大地もステージを下り、客席エリア最前列へ。橋本が「友達がご飯休憩行っちゃたって人いる? 今すぐ呼び戻せ! 若しくは全員でそいつらのとこ行くぞ! 観れてないやつにめちゃくちゃ自慢して帰ろうぜ! 全員で歌おうか!」と叫ぶと”歓びの歌を君の前で歌ってる”という合唱が巻き起こった。熱狂のまま「ファイト!!」へ。

橋本が「今まで頑張ってきた分、今日使う体力は節約する必要ないよ。ここが世界の真ん中!」と言って「春のテーマ」に突入。橋本はステージに寝転がりながら絶唱し、オーディエンスは拳を突き上げてバンドに賛同した。

橋本のアカペラによる”ただ僕は正体を確実を知りたいんだ”という歌が響いた。「PEAKD YELLOW」だ。”そこで誰よりも光ってみせたら 消えねえ傷さえ意味を持つんだな”と橋本が歌い、オーディエンスは拳を突き上げてそれに続いた。次の「アストロビスタ」で橋本は”眠れない夜に俺たち 幕張ツタロックに来たんだ 独り占め出来るドキドキがあるんだ”と歌詞を変えて歌い、「4月から環境が変わるやつとかいるだろ? これから悪戦苦闘、四苦八苦していくやつらに全員で拍手!」とエールを送ると、大勢が”ねえ サテライトみつけて”と歌い出した。

心の奥の奥まで突き刺さるメッセージを送り続け、最後は「世界を終わらせて」「エース」「To Bring BACK MEMORIES」と駆け抜けた。

<イベント情報>

Vポイント presents ツタロックフェス2024
公演日:2023年3月23日(土)、24日(日)
会場名:幕張メッセ国際展示場 9・ 10・ 11ホール
主催:CCCミュージックラボ(株)/ライブマスターズ(株)
企画:CCCミュージックラボ(株)
制作:ライブマスターズ(株)
運営:(株)ディスクガレージ
特別協賛:CCCMKホールディングス(株) / 三井住友カード株式会社
問い合わせ: https://cccmusiclab.com/tsutarock2024

<公式SNS>
Twitter:https://twitter.com/tsutarocklive
instagram:https://www.instagram.com/tsuta_rock_live_official/
Facebook:https://www.facebook.com/tsutarocklive/

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