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LE SSERAFIMが語る、音楽とダンスの表現に込めた想い、コーチェラへの意気込み

Rolling Stone Japan / 2024年4月9日 18時30分

LE SSERAFIM 前列:KIM CHAEWON、後列左から、KAZUHA、HUH YUNJIN、HONG EUNCHAE、SAKURA((P)&(C) SOURCE MUSIC)

世界11カ国/地域の編集部が新進気鋭のアーティストを選ぶRolling Stone誌「Future 25」で、2024年、本国アメリカ版が選出した唯一のK-POPグループがLE SSERAFIMだ。カムバックするたびに世界中で楽曲がバイラルヒットし、SNSでも常に話題に。2023年は日本3都市6公演を含む初の単独ツアーを開催し、米地上波テレビに初出演、今年リリースした3rd Mini Album『EASY』の表題曲「EASY」は米ビルボード「Hot 100」にデビュー後初めてチャートインした。

【動画を見る】「EASY」ミュージックビデオ

そして、4月13日と20日には彼女たちにとって大舞台となるコーチェラ・フェスティバル(米カリフォルニア州インディオで開催される米国最大規模の音楽フェスティバル)のステージが控えている。デビューから2年ほどが経って、多種多様なコンセプトや音楽ジャンルに挑戦し、それらを自分のものとして昇華してきた5人に、楽曲制作の裏側や、メンバー各々の音楽趣向について、またコーチェラへの意気込みについても聞いた。

ー今回はLE SSERAFIMの音楽性や、今年リリースされた3rd Mini Album『EASY』の制作について、また出演が決まったコーチェラについてもお聞きしたいと思います。ずっと気になっていたことがあって、いつもアルバムやEPのはじめに韓国語・日本語・英語でメンバーそれぞれのナレーションが含まれる曲が収録されていると思うのですが、それには何か理由があるのでしょうか?

SAKURA:毎回私たちのアルバムを通して一番伝えたいメッセージをイントロに入れています。私たちが普段思っていることや、感じてることをインタビュー形式でスタッフの方々とやり取りして、そこから5人の思ってることを私たちの言葉にしています。

ーなるほど、それはユニークな作り方ですね。メンバーの思考が曲に反映されているんですね。今回は「Good Bones」というハードロック調の曲に、皆さんのナレーションが乗っていますが、3rd Mini Album『EASY』の作品全体を通してのテーマはあるのでしょうか?

KIM CHAEWON:いままでは私たちの強い姿や自信のある姿について歌ってきましたが、今回のアルバムではそういう強さの裏にある「不安」や「悩み」がテーマになっています。



ー確かに、いままでの曲では「恐れない姿」が描かれることが多かったことに対して、今回は簡単なように見えるパフォーマンスの裏側には努力があるということを表してるんですね。レコーディングの際に苦戦した曲はありますか?

HUH YUNJIN:「EASY」のレコーディングは一番時間がかかりましたし、細かいディテールがあり難しかったです。曲のメッセージ通り、いざ”一生懸命”に歌ってみると上手くいかなくて。かっこよく力を抜いて、余裕のある感じを出すのが難しかったですし、今までにない新鮮なスタイルだったので、新たな姿を見せるために力を尽くしました。

ー歌い上げるわけでもなく、絶妙なニュアンスを出すのが難しそうですよね。今回の作品はそれぞれの曲のジャンルや雰囲気は違いながらも、どの曲にもLE SSERAFIMらしさがあるのがおもしろいと感じました。MV撮影やダンスの振り付けなどでも印象に残っているエピソードはありますか?

KAZUHA:今回も振り付けが難しくて苦戦しました。オールドスクールなヒップホップダンスを基礎にした部分が多くて、私は個人的にあんまり経験がなかったのでたくさん練習しました。あと、これまでは「カル群舞(カルグンム)」と言われる角度とか動作のタイミングを全部ピッタリと合わせて見せるパフォーマンスが多かったのですが、今回の「EASY」では、曲のムードには合わせつつもそれぞれの個性を見せられるようなダンスをするのが重要でした。今までの練習とは違って、お互いにアイコンタクトを取りながら楽しんで音に乗る練習を多くしました。



ーなるほど、よりリラックスしたように見せるダンススタイルだったんですね。一方「Swan Song」ではバレエにインスピレーションを受けたような振りも多く入っていますが、こちらはいかがでしたか?

KAZUHA:これまでも1st Mini Album『FEARLESS』に収録されている「Blue Flame」などバレエの要素を取り入れた振りはありましたが、「Swan Song」は曲のテーマもあって、バレエのような動きが随所に入っているので、自分のバックグラウンドがパフォーマンスに活かされていて、すごく嬉しかったです。



ー「Smart」は打って変わってグルーヴ感が際立つメロディや振り付けが目立ちますが、いかがでしたか? 腰を使ったダンスが印象的ですよね。

HONG EUNCHAE:骨盤を回す振りがすごく難しくて、初めは方向感覚が無くなったかと感じるくらい練習をしました。でも私たちが特に好きな振り付けでもありますし、たくさん練習をして、MVを撮る時には楽しみながら撮影することが出来たと思います。ダンサーの方たちと一緒に踊る部分があるんですが、その部分が特にかっこよくて、現場も盛り上がりました。





「その時々の感情」を正直に表現する(KIM CHAEWON)

ー今まで色々な曲をリリースされてきて、その中でも共通しているLE SSERAFIMらしさとはなんだと思いますか?
 
KIM CHAEWON:私たちはアルバムを作る時はいつも「その時々の感情」を正直に表現するのが一番の特徴だと思います。事前に(プロデューサーたちと)インタビューを何度も行って、私たちの話を聞いて共通した感情や話があればそれをテーマにしてアルバムを作っています。

ーメンバーの心情が反映された作品をチームで作っていくというのは興味深いですね。みなさんの好きな音楽を教えてください。

KIM CHAEWON:私はR&Bが、聴くのも歌うのも本当に好きです。バンド系の楽しいノリのいい音楽もよく聴きます。

SAKURA:私はJ-POPが好きで、音楽コンテンツをチェックして、こういうのが流行ってるんだな、と思いながら聴いたりしています。勉強のためにBillboard 「Hot 100」も聴いてます。TikTokでも音楽をよくチェックします。

HUH YUNJIN:ジャンルを絞るのは難しいですね。様々な音楽を聴くのが好きで、今日はエイミー・ワインハウスを聴いてきました。

KAZUHA:私はR&Bが特に好きなのですが、最近は勉強のためにヒップホップも聴くようにしています。特に洋楽が多いですね。活動を通してラップをすることもあるので参考になります。

HONG EUNCHAE:K-POPが特に好きです。でもアルバムを作りながらヒップホップをたくさん聴くようになって、以前はダンスが好きだったヒップホップが、音楽的にももっと好きになりました。

ー勉強のために新しい音楽にも積極的に触れてるんですね。ありがとうございます。LE SSERAFIMと言えば、世界的な音楽フェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」に出演しますが、決まった時にどう感じたのか、どんなステージにしたいかを最後に伺いたいです。

KIM CHAEWON:初めて聞いた時は以前BLACKPINK先輩たちがコーチェラに出ていたのを見て、「いつかあんなステージに立つことが出来るかな? あんなステージに立ってみたいな。LE SSERAFIMで出られたらすごくかっこいいだろうな」と夢見て、目標にしていたので、その夢がこうして現実になって、実感もまだ出来ていないし、すごく驚きました。思ったよりも早くこのような機会をいただいてすごくありがたかったし、コーチェラのステージを通してLE SSERAFIMというグループをもっと知ってもらえるすごく良いチャンスなので一生懸命準備しています。

SAKURA:私たちは去年「Perfect Night」という曲を出してから、世界中からたくさんの反応をいただいて、これから世界に向けてもっと頑張ろうと思っていた時期にコーチェラ出演が決まったので、嬉しさと同時に大丈夫かなという不安も少しあります。出演が決まったことは、私たちが認められたというより、これからの期待を込めて決めてくださったことだと思うので、その期待を超えられるようなステージを作りたいです。



HUH YUNJIN:私はコーチェラがどれだけ大きなイベントで、どれだけ光栄なことなのかが分かっているので、私たちが出演できると聞いて最初はとても不思議な気分でしたし、信じられなかったです。いまでもそんな気分です。アメリカにいた時も私が観客として行くことすら想像できなかったのに、ステージに上がることになってとてもありがたいし、このチャンスを通してもっと成長したいし、私たちの名前を世界にお伝え出来れば嬉しいです。

KAZUHA:私も出演が決まった時は信じられなかったです。私は、「夢は大きく」っていうのがモットーなんです。1年の始まりに目標をリストにして書くんですけど、コーチェラも本気で出られるとは思わずに、いつか出演できたらいいなという気持ちで目標の一つに書いていて。こんなに早くその夢が叶うと思わなくてすごく嬉しかったです。でも個人的にはこれからも努力して成長しなければならないと思う部分が多いので、今回のステージは挑戦だと受け止め、このステージをきっかけにもっと自分が成長できたらなって思っています。

HONG EUNCHAE:コーチェラのステージや、そのステージに出演するアーティストの方々は別世界にいる、遠い存在だと感じていたので、私たちが出演できることへの実感が最初は湧かなかったです。絶対に素敵なパフォーマンスをお見せして成功をしたいと強く思いました。

ー今からステージが楽しみです! ありがとうございました。


(P)&(C) SOURCE MUSIC

<INFORMATION>

「Coachella Valley Music and Arts Festival」
※4月13日、20日(米国現地時間)に出演

LE SSERAFIM FAN MEETING FEARNADA 2024 S/S - JAPAN
2024年6月29日(土)、30日(日)兵庫・ワールド記念ホール
2024年7月6日(土)、7日(日)愛知・ポートメッセなごや 第1展示館
2024年7月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)神奈川・ぴあアリーナMM
2024年7月30日(火)、31日(水)福岡・マリンメッセ福岡 A館


LE SSERAFIM 3rd Mini Album『EASY』
配信中
https://lesserafim.lnk.to/easy_jpWE





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