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藤本夏樹が語る、Tempalayを通して見る「音楽」のあり方、果敢な実験精神

Rolling Stone Japan / 2024年5月15日 21時30分

藤本夏樹(Photo by Mitsuru Nishimura)

Tempalayが夢と現実、美しさと醜さ、生と死といった相反するようで実際には表裏一体の要素を独自のサウンドスケープに落とし込める理由は、パーソナリティと音楽観の異なる3人のメンバーが混ざり合っているからこそである。そして、3人の中でももっとも純粋に音楽と向き合っているのが、ドラマーの藤本夏樹だと言ってもいいかもしれない。

【写真を見る】Tempalay

前作『ゴーストアルバム』以降の3年間の間には『pure?』と『RANDOM』という2作をソロ名義で発表し、Tempalayのルーツでもあるアメリカのサイケな宅録音楽家への敬愛を改めて示すとともに、陶酔感のあるクラブミュージックへの傾倒も感じさせたが、リズムトラックのみならずシンセにも大きく関与した『((ika))』では完全にサウンドメイクの軸を担い、混沌と調和が相まみえる作風に多大な貢献を果たしている。「Tempalayは実験の場」と語る藤本の音楽観に改めて迫った。

―Tempalayは今年10周年で、アルバムにはタイアップ曲がたくさん入っていたり、武道館公演が決まったり、確実にバンドの規模感は大きくなっています。その一方では個人のソロ活動があったり、私生活にもそれぞれ変化がある中で、Tempalayというバンドに対する向き合い方の変化をどのように感じていますか?

藤本:他の2人(小原綾斗/Vo, Gt、AAAMYYY/Syn, Cho)はわからないですけど、俺はずっと変わってない気がします。「実験する場所」みたいなイメージで、売れる売れないはわりとどうでもいいというか、それぐらい自由にやらせてもらってますね。武道館公演も「よし、ひとつ上のランクに行ったから次はもっとこうしよう」みたいなのも自分的には全くなくて。ただ聴いてる音楽が日々変わっていったりしてることを、曲を通して表に出していきたい。そこは本当に変わってないですね。

―結成当初から変わってない?

藤本:そうだと思います。いろいろ試してみて、上手くいった例があったり、ダメだった例があったりしながら、自分の中の引き出しを増やしていくみたいな、それ自体が楽しくて音楽を作ってるので。「もっと会場を大きくしていきたい」とか「日本でこれ以上売れたい」みたいな気持ちはほぼゼロに近いかも。どちからというと、もう十分に規模は広がったから、もうちょっと深くしていきたいというか、もうちょっと洗練させていきたい、みたいなことの方がより強くなってますね。変に広がる音楽をやるよりは、「自分たちはこれです」みたいなものを追求したい気持ちがより強くなったかもしれないです。

―今回のアルバムもタイアップ曲はたくさん入ってるけど当然セルアウトしているわけではなくて、「自分たちはこれです」というバンドとしての濃度は明らかに濃くなっていると思います。

藤本:そうですね。今回AAAMYYYが俺のソロのライブを見てくれたときに、「シンセの音色やフレーズを一緒に作りたい」みたいなこと言ってくれて。もともとAAAMYYYが加入する前は俺が結構シンセも作ってたんですけど、AAAMYYYがシンセとして加入してからはAAAMYYYがやりたいようにやる方が健全だなと思ってたんです。でも今回AAAMYYY側からそうやって言ってくれたことで、ほぼ全曲一緒にシンセを考えて、アレンジ面も深くやれた感じがします。そういう意味では、俺がしたいことをこれまでよりも濃くやってしまったかもしれないですね(笑)。

―アルバムにはいろんな方向性の曲が入っているわけですけど、全体の方向性やテーマ性の共有はどの程度ありましたか?

藤本:そういうのは全くないです。綾斗からデモが送られてくるのがレコーディングの直前になることが多いので、最近は当日レコーディングスタジオに行って、「今日ってどんな曲録りますか?」って、その場でデモを聴いてやってるくらいなので、アルバム全体のテーマとかは何も聞いてないです。1曲1曲を別のものとして捉えてその場で作っていく、みたいな感じですね。

―楽曲の大元を綾斗くんが作るのは昔から変わってないと思うけど、その先がより分業的になっている?

藤本:そうですね。綾斗が持ってくるのはかなりデモっていうか、どう解釈してもいいみたいな状態で持ってきてくれるので、メロディだけはちゃんと生かしつつ、あとは何をやってもいいんだなっていう解釈でやってます。大体ベースとドラムを一緒に録るので、「どういう感じのノリにしようか?」みたいなことから話して、音作りをして、「じゃあ、どんなイントロにする?」から始まる感じです。

―そんなに自由度高いんだ。

藤本:コロナに入ってすぐのときに作った『ゴーストアルバム』は、みんなでロジックのプロジェクトを渡し合って作ったりとかして、あれはあれでよかったと思うんですけど、今はもう完全にセッションみたいなノリになってるというか、デモを渡されて、その場でゼロから全部作っていく感じです。前はレコーディング前に1回リハに入って、実際に演奏して試して、みたいな時間があったけど、今はそれもせずに、レコーディングスタジオで「ゼロから作っちゃおうぜ」みたいなことになってる感じですね。



―それぞれの役割がはっきりしたからこそそれができるようになった?

藤本:1stアルバムのときとかは「1日で10曲録ろう」みたいなノリだったから、絶対無理だったんですけど、今は1日で録るのが1曲とか2曲なんですよね。シングルごとに録ることが何回か続いて、「ドライブ・マイ・イデア」とか「Q」とか「Superman」とか「今世紀最大の夢」とか、「その1曲だけ録る」みたいなのが続いたので、その作業が定着して、そのままアルバムも作った感じです。とはいえ一曲録るのにドラムとベースだけでも12時間とかかかるから、マジで大変でした(笑)。





「弱く叩く」ことでできること

―ドラムのレコーディングに関しては、今回どんな実験を試しましたか?

藤本:まだアレンジが固まってない段階でドラムを録るので、とにかく削っておこう、たくさん叩かないでおこう、みたいなのはありました。できるだけ隙間を作っておいて、ギターとかシンセとかコーラスで曲の緩急をつけられるような作りにしたいなって。だからすごく今っぽい作り方というか、ドラムはわりとシンプルだけど近くにいて、みたいなのをイメージしてたんですけど、ミックスのときに綾斗が「この曲はこういう方向性の音像だったんだよね」みたいなことをそこで言い出すこともあって(笑)。自分のソロのときは「こういうミックスにしたいからこういう音作りで、こういうフレーズで」みたいなのがあるんですけど、Tempalayの場合はそこからもう一度方向性を調整することも多々ありました。ただ最近のTempalayは音がどんどん増えて、飽和しちゃうことがよくあったので、なるべく音を間引くことは意識してましたね。

―録り方自体も変わった録り方をしてるんですか?

藤本:生ドラムではあるんですけど、サンプリングのような感じにしたかったので、全曲めちゃめちゃちっちゃく叩いてるんですよ。本当になでるくらいの感じ。ミックスエンジニアの奥田(泰次)さんが録りの時点で軽くサチュレーションっぽい歪みをかけてくれて、シンバルとか強く叩いちゃうとちょっと耳に痛いみたいな状態で演奏することで、かなり力の入ってないプレイになって、そうすると音像的には近くに持ってきやすい。「今世紀最大の夢」あたりからそういう感じで録り出しましたね。なので最初の方に録った「憑依さん」とかはもうちょっとライブっぽい感じなんですけど、新しく録った曲に関してはエモーショナルさはあえて削って、もうちょっとビートが近い感じにしたいなっていうのがありました。





ー最初から素材として録ってる意識だったと。

藤本:演奏自体はちゃんとしてるけど、素材を切り貼りしたかのようなニュアンスを出したかった感じですね。新しく録った曲で強く演奏したのは「愛憎しい」くらいで、あれは70年代のハードロックとか、ザ・フーとか、そういうノリをイメージしてたので、普通にTHEロックドラマーなスタイルですけど、その他は基本的に全部弱く叩いてます。シンバルを叩いた回数も10に満たないんじゃないかぐらい、広がるような音はほとんど使ってないんじゃないかな。それこそAAAMYYYが「シンセを手伝って」って言ってくれたのが「今世紀最大の夢」を作る前ぐらいで、だったらシンセがちゃんと見えるようにしたいなと思って。シンバル類の広がりがシンセの美味しい部分を吸っちゃったりするので、ドラムで広がりを作るようなフレーズはできるだけしたくなくて、綾斗が「ここは広げてほしい」って言ったとき以外はほとんどやってないですね。



―「NEHAN」はダンスミュージック的なアプローチなので、今回の録り方に合ってますよね。

藤本:「NEHAN」は最初から「バンドサウンドだけど、クラブミュージックっぽいことがしたい」みたいなのがあったので、普段はTempalayであんまりやらないですけど、クラブ系のキックの音を足して、会場が揺れる系の低音が出せたらいいな、みたいな感じで重ねたりはしました。あと今回パーカッションの方が参加してくれて、素材をいっぱいもらったので、それを俺が調理して当てはめたりできたのも面白かったです。



―「湧きあがる湧きあがる、それはもう」はプレイ自体はパンキッシュなんだけど、音色はかなり加工されているのが面白い。

藤本:曲を聴いただけだとそうは思わないと思うんですけど、これもめっちゃ弱く叩いてるんですよ。あのテンポで弱く叩くとノリが出ないので、結構難しかったですね。



―今回試した録り方は誰かのやり方を参考にしたりしたんですか?

藤本:それこそずっと好きで聴いてたマック・デマルコであり、テーム・インパラとかもそうだと思うんですけど、あの辺の人たちのレコーディング風景を見ると、めちゃめちゃ適当に弱く叩いてて。マック・デマルコとかスティック落としてるぐらいの感じで叩いてるんですよ(笑)。そのあたりはエンジニアの奥田さんもすごく詳しいですからね。ドラムはやっぱりセットなので、スネアに立ててるマイクでシンバルの音も拾っちゃうし、それぞれ干渉してるんですけど、それをできるだけ分離させることで、「スネアだけ近くしたい」みたいなことが可能になってくる。そのためにはどうしたらいいかっていうのは、奥田さんと一緒にすごく考えました。

―そのための方法のひとつが、弱く叩くということ。

藤本:波形で見るとすごくわかりやすくて、弱く叩くことで隙間の時間ができるんですよ。強く叩いちゃうと他も共振もしちゃうから、スネアだけ叩いてもシンバルが共振したりしちゃう。そういうのをできるだけ抑えられるような録り方を工夫しました。

―ベースに関してはBREIMENの高木祥太くんに加えて、最近ライブでもサポートをしているODD Foot Worksの榎元駿くんが参加しているそうですが、これまでとの違いをどう感じていますか?

藤本:『ゴーストアルバム』のときは結構祥太くんがアレンジもやってくれてたんですよね。今回その祥太くんが「アルバムのレコーディングに参加できないかも」みたいになって、ベースのアレンジも「俺がやらないとな」みたいな気持ちになったのは確かです。なので、ベードラの段階ではこれまで以上に自分の納得いくものに近づけられたかなって。祥太くんもえのきくんも曲を作ってる人なので、ミックスを見据えた音作りやフレージングを考えられる人で、そこはすごくやりやすかったし勉強にもなりました。

―シンセに関しては、AAAMYYYだけで作るときとどんな違いがありましたか?

藤本:今回ライブでの再現性を考えて、機材を結構絞ったんですよ。なので、ほとんどProphet6で作ったんじゃないかな。「Superman」は小西(遼)くんがムーグを持ってきてくれたり、アナログシンセで出ない部分はPCに入ってるシンセを使ったりはしたんですけど。



―AAAMYYYとはどんなやりとりがありましたか?

藤本:基本的にずっと一緒に作業をしてました。俺機材を触るのが好きなので、いろいろ音作りをして、それにAAAMYYYYが意見をくれて、そこからまた調整して、みたいな感じ。それに対して、綾斗から「もうちょっとこういう方がいい」みたいな反応があったときは、デモに入ってるロジックの音を生かして、アナログの太さを補強したり、生っぽさをうっすら重ねたり、質感調整のためにエフェクト系を通したり、うっすらテープっぽいリバーブをかけてざらつきを出したり、そうやって調整していった感じです。

―そこはソロでの制作による経験値が反映されている部分かもしれないですね。

藤本:確かに、そうですね。本当に毎日機材触ってるんで(笑)。ソロの新しい曲も作りたいと思うんですけど、過去曲のアレンジとかしてると「この音色はこうしたらもっといいな」みたいなことばっかりやっちゃって……音作りは一生やれます(笑)。でもやっぱり今回はライブでいい音を出したいなっていうのがあったので、ライブでも使う機材で作れたことにはわりと満足してますね。パソコンで作った再現不可能な音楽もそれはそれでいいかもしれないけど、バンドがそれをやるのはあんまりいいイメージがなくて、俺は演奏してる姿が見えるような音楽が好きなんですよね。「この音色からこの音色に急に行くのは繋がりおかしくない?」みたいなのはできるだけ避けたいので、一曲の中で使う音色はある程度絞って、統一感を出したいと思いました。

―ただ今回の楽曲は大胆なポストプロダクションも特徴になってますよね。

藤本:そこは俺よりも綾斗の趣向が強い気がします。「遖(あっぱれ)!!」の間奏とかにしても、俺は何もしなくても聴けるとは思うんです。でも綾斗がミックスのときに奥田さんに「マジでぶっ壊したいです」みたいなことを言って、奥田さんの宿題になり(笑)、奥田さんが何パターンか提案して、その中から選ぶ、みたいな。だから綾斗の方がカオス感というか、ごちゃごちゃした感じが好きで、俺はもうちょっと整理された音像の方が好きなので、その両方がミックスされた結果かなと思いますね。




Photo by Mitsuru Nishimura



自分たちを深く追求して、曲を作っていくことが今はしたい

―『((ika))』というタイトルについては綾斗くんに聞いた方がいいとは思うんですけど、ネットで「ika」の意味をいろいろ調べてたら、「既存のあり方やルールをまるで見知らぬことのように認識することを社会調査では異化と呼び、異化の視点で物事を見ることによって、常識を打ち破る新しい発想が生まれる」というのを見つけて、この解釈はTempalayというバンドにすごく当てはまるなと思ったんですよね。

藤本:なるほど。たしかに、そういうことをしないと音楽を作ってる意味がないというか、すでに多くの人がいいと思ってるようなものを作っても意味がないし、言い方が難しいですけど、いい曲はある程度勉強すれば作れるというか、すでに「いい曲の作り方」みたいなものはあるわけじゃないですか。「どれだけいい曲的要素を入れるか?」みたいなことは重要だったりするかもしれないけど、いい曲的な要素しかない音楽には価値がないと思うんですよ。再生されるためだけに作られた音楽とか本当に意味がないなと思うし、常識的にいいとされてるものをみんながみんな好きなわけじゃないじゃないですか。音楽を作ってる人はいろんな音楽を聴いて、「俺だったらこうするのに」とか絶対あるはずで、それを素直に出すことはめちゃめちゃ擁護したいというか、そうあるべきだと思ってますね。

―ネットに大量の情報があるから「いい曲」を作るだけだったら、そこにリーチすることは容易になったし、それこそAIで「いい曲」が簡単にできてしまう時代の中で、「でもそれって面白くはないよね」っていう考えはベーシックにあると。

藤本:「うわ、この人のアク出てんな、気持ちわる!」っていう方が俺はテンション上がるんですよ。「カフェで流したらいい感じ」みたいな音楽って、「これ作ってる人マジで何がしたいんだろう?」みたいな、そういうものは本当に吐くほど嫌悪感があるので……そういうことは常に思ってますね。それが「常識を打ち破る」ということなのかはわからないけど、「すでにいいとわかってるものを改めて作るなよ」っていうのがありますね。

―その意味では、Tempalayはすでにいいとされているものとは違うアプローチをしたうえで、ポップなものや美しいものを生み出す実験ができる場所だと言えそうですね。

藤本:もちろんその中で綾斗やAAAMYYYが「これ以上はやったらダメ」ってストップをかけるところもあると思うんですけど、そういうことはソロでやればいいというか、自分のために完結する音楽はソロでやればいい。でもTempalayも基本的には実験の場だと思ってて、怒られない範囲で実験してます(笑)。

―最初に「売れたい」とか「会場を大きくしたい」とかは考えてないという話をしてくれたように、やっぱりその実験が音楽をやる醍醐味だと。

藤本:誤解してほしくないのは、全然売れなくていいと思っているわけではなくて、もう十分にTempalayというバンドは大きくなったと感じてるっていうことで。だからこれからは会場の規模を大きくするとかじゃなくて、Tempalayのことが好きな人たちのリスナーとしてのレベルを上げたいというか、そういうことができるバンドがかっこいいと思うし、そういう存在になりたいなって。例えば、Tempalayを聴いた子がアーティストになって、より素晴らしい音楽を作るとか、そういう連鎖が生まれるとやっぱり嬉しいじゃないですか。そう考えると、広げることよりも大事なことが絶対にあって、そのためにももっと自分たちを深く追求して、曲を作っていくことが今はしたいんですよね。

ー自分たちが深く追求した作品を作ることで、聴き手のレベルを上げて、創作のいい循環を生む。それがまた自分の作品つくりのモチベーションにもなるでしょうしね。

藤本:自分たちを好きでいてくれる人をもうちょっと音楽の方にもってこさせたいというか、「サビになったら手を上げる」みたいな、音楽はそれだけじゃないんだよっていうのはやっぱり思うし、自分がインスタのストーリーで海外の音楽を紹介しても圧倒的に反応が薄いというか、友達のバンドと仲良くしてる写真とかの方が反応が多くて。もちろんそれはそれでいいんだけど、でもやっぱりお客さんと好きな音楽で「これいいですよね!」ってなれたら最高だなって思う。今はまだ自分の好きな海外アーティストの来日公演にいるような人たちはTempalayのライブに来てない感覚があるので、そういう人たちにもちゃんと響かせたいなっていうのがありますね。


Tempalay(Photo by Mitsuru Nishimura)


『(((ika)))』
Tempalay
ワーナーミュージック・ジャパン / unBORDE
発売中
配信リンク:
https://tempalay.lnk.to/ika_Album

Tempalay Tour2024 ”((ika))"
5/17(金)東京・Zepp Haneda
5/24(金)北海道・Zepp Sapporo
5/26(日)宮城・仙台PIT
5/29(水)愛知・名古屋Zepp nagoya
5/31(金)福岡・Zepp Fukuoka
6/1(土)広島・ブルーライブ
6/9(日)新潟・LOTS

惑星X
10/3(木)東京・日本武道館

https://tempalay.jp/

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