民主的で尊重し合う音楽づくりのあり方とは? Catpackに学ぶ三者三様な個性の「融合」
Rolling Stone Japan / 2024年7月19日 18時10分
ムーンチャイルドのボーカル、アンバー・ナヴラン、ルイス・コールやサム・ウィルクスとの共演でも知られるLAジャズシーン屈指のピアニスト/キーボード奏者ジェイコブ・マン、ドクター・ドレーやジャスティン・ビーバーが信頼を置くプロデューサー、フィル・ボードローの3人がひっそりと製作して音源がリリースされ、そのプロジェクトにはキャットパック(Catpack)という名前がついていた。
彼らは先ごろ、同名のデビューアルバムを発表したばかり。最大の特徴は作曲、編曲、録音、ミックスが「All Songs by Amber Navran, Jacob Mann & Phil Beaudreau」となっていること。リーダーもいなければ、ヒエラルキーもいない。制作のプロセスのすべては平等に行なわれている。
実際にはそれぞれが自宅で制作したデータをシェアし、それをもとに各自がアイデアを加えたりしながら作曲をして、曲によっては3人でスタジオに入って……というような感じだったようだ。口で言うのは簡単だが、キャットパックはその作業工程をものすごく巧みにこなしていて、最終的にアプトプットされたものはコラボレーションではなく、ひとつのユニット的なサウンドになっている。個の集積を超えた「融合」が感じられるのだ。
どこをどう聴いても誰か一人の楽曲には感じられないものではあるのだが、同時にそれぞれのキャラクターの強みも失われていない。アンバー・ナヴランに関してもムーンチャイルドとも明らかに異なるものになっているが、同時にアンバーらしさも感じさせる要素が随所に見受けられる。個を主張してはいないのだが、確実に個が滲み出ているのだ。そんな状況をこの3人は誰もが喜び、楽しみ、誇りに思っている。どこまでもお互いを尊敬し、尊重している。
ここまで民主的で、公平で、同時にそれらがクリエイティブにも直結しているプロジェクトは珍しい。こんな理想的なプロジェクトがどうやったら成立するのか。僕の疑問の中心はそこにあった。
―キャットパックが始まった経緯を聞かせてください
ジェイコブ:僕とアンバーは長いこと知り合いで、フィルのことも少し知っていたんだよね。それで、僕とアンバーでパンデミックの最中になんとなく曲を一緒に書くようになって。僕がアンバーにビートを送ったら、彼女がそれを1つの曲に書き上げてくれたんだ。そんな風に何曲かを一緒に作って、その中の1曲をアンバーがフィルに送ったところ、すごく良い曲に仕上げてくれたんだよね。それで、彼にも曲を送ることに賛成して。彼が送り返してくれたものは、新しいレベルに押し上げるようなものだったから、じゃあ、すべての曲を彼にやって貰おうよということになって。そこから一緒にプロデュースするようになっていったんだ。知らず知らずのうちに、10曲ほど仕上がっていたという感じだよ。
一緒に音楽づくりをするのがとにかく楽しかった。お互いの友情がインスピレーションを与え合っている感じがしたし、音楽に対して全員が似たようなテイストを持っているようにも思えたんだよね。同じ音楽的言語やスピリットを共有しているとでも言うのかな。
フィル:ジェイコブが言った通り、僕たちは音楽的言語を共有していると思うし、一緒に作業をしていくうちに、それがどんどん確信に変わっていったんだ。だからこそ、このプロジェクトを進めることが出来たんだと思うし、”その先”を夢見ることが出来たんだと思う。これはアンバーのアイデアだったと思うけど、これを引っ提げてツアーに出ようという話になって。ワオ、それはいい考えだ、ってね。
左からフィル・ボードロー、アンバー・ナヴラン、ジェイコブ・マン(Photo by Lauren Desberg)
—すべての曲で、作曲のクレジットを3人の連名で併記しています。これはどんな感じで行なわれたのでしょうか?
アンバー:曲によるかな。幾つかの曲はジェイコブのアイデアから始まったものだし、時には私がドラム・グルーヴを送って、そこから一緒にドラム・パートを書いたりね。一部のパートだけがあって、そこに他のメンバーが色々足したりして出来上がった曲もある。他の曲をリミックスしたことで生まれた曲もある。ただ、どんな形でも曲づくりの全てのプロセスがとてもクリエイティブなものだったし、それぞれが違う場所から始まったというのも、このプロジェクトを面白いものにしていると思う。
ジェイコブ:このアルバムに収録されている曲はどれも、「これはフィルの曲」「これはジェイコブの曲」「これはアンバーの曲」という風になっていないところがクールだと思うんだ。どの曲にもすべて、全員の声が反映されている。それぞれが違った場所からスタートしているかもしれないけど、一旦誰もが貢献できる位置に辿りついたら、その曲は個々では絶対に書くことができなかったものになっているんだ。このアルバムの最終形はコラボレーションによって生まれたものに仕上がっているんだ。
フィル:その通りだね。プロセスそのものがとてもオープンなものだったから、そこに触発されてまた何か足していくことへの刺激になっていたと思うよ。すべてのプロセスについてオープンであるという考え方があったから、曲を思いついて、それをどんな風に形にしていくかということについての決まりもなかったんだ。とにかく全員が、自分のアイデアに他のメンバーも積極的に関わるよう促していたし、彼らの声をきちんと拾うようにしていたんだよね。お互いをとても尊重していたし、とてもオープンな環境だったことが、3人の間に本当に固い絆を結ばせてくれたんだ。その信頼感が、僕たちをよりクリエイティブにしてくれたし、想像力豊かにしてくれたと思う。色々なことが起これば起こるほど、楽しみもどんどん増えていく感じでね。
アンバー:お互いのスキルを高めあえるような人たちと一緒に曲づくりをすることは、本当に楽しかった。制作の中で、そこがいちばん楽しめたところね。それに、これまで他のボーカリストと一緒に音楽を作る機会がなかなかなかったから、それもすごく楽しかった。
フィル:僕も同じだよ。
—キャットパックの音楽を作るにあたって、決めた方向性やコンセプトはありましたか?
フィル:アンバーとジェイコブが最初にコンセプトのようなものを思いついてこのプロジェクトが始動したから、この件については彼らの話をして貰うのが良いと思うんだけど、なにかしっかり決め事があったというよりも、メンバーの会話の中から新しい音楽がたくさん生まれて、それをクリエイティブな発想を土台にして構築していったという感じだったんじゃないかな。
アンバー:私はジェイコブとフィルが作る音楽の大ファンだったから、単純に一緒にやれることにとても興奮していたという感じかな。彼らの個性的なサウンドを土台にして、自分たちの音楽を作るということにね。このアルバムを聴いた人が言ってくれたんだけど、それぞれがやっているソロ・プロジェクトのサウンドの片鱗が散りばめられているけれど、それを3人が一緒にやることで、キャットパックのサウンドに上手く収まっているって。とてもクールだと思ったわ。他のグループでは同じ音は出せないと思う。そういう意見を聞いて、自分たちが正しい方向に向かっていると確信できた。
—最初の時点からこういうものをやろうと思って集まったわけではなくて、一緒にやっていたらこういうサウンドになったということですね。最初の頃に想像していたものと、結果的に出来上がったものの間に何か違いはありましたか?
ジェイコブ:最初の頃は、自分たちがどんなものを期待していたか誰も想像していなかったと思う。最初のゴールは、ただ、一緒に曲を書くということだけだったと思うんだ。それで、アンバーと僕で話し合いながら一緒に何曲か書いて、じゃあEPでも出そうかということになって。それからフィルが参加して、さらに何曲かできて、じゃあアルバム出そうかと。そこからライブもやろうよ、という話をするようになっていったという感じだね。言ってみれば、そういうプロセスを踏んでいくこと自体にインスパイアされて、音楽づくりの色々な違った方向性が見えてきたという感じなんじゃないかな。
フィル:期待という点については、良いところに触れてくれたと思うね。特に大きな野望を抱いて始めたわけではないし、実験的な意味での、実験だったという感じかな。とにかく、このプロジェクトがどこにいくのか見守ってみようという感じだね。そういう意味では、友だちと遊んでいるのと同じような感覚だったんだ。何が起こるか深く考えずに、とにかくそこに飛び込んでみることで、何か良いことが起こるという。思いもよらない結果に驚かされたりするしね(笑)。
—具体的に、そうした思いもよらない結果が出た最良の見本はどの曲だと思いますか?
フィル:真っ先に思い浮かんだのは「Midnight」だね。この曲は、最初から3人で一緒に作ったから。アンバーが素晴らしいビートの詰まったフォルダを作成して、その中から幾つかを選んで曲にしていくというやり方をしていたんだけど、この曲では3人で集まってジャム・セッションをして、それをジェイコブが持ち帰って色々な枝葉を付け加えたり、僕たちが一緒に書いたパートを取り込んだりして落としどころを探って形にしてくれたんだ。
ジェイコブ:聴く度に驚かされたのがアンバーとフィルのバック・ボーカル対決だったんだ(笑)。フィルが素晴らしいバック・ボーカルのパートを吹き込んだら、アンバーがまた素晴らしいバック・ボーカルを歌ってきて、それが2人の間で行ったり来たりしてね。でも最後には、どの曲もバック・ボーカルが本当に瑞々しくてクレイジーで素晴らしいものに仕上がっていたよ。僕は本当に歌わなくて良かったと思ってる(笑)。
アンバー:フィルがジェイコブと一緒に受けたインタビューで言っていたけど、お互いのアイデアについて”ノー”と言ったことは一度もないって。それが、このプロジェクトが遊び心に溢れていて、とても楽しかった理由のひとつだと思う。もちろん、それぞれが出したアイデアをすべて採用できた訳ではないけど、このアルバムづくりへと導くアイデアはすべてやってみようと試みた。それこそが、そうしたアイデアに身を任せることで、自分たちの着地点に到達できたという、美しい見本そのものだと思うの。
3人が引き出し合った遊び心
—今回、アンバーはホーンをあまり使っていないですよね。使用する楽器や機材に関してはどのように決めたのでしょうか?
アンバー:分からないけど、コラボレーションが功を奏したって感じかも。私にとっては、ジェイコブのファンキーで個性的なサウンドが大好きだから、それに合った楽器を選んだ。それに、サビの部分で彼のサウンドを真似てみたかったというか。サビは私に書かせて、と言ってジェイコブのサウンドっぽいものに挑戦してみたの。彼の持つヴァイブはすごくクールだから。それをジェイコブに渡して、彼がとても美しいものに仕上げてくれて、そこにフィルが入ってくることでより美しさを増した曲になっていった。だから、私はその瞬間に湧いたインスピレーションで、楽器を選んでいたと思う。これまでにも色々な音楽を作ってきたから、どの楽器を選ぶかというのは本当に自然な流れでやっていた。自分たちが作ったものをお互いに交換しあったり、お互いからインスパイアされたりすることでおのずと楽器を手にしていたというか。それに、さっきジェイコブも言っていたけれど、フィルのバック・ボーカルを聴いて、ああ、ダメだ(笑)、自分ももっとステップアップしなきゃ、もっと新しいことに挑戦しなきゃって思ったの。お互いに刺激を受けてそれを自分に取り込むという感じだった。
フィル:僕は使えるものは全部使ったっていう感じかな(笑)。持っているものを全部引っ張り出して。でも、ヴァイオリンは弾いてなかったと思う。トランペットは入れたね。アンバーがすごく良い感じのフルートを吹いたパートがあったから、そこに本当に微かな感じでトランペットを乗せたんだ。60年代と70年代のサウンドのコンボみたいな感じでクールになったと思うよ。それと、ベースも少しと、キーボードも少し。でもジェイコブがすべての曲に関してしっかりとした土台を敷いてくれていたから、その邪魔はしないようにね。あとは、とにかく自分の声でできることをすべてやったよ。必要なのは声だけ、歌だけに集中する方がいい、という曲もあったから。
ジェイコブ:僕の場合は、Roland Juno-106シンセサイザーだね。おそらくアルバムの99パーセントで使っているよ。これが僕が使った唯一の楽器なんだ。デモを作る時に使ったウーリッツァーが唯一他に使った楽器で、アンバーがそれをサンプリングしたんだ。僕は彼女がそのパートを見つけ出すとは思ってなかったし、サンプリングするとも思ってなかったんだけど、彼女がそれを見つけて「Rainbows」に取り入れて、すごく良いビートを作り出してくれたんだよね。それが唯一、僕が他に使用した楽器かな。そういえばフィルのキーボードもある1曲でちょっと演奏したと思うけど、99パーセントはJunoだね。
—今回はジェイコブのJunoが全体的にもかなりインスピレーションを与えたという感じでしょうか。
フィル:うん、かなりね。あの”ミャ〜オ”サウンドといい(笑)。
アンバー:”ミャ〜オ”サウンド!(笑)。
フィル:ジェイコブがJunoを通して語りかけてくるアイデアはとても個性的で、彼の人柄がそれを通して伝わってくるんだよね。とてもインスピレーションを与えてくれたよ。
ジェイコブ:この独特の猫の鳴き声のようなサウンドを幾つかの曲で使うことで、”猫”というテーマに辿りついた感じはあるね。僕のキーボードを使った遊び心や、僕のお気に入りの使い方を受け入れてくれる人たちと一緒に音楽を作れることは嬉しいことだね。
アンバー:あなたの音楽的ユーモアセンスはいつでも最高(笑)。だから、バンドの一員として実際にリアルタイムでそれを目の当たりにしたのは嬉しかった。
ジェイコブ:それは嬉しいね。
Photo by Lauren Desberg
—では、特にすぐできた曲と、特に制作が複雑だった曲があれば教えてください。
フィル:僕にとってはすべての曲が複雑だったけどね(笑)。その上で、今度はそれをライブで演奏した時に良いサウンドになるように考えていったんだけど、その時点では追いつくのに必死だったよ。個人的には、とにかく自分の歌のパートをしっかりやって、トランペットのパートをしっかりやって、自分がメインで弾いている楽器ではないギターも少し弾いて……という感じで、すべてが僕にとっては挑戦だったんだ。
アンバー:曲づくりに関して言うと、すぐに書き上げたのは「Walk Away」。ジェイコブのビートを聴いて、それを何時間か繰り返し聴いているうちに曲ができて、その日のうちにジェイコブに送り返したんじゃなかったかな。あの曲は本当にすぐにできた感じだった。書き上げるのがいちばん大変だったのは「Never Knows」(※アルバム未収録)。この曲のためにたくさんパートを作っていたんだけど、最終的には全部捨てて、ドラムとボーカルだけをジェイコブに送った。ジェイコブが隙間を埋めてくれて、とても美しい曲にしてくれたの。それでも、自分ではボーカル部分に納得がいっていなくて。それで、フィルが参加して、そのボーカルを全部亡きものにしてくれたの。この曲をあなたたち2人に任せて本当に良かった。
—レコーディングに関してもすべての曲が3人の連名でクレジットされています。どのように録音が行われたのでしょうか?
ジェイコブ:時間の経過と共に変化していった感じはあるね。僕らの良いところは、曲づくりとレコーディングが同時進行で進んでいったところなんだ。気に入るようなパートを思いついたら、よし、じゃあこの曲をレコーディングしてみようという感じで、その曲を作り上げていったんだよ。だから、それこそたくさんのメールでファイルをやりとりして。そういうやり方で1〜2年が経った頃に、フィルのスタジオに集まって曲づくりとレコーディングを同時に進めるようになったんだよね。2023年、2024年はたくさんのファイルをやりとりして、自由な発想のアイデアを出し合って、それがもし気に入らなければただデリートキーを押せば良かったんだ。
—どの曲はファイルでやりとりして、どの曲は実際にスタジオで一緒にレコーディングしたのですか?
ジェイコブ:一緒にスタジオでレコーディングしたのは「Midnight」だけど、他の曲はすべてファイルのやりとりから始まっている。でも、最終的にはすべての曲をスタジオでみんな揃って完成させたんだ。それぞれの曲が、まずそれぞれの家で個々に始まって、スタジオで3人で完成させたというのがとても良いよね。スタジオでレイヤーを足したり、ホーンセクションを足したり、他にも色々なものを足したり、一緒に聴いてみたり。そこからフィルに託して、アルバム全体に素晴らしいミックスを施してくれたんだ。それに対して僕とアンバーがまたインプットしたりね。完成に向かって、全員揃って制作に携われたのはとても良かったよ。
—アンバーに質問ですが、ムーンチャイルドも3人組で、3人共同で作曲を行っていると思います。製作過程においてムーンチャイルドとの違いがあるとすればどんなところですか?
アンバー:コラボレーションによるプロセスを踏むという点においては、とても似ていると思う。ただ、そこに参加しているミュージシャンの個性が違うということ。だから、作る音楽が異なる方向性に進んで行くし、それがまた違った楽器やサウンドへと繋がっていく。3人組で音楽づくりをするのが私はとても好きなのは、もし2人が曲づくりのスランプに陥ったとしても、もう1人が何か優れたアイデアを出してくれたりするから。音楽づくりに関しても、それ以外にレコードのリリースに関してもやることがたくさんあるけれど、3人いればお互いをフォローしあえるし、仕事も分担できるのがいい。とにかく、私はコラボレーションするのが大好きで、誰か他の人の意見を聞くのは私にとってとても楽しい経験。
—3人で制作をすることで、自分に関して引き出されたものがあるとしたらどんなものだと思いますか。
アンバー:私にとっては、やっぱり遊び心。フィルが前にも言っていたけれど、こうした遊び心を今後他のコラボレーションワークでも発揮していけると思うし、自分のソロに関しても、遊び心があればもっと楽しいものになるんじゃないかなって思う。
—それを象徴する曲はありますか?
アンバー:そうね……とにかく、私はフィルとジェイコブが、既にあったアイデアにどんどんレイヤーを足していくのを見ているのが本当に楽しかったの。私とジェイコブが一旦手放したものに、フィルがギターの一節だったり、シンセのかけらだったり、そんなものを足していくことで、すごくクリエイティブで遊び心に溢れたものになっていったりね。それに、ジェイコブがPocket Pianoをいじっているのを見るのもすごく楽しかった。私もPocket Pianoを長年使っているけど、ジェイコブは私がこれまでに出したことのないような音をパパッと作っちゃう。私もよく知っている楽器で遊んでいる姿を見るのは本当に楽しかった。そんな遊び心にとてもインスパイアされた。
フィル:正直なところ、クリエイティブな環境に身を置くことで脆くなったり傷つきやすくなったりするんだけど、2人の優しさや、オープンで受け入れる姿勢のあるこのグループのお陰で、自分のアイデアを人に託す勇気が少し湧いてきたような気がするんだ。相手を信用する勇気は、きっと他の仕事にも活かせると思う。ちょっとおかしなアイデアや、相手に驚かれるようなクレイジーなアイデアも投げかけてみようと思えるようになったし、プレッシャーから解放されて、とにかく何が起こるか、どんなのものになるのか静観してみようという気持ちになれたんだよ。コラボレーションにおいて相手への信頼感を手に入れることができたんだ。
ジェイコブ:バンドのメンバーがお互いをリスペクトし合っていることが、自分のアイデアを伝えたり、他の人とはやらないであろうことを試したりできる環境を作り上げてくれている。そのことは、僕にとって大きなメリットだったんだ。
キャットパック
『Catpack』
発売中
ボーナストラック追加収録
詳細:https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13964
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