今市隆二とØMIが語る、三代目 J SOUL BROTHERS『ECHOES of DUALITY』全曲解説
Rolling Stone Japan / 2024年11月25日 17時0分
11月16日からスタートしたドームツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 ”ECHOES OF DUALITY”」と連動する形でリリースされた最新アルバム『ECHOES of DUALITY』。全10曲すべて新曲で、ヒップホップ/R&Bシーンで活躍しているプロデューサーやクリエイターが多数参加。サウンドのフォーマットは新しいのに、三代目 J SOUL BROTHERSの陰と陽の個性をあらためて掘り下げたような、ある種原点に向き合う構図になっているのも面白い。かつてJ-POPの頂上にいた三代目が、自分たちの置かれた環境に甘んじることなく、音楽的な進化をみずから選んだのはなぜか? ボーカリストの今市隆二とØMIにオンラインでインタビューを実施した。
【写真】今市隆二・ØMI
ーアルバム『ECHOES of DUALITY』は、三代目のターニングポイントと言ってもいいくらいの大きな変化を感じさせる作品ですが、2024年3月にリリースした前作『Land of Promise』から今作までの間、グループにはどのような動きがあったのでしょうか。
ØMI:次の作品を制作するにあたって、グループとして新しいコンセプトを掲げたいよねっていうのは口々に話していました。ただ、これだけのキャリアがあると、やっていないことを探す方が難しくて。その中で自分たちにできるのは、音楽面でもビジュアル面でも、新しいクリエイターを招集して新しい形のものを作ることだなと。アルバムでは全曲で異なるプロデューサーを迎えて、彼らに今の三代目がどういう音楽をやるべきなのかを示してもらい、それに染まっていく過程を見せるという意図を持ちながら制作していきました。これからドームツアーが始まりますが、10曲の新曲が加わることでセットリストもだいぶ変わってきますし、そういう風に見せ方を一新するっていうのが2024年の活動のテーマでもあったので。そのための準備を色々な面でしてきた期間でした。
今市:ずっと新しいクリエイターを欲していたんです。今年は良い出会いやタイミングが重なって、音楽はもちろん映像面でもYUANN(kidzfrmnowhere.)さんというディレクターを迎えられて、新鮮で満足がいくものが作れました。何か新しいことをやるっていうのは、自分たちのモチベーションにも繋がると思うので、ここまでいい流れを作れていると思います。
ー先行で配信されたアルバム1曲目の「BLAZE」は、まさに「一新」というイメージがピッタリの曲ですが、どのような狙いやアイデアがありましたか?
今市:ここまで攻めたテイストのヒップホップはやったことがなかったので、コンセプトやイメージを一新する意思表示にもなるなと。デモの時点では、自分たちが歌入れをしてどう仕上がるのかが未知数だったけど、リリック面も含めて様々なトライをしてベストを導き出しました。
ØMI:アルバムの中では、一番最初にレコーディングした曲でした。これまでの三代目であればチョイスしていなかったような楽曲かもしれないですが、今回は狼煙を上げるという意味で、メンバーの意見が一致しましたね。クレジットに載っていない部分でも、レコーディングや制作で新しいことを試しています。
ー今市さんがここまでゴリッとラップをするのは初?
今市:そうですね、今までやってきたのはメロディ感のあるラップだったので。でも、ソロで色々な挑戦をしていたから、こういうラップをすることに対しては抵抗もなく、むしろやってみたいという気持ちでした。その結果、ハマりましたね。
ー2曲目の「TOKYO BLACK HOLE」はA.G.Oさんのプロデュースで、リリックには三代目らしい哀愁が漂いつつ、サウンドは今っぽくて面白い楽曲です。
今市:今作に色んなジャンルやテイストの曲がある中で、「TOKYO BLACK HOLE」は割とイメージがしやすい曲で、すんなりレコ―ディングできました。楽曲の勢いや構成がまずカッコいいですし、リリックもとても好きです。夢を持って上京してきた人や、東京という場所で戦っている人の背中を押せるようなメッセージを伝えられるのが嬉しいですね。
ØMI:A.G.Oさんと一緒にやることに対して驚く人もいると思いますが、僕らとしてはシンプルに楽しく作れた曲でしたね。ライブでのイメージも、コレオグラフも自然に湧いてくるような曲だったので。ヒップホップのシーンやプロデューサーのことを知らない人でも、この曲は楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。ちょっと洒落を効かせて「TOKYO DRIFT」のフロウを引用してみたりとか、イージーリスニングもできるけど、細部の要素もちゃんと作り込んでいる楽曲です。
ーGeGさんがプロデュースした3曲目「Baby don't cry」は失恋ソングですよね。
今市:GeGさんは、キャッチーで美しいメロディを作るクリエイターというイメージがあったのでどのような曲になるかすごく期待していましたし、最初に聴いた時に「これはシングル的な立ち位置の曲になるな」と思いました。個人的にも、ミッドバラードとしてすごく好きなテイストで。あと、今回のプロジェクトや三代目に対して熱意を持ってくれていて、かなり細かく20回くらいトラックのやり取りをしたんですよね。その熱意に感動しましたし、それと比例して良い作品になったなと思います。楽曲としては、「花火」「冬物語」「C.O.S.M.O.S. 〜秋桜〜」のような三代目らしい艶っぽいバラードなので、昔から応援してくれているファンの人たちにも懐かしいと思ってもらえるだろうし、新しいリスナーにも何かを届けられる楽曲なんじゃないかな。
ØMI:GeGさんは、レコーディングの時にもスタジオで「こう歌ってほしいです」っていう要求を我々にしっかり伝えてくれて。今までの僕たちとしても、今作では今までとボーカルのアプローチを変えたいと思っていたから、プロデューサーが描いているイメージになるべく高いレベルで応えるために、いつもと違う環境でキャッチボールができたのは良かったです。あと、レコーディングブースで凄い数のデモ曲を聴かせてくれて、「この曲、めちゃくちゃやりたいんですけど」「是非やりましょう!」なんて会話をフランクにしたりして。どの曲も一貫してメロディが素晴らしい上に、ジャンルも幅広かったんです。今の時代のヒットメーカーの引き出しの多さや才能をまざまざと感じる空間でもありました。
ー4曲目の「You got my mind」はGooDeeさんと3Houseさんがプロデュースしています。
今市:3Houseは楽曲や映像もお洒落ですし、今のR&Bをやっているアーティストだと感じていたので、今回一緒にやれるのがすごく嬉しかったです。GooDeeと共作してくれるということだったので、なおさら期待値が高かったですし、上がってきたデモも3Houseが歌ってくれていたので、モチベーションを上げながらレコーディングできました。三代目はこれまでにもR&Bテイストの曲を歌ってきたけど、やっぱりどこかポップス要素があったりもしたので、それとは違うR&Bは、新鮮に感じてもらえるんじゃないかなと思います。
ー以前、Rolling Stone Japanで3Houseさんにインタビューした際には、フロウをとにかく大切にしていると話していたのが印象的でした。
今市:そのあたりもデモを聴きながら自分なりに解釈して、タイム感や言葉の伝わりやすさを意識しつつ、自分のフィルターを通しながら歌いましたね。
ØMI:僕も3Houseの楽曲は前から聴いていて、特に「FEELINGS」が大好きだから、こういうテイストの曲をやってみたいなと思っていました。今回、実際にそれが実現したので、なるべく彼らのデモに忠実に歌うというか、再現度をどれだけ高められるかがこの曲の鍵だと思っていて。自分たちの色に染めるというよりは、彼らが作ってくれた世界観にどれだけ寄り添えるかを考えながら作業させてもらいました。
プロデューサー陣の熱意から生まれる相乗効果
ー5曲目の「Lucky」はZot on the WAVEさんがプロデュース、Candeeさんがリリックを手がけました。収録曲の中で最もヒップホップ度数の高い曲ではないかなと。
今市:そうですね。ビート感も含めてすごく今のヒップホップなので、それに対して自分たちをどう合わせていくかを考えました。Zot on the WAVEやCandeeの曲を聴き返して、どういう歌い方がいいのかを試しながら、自分たちのキャラクターやブランドもあるから、良い塩梅を見つけてレコーディングしましたね。曲の中にプロデューサータグもあって、わかりやすく良いコラボレーションができたなと思います。リリックには僕らの代表曲である「R.Y.U.S.E.I.」を感じさせるフレーズもあるし、人生論じゃないですけれども、自分自身がどう生きていくべきかを説いてくれる深いメッセージがあるので、リリックを読みながら聴いてほしいです。
ØMI:ZotさんとCandeeと3人でスタジオにいたら、スタッフさんに「このメンツが揃ってることが不思議すぎてめっちゃ面白い」って言われました(笑)。それがまさに今回のアルバムの面白さでもあるなと思いつつ。Candeeは「R.Y.U.S.E.I.」がリリースされた頃に高校生で、「同級生がみんな好きだったから、よくカラオケでお世話になってました」なんて話をして。そんな彼が今はヒップホップのシーンの最前線にいて、リリックに「R.Y.U.S.E.I.」のフレーズを持ってきてくれるっていうのはすごくエモーショナルだなって。Candeeには「Unlucky」というヒット曲があるんですけど、「Lucky」にその世界観を引き継ぐというやり方もまさにヒップホップだなと思います。スタジオトークもめちゃくちゃ楽しかったですね。
ー続く6曲目の「LIT IT UP」ではKMさんとタッグを組みました。
今市:ソロ活動でお世話になっているChaki Zuluさんを始め、周囲と音楽の話をする中でKMさんの名前は数年前からよく出ていて。ただ、その時は三代目で一緒にやるっていう発想には至らなかった。なので「やっとできる」という気持ちはありました。最初にビートだけ聴かせてもらったんですけど、その時点でめちゃくちゃ低音が効いていて、さらにトップラインも付いたら「めっちゃカッコいい!」みたいな。世界観が強くて、雨が降ってる夜のようなシーンが思い浮かぶ楽曲だと思っていて。映像も駆使して、カッコいいパフォーマンスができそうだなと思いました。ラストのサビにジャジーなフレーズが入っていたり、和のテイストが加えられたりもしていて、色々なスパイスが面白いですよね。BLAZEが炎だとしたら、LIT IT UPはその対になる雨や水の要素がある。そういうところも感じてほしいです。
ーそういった楽曲同士の整合性やバランスは、アルバムを制作しながら考えていったんですか?
今市:今作は”PETAL & THORN”(花びらと棘)の二面性というテーマがあって、強い曲と柔らかい曲に分かれています。ツアーやアルバムを構想する最初の段階で、二面性のあるものをみんなで出し合って表を作ったりしたんです。その中で、炎に対する水、風に対する土のようなエレメントは使いやすかった。そのアイデアは今回のツアーにも反映されてるので、映像も含めて全部を楽しんでほしいですね。
ØMI:アルバムを作り始める時に、クラシックとヒップホップを組み合わせたアートに振り切る曲をやりたいと思って、ジェイ・Zとビヨンセの楽曲をリファレンスとして出したりしていたんです。そんな話をしている中でトラックが上がってきて、KMさんとご一緒させていただいたことで、楽曲の説得力にも繋がった。アルバムの中でも一際異色な存在感を放つ曲になってくれて、すごく良かったですね。
ー7曲目は、今市さんのソロ活動でもおなじみのChaki Zuluさんによる「CRAZY-CRAZY-CRAZY」です。
今市:僕も大好きな、イン・シンクをはじめとする2000年代のボーイズグループを感じさせる曲ですね。Chakiさんはもちろん、T.Kura(GIANT SWING)さんも制作に加わっていただいているんですけれど、彼らは最近数多くの曲を一緒に作っているので、最強の二人が揃ったなっていう感じで。やっぱりChakiさんは、どんなジャンルでも美味しいところを上手く出してくれるっていう印象があるんですよね。この曲も、めちゃくちゃ展開が多い中で、どのセクションにもハッとさせられる部分がある。音数を抑えた間奏のクールさとかも含めて、もうあっぱれというか。シングルになっても全然おかしくない曲で。Chakiさんが三代目と制作をするのは初めてだけど、僕とソロで関わりがあったこともあり、Chakiさんなりの熱意を持ってやっていただきました。リリックも、Chakiさんから見た三代目 J SOUL BROTHERSを表現してくれているので、パフォーマンスにもぜひ期待してほしいです。
ØMI:二人が思う「三代目にはこれをやってほしい」という揺るがない思いがあって心強かったですし、仕上がりのイメージが制作側から伝わってきたので、それにどれだけ応えられるかにフォーカスしてチャレンジできました。ライブを想定すると、この曲はシーンをガラッと変えてくれる存在になるだろうなと思いながら作っていたので、パフォーマンスがより映える曲になりましたね。
ー8曲目の「DEVELOP」は、三代目のセルフプロデュースで、Aile The Shotaさんとの共作ですね。
今市:「DEVELOP」は一番最後に制作した曲で、制作時にはドームツアーをどんどん組み上げていかなきゃいけない段階に入っていました。僕たちはやっぱりライブというものがメインで、一番大切にしている場所なんですけれど、今まで何度もツアーをやってきたアーティストとしての感覚では、もっとアッパーな曲が欲しいということになったんです。だから、今回のドームツアーのテーマソングとまではいかないですけれど、ポイントになる曲だなという風に思っています。
ØMI:ライブに向けた楽曲を作る中で、リリックはプロデューサーというよりもシーンの最前線にいるアーティストに書いてもらうのが良いんじゃないかと思って、Aile The Shotaくんに書いてもらいました。まず最初に一度リリックを書いてもらって、その後に今回のツアーのコンセプトやライブへの想いを伝えたら、さらに違う角度からの言葉を加えたものを上げてきてくれたので、彼のアーティストとしてのIQの高さを感じましたね。
ー9曲目「Make up」は、今市さんのソロに参加していたクリエイティブ・コレクティブのw.a.uとVivaOlaさんがプロデュースしています。
今市:はい。ソロからの流れがあったので、良い関係値の中で三代目でもコラボできました。トータルで3曲ぐらいデモを上げてくれて、結果的に「Make up」をチョイスさせてもらったんですけれど、w.a.uらしさとVivaOlaらしさがめちゃくちゃ出ていて好きですね。今、ドームツアーのボーカルリハもやってるんですけれど、「Make up」を歌ってると無条件でノッてくるというか。歌い手を盛り上げてくれる、”音楽”させてくれる曲だなと思います。それはw.a.uとVivaOlaのセンスですよね。スタジオで話をしていても、世代が一回り以上下だったりするので、音楽に対しての解釈も全然違うから、話していて面白いし刺激になります。ライブで歌うのが楽しみですね。
ØMI:僕はこの曲が一番難しかったですね。VivaOlaが歌っているデモがすごく良かった分、それをどう再現できるかが肝でしたし、今までの僕たちの楽曲を振り返っても、この手の歌い方はしてこなかったので、発声なども含めて、チャレンジングな一曲でした。
ーアルバムを締めくくる10曲目の「Best life」は、JIGGさんのプロデュースなのに良い意味で感動的な応援ソングになっているのが面白いなと思いました。
今市:JIGGさんのトラックに、僕のソロでも一緒にやらせてもらっているEIGOさんがトップラインを乗せていて、ヒップホップがベースにありつつ戦略的なメロディラインが乗ることで感動的な曲になりました。温かみのあるバラードに聴こえるけど、この曲はヒップホップ的アプローチのバラードなんですよね。そこも自分たちにとって新しい表現になっているかなと。リリックでは、夢に向かって進む中で何かを失う悲しさ、それに耐えて得られる強さについて歌ってるので、頑張ってる人への応援ソングになればいいなと思います。
ØMI:JIGGさんの曲は自分もいちリスナーとしてたくさん聴いていましたし、PSYCHIC FEVER「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」をJIGGさんがトラックメイクしていたりという繋がりもありました。リリックに関しては、僕らの活動の規模感からすると、どうしても抽象的な表現になってしまいがちなんですけれど、やっぱり今のリスナーには、ありのままの等身大の言葉が一番伝わるんじゃないかと思っていて。自分たちのキャリアや、応援してくださる幅広い世代の方のことを考えると、グループのイメージを踏まえた言い回しになりがちなんですけど、そういうことじゃないんだなと。そういったことを実感させてくれた曲でしたし、作ってくれたクリエイター陣の想いを、自分たちがちゃんとライブのステージで発信していかないといけないなと思わせてくれた曲でした。
挑戦の連続、この生きざまを背中で見せていきたい
ー今作を作り終えたことによって、三代目の新たな可能性やビジョンは何か見えましたか?
今市:色々なプロデューサーを迎えたり、映像を含むイメージを一新したり、チャレンジングな制作だったんですけれど、振り返ってみると今までもずっと挑戦を続けてきたグループだというのは変わっていないので。この先もその姿勢は変わらないだろうな、ずっと挑戦し続けたいなということを再確認できたというか。三代目のブランドはありますけど、それでも気負わず、15年目にも新しい表現ができる嬉しさを噛み締めながら、この生きざまを背中で見せていきたいですね。
ØMI:この間、ツアーに向けてメンバーみんなで食事をした時に、将来の話もしたんです。これだけのキャリアがあって、年齢も重ねた中で、それぞれの人生と三代目の活動をどうクロスオーバーさせていくかが重要になってくると思っていて。もちろん、今の僕の人生を作ってくれたのは間違いなくこのグループなんですけど、この先もずっとそこに頼りっぱなしの人生ではないし、変わっていくことを自覚しなきゃいけない。もう既に、この時代に三代目に何ができるか、どういう存在であるべきかを提示できるポジションに自分たちはいるのかなと思ったりもするので。みんなが「三代目やりたいよね」って思う瞬間に今回のようなチャレンジに取り組める環境を、これからも作っていくべきだと思います。
ー三代目が今もこういう作品を作ることができるというのは、同じ事務所のLDHの後輩にも良い影響を与えるんじゃないかなと思います。
今市:今回のプロデューサー陣のラインナップを見て、めちゃくちゃハイテンションで話してくる子もいましたね。若い世代の子たちがワクワクしてくれる、刺激を与えられるっていう点でも、今回の挑戦はやってよかったし、自分たちのモチベーションも上がりました。それぞれの世代でやるべきことはありますけれど、やっぱり三代目が最前線で戦うっていう姿勢は変えずにやっていきたいです。
Edited by Masahiro Saito
『ECHOES of DUALITY』
三代目 J SOUL BROTHERS
エイベックス
発売中
※オンラインストアリンク一覧
https://avex.lnk.to/DrGTlR-20241113-EoD
01. BLAZE / Prod. GRP
02. TOKYO BLACK HOLE / Prod. A.G.O
03. Baby don't cry / Prod. GeG
04. You got my mind / Prod. GooDee & 3House
05. Lucky / Prod. Zot on the WAVE
06. LIT IT UP / Prod. KM
07. CRAZY-CRAZY-CRAZY / Prod. Chaki Zulu
08. DEVELOP / Prod. J SOUL BROTHERS III & Aile The Shota
09. Make up / Prod. w.a.u & VivaOla
10. Best life / Prod. JIGG
三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 ”ECHOES OF DUALITY”
12/3(火)、4(水):愛知・バンテリンドーム ナゴヤ(旧:ナゴヤドーム)
12/11(水)、12(木):東京ドーム
12/20(金)、21(土)、22(日):京セラドーム大阪
https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/28013/
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