GANG PARADEが語る、12人体制最後のLINE CUBE、新たな船出を歌った最新曲
Rolling Stone Japan / 2024年12月24日 21時0分
WACK所属の11人組アイドルグループ、GANG PARADEが12月25日にメジャー7枚目のシングル『Sparkling Moon / グッドラック・マイフューチャー』をリリースする。
2024年11月30日(土)に、ワンマンライブ「TO BE BORN」を東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催したGANG PARADE。「グッドラック・マイフューチャー」は、同公演で初披露された楽曲で、LiSA「紅蓮華」の楽曲提供などを行う作曲家/シンガーソングライター・草野華余子によって書き下ろされた楽曲。また、「Sparkling Moon」は、前作でもタッグを組んだボカロP/音楽クリエイター・不眠症の作詞作曲による、2025年1⽉放送開始のBSテレ東「ワカコ酒Season8」オープニング主題歌タイアップ曲。さらに、ワンマンライブのダブルアンコールで初公開された、KOTONOHOUSE作曲によるグループの入場BGMの最新バージョン「GANG PARADE SE(11SOUL ver.)」も収録されている。
新たな一歩を踏み出したGANG PARADEから、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、ナルハワールド、キラ・メイ、アイナスターの5名のメンバーに話を訊いた。
【画像】GANG PARADE、撮り下ろし写真(全13枚)
―LINE CUBEでのワンマン、テラシマユウカさん含む12人体制最後のライブとなりましたが、初のバンド編成でのワンマンということも含め、すごくいいライブでした。直前までチケットを絶対売り切るんだ!というメンバーの意志も強く見えて、見事ソールドアウトもした中で行われたワンマンを振り返って、いかがでしたか?
マイカ:今回はユユの脱退もあったんですけど、バンドの皆さんが全編演奏してくださって。本当に初めてのことも多くて、楽しみにしていたワンマンでした。ツアーファイナルじゃなく単独公演っていうことで、念入りに準備ができるっていうのも嬉しくて。LINE CUBEに立つのは初めてじゃなかったので、前回との差をどう見せられるか、私はすごく考えていたんですけど、いい日になってよかったなと、終わって思います。
―ライブ後、マイカさんは歩けないくらい体力を使い果たしていましたよね。
マイカ:ボロボロでした。もう全てを使い切って、何もコントロールできない人間に数分なってしまって(笑)。今回、バンド編成でやることになって、私はバンドの皆さんのところに先に行かせてもらって音確認をしたり、曲間の動きをこうしようとか、バンド用に振りを替えたりとか、いつも以上に携わらせてもらって。1カ月ちょっとLINE CUBEに精神を全振りしていたんです。プラスで、ユユの脱退もあって。複雑な状況の中、11人体制で新曲を見せるということもあり、いろんなことが重なって、気持ちが崩れないように数カ月保っていたのが、一気にポーンって弾けたのかなって思います。
キャン・GP・マイカ(Photo by 大橋祐希)
アイナスター:今回、バンド編成っていうことで、「Gangsta Vibes」で、ダンスブレイクみたいな感じのパートでマイカが振りを作ってくれたり、アンコールの1番最後、ユユと一緒にやる最後の曲となった「Plastic 2 Mercy」のアウトロをびーんっと引き延ばして、新しい振りを作ってくれたり、新曲「グッドラック・マイフューチャー」の初披露もありましたし、マイカが1番の功労者です。マイカがいなかったら全然違ったと思います。改めて欠かせないメンバーだなと強く実感しました。ライブ制作のスタッフさんも頑張ったねって最後言っていて。お客さんからもマイカちゃんの振りいいよとか言われていると、やったね!ってなる。マイカが褒められているのはすごく嬉しいなと思います。
―ナルハさんは、LINE CUBEを振り返ってみていかがでしたか?
ナルハ:純粋に楽しい気持ちでいっぱいになりましたね。その後すぐに特典会もあったんですけど、みんな楽しかったとか、いい日だったとか、直接言葉でたくさん言ってもらえたのもめちゃくちゃ嬉しかったです。ソールドアウトできたこともすごく嬉しかったですし、特別な1日になりました。
―ライブ中盤の「pretty pretty good」前のナルハさんのMC、すごくグッときました。
ナルハ:それも特別バージョンっていうか。いままで、曲前のイントロの部分でMCをしたことがなかったので、そういう新鮮味もあって、という感じなのかなと思ったんですけど、初めて、言いたいことがちゃんと言えた感じがしました。
―初めて言いたいことを言えたっていうのは何が理由だと思いますか?
ナルハ:本当に何を言うかギリギリまでずっと考えていたんです。不思議と、お客さんの顔を見ていたら、自然と出てきた感じがしました。
ナルハワールド(Photo by 大橋祐希)
―ココさんは振り返ってみて、LINE CUBEいかがでしたか?
ココ:いつも全身全霊なんですけど、本当にあそこまでカラッカラになるまで動いて届けたライブができて、すごく良かったなと思って。FCツアーとか、過酷なセットリストのライブは今までも色々してきてはいたんですけど、それとはまた違う、本当に全部を届ける気持ちになったワンマンライブができて。バンド編成でできることを遊び人(※GANG PARADEファンの総称)はすごく喜んでくれていたんですけど、それができたのは、遊び人たちのおかげなのでと思っていて。新しいことに挑戦させてもらって、遊び人が喜んでくれている姿を目の当たりにできて、これから頑張ろうって思えた1つのライブでもありました。もちろんユユの脱退っていうトピックはあって。そこの悲しさや、寂しさもあったんですけど、それもひっくるめて、すごくいい日だったなと思える1日になってよかったです。
―ステージ上で、ユユさんとも抱き合っていました。感慨深さはあったんじゃないですか?
ココ:ユユのMCを横で聞いていた時、走馬灯のように8年間の1番最初の思い出とか、SiS解散を告げられた日のこととか、一緒に帰っていた日のことなどが、ぱっと出てきて。本当にこの人やめるんだって思いながら横で見ていて。正直まだ11人体制でライブもやっていないので、100パーセント実感が湧いているかって言われたら、まだ半信半疑の部分もあるぐらい実感がないんです。活動のスタートが同じだったからこそ、それぞれ人生を自分の足で選んでいくんだなと思って、すごく色々考えました。
ココ・パーティン・ココ(Photo by 大橋祐希)
―メンバー12人で話し合った日のあと、ココさんは泣きながらユユさんに電話をしたという話も聞きました。
ココ:同じ気持ちでスタートして、ずっと一緒にいたからこそ、ズレていったりもしたし、別々の感情を得ていた時期もあったと思うんです。同期だからこそ、こじれた時期もあったんですけど、最後にユユとメンバー全員で朝まで喋った日があって。
アイナスター:いま取材している、この部屋です。
ココ:いろいろ考えて、ユユへの想いをちゃんと伝えておこうと思って、朝に電話して。ユユが思っていたことも聞けたし、私も話せたなって。それがちょっと遅かったなって思う部分もありました。この先もずっといると思っていたから、そうしなかった部分や、できなかった部分があったなと思って。自分の人生においてもすごい学びがあったし、ユユも私がやめることで、みんなにもいろいろ思うタイミングにしてほしいって言っていて。こんな形じゃなくてもよかったのにと思った部分もあったんですけど、色々考えて、この数カ月間は過ごしていました。
―メイさんは、LINE CUBE振り返ってみていかがでしたか。
メイ:私は、もうめちゃくちゃ緊張していたけど、すごく楽しみでした。どうしてもチケットを売り切りたいと思ったのは、会場を埋めたいってことより、1人でも多くの人に、この日のライブを見てほしい気持ちが強くて。見逃したら絶対にもったいないよ!っていうと変なんですけど、それぐらいバンドも豪華だし、マイカもそれに向けて、その日だけのものを作ってくれていたり、みんなのテンションも上がっていて。ギャンパレがこれから続いていく中で、絶対大事な残るライブになるから、知らない人でもいいからとにかく見てほしい。それぐらい楽しみだったし、自信もありました。準備してきたものを全部出せたら、絶対いいライブになるってわかっているからこそ、プレッシャーもすごくあって。やってきたもの以上は絶対に出ないから、やってきたことをしっかり出せないとやばい、みたいな気持ちもありました。それで、すごく緊張していましたね。
キラ・メイ(Photo by 大橋祐希)
―実際、ライブをしてみていかがでしたか?
メイ:当日は、もっとあそこできればよかったなとか、そういうポイントはいっぱいあったけど、私もメンバーもすごいテンションが上がって、今まで以上にダンスでも歌でもいいものを出せた感じがして。バンドの方たちとの相乗効果で、いい日になりました。お客さんもテンションが上がっていて、すごく良かったと思ってもらえたのかなって。練習の段階でもすごく手応えを感じたし、終わった後も、すごくよかったなって思えた日でした。
―ちなみに、事前にバンドとの練習は、どれくらいやっていたんでしょう?
メイ:練習はメンバー全員で2日間やりました。それまでに何人かのメンバーとマイカが選抜で練習を見に行って。パートの変更があるメンバーは、その時点で合わせたりしていたんですけど、2日間本当にみっちりやらせてもらって。まず1日目で1曲ずつ全部丁寧に合わせて調整して、1日目後半でブロックごとに確認して、2日目には全部通すっていう。合計3回曲通しさせてもらったので、準備でできることは本当にその練習で全部やらせてもらえたので、ありがたかったです。
―生バンドでやるとテンションもやっぱり変わりましたか?
メイ:いまここで作られているんだ!っていう感覚がすごくありました。会場のみんなと一緒に、今ここにしかない時間を作っている感覚が、いつも以上に強くて。楽しかったです。
―アイナスターさんは、LINE CUBEを振り返ってみていかがでしたか?
アイナスター:ギャンパレはずっと、「変化が大事だよね」「変わらなくちゃいけないよね」って話をしてきていたんですけど、体制が変わるとかそういう変化じゃなくて、内側から変わっていくエネルギーが必要なのかなとずっと思っていたんです。その1歩目を踏み出せたLINE CUBEだったかなって感じがしていて。バンド編成という新しいことをやらせてもらったのもそうだし、マイカがそれに合わせて振りを新しく作ってくれたり、さっきメイが言っていたようにゲネリハもたくさんやらせてもらって。その後、普通に事務所のスタジオでメンバーだけでも通しをしたり、万全な準備をして臨めました。ギャンパレって、結構バタバタしがちなんですけど、今回みたいにちゃんと準備して、新しいギャンパレを見せれたのは、今後のギャンパレにおいても、すごく大事な変化を見せれたんじゃないかなと思います。
アイナスター(Photo by 大橋祐希)
―ライブタイトルが「TO BE BORN」で、ユユさんが脱退することになり、どうするんだろうと思う部分もありましたが、結果的に、今言ったみたいな新しく生まれ変わるような感覚もあるライブになったんですね。
アイナスター:ダブルアンコールを11人でやらせてもらったんですけど、その時に初めてちょっと実感が湧いたというか。ココも言っていたけど、正直まだそんなに湧いていないんです。私が「グッドラック・マイフューチャー」でステージに出るのがちょうど11人目に出る人だったんですけど、最後ユユが舞台袖に残っていた時、実感が沸いて。ステージに出たら、ユユ推しだった遊び人がすごく泣いていたりしている表情からも、本当に辞めるんだなって思って。でも、1番実感したのは、11人のフォーメーションを今作っていてバタバタしている時で。セイ(カ能セイ)の時も、何曲も振りを作り直したのに!みたいな。
一同:(笑)
アイナスター:でも、セイが辞めてからユユが辞めるまでの間に45曲ぐらい作り直していて。
ココ:そんなに作っていたの?!
アイナスター:さっき再生リスト見たら45曲だった。
ココ:FCツアーもあったから、より短い中でフォーメーション作っていたんだね。
アイナスター:今、11人体制のフォーメーションを日々作っているんですけど、13人から12人になる時よりも、ちょっとスムーズな感じというか。ルールを変えることに、ちょっと適応してきた感じもギャンパレらしいなと思って。なので、バタバタしつつも、おいおい!まだ5曲しかできねえじゃねえか!みたいな感じで、ちょっと実感したなっていう感じはありますね(笑)。当日は、正直全然実感がわかなかったです。だって毎日いたし、私がギャンパレに入った時からずっといた先輩だったし、入る前からテラシマユウカというものがずっと存在していた。いて当たり前の感覚だったので。やっぱ実感が湧くのはちょっと時間がかかったなっていう感じはしました。
―本当に色々あった1年でしたね。メンバーが11人体制になったことによる変化みたいなのを感じますか。
ココ:11人体制になっての変化はまだそんなにで。本当にフォーメーションを新しく作り直すのに追われています。
アイナスター:セイの時は、歌割りを元々歌っていた人に戻すみたいな形式が多かったんですけど、ユユは長かったから、戻す人がいないっていう話になってきちゃうので。そこは重みがあるというか。チーム全体で考えているところでもありますね。
ココ:サキちゃんの時は、分裂のタイミングがあって、再始動って名目がちゃんとあったので。例えば、「まだ足りない」の部分をメイがやったりとか、やりやすかったんだけど。
メイ:3人で割ったしね。
ココ:そうそう、ベビ・メイ・ノン、3人が入ったタイミングだったから、分散していたんです。でもユユが入ってから出した曲の方が多いので、
メイ:ミキかユアくらいにしか返せない(笑)。
ココ:歌割を決めるのはスタッフさんとレーベルの皆さんでって感じなんですけど、舞台に立ってやるのは私たちなので、意見はみんなで出したいねっていう話はしています。
―新シングルにも収録されていますが、SEが新しくなりました。SEが変わると気分も変わるものですか?
メイ:変わります。
マイカ:全然違うよね。
メイ:1個前のSEはポップだけど行くぞみたいな気持ちもありつつ、新しいSEは結構爽やかだから、今までと全然気持ちが違います。しかも衣装も白いから、自分がすごく爽やかになった感じ(笑)。
―ナルハさんとしては、SEが変わって自分の気持ちも変わりましたか?
ナルハ:やっぱりすごく不思議な感じがします。出るタイミングとかも自分が先頭のほうだったらドキドキして。
ココ:LINE CUBEのアフタームービーに映っていたんですけど、最後11人で円陣して出ようってことになって。ユユが見守ってくれている間、ダブルアンコールの直前のSEが鳴っている最中に円陣を組んでいたんです。まだSEのタイミングがよくわかっていないので、なんか言うぞ!っていう時に、もう出なきゃってなって。ギャンパレっぽいといえばギャンパレっぽかった。おもろかったです。
―ダブルアンコールで、新曲「グッドラック・マイフューチャー」を初披露しました。作詞・作曲が草野華余子さん。この楽曲をもらったとき、どんな印象を持ちましたか。
マイカ:デモをもらった時に、おおお!ってなって。ちょっとエモい感じと疾走感もあって、遊び人がすごく好きそうだなと思って。ライブでもいい味を出してくれる曲になるんだろうなって思いました。こういうタイプの曲が久しぶりだったので、すごく嬉しかったです。
ナルハ:最初聴いた時、めっちゃかっこいい!と思って。歌詞がすごい心に刺さるような歌詞で、聴いても刺さっていたけど、歌って、より別れの歌みたいな感じもして刺さりました。
―具体的にどこのフレーズがやっぱり刺さる。
ナルハ:最後のサビを全員で歌うんですけど、LINECUBEで歌った時にぐっときて。「遠くなる昨⽇」とか、そういう表現を初めて聞いたんですけど、確かにと思って。ラスサビは思いを込めて歌いました。
―ココさんはどうですか。
ココ:ザ・ストレートロックみたいな、すごくかっこいい曲と最初は漠然と思っていたんですけど、いろんな歌詞に振り付けがついて、ミュージックビデオを撮っていく中で、すごい思い入れが積み上がっていった感じがしています。LINE CUBEの初披露は、どんな曲か遊び人が知らない状態で聴いてもらうので、歌詞が振り付けにもリンクしているし、すごく届けたい内容だなと思ったので、とにかく歌詞を聞き取ってもらえるように歌いました。それこそ、ユユとバイバイしてすぐにやった曲だったので、いかに届けられるかを、めっちゃ意識して歌って。それが遊び人にも届いていたのかなって。それを草野さんに書いていただけて、すごく嬉しいというか。ディレクションもしていただいたんですけど、すごく熱い方で。LINE CUBEも見に来ていただいて。ディレクションいただく中で、その熱い気持ちが、いつも以上に入っている曲になったのかなと思うし、すごく大事な曲になりました。
メイ:最初に聴いて、歌詞を見た時に、めっちゃかっこいいけど、すごく自分たちのことを書いてくれていて、歌詞が見れないくらいストレートだなと思ったんです。この歌詞を書くにあたって、質問をメンバーにいただいて。メンバーが欠けることについてだったり、これからどうしていきたいかとか色々質問してくださったんです。メンバーそれぞれの回答を送ったんですけど、それがすごく入っている。本当に自分たちが感じたことがそのまま入りすぎているので、最初はおお……みたいな気持ちもあったんですけど、お客さんに届けるものだから、マイカが振りを付けてくれたりする中で、曲として自分の中でも落とし込めていって。歌うと気持ちが乗りすぎちゃうと思っていて。ライブでやるときは、気持ちを乗せるのも大事だけど、ちゃんと伝わるように、届けるものとしてやらないといけないなと意識しながら披露しました。けどちょっと乗りすぎたかなって感覚はあります(笑)。それぐらいメンバーそれぞれの気持ちが入りやすい曲ですね。
―アイナスターさんは、いかがですか?
アイナスター:私は自分の歌割りが2Aの部分なんですけど、ディレクションのとき、脱退した2人のことを書いているよって、草野のさんに言っていただいて。「始まりは同じだったのにな」って部分なんですけど。それこそ、セイとは同期で一緒に始めたけど、セイが辞めた事実は自分の中では半年経って受け止めてはいて。LINE CUBEに、セイも見に来てくれていたんです。サキさんも来てくださっていたんですけど、ギャンパレを去った人たちも見守ってくれている中、すごくストレートな歌詞なので、思いを乗せるっていうより、勝手に乗っちゃうところはあったんです。セイのこともそうだし、最後、舞台袖に残るユユとバイバイした時も、すごく思うところがありました。辞めた人のことを思うって、あまり前を向いてないのかなとか、今まで思っちゃっていたんですけど、こんなストレートな素敵な歌詞にしてくださって、思っていいよって言ってくださった草野さんのすごく大きい優しさというか、温かさみたいなのに救われる気持ちだったというか。逆に、そんな振り返らずに済むというか。ここまでストレートに歌詞にしていただいた方が、もう違う明日は見ているから。始まりは一緒だったけど、もう違うから前向こうって思えるきっかけの1つなった歌詞です。すごいターニングポイントだなと思っています。
―もう1曲の「Sparkling Moon」の作詞作曲は不眠症さんです。
マイカ:この曲は、「ワカコ酒 Season8」のオープニング主題歌にしていただいていて。ドラマの頭に流れて、そこからドラマが始まると思うと、すごくワクワクする曲だなって思います。最初テレビ尺の制作から始まって、その後フル尺の制作だったんですけど、曲中でも展開がコロコロ変わる感じで。不眠症さんが、お酒と主人公が会話をしているイメージで作ったっておっしゃっていたんですけど、本当に楽しい曲。ライブがまた良くなりそうだなと思いました。
―確かにあまり今まで聴いたことないタイプの曲でおもしろいですね。
アイナスター:不眠症さんは、以前、ヤママチミキ&ユメノユアのユニット曲「トーナリティ」を書いてくださった方なんですよ。「トーナリティ」を聴いた時に、今まであまりギャンパレでなかった感じというか、おしゃれで緻密な感じの音で、すごいなって思っていて。さらに大人数の11人で不眠症さんの密度の高い綺麗な曲をできるのは、すごい嬉しいです。振りはマイカが作成してくれているので披露するのが楽しみです。
―2024年も終わりのタイミングということで、最後に、2025年に向けての抱負を1人ずつお聞かせいただけますか。
アイナスター:2024年はバタバタと駆け抜けた感じはありつつ、「ROCKを止めるな!!」が最速アンセムになり(笑)。
ココ:アンセム史上、最速だよね(笑)!
アイナスター:「ROCKを止めるな!!」とともにやってきたというぐらい、やらないライブはないぐらいの曲で。LINE CUBEでも本編締めくくりになったアンセムを作れたり、節目になるような変化がすごく多かった年だなと思っていて。全部、必要な変化だったと思うので、2024年で得たことを活かして、2025年はもっと内側からの変化がにじみ出るようなGANG PARADEをたくさん見せていきたいですし、大きいキャパでライブがしたいです。LINE CUBEも野音も1度立ったことのあるステージではあったので。今まで立ったことないステージに立ちたいっていうのは加入からずっと思っていることなので、2025年は大きいステージに立ちたいです!
メイ:2024年はGANG PARADEがまだまだいろんなことをできると感じた1年で。人数は2人減りましたけど、今まで武器にしてきた大人数という部分では、全然まだまだ変わらなくて。GANG PARADEが今まで武器にして磨いてきたものは変わらず戦っていけると思っているし、LINE CUBEでもバンドセットで、こんなにGANG PARADEって輝くんだみたいなこととか、いろんな発見もあった1年だったと思うので。2025年もまた違う武器も見つけつつ、今ある武器も磨きつつ、いろんな人に届けられたらいいなと思います。
ココ: 2023年が、すごくたくさん出会いがあったって、いろんなインタビューとかでも言って。それこそ楽曲提供を2024年にしてくださった方と出会いの年だったんです。24年は別れもありつつ、LINE CUBEが終わって考えてみた時に、1人1人がめちゃめちゃ強くなっているなって感じていて。全員すごく頼もしい。キャリアの上下みたいな分け方もあるんですけど、それを感じさせないぐらい全員が本当に大事だなって最近すごく思って。だからこそ、さらにまだまだ強くなれると思ったし、かっこよく、みんなが強い姿でいるGANG PARADEがすごく大好きだなって、LINE CUBEが終わって思いました。あと多分、LINE CUBEでみんなの期待を超えまくってしまったので。
全員:ふふふふふ。
ココ:11人に対して期待を寄せて応援してくれる遊び人を裏切らないようにしたいというか。いいものをたくさん見せた分、それを下回らないように、11人でも新しいことにチャレンジして、みんなをあっと驚かせたいです。2025年もみんなを驚かせられるように頑張りたいなと思います。
ナルハ:2024年は、いっぱいトピックがあった1年で。大きいライブでいったら野音から始まって、LINE CUBEで終わってって考えると、振り付けとかもそうだし、レベルアップできたなって。大人数だとダンスとか一挙一動が揃っていたりするのがめっちゃかっこいいなと思って。それに向けてLINE CUBEでめっちゃ練習して、レベルアップできたのかなって思ったので、パフォーマンス面とかでも、グループでもっともっとレベルアップしていけたらいいなと思います。
―最後にマイカさん、お願いします。
マイカ:野音の時も、今年いいぞ!と思ったら、まさかの展開にはなっていったんですけど、最終的にLINE CUBEで、やっぱGANG PARADEって面白いでしょ?っていうライブを見せつけられた感じがして。めちゃくちゃ結果的には良かったなと思ったし、まだまだ見せられるって思いました。応援していて楽しいグループだよって胸を張って見せられた今年最後のワンマンだったので、来年も期待していてほしいなと思います!
<リリース情報>
GANG PARADE
Major 7th Single『Sparkling Moon / グッドラック・マイフューチャー』
2024年12月25日(水)発売
https://gangparade.lnk.to/7thsingle
品番:WPCL-13620
価格:通常盤(CD Only) 1,200円(税込)
収録内容:
1. GANG PARADE SE(11SOUL ver.)(作曲:KOTONOHOUSE) ※Instrumental音源
2. Sparkling Moon(作詞・作曲:不眠症)
3. グッドラック・マイフューチャー(作詞・作曲:草野華余子)
GANG PARADE オフィシャルサイト:https://gangparade.jp/
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