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RIRYDAYに何が起きていたのか? 運営スタッフとメンバーが語る、赤裸々な過去と未来

Rolling Stone Japan / 2025年1月15日 18時0分

RIRYDAY、RIKA MIDUKI、湯浅晃平(Photo by 大橋祐希)

”女の子が迎えるすべての瞬間を肯定し、きらめく日々を記録する”というコンセプトのもと、2024年7月に結成が発表された、ガールズグループRIRYDAY。

サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」に出演していたSAKURA(北爪さくら)を中心に、JURI、MION、NONOKA、AYAKA、MIRIの日本人メンバーで結成され、10月17日(木)には東京都・EX THEATER ROPPONGIにて初ワンマンを開催。しかし、それ以降、ライブの予定はおろか、SNSでの投稿なども少なくなっていき、11月26日にメンバーのMIONの脱退とJURIの活動休止が発表された。

SNS上でWINGS(※RIRYDAYファンの総称)たちから不安の声が投稿される中、今後RIRYDAYは、SAKURA、NONOKA、MIRI、AYAKAの4人で活動していくこと、2025年2月7日に、4人体制で活動再開のワンマンライブを開催することが発表された。

果たして、この数カ月間、RIRYDAYの中で、一体何が起こっていたのか? 運営体制を一新しグループの責任者となったFiLLsホールディングス株式会社・代表の湯浅晃平、プロデューサーのRIKA MIDUKI、そしてメンバーのSAKURA、NONOKA、MIRI、AYAKAに集まってもらい、この数カ月を赤裸々に振り返ってもらうとともに、メンバーたちの素直な想いを語ってもらった。

関連記事:RIRYDAY制作チームが語る、DIYのグループ哲学「女の子のきらめきを記録するものを作りたい」

―この数カ月、RIRYDAYに何があったのかモヤモヤしているファンの方も多いと思います。一体、何があったのか、聞かせていただけますか?

湯浅:ざっくばらんに話させていただきます。まず、僕自身の立ち位置をお話させていただくと、RIRYDAYの所属事務所である蒼苑舎の親会社(FiLLsホールディングス株式会社)の代表です。蒼苑舎のスタッフからは、2024年5月頃、RIRYDAY及びMYHEROPROJECTという新しいプロジェクトを立ち上げるという話を受けました。アーティストやクリエイターが輝ける場所を作りたい、という話を聞いて、いいんじゃないかと伝えてスタートしたのが始まりでした。


湯浅晃平

―7月にアー写とコンセプトフォトを発表。華々しいデビューを飾りましたよね。8月にはプレデビューEP『RIRYDAY』のリリース、新宿ReNYで初のファンミーティング、10月にはEX THEATER ROPPONGIでのワンマンと活動していきましたが、それを機に発信が少なくなり、不穏な空気が漂い始めました。

湯浅:プロジェクトを動かしていく中で、しっかりと計画を立てて、運営チームとメンバーが一丸となって同じ方向を向いて進めることが大事だと思うんですけど、報告を受けるたびにトラブルの話しか聞かないようになっていって。例えば、公開していた動画が急に消えたとか、やたらと方向性が度々変わったりとか。最初に聞いていた、アーティストやクリエイターが輝ける場所を作る、という内容自体はもちろんすごくいいことだと思いますし、応援したいって話はしていたんですけど、当初聞いていたコンセプトに沿ってやっているのか、疑問になってきて。心配をして、ちょっとずつ僕も足を踏み入れ始めたのが9月ぐらいのことでした。

―実際、内情はどのような状態だったんでしょう?

湯浅:その頃には、チームの中がガタガタになってしまっていたなと感じて。もうこれはいけないというところで、10月のEX THEATERのライブでメンバーと初めて顔合わせをして、そこからちょっとずつ僕の方で巻き取っていきました。運営側で色々とゴタゴタがあり、本来RIRYDAYとしてやりたかったことができていない。それはメンバーが多分1番感じていたことだと思うんですけど、僕自身もすごく感じたことで。今後のRIRYDAYにとって、運営体制の大幅な変更が必要だと思い、そこへこの数カ月間、時間を要していました。

―SNS上では、ファンの人たちからの運営に対するコメントも見受けられました。今回、取材を受けようと思われた理由は?

湯浅:もちろん我々も、痛いぐらいにご心配、ご不安の声をいただいていました。メンバーからもそういう声は聞いていて。なので、どういうことがあったのか、そしてこれからどういう考えでRIRYDAYをやっていくのか包み隠さず話をすることによって、ファンの皆さん、応援してくださる方たちとちゃんと向き合う状況を作りたいなと思って、インタビューを受けさせていただく形を取りました。

―RIKAさんには、前回のインタビューで、コンセプトのことを話していただきましたけど、現在までの状況をどのような気持ちで見られていたんでしょう。

RIKA:前回での取材でも言ったんですけど、運営とサウンドチーム、クリエイティブ・プロデュースのセクションが最初から分けられていて、そこが噛み合ってないっていうのはずっとありました。

―それぞれのセクションが噛み合っていないことで、RIKAさんが最初にやろうとしてたことを表現することが難しかった。

RIKA:実際、サウンドチームが権限を持つような組織図になってしまっていて。7月辺りに体制を変える動きを私とメンバーでしたんです。それで、サウンドチームがプライオリティを持つみたいなことはなくなったんですけど、サウンドチームが事務所に無断で楽曲や動画をSNS上から消してしまったり、そういうことがあって。音楽を使わせないとか。そういうスタートから始まって、それがずっと続いている感じでしたね。



―メンバーは、どう思っているか発信する場がなかったと思うので、あえて聞きたいんですけど、この数カ月間、どんな思いで活動をしていたんでしょう?

AYAKA:本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。出るって言っていた情報が出なかったり、準備できるものも限られていました。私たちが有名になってWINGSの皆さんと一緒に幸せになりたいから、こういうことをやりたいですと言っただけでシャットダウンされてしまうというか、そういうことじゃないみたいな感じになってしまって。自分は、他のアーティストさんの音楽以外の部分も見て好きになったりもしていたので、そういうことを全てシャットダウンされてしまっていたことが、WINGSの皆さんにすごく申し訳ないですし、やるせない思いというか。どう動いたらいいんだろう、どうしたらいいんだろうっていう、モヤモヤした気持ちがずっとありました。

―SNSでのWINGSの声もチェックしていたんですか?

AYAKA:できる限りしていました。WINGSの皆さんがいないと自分たちはいないので、どうしたらWINGSの皆さんを幸せにできるか、ずっと模索していました。

―NONOKAさんはどんな想いで活動をしていたんでしょう。

NONOKA:一言で表すと、もどかしい気持ちがずっと心の中にありました。番組(「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」)の頃から応援してくださって、インスタとかをフォローして待っていてくださったファンの方に、やっとデビューできると報告して、おめでとうって言ってくださったにも関わらず、なかなかうまくいかない状況で。最前列のライブのチケット代を払ったのに2列目だったり、せっかくお金を払って会いに来てくださっているのに、ファンの皆さんにご満足してもらうことができてないんじゃないかというのが悲しくて。私たちのことを応援したい気持ちでいっぱいなのに、不安に思っているファンの方も多かったと思います。とにかく、早くファンの人の不安な気持ちをなくしたい気持ちが強くて。私たちは届けたい気持ちでいっぱいなのに、うまくそこを伝えられなくて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

―メンバー間でも今みたいな話はされていたんですか?

NONOKA:私たちみんなでSNSは見ていて。ミーグリの際に「大丈夫?」って直接心配の声を受けたこともあって、その時にごめんなさいっていう言葉が一言目に出てしまったんです。早くWINGSのみんなに安心して応援してもらえるように頑張るね、ってお伝えしたんですけど、本当にごめんなさいって気持ちでいっぱいです。


左から、AYAKA、NONOKA、SAKURA、MIRI

―SAKURAさんは、いかがでしょう。

SAKURA:悔しい気持ちでした。やっとデビューが決まって、ずっと待っていてくれたファンの人たちに、新しい私たちを届けられると思ったら、なかなか思うように進まなかったり、本来、悩むべきことじゃないことまで悩まなきゃいけなかったり。あと、ファンの方々に対して失礼なこともあったりして。どうしたらいいか混乱していました。

―SAKURAさんはリーダー的な感じで表に出ることも多かったですし、責任感も強くあったんじゃないでしょうか。

SAKURA:初めてリーダーという立場になって、みんなの意見や、ファンの方々の意見を、自分が伝えなきゃいけない責任感もあったし、伝えても伝わらなかったり、伝えたら反抗だと思われちゃったりもして。リーダーとし何もできないなっていう思いにもなりました。

AYAKA:番組(「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」)中、私はSAKURAとずっと一緒にいたんですけど、その時は天真爛漫に、アイドルを楽しくやっているイメージだったので、表情がやっぱり全然違って。すごく心配というか、気にかけていました。

MIRI:運営さんからも、リーダーだからっていう理由で頼まれることも多かったですし。

―MIRIさんはこの数カ月間、どんな思いで活動していたんでしょう。

MIRI:私もNONOKAと同じで、本当に申し訳ないなって気持ちと、すごくもどかしい気持ちが1番にあって。毎日のようにSNSとかで、WINGSや、いつも応援してくださっている皆さんの反応を見ていました。でも、思うように行かないことが多くて。ライブの練習や準備をするにあたっても、私たちは与えられた環境で、WINGSのことを思って最善を尽くしてきたと思うんですけど、自分たちの思い描いていたライブを作れなくて。それこそ準備不足だったり、そういうことを含め、ずっとWINGSの皆さんの期待に応えられているのか、WINGSの皆さんが満足できているのかって不安や、これで大丈夫なのかっていう不信感を持ったまま、ライブや撮影をこなしていました。



―いま話に出たように、メンバーやWINGSから運営への不信感がある中、湯浅さんは運営を巻き取って、再構築して再スタートする道を選ばれました。そうした不信感をどう受け止めて、どう立て直そうと考えられたんでしょう。

湯浅:まずは事実確認をすべきだと思って話を聞きました。その時、RIKAさんは実質プロジェクトから外れていたんですよ。

RIKA:プロデューサーを外れて、ビジュアルのディレクションだけをする形になっていました。メンバーと連絡取らないでくださいぐらいのことも言われて、自分もかなり不信感があったので、もう抵抗することもなくっていう感じでした。

湯浅:旧運営の話も聞きました。もちろん彼らにも言い分はあるんですよ。その上でメンバー、そしてRIKAさんにも会って、とにかく元々の関係者にしっかり話を聞いた上で、何が事実なのか、全員の話を元に判断しようとしました。結論から言うと、やはり運営がダメで、これは変えないと無理だという判断をしました。ただ、RIKAさんから話を聞いて改めて思ったのは、最初にRIRYDAYがやりたかったこと、目指していたものやコンセプトは間違いないということです。なので、運営体制は変えつつも、ある意味では最初の状態、スタートラインに戻すことが一番じゃないか、と思い、どうすればその状態に戻せるのかを考え動くことから始めました。

―その中で、メンバーのJURIさんとMIONさんの脱退も発表されました。

湯浅:当時から2名に関しては、辞めたいという話は出ていました。それは運営に対しての不信感が全てというか、ほとんどの理由だと僕は思っていて。僕としては運営を刷新して再スタートする上で、当初の6人でスタートすることが本当は1番いいんじゃないかと思い、気持ちが離れてしまっているメンバーに対してもしっかりと向き合って話を続けてきたんですけど、色々話す中で最終的には抜ける形になりました。そこは本当に残念ですが、1番大事なのは、いろんな不安を乗り越えて、それでも続けてくれる4人だと思っていて。ちゃんと彼女たちの意見を聞きながら、これからのRIRYDAYを話し合った上で、この4人で行く形になったので、今はすごく前向きに捉えてはいます。運営体制を刷新しながら、とにかく1番最初に何がしたかったのかをRIKAさんとメンバーから話を聞いて、イメージしながら、どう世の中に伝えていくのか。プロモーション部分もしっかりできるよう、僕自身のコネクションを使いながら、新しいチームを作っていった形です。

―RIKAさんは、湯浅さんと、どんなことをお話されたんでしょう。

RIKA:前の運営体制の時は、自分が任せてもらっているところが、あまり理解してもらえていない感じがあって。湯浅さんとお話して、私がRIRYDAYをやりたいって思ってくれたところを、すごく大事にしてくれて、もう一度やりましょうって言ってくれて。それに応えていきたいなと思いました。新しく運営体制を整える中で、いつも「これならコミュニケーション取れてやれそうですか?」って聞いてくださるんですよ。そこが前の体制の時には一切できてない部分だった。いまは、1個1個始める準備ができているので、メンバーと一緒に頑張ろうっていう気持ちでいます。



―メンバーの4人は、運営への不信感も当然持ってたわけですが、RIRYDAYとして続けようと思った理由はどういうところにあったんでしょう?

MIRI:MIONとJURIから辞めたいって報告を聞いた時、私も辞めようかすごく悩みました。RIRYDAYで活動していく上で、6人でやりたい気持ちがすごく強かったし、6人でRIRYDAYとして始めると決めたので。でも、RIRYDAYで、もっとやれたことがあるなと思って、諦めない方がいいなと自分の中で決心つきました。2人と一緒にできないのは悲しいし残念だったんですけど、それでも今ここに残ってくれている4人のことを信じて、改めてスタートを始めようって前向きな気持ちに変えて頑張ろうと決意しました。

―辞めようか迷っている中、続けようと決めたきっかけは何だったんでしょう。

MIRI:RIRYDAYに入る選択をした時の自分を信じたことと、運営体制が変わって、湯浅さんとか、もう一度RIKAさんと一緒にできる体制を信じて、もう一度挑戦してみようっていう気持ちの変化があったんだと思います。

―SAKURAさんは、続ける決意をした理由はどこにありますか?

SAKURA:私もMIRIと同じで、諦めかけたときがあって。違うところでスタートをした方がいいんじゃないかと思ったりもしたんです。でも、自分もRIRYDAYをやるって決めたからには、途中で投げ出すじゃなくて、最後まで完全にやり切ってからじゃないといけないなと思ったのと、やっぱり1番にファンの方々の顔が思い浮かんで。正直、ここまで振り回しちゃったというか、応えられなかったことがたくさんあって。RIRYDAYのSAKURAとして、RIRYDAYのことを愛してくれたファンの方々のためにも、さらに愛してもらえるように頑張りたいなと思いました。

―運営体制が変わり、再スタートを切れそうだなという感覚を感じられた?

SAKURA:今までは、私たちがやりたいこととか、ファンの方々のためを思って言った言葉も拒否されちゃっていたんですけど、湯浅さんはすごく話を聞いてくれて。一緒にたくさん考えてくれるので、すごく嬉しい気持ちもありました。一緒に頑張りたいって思う気持ちもあったので、前向きになりました。

―NONOKAさんはいかがでしょうか。

NONOKA:私もみんなと同じになっちゃうんですけど、ワンマンライブ辺りから、運営の方々に不信感が募って。辞めたいって気持ちもあったんですけど、RIRYDAYのNONOKAとして活動するって決めたからには、自分の夢とかRIRYDAYとしての目標を成し遂げるまでは終わってはいけないと思って。最初に自分が決めたことは最後まで絶対やるのが自分の中での考えなので。自分はどうしてRIRYDAYに入って、このアイドルをやりたいと思ったのか、ワンマンライブが終わった後の休暇期間でもう一度ゆっくり考えました。湯浅さんとお話をしたりして、自分の表現したかったものを改めて表現できる場を設けてくださるとお聞きしたので、もう1度気持ちを切り替えて、与えてくださる環境に感謝して一生懸命頑張ろうっていう気持ちになりました。

―自分の本当にやりたかったことは、なんだったんでしょう?

NONOKA:ファンの方々に幸せになってもらいたいし、私たちのパフォーマンスを見て少しでも多くの人に感動や笑顔を与えたい。その気持ちが自分の心にあるなと思って。今の瞬発的な思いだけで、それを諦めるのはちょっと違うかなと思って。絶対にファンの方たちにしっかり伝えられるまでは辞めてはいけないって思いました。

―AYAKAさんは、RIRYDAYを続けようと決めた理由はなんだったんでしょう?

AYAKA:私はRIRYDAYに入る時、年齢的にもラストだし、これが成功しないのであれば、ラストチャンスと思っていたんです。でも4カ月間、過ごしてみて全然うまくいかなくて。色々考えて、辞めようかなとも思ったんですけど、その時1番にWINGSの皆さんの顔が浮かんで。嬉しい思いをしていたかなと思ったら、何も届けられてない気がしたんです。それなのに、また悲しいお知らせをしてしまったら、WINGSの皆さんに申し訳なさすぎるし、会わせる顔がないなと思って。すごく悩んだんですけど、湯浅さんと協議を重ねていくうちに、この人なら信じられるかもしれないと思って。残ってくれる4人のメンバーとも話して、ここで本当にラスト頑張ってみようと思いました。もちろん本当は6人がいいし、6人笑顔でWINGSの皆さんの前で活動したいけど、2人には2人の人生があるから、そこに自分たちが口出すことは絶対にできないと思うので、自分のやりたい思いを、まず今は優先しようと思って、続けようって決めました。



―2月7日に、4人体制で活動再開のワンマンライブを開催することを発表しました。2025年RIRYDAYとしてどんな活動をこうしていこうと考えてらっしゃるんでしょう。

湯浅:2025年の年末に大きなワンマンライブを敢行しようと考えています。実際まだ、RIRYDAYはいわゆるプレデビューなんですよね。実際に良い意味でRIRYDAYは発展途上だと思っていて。運営も含め、もっと成長しないと世界で戦うにはまだ力が及ばないのが正直なところです。でも、その「未完成」だからこそ伝えられるもの、完ぺきではないからこそ届けられるものがあると思っていて、そういうったものをRIRYDAYの成長過程と共に皆さんにお届けしたいと考えています。あとは我々がどれだけメンバーと向き合って、やりやすい環境を作ったとしても、結果が出ないと意味がないと思っていますし、運営に対する皆さんの不安、不審についてもこれからの行動や結果で信頼を取り戻していく必要があると思っています。まずは今年1年で、運営とメンバーそれぞれが大きく成長し、世界で戦える状態までもっていくこと、そして結果に拘っていく事が重要だと考えています。

―実際、運営チームは、どのような体制に変わったんでしょう?

湯浅:ビジュアル面やクリエイティブの部分は改めてRIKAさんを筆頭に、今まで大きな問題だったサウンドチームもプロデューサーやメンバーとちゃんと向き合いながら制作を進められるチームにしました。またSNS運用のチームも改めて立ち上げ、様々な企画を今仕込んでいっています。今年は多くのコンテンツを皆さんに届けていきたいと思っています。

―この状況の中、名前と顔を出してインタビューを受けていることが湯浅さんの決意だなと思います。

湯浅:正直、誰や、こいつ?ってなると思うんですけど、僕は元々ロックバンドのバンドマンで、正直日プって何?って状態だったんです。わからない状態からスタートしているんですけど、今はオーディション番組を見て、車ではK-POPをずっと流している状態で、僕も学びながらやっています。裏側を見せることが安心になる人もいれば、裏側を見せないでほしいという人もいるとは思うので、良し悪しだと思うんですけど、今の時代、ブラックボックスにして隠せば隠すほど不信感も募ると思うんです。今の状況を考えたら、裏側も含めて出せる範囲でもう出した方がいいんじゃないかというのはありますし、僕も後ろめたいことはないので。

―RIKAさんは改めて、RIRYDAYをどんなグループにしていきたいですか?

RIKA:私は、最初にコンセプトを考えた時から何も変わっていなくて。女の子って、こんなに美しくて、弱いところも、儚い部分も、素敵なんだよってところを表現したい。成長過程も見せていく部分も充実させたいと思っています。もともと構想していたいろんなコンセプトがあるんですけど、ちゃんとクリエイティブに落とし込んでメンバーと表現していきたいです。最初からメンバーには言っていたんですけど、自分たちが売れることだけが目的じゃなくて、たくさんの人のことを幸せにすること。RIRYDAYという存在を通して、世界規模でいろんな人たちに幸せになったり、愛を感じてほしい。私が思う女の子という生物の根源的なものは愛があることで。そこの部分がRIRYDAYのコンセプトで1番大事なので、たくさんの人に届けたい。メンバーたちと一緒にアイドルというエンターテインメントを通してやっていくことが主軸なので、そこの部分を絶対に忘れずに、2025年1年間やっていったら、必ず2026年のRIRYDAYの新しい日々に繋がっていくと思っています。クリエイティブや、彼女たちの表現、音楽に、それを投影させていきたいですし、世界平和というテーマも大事にしたい。そこがWINGSの皆さんとRIRYDAYの繋がりにも深く関わってくると思うので、そこがプロデュースの根源としてはありますね。

―メンバーからも、2025年の決意表明だったり、WINGS皆さんへのメッセーを聞かせてください。

AYAKA:2024年は、すごく申し訳なかったなと思っていて。それを打ち返すじゃないですけど、2025年を通して、いろんなものを発信していきたいです。WINGSの皆さんがRIRYDAYを見て笑顔になってくれて、元気が出るなとか、今日1日よく過ごせそうとか、何かのご褒美になってほしい。さっきRIKAさんおっしゃっていたんですけど、愛を届けるRIRYDAYになりたいなって、すごく思います。WINGSの皆さんには、2025年、自分たちと一緒に幸せになれるように、そして、その幸せが広がっていくように、一緒にこれからも走り続けていってほしいです。

NONOKA:2024年は、ファンの人に伝えたかったものをうまく表現できずにいた年だったので、私たちが伝えたいものとか、練習してきたパフォーマンスをまっすぐな気持ちで伝えられるようにしたい。湯浅さんがさっきおっしゃっていたように、私たちの成長過程を見せる上で、私も努力を怠らず、とにかくWINGSの皆さんに、「NONOKAちゃん成長したね」とか、良くなっている姿を見てもらって、さらに幸せになってもらえるようにしたい。2025年は、マイナスよりもプラスの方を増やしていきたい気持ちなので、WINGSの皆さんには、これからのRIRYDAYを楽しみにしていてください!という気持ちです。

SAKURA:今まで、すごくたくさんの心配と迷惑をかけてしまったんですけど、2025年からは新しい体制で、私たちも今まで伝えられなかったことを存分に伝えたいなと思っています。ずっとWINGSのみんなと一緒にいたいので、これからもよろしくお願いします。

MIRI:2024年はWINGSの皆さんもそうだし、応援してくださっている方、それこそスタッフの皆さんや、家族含め、たくさん愛と応援をいただいた年だったので、それに感謝しつつ、2025年はもっと皆さんに伝えたいし、自分も愛を与えたいなと思います。あと、2024年に見せられなかった分、もっといいものを追求して見せられるように、努力して頑張っていきたいのとプラスで、もっとRIRYDAYがいろんな人に愛を届けられるよう、ビッグになれるように、何が最善か考えながら頑張ろうと思います。



―湯浅さんから、最後にWINGSにメッセージがありましたら。

湯浅:1つ言いたいのは、立ち上げ当初、僕は知らない部分も多かったとはいえ、僕自身に何の責任もないと思ってはいなくて。いろんなものを僕自身が細かくチェックしていなかったり、安易にGOサインを出してしまった部分もありました。今までの運営体制がダメだったことは事実なんですけど、それは過去の体制にケチをつけたいとかそういうわけではなく、そこも含めて僕自身の最終的な責任だと思っています。まずそこに対して、メンバーも含めて、今まで本当にご心配をかけてすいませんでした。それを踏まえて、先ほども言った通り、形で見せて返していくしかないと思います。こういう状況を経て、改めてみんなで同じベクトルを向いて進んでいけば、トラブルとかいざことがなかった時より、むしろメンバーも運営もファンの方々も強固な絆ができると僕は思っています。今まで起きたことをプラスに変えられるようにやっていく気持ちでしかないので、これからぜひ皆様のお力添えをお願いします。そして、今まで本当にすみませんでした。我々はもちろんここから必ず形として返していきますということは約束したいです。


<ライブ情報>

「Dear.WINGS From.RIRYDAY」
2025年2月7日(金)SHIBUYA FOWS
OPEN/START 18:00/19:00
TICKET:¥3000

Instagram https://www.instagram.com/riryday/
X https://x.com/riryday/
TikTok https://www.tiktok.com/@riryday

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