SixTONES初の5大ドームツアー開幕、絢爛豪華なステージで魅せた東京ドーム公演
Rolling Stone Japan / 2025年1月29日 19時0分
全国5ヶ所13公演となるSixTONES初となる5大ドームツアー「SixTONES LIVE TOUR 2025『YOUNG OLD』」が、2025年1月24日の東京公演で幕を開けた。本稿では、計4日間行われた東京公演の中から、最終日となる1月27日の様子をお届けする(※以下、本編の内容を含む)。
公演に際して、「今年はSixTONES結成10周年、CDデビュー5周年の周年イヤーということもあり、ステージセットも内容もより豪華なものにしたいという気持ちで準備してきました」とジェシーが語っていたように、まさに豪華爛漫なライブとなっていた『YOUNG OLD』。メインステージには最新アルバム『GOLD』から着想を得たという”GOLD殿”が鎮座し、セットの障子奥には生バンドがスタンバイ、本来であればステージを繋ぐのが役目である花道だって、SixTONESにかかれば3パターンに踊り出す。花火や炎、レーザービームといった演出も、これでもかと詰めこまれたエンターテインメントはまさに圧巻だ。
「聴く人の日常のあらゆるシーンに”GOLD”を添える、SixTONESにとって最も煌びやか(GOLD)なアルバム」である『GOLD』の収録曲を中心に構築されたセットリストも、ご多分に漏れず華やかだった。GOLD殿最上階で存在感を放つ蛇のオブジェと共に「Golden」を放って一気に空気を掌握すると、アップチューンなナンバーを連投して、会場のボルテージをどんどん上げていく。「こっから」の間奏に設けられた挨拶タイムでは、発声練習をしたり、サングラスを取る取らないの駆け引きをしたり、ボケてみたりと六者六様の個性が爆発。彼らの一挙手一投足に観客が沸き上がり、音楽が一段と輝きを増していった。
猫のような柔らかいモーションが色っぽい「Cat Call」、ヘビーなサウンドに力強さが映える「MIDAS」とバラエティ豊かな楽曲を展開。なかでも、マキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君が提供した「恋のバタリアン」を披露する姿は、表現者としての幅の広さを遺憾なく発揮していた。リズムが変わるたびに歌唱法をチェンジして、どんなジャンルでも軽やかに歌いこなすだけでなく、花道をダッシュしたり全力でヘドバンしたりと、ストレートにエネルギーを爆発させる。スキルで魅せる冷静さも感情をぶつける大胆さも同時に持ち得てしまうのは、紛れもなくSixTONESの凄さのひとつだ。
また、「Curtain Call」や「ここに帰ってきた」をしっとりとしたアコースティックアレンジでパフォーマンスし、情景を描くように歌声を重ねていく一幕も。ステージバックには月と星が浮かび、歌詞の切なさをより際立たせていた。
今回のライブのセットや演出のこだわり・見どころについて、松村北斗は「”総合芸術度”が高くなったライブ」と語っていたが、「キカナイ」はそれを体現した1曲といってもいいだろう。逆光とカラフルな照明を駆使した演出は、好き勝手に言ってくる人たちの声に染まらない生き様を描くよう。白い衣装だからこそ、光の持つ色を鮮やかに浴びる一方で、逆光のなかでは何者にも染まらない黒となる。始まりかたから終わりかたまで、曲の持つマインドをエッジに表現していた。
「ABARERO」になると、巨大な蛇型のフロートに乗ってメンバーが登場。ハイテンションなEDMと共に、ぐるっと外周を回っていく。マイクに声を落としながらも、限られたスペースでステップを踏み、ファンと視線を合わせ、ラストスパートと言わんばかりに焚きつける。「WE ARE ONE」では、東京ドームを包み込むような会場一体となるシンガロング。ひたすら真っすぐに伸びる歌声は力強く、SixTONESの躍進を信じるのには十分すぎるくらいの説得力が宿っていた。
こだわり抜かれたセットや演出などを用いて、まさに絢爛豪華なライブとなった『YOUNG OLD』。手渡されただけで楽しいワクワクも思わず深掘りしたくなるような示唆性も両立させたステージは、ツアータイトルにこめられた「老若男女(YOUNG OLD)にとってGOLD(輝く/一番/金メダル級 etc…)なライブにしたい」というメンバーの想いが、まざまざと実現されていたといっていいのではないだろうか。
とはいえ、ライブツアーは、まだまだ始まったばかり。ここから『YOUNG OLD』とSixTONESがどのような成長を重ねていくのか楽しみでならない。
<ライブ情報>
SixTONES LIVE TOUR 2025「YOUNG OLD」
2025年2月15日(土)福岡県 みずほPayPayドーム福岡
2025年2月16日(日)福岡県 みずほPayPayドーム福岡
2025年2月22日(土)大阪府 京セラドーム大阪
2025年2月23日(日・祝)大阪府 京セラドーム大阪
2025年2月24日(月・振休)大阪府 京セラドーム大阪
2025年3月22日(土)北海道 大和ハウス プレミストドーム
2025年3月23日(日)北海道 大和ハウス プレミストドーム
2025年4月13日(日)愛知県 バンテリンドーム ナゴヤ
2025年4月14日(月)愛知県 バンテリンドーム ナゴヤ
Official HP https://www.sixtones.jp/
この記事に関連するニュース
-
SixTONES 黄金に輝く初の5大ドームツアーin 東京D ド派手特効で5万5000人大歓声
スポニチアネックス / 2025年1月28日 4時2分
-
SixTONES、突如ステージ激変に観客どよめき 画期的演出で全方位魅了【「YOUNG OLD」ライブレポ】
モデルプレス / 2025年1月28日 4時0分
-
SixTONES、初5大ドームツアー開幕に抱いた覚悟「120%で届けたい」東京ドーム公演4日間で22万人熱狂【「YOUNG OLD」メンバーコメント全文】
モデルプレス / 2025年1月28日 4時0分
-
SixTONES、初の5大ドームツアー開幕「より“総合芸術度”が高くなった」 東京ドームで4日間22万人熱狂【メンバーコメント全文】
ORICON NEWS / 2025年1月28日 4時0分
-
SixTONES、“ゴールド”級ドームツアー開幕「もっともっと上を」 “ムービング花道”にどよめき【ライブレポ】
ORICON NEWS / 2025年1月28日 4時0分
ランキング
-
1ホラン千秋「突然クビになった」レギュラー番組暴露 現在は「悔しさをバネに…赤坂で活かしております」
スポニチアネックス / 2025年1月27日 22時8分
-
2《安藤優子キャスターの夫にも波及》フジテレビ問題、制作会社スタッフに広がる不安「“3割カット”からさらに削られる」
NEWSポストセブン / 2025年1月30日 16時15分
-
3フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 13時32分
-
4フジテレビ、日枝相談役の進退議論せずと説明、辞任申し出も「ない」…清水社長が取締役会後に取材応じる
スポーツ報知 / 2025年1月30日 17時18分
-
5BS11 鶴瓶の人気冠番組の次回放送を休止 「無学 鶴の間」
スポニチアネックス / 2025年1月30日 14時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください