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チャーリーxcxのすべてを紐解く 『BRAT』が社会現象化した7つの理由

Rolling Stone Japan / 2025年1月31日 18時30分

チャーリーxcx

2024年はチャーリーxcxの年だった。そう断言しても過言ではない。最新作『BRAT』(2024年)は主要メディアの年間ベスト1位をほぼ総なめ。ネット上には『BRAT』のミームが溢れ、TikTokでヴァイラルし、アルバムの歌詞を引用したネットスラングも多数生み出された。そして極めつけには、アメリカ大統領選挙で民主党候補のカマラ・ハリス陣営が『BRAT』を選挙キャンペーンに取り入れさえしたのである。

こうした昨夏からの熱狂は”ブラットサマー”と呼ばれ、チャーリーxcxと『BRAT』は欧米で一大センセーションを巻き起こした。その活躍に相応しく、2025年2月3日(日本時間)に授賞式が開催される第67回グラミー賞では8部門にノミネート。2024年の顔がグラミーでも主役になるのか、注目が集まる。そこでこれを機に、そもそもチャーリーxcxとはどのようなアーティストなのか、『BRAT』はなぜこれほどまでの社会現象となったのか、その作品性は如何なるものなのかなど、今こそ知っておきたいチャーリーxcxの”すべて”を紐解く。


【第67回グラミー賞8部門ノミネート】
最優秀アルバム賞(『BRAT』)★
最優秀レコード賞(「360」)★
最優秀ミュージック・ビデオ賞(「360」)
最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞(「Guess feat. billie eilish」)
最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞(「Von dutch」)
最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞(「Apple」)
最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞(『BRAT』)
最優秀レコーディング・パッケージ賞(『BRAT』)
★:主要部門


1. 14歳の若さでクラブカルチャーに没頭

かつてPitchforkの取材で本人が語ったように、チャーリーxcxの特異な点とは「メインストリームのトップ40の世界にも、もっと左寄りのアンダーグラウンドな世界にも足を突っ込んでいる数少ないアーティストの一人」であることだ。このような彼女の資質がどうやって形成されたのかは、そのルーツを振り返るとわかりやすい。

英エセックス出身、92年生まれのチャーリーは、幼い頃はスパイス・ガールズやブリトニー・スピアーズといった所謂Y2Kのポップスターに夢中になっていた。そこまではごく平凡な来歴だが、14歳でウェアハウスでの違法レイヴを初体験しているのはかなりレアだろう(しかも両親に車で送迎と付き添いをしてもらっている)。

当時、既にインディ寄りのオリジナル曲を作っていたチャーリーは、音楽SNSのMyspaceに音源をアップ。それを聴いた違法レイヴパーティの主催者からライブのオファーを受け、初めてクラブの世界に足を踏み入れた。そこで衝撃を受けたチャーリーは、クラブカルチャーが自分の価値観のベースになったという趣旨の話をよくしている。つまり彼女は10代半ばにして、メインストリームとアンダーグラウンド、ポップカルチャーとクラブカルチャーという両極の洗礼を受けたのである。

なお、チャーリーが初めて愛したダンストラックはアフィの「Pop The Glock」。当時はジャスティスや2 Many DJ'sなども大好きだったという。クラブカルチャーと言っても幅広いが、彼女の軸にあるのはインディダンスやエレクトロ(そしてその遺伝子を継ぐハイパーポップ)といったオルタナティブなクラブカルチャーだ。




2. ポップと先鋭性の狭間を揺れ動くキャリア

90年代にビョークがアンダーグラウンドのクラブサウンドをポップの世界へと輸出したように、2010年代はチャーリーxcxが華々しくその役割を担うかに思われた。しかし実際にチャーリーが歩んできたのは苦難の道だった。アンダーグラウンドの尖ったサウンドを好む資質と商業性との間で常に揺れ動いてきたのが、彼女のキャリアの歩みだと言える。

まず彼女は職業作曲家として成功を収めた。アイコナ・ポップに提供した「I Love It」(2012年)は全米7位、イギー・アゼリアとのコラボ曲「Fancy」(2014年)は全米7週連続1位の大ヒットを記録し、後者でグラミー賞初ノミネートも果たした(最優秀レコード賞を含む2部門)。その勢いに乗り、映画『きっと、星のせいじゃない。』に提供したソロ名義の曲「Boom Clap」(2014年)で自身初の全米トップ10ヒットも獲得している。





ただ、そこからはヒット街道まっしぐらというわけではなかった。初期のアルバム『True Romance』(2013年)や『Sucker』(2014年)は期待されていたほどの商業的結果は残せず、本人もチャートを意識し過ぎたので「フェイクだと感じる」と後に語っている。とは言え、ポップパンクとEDMを接合してバブルガムポップに翻訳した『Sucker』は、今聴いてもその個性が際立っている。「オリヴィア・ロドリゴの『SOUR』がもっと上手くやったものを、じぶんなりにやったもの」と自ら評しているのも頷けるだろう。

それまでの反省を踏まえ、チャーリーは今では盟友のA.G.クック(学生時代からの友人でもある)、そして故ソフィーといったPCミュージック周りの人脈を初めてコラボレーターに迎えた先鋭的なEP『Vroom Vroom』(2016年)を発表。ご存じの方も多いと思うが、PCミュージックとはインディダンスの2010年代的展開をしていたレーベル。そのカラーを全面に押し出し、極めてエクストリームなエレクトロニックサウンドを凝縮したこのEPは、ポップの常識から完全に解き放たれていたと同時に、今やハイパーポップの原型として高い評価を得ている。



基本的にチャーリーのディスコグラフィは、この揺れ戻しの繰り返しだ。チャートの成功を度外視して、エキセントリックなエレクトロポップでコアなファンを熱狂させるか(『Number 1 Angel』『Pop 2』『How Im Feeling Now』)、商業性と先鋭性の間でもがいてみせるか(『Charli』『Crash』)。このような彼女の歩み、そしてそこから滲む葛藤のドラマ自体に熱心なファンが惹きつけられてきたのは間違いない。

このような紆余曲折のキャリアゆえに、チャーリーがポップスターだと言っても、テイラー・スウィフトやビヨンセやアリアナ・グランデといった超トップ級のアクトとは商業的に溝を開けられてきたのも事実。「ポップのアンダードッグ」「カルト的なポップスター」とは自他ともに認めるチャーリーの代名詞だったが、それに本人が忸怩たる思いを抱いてきたのは言うまでもないだろう。

しかし、このような苦悶に満ちた10年以上に渡るキャリアを経て、音楽的な先鋭性と商業的な成功、さらには文化的/社会的なインパクトを考え得る限りもっとも理想的な形ですべて手中に収めたのが、最新作『BRAT』なのである。

3. 『BRAT』の文化的/社会的インパクト

『BRAT』はチャーリーのキャリア史上最大のヒットではあるものの、長きに渡ってトップ40をアルバム収録曲が独占するような、圧倒的なセールスを記録したわけではない。それでも『BRAT』が欧米では2024年を象徴する作品として認知されているのは、ひとえに文化的/社会的インパクトの大きさに拠る。

本稿の冒頭でも書いたように、『BRAT』はSNSの話題を独占した。収録曲の「Apple」はTikTokでダンス動画がヴァイラル。「bumpin that」や「Im so Julia」といった「360」の歌詞に出てくるフレーズ、そしてアルバムタイトルの「BRAT」は、主に若者の間でネットスラングとして流行。そしてアルバムのアートワークで象徴的に使われているライムグリーンを街中で見かけたら(セーターの色、作業員のベストの色、カラーコーンの色、電車やバスの広告の色など)、「こんなところにもBRATが!」とSNSに投稿するというネタも盛り上がった。しまいには、ドイツ銀行、NATO、米運輸公社のMTAといった大手企業や組織までもが『BRAT』のデザインを模したSNS投稿をしている。


「Apple」TikTokダンス動画まとめ。同曲は最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされた

ただこれだけであれば、一時的なネットの流行に過ぎない。決定的だったのは、アメリカ大統領選挙で民主党のカマラ・ハリス候補が自陣のキャンペーンに『BRAT』を取り入れたことだろう。事の発端は、ハリスの立候補を受け、チャーリーがXに「Kamara IS BRAT」とポストしたこと。それに応答する形で、ハリス陣営の選挙キャンペーンXアカウントは、ヘッダーを『BRAT』のアートワークを模したデザインに変更したのである。この一件は、国政で若者の支持を集めるのに『BRAT』を使うのが有効だと判断されたということを意味する。つまり、このアルバムが単なる流行を超え、政治も巻き込む一大社会現象にまで到達したことを示していた。

なお、BRATという言葉は、「Kamara IS BRAT」というチャーリーのポストのように、「~~ってブラットだよね」という使い方がされる。元々BRATは悪ガキという意味合いだが、今流行っている言い方での定義は曖昧(そしてそこが人々を一層惹きつける)。ただ各所での本人による説明を踏まえると、「周囲の視線に捉われず、自分の言いたいことを言い、やりたいことをやる芯の強さをもっていること」を指していると思われる。もしくは単純に、ヤバい、イケてる、かっこいい、という意味だ。


最優秀レコード賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネートされた「360」


4. PR戦略の「秘密主義」とBoiler Room

しかし、なぜ『BRAT』は社会現象化したのか。海外メディアの評価は、専門家も羨む天才的なマーケティング戦略の結果だというのがもっぱらだ。実際、チャーリーも「今回は音楽を作る前に、マーケティングありきだった」と公言している。

というのも、チャーリーはアルバムリリースの1年以上前から『BRAT』のマーケティング戦略をまとめた膨大なマニフェストを制作。それを自身のチームにシェアしていた。2024年12月に彼女のInstagramにてその一部が公開されたが、そこにはアートワークの明確なイメージや、具体的なマーケティング案、プロモーションにあたっての全体的なアティテュードなどが記載されている。

その戦略の根幹は、要するに秘密主義であること。今の時代、発信者はすべてをオープンにする/しているように見せることで人々の信頼を得る。だがチャーリーの発想は逆で、公開する情報を制限することによって人々のもっと知りたいという欲求を掻き立てる手法を選択している。

そのためアルバムのアートワークは、パントーン3570-Cのライムグリーン一色をバックに、arialフォントでタイトルを記載しただけの極めてシンプルなもの。それ以上の情報は一切ない(これは、女性ポップスターは自分の写真をジャケットに載せるのが当たり前というミソジニー的な思い込みに対するアンチテーゼでもある)。


最優秀レコーディング・パッケージ賞にノミネートされた『BRAT』のアートワーク

また、アルバムのリリース前にBoiler Roomで限られた少数のファンを前にDJセットを披露したのも、彼女が1年以上前から温めていたアイデアのひとつ。このイベントに招待されたファンはわずか400人だったのに対し、応募総数は3万5000人以上。これはBoiler Room史上最多の事前登録記録を叩き出し、すぐさま伝説となった。しかもこの日のDJセットでは、まだ誰も聴いたことがなかった『BRAT』収録曲の、アルバムとは違うバージョンのエディットが次々に投下されている。

ごく一部の人しか体験できない、そこで何が起きているかも完全にはわからない。しかしだからこそ、もっと知りたくなる。そういった人々の心理を突いたプロモーション戦略の象徴的な事例のひとつがBoiler Roomのイベントだった。



5. エッジーなサウンドと赤裸々な歌詞が集めた共感

とは言えSNSが主流の今、発信者はヴァイラルのための種を撒くことは出来るが、それがバズるかどうかまでコントロールすることは不可能。『BRAT』がなぜ社会現象化したのか――その答えは結局のところ、作品の内容が人々の強い共感を呼んだから、というベーシックな結論に辿り着くのではないだろうか。

先述の通り、チャーリーのディスコグラフィは常に先鋭性と商業性の間で揺れ動いてきた。しかし『BRAT』は、そのような迷いをすべて吹っ切り、自分がやりたいサウンドを100%前面に押し出したアルバムだ。

盟友A.G.クックをメインコラボレーターに迎え、ハドソン・モホークやゲサフェルスタインやエル・ギンチョなど、インディダンス文脈の重要プロデューサーたちも参加した本作で展開されるのは、無遠慮なまでにエッジーで先鋭的なエレクトロニックサウンド。特徴的なのは、これまで彼女が影響を受けてきたクラブミュージックを総ざらいしたような音楽性になっていることだろう。

例えば「Von dutch」の歪んだシンセはフレンチエレクトロを彷彿とさせるし、「Rewind」はエレクトロクラッシュ、「Talk talk」はフレンチタッチのニュアンスを持っている。「Club classics」は言わばハイパーポップの最新型で、「365」は初期ダフト・パンクを思い出すようなアシッドトラックだ。まさに彼女が愛するサウンドを存分に、躊躇なく詰め込んだアルバムである。


最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞にノミネートされた「Von dutch」

他方、本作の歌詞は、彼女の素直な思いを飾らずにすべてさらけ出したような内容。テイラー・スウィフトについての歌詞だと言われている「Sympathy is a knife」は、どんなに頑張っても敵わない相手にコンプレックスを抱いていることを認め、「同情されてもナイフで切られているみたいに痛いだけ」と歌う。ロードに向けられた「Girl, so confusing」は、あなたと一緒にいると居心地が悪いときもあるし、もしかしたら嫌われているかも、という不安を吐露する。そして「I think about it all the time」では、ポップスターとしてのキャリアを一時中断して子供を産むべきかと揺れ動く心情を綴っている。

つまり本作でチャーリーは、シスターフッド的な連帯を強調するのでもなく、恋敵にチクリとやるのでもなく、セルフケアやセルフエンパワーメントを説くのでもなく、むしろ本当はあまり人前に晒したくないような嫉妬心や不安を歌っている。しかもその言葉遣いは、気取ったメタファーを意識的に排した平易な喋り口調。そのため本作を聴いていると、仲の良い友人に本音の悩み相談をされているような気持ちになるのだ。

では、なぜこのようなアルバムがかつてない成功をチャーリーにもたらしたのか。『BRAT』の先鋭的なエレクトロニックサウンドは、要するにチャーリーの自分を曲げない強い意志の表れだ。一方でその歌詞には、自身の弱さや迷いを赤裸々に明かす正直さがある。人々が共感するのは常に完璧な超人ではない。自分のダメなところを素直に認めながらも最終的にはパワフルに前進していくという、『BRAT』でのチャーリーみたいな人物像が共感と憧れを呼んだということではないだろうか。




6.『BRAT』の「その後」を描くリミックスアルバム

ローリングストーン誌は『BRAT』を2024年の年間ベストアルバム1位に選んだとき、「それはブラットサマー以上のもの、ブラットイヤーだったのだ」と位置付けた。つまり『BRAT』を取り巻く熱狂は一過性のものではなく、2024年を通じて広がり続けたと評している。

その長期に渡る熱狂を牽引した大きな要因のひとつは、『BRAT』のリリースから約4カ月後の2024年10月に投下されたリミックスアルバム『Brat and it's completely different but also still BRAT』の話題性だろう。同作にはトロイ・シヴァンやキャロライン・ポラチェックなどの盟友だけでなく、ビリー・アイリッシュ、ロード、アリアナ・グランデといった超ビッグなポップスターたちもこぞって参加。この目も眩むような参加アーティストの豪華さは、まさに『BRAT』旋風の凄まじさを象徴している。これまでチャーリーよりも”格上”とされてきたポップスターたちも、今チャーリーとコラボするのはメリットがあると判断したということなのだから。



最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされた「Guess feat. billie eilish」

しかも『Brat and ~』は、「既存のトラックに数字を持っているアーティストが追加の歌を乗せただけ」という一般的なリミックスアルバムとは全く性質が異なる。クラブミュージックらしくトラック自体にかなり手が加えられているし、チャーリーの歌詞も大きく改訂されているのだ。

例えば故ソフィーともっと親密に付き合っておけばよかったとの後悔を歌っていた「So I」は、彼女との最高に楽しかった思い出を反芻する前向きな歌詞になっている。ロードが参加した「Girl, so confusing」はチャーリーの歌詞は改訂されていないものの、互いに正直な想いを打ち明けることでわだかまりを説くというドラマティックな展開に生まれ変わった。そして自分よりビッグな存在へのコンプレックスを歌っていた「Sympathy is a knife」は、『BRAT』での大ブレイクを経たことで、「成功の次は転落しかない」という不安の影がちらついている。そのため、このリミックスアルバムは”『BRAT』の物語、その後”として聴くことができるだろう。

なお、『Brat and ~』はチャーリーとトロイ・シヴァンの共同全米ツアーの開催に合わせて発表/リリースされた。その相乗効果を最大限に発揮するため、未発表だった同作のトラックリストをツアーの観客に直接渡してSNSでシェアするように促したり、リミックスに参加しているアーティストがツアーにサプライズ出演して一緒に曲を披露したりと、プロモーション戦略も抜かりなかった。併せて、参加アーティストを世界各国の街頭ビルボード広告で発表するというプロモーションも行われたが、渋谷ManhattanRecordsの前にキャロライン・ポラチェックの名前が記された広告が登場したことは日本のファンにとって嬉しいサプライズであった。

7. 念願のグラミー初受賞に向けた年末攻勢

『Brat and ~』がブラットサマーをブラットオータムにまで延長したとすれば、そこから年末にかけての展開も完璧だった。

11月16日にはアメリカの人気長寿番組『サタデーナイトライブ』にホストと音楽ゲストとして出演し、そのわずか2日後にはH&M協賛でサプライズのポップアップコンサートをタイムズスクエアにて開催。さらに4日後には、北米のアリーナ会場周辺に『BRAT』の巨大ビルボード広告が出現し、来春のツアーを予告した。そして年末に各メディアが発表した年間ベストアルバムでは、『BRAT』が1位をほぼ総なめしたのはご存じの通りである。




無論、『サタデーナイトライブ』放送の約1週間前に発表されたグラミー賞のノミネートも、2024年がブラットイヤーだったことを人々に強く印象付けた。今回チャーリーは、イギー・アゼリアとのコラボ曲「Fancy」以来、実に10年ぶりとなるノミネーションを獲得。しかも主要部門2つを含む計8部門だ。文句なしの大躍進だと言っていいだろう。

これまでグラミーとはほぼ無縁のキャリアを歩んできたチャーリーは、「自分がグラミーを取れるとは思ってない」「でも、もらえるならほしい」と、ノミネーション発表前に本音を吐露していた。正直、強豪がひしめくグラミーは誰が受賞するのか予想もつかない。だが、もしチャーリーの頭上にその栄冠が輝くとすれば、2024年半ばから世界中を巻き込んで続いてきた『BRAT』の物語に最高の結末をもたらすことになる。

【関連記事】チャーリーxcxが語る『BRAT』の真実、女性ポップスターのリアルな実像



『ブラット [ジャパン・エディション]』
発売中
日本独自アートワーク、ボーナス・トラック追加収録
再生・購入:https://charlixcxjp.lnk.to/BratJPAlbumPu

『Brat and it's completely different but also still brat』
再生・購入:https://japan.lnk.to/BDAPu


「生中継!第67回グラミー賞授賞式(R)」  ※二カ国語版(同時通訳)  
2月3日(月)午前9:00~[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
案内役:ジョン・カビラ、ホラン千秋スタジオゲスト:小瀧望(WEST.)、ヒコロヒー、大和田俊之

「第67回グラミー賞授賞式(R)」 ※字幕版
2月3日(月)午後10:00~[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]

※生中継終了後~90日間WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/music/grammy/

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