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サバ&ノー・アイディー、ジョイントアルバムより「Woe Of The World」MV公開

Rolling Stone Japan / 2025年2月5日 18時16分

Saba photo by Laiken Joy

RIAAゴールドを獲得するシカゴ出身の名ラッパーかつピボット・ギャングのリーダーであるサバと、グラミー賞受賞のスーパープロデューサーで”シカゴHip-Hopのゴッドファーザー”の異名を取るノー・アイディーが、最新コラボシングル「Woe Of The World」を発表した。

昨年10月のシングル「How To Impress God」に続き、両者のタッグによる強力なユニットが、ジョイントアルバム『From The Private Collection Of Saba And No ID』への期待を高まらせ、今まさに新たな時代を切り開こうとしている。ニューシングル「Woe Of The World」は、穏やかで表情豊か。No IDの洗練されたプロダクションが、サバの比類無きワーディング才能を際立たせ、両者によるコラボレーションの威力を知らしめる。クリーンに重ねられたビートに乗せて、サバが深く思いを廻らせながら、”It makes me emotional to know what I know”(こんなこと知れば感情的になるさ)とコーラスで告白する。



本楽曲は、先行で公開されたシングル「Back In Office」や「hue_man Nature」、そして「head.rap」や前シングルの「How To Impress God」に続くもの。これらの楽曲とアルバムは、サバとNo IDの2人が2023年下半期からスタジオに籠り、一から再構築。元々の描いていた内容よりもニュアンスに富み、広がりのある作品となった。

アルバム『From The Private Collection Of Saba And No ID』の制作は、2人にとって長く、複雑で、必ずしも直線的には進行しなかった。ミックステープからスタートし、山のようなデモ、数カ月に及ぶ再考を経て、そして白紙に戻したことも。だがその結果、世代を超えて、ラップファンから愛されるアルバムが完成した。技術的な巧みさのみならず、テーマ的にも濃密であり、サバの魂の奥深くに斬り込み、抗えないほどの躍動感を携えている。

今から1年前、2人はプロジェクトを完成させたと考えていたが、サバが叔父を亡くしたことで再考を余儀なくされた。「彼は僕をヒップホップに夢中にさせてくれた人」とサバは言う。「もう一度、やり直してみようと開眼させられたんだ。長い間必要ではなかった自分との対話も、たくさんしなければならなかった」。

このプロジェクトの制作中には、それぞれ注目すべき成果も手にしている。2024年初め、サバはヴァリー&ハリー・フラウド(Valee & Harry Fraud)の「Watermelon Automobile」に客演し、直後にはナセント(Nascent)やダックワース(Duckwrth)と共に「Dont Check 4 Me」をリリースした。一方のノー・アイディーは、ビヨンセのカルチャー現象となりグラミー賞最優秀アルバム賞に輝いた最新アルバム『COWBOY CARTER』に収録の「American Requiem」を、ジョン・バティステや数多くの天才ヒットメーカーらと共同プロデュース。音楽シーンで最も影響力のあるプロデューサーの一人としての地位を確かなものとした。またキラー・マイクの6枚目のスタジオアルバム『MICHAEL』のエグゼクティブプロデューサーを務め、収録曲の「Scientists & Engineers」でグラミー賞最優秀ラップソング賞を受賞した。


<リリース情報>

サバ&ノー・アイディー
シングル「Woes of The World」
配信中
https://orcd.co/woes
レーベル:From The Private Collection, LLP

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