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Koshyが語る、国境を超えた絆と成功へのストーリー

Rolling Stone Japan / 2025年2月5日 19時10分

Koshy

2024年、ヒップホップシーンで話題になった一曲といえば、ここ日本では千葉雄喜「チーム友達」であることは間違いない。一方アメリカでは、大統領選挙の応援集会でのパフォーマンスでも披露されたミーガン・ザ・スタリオン「Mamushi (feat.Yuki Chiba)」が、有力候補の一つになるだろう。後者はミュージックビデオとTikTokで火がつき、全米チャート「US World Digital Song Sales」で1位を記録した。これら2曲に携わっているのが日本人プロデューサーのKoshyである。普段メディアにはほとんど出てこない彼に、今回オンラインインタビューを実施。その音楽哲学はシンプルだが、とにかく未来しかない可能性と情熱に満ちあふれていて、聞き手のこちらも大いに刺激になったのだった。

※この記事は現在発売中の雑誌「Rolling Stone Japan vol.29」に掲載されたものです。

「必然」だった2024年のブレイクスルー

ー2024年、仕事ぶりは激変しましたか?

Koshy はい。「激」です。爆・激・チェンジしてます。

ー1年前を振り返ってみると、1年後の自分はこうなっているとは想像していなかった?

Koshy でも、いつかはこうなるとは思ってました。(音楽を)始めた時からこうなるかなっていうのはあったんですけど、想像が現実に近づいたのが2024年だったかな。

ーInstagramを見ると、ロサンゼルス、アトランタ、マイアミなど、全米各地で名だたるプロデューサーやミキサーと一緒に制作されてますよね。

Koshy これが日常になるんだろうなって実感があるので、とにかくワクワクしてますね。

ーブレイクスルーになったのが「チーム友達」と「Mamushi(feat.Yuki Chiba)」ですよね。FNMNLのインタビューによれば、2曲とも綿密に計画を立ててつくったというより、フリースタイルでその場でつくったとか。それらの制作プロセスがもたらした新たな刺激について聞かせてください。

Koshy KOHHさん(千葉雄喜)と僕が他のアーティストと違うのは、用意されたものをレコーディングするんじゃなくて、スタジオに入って、その場のノリでつくったビートにその場でラップを乗せられるところ。それができるのは日本で俺とKOHHさんしかいないと思っていて。でもアメリカに行ったらそれが普通だし、一流ラッパーの人たちのドキュメンタリーを見ていても、向こうのラッパーはそういうノリを大事にしていて。KOHHさんと出会って、それができる人が日本にいたことも刺激だったし、KOHHさんも「自分についてこれる人、Koshyが初めて」って言ってくれました。お互いに刺激を与え合っていて、その源になっているのが、僕たちの「とにかく数をつくる」というスタンス。「チーム友達」ができたのが約1年前ぐらいで、僕とKOHHさんはそこで初めて出会ったんですけど、そこから1年で、一緒に150曲ぐらいつくってて(笑)。KOHHさんと出会って次の月には王子に引っ越すことを決めて、KOHHさんのスタジオの近くに住んだ。今はそのKOHHさんと同じスタジオの建物に自分のスタジオもつくってるところなんですけど。……という感じで、とにかくあの人に刺激を受けて突き動かされてきました。



ー千葉雄喜の存在がインスピレーション源になってるんですね。そういえば千葉さんのアルバムが出ると聞いたのですが。

Koshy 僕がフルプロデュースしてます。

ーそうなんですね! 何曲入りなんですか?

Koshy 13曲入りです。



ー150曲つくって13曲まで絞り込んだってすごいですね。

Koshy でもアルバムはあと3つあって。曲がありすぎて悩んだ結果、とりあえずこれ出すかって感じでテーマに沿ったものを1回まとめた感じです。

ーテーマは、どんなものになってるんですか?

Koshy スターです。”私はスター”(「Mamushi」の歌詞)からとった「スター」をテーマにしたアルバムです。サウンドは僕らしくトラップのサウンドで、そこにKOHHさんがフリースタイルで乗っけました。



ーそこに収められている曲たちも、さっきおっしゃってたような「ノリ」を重視してつくられた曲なんですか?

Koshy 全てそうですね。

ープロデューサーKoshyさんから見て、千葉さんのラップの表現が唯一無二だと思うポイントはどこですか?

Koshy 全部だと思います。もうどことかないです。存在、オーラ、カリスマ性、フロウ、リリックの内容、あと制作スピード、どれをとっても別格。他のアーティストとレベルが違うので、「どこが」って僕は言えないですね。存在自体が違うレベルの人かなと思います。

ー今回一緒にアルバムの制作をするなかで、ディテールの部分で千葉さんからリクエストされることもあったんですか?

Koshy それがなくて。「こここうしようぜ」とかってよりは、ただひたすらお互い好きにつくるだけでした。「これ売れるかな」とか、「こうやった方が分かりやすいんじゃないか」とかは一切考えてないですね。ただアートを残すために楽しくつくりました。

ーあるとしたらイエスかノーしかない。

Koshy これ出そうとか、これはボツでいいかなとか、イエス・ノーだけですね。微妙な曲ができたらそれをつくり直すとかもなくて、だったら新しいのつくろうぜって感じです。

ーKoshyさんの作風として、「シンプルだけど耳に残る」っていうのがあると思っていて。「チーム友達」も「Mamushi」もそうですけど、特に鍵盤の音が耳に残りますよね。そこは自分の持ち味だという自覚はありますか?

Koshy あります。それ以外の幅も広げたいし、もちろんいろんなこともやってるけど、そのシグネチャー感は自分でも自覚していて。今いろんなアーティストを見てると僕の真似をしてるなって思います(笑)。自分のサウンドが影響を与えられてるかなと思います。

ー「Mamushi」も隙間が多いサウンドプロダクションなのに、あれだけバズって拡散されたのが面白いなと思って。

Koshy 本当に。ああいうビートをずっとつくってきたんですけど、KOHHさんに出会わなかったら、あのビートで日本でもバズが起きることはなかったと思うんで。本当に運命だと思ってます。

ー制作をするなかで、千葉さんがKoshyさんを褒めてくれたことはありますか?

Koshy いろいろ言ってくれました。それこそ制作スピードとクオリティ。あと言ってくれるのはノリ。ドラムとかのビートのノリが、他の日本人の人がやると「うっ」てなるけど、僕のビートは、ちゃんとノレるブラックミュージックのノリができてるって言ってくれます。「日本人でいないよ」って。

ーその「日本人っぽくないノリ」は、どういうところから来ていると思いますか?

Koshy とにかく愛だと思います。音楽に対する熱意。本当に熱いんで、僕は。僕もKOHHさんもその熱さがいいなと思います。

ーもちろん日本のヒップホップを好きな人もめちゃくちゃ熱いと思うし、日本のヒップホップシーンも成熟してきていると思うけど、今おっしゃったように、ヒップホップという音楽やカルチャーに対してどれだけの熱意をそもそも持っているのかっていうと、それは未知数ですよね。

Koshy 本当思います。カルチャーとして愛すところまでいく人が増えてほしいですね。ただ日本語ラップを聴いて終わり、じゃなくて。黒人の人たちの文化なんで、それをきっかけにそのカルチャーまで理解して聴いた方が面白いんじゃないかなって、みんなに対して思います。だからそういうシーンになったら嬉しいですね。僕が変えるんで大丈夫ですけど。

ー千葉さんと一緒に過ごしてきた1年くらいのなかで、特に印象に残っていることをあげるとしたら何になりますか?

Koshy なんだろう。あの人、印象しかないから難しい。ひとつ印象に残っているのが、あるとき急に電話が来て「これから大阪行くんだけどKoshy来れる?」って。「いや、今日はやることあるんで無理です」って言ったら、「もう新幹線のチケットは取った」って(笑)。「分かりました、行きますよ」って言って、大阪に連れて行かれて。その日、台風かなんかで新幹線が超遅れて深夜に出発したんですよ。それで大阪に着いたのが朝3時とかで、そこからスタジオ入って、昼の12時までぶっ通しで8曲レコーディングして、俺はその日に帰るっていう。超ウケるっすよね。そういう面白い話があります。あと、何でもかんでもあみだくじで決めますね。本当に変わり者です(笑)。思いもよらぬことをしてきますね。

ー感動したことはありますか?

Koshy 曲ができたらとりあえず「この人やっぱすげーわ」って感動します。でも「すげーわ」っていろんなところで思いすぎて、どこがって難しいです。でも何よりあの人の魅力は、ありのままの人間で、隠し事が一切ないところだと思いますね。カッコつけてないカッコよさっていうか。それってめちゃくちゃ難しいんで。あと、すごいなと思うことがあって。あの人が僕のビートで歌ってる言葉が、将来的に全部僕に当てはまるんです。今になってあの人とつくった曲の意味が分かってきたり。例えば、『億万長者』ってアルバムをつくってるんですけど、その中で”億万長者になる みんなと”とか、”ファーストクラスで横になる”って歌詞があったり。KOHHさんが経験したすごいこととか、人気者だからこそ体験してきたつらいこととかを書いているんですけど、俺にもそれがすごく当てはまる。言葉が現実になっていくっていうか、言葉を現実にする力がある人だなって思います。言葉の力がある人、言霊を持ってる人です。多分みんな、ありのままの言葉を出せてなくて、リリックって考えたりカッコつけたりするじゃないですか。でもそこに言霊は乗らないから。KOHHさんには誰よりも言葉の力を感じますね。だから海外の人にも、意味が分からなくても伝わってるのかなって思います。僕は言葉にできない分、彼の言葉の力と同じぐらい音で表現してるから、僕のビートには魂が乗ってるんです。

ー言霊とビートの魂が融合してるわけですね。

Koshy 融合してると思います。僕もビートに感情が乗ってて「やってやるぜ!」っていうビートだから、KOHHさんもそういうリリックになるし。逆にマイアミとかでつくった曲は晴れ晴れしい曲になったり。音に心が乗ってるところは、KOHHさんの言葉と一緒だと思っていて。僕とKOHHさんはそこで共鳴し合ってる気がします。


海外で発見する自分の新たなスタイル

ーFNMNLで「以前は売れる曲をつくらなきゃってマインドで、日本人がどんな曲が好きなのかを研究して試行錯誤した時期がある」と語っていましたが、その結果どんなことが分かったんでしょうか?

Koshy 研究して分かったのは、数字も大事だと思うんですけど、そういうことを考えてる時って本当の自分を出せてる感じがしないってこと。人のためにつくってる感があるっていうか、それじゃ楽しくないし、結局楽しむことが大事だなと思いました。売れるためにこういうのつくんなきゃとか、こういうフレーズ入れたらバズるかなとか、それを考える人もいていいと思うんですけど、アートをつくってる側の人にはいらないんじゃないって一周回って思いました。それをやった上で今は、純粋に音楽を愛して楽しんでた頃のままでいいんだって思ってます。でも考えてやってみることで自信にもなったんで、ためにはなりました。

ーちなみに、日本人にはこういうのが売れるだろうって傾向は分かりましたか?

Koshy トップソングをみたら分かるんですけど、歌っぽくて軽めのギターとかのエモい曲がやっぱり売れやすいと思います。海外だったら「チーム友達」とか「Mamushi」みたいなサウンドが、普通にチャートの上位にあったりする。でも日本のシーンを見てると、ポップスに近いものが売れる傾向にはあるなと思います。悪いとかではなく、みんな狙ってそれを出しているのがわかるし。でもそこに合わせるのは僕は違うかなって思ってます。

ーKoshyさんが2024年、音楽やそれ以外のカルチャーでハマったり、新たに発見したりしたことはありますか?

Koshy 今マイアミにいるんですけど、ラテンミュージシャンの人たちと絡んでて、それがすごく楽しいです。今までになかった自分のスタイルを見つけられるのが楽しいですね。ラテンのアーティストと繋がるきっかけになったのが、RCAレコードっていう会社のプレジデントのマーク・ピッツ(ノトーリアス・B.I.G.の元マネージャー)って人と会わせてもらったことで。僕のマネージャーさんが彼のビジネスパートナーで、3人でミーティングをして、何回か会ったんですね。1回目はマークと関係者でスタジオに入ってビートを聴いてもらったり、次にアトランタに行った時は、Young Nudyのスタジオに連れて行ってくれて、そこでNudyたちに僕を紹介してくれて、みんなで音楽聴いて、こういうのつくろうよって話をしたり。それで僕、いろんなアーティストの曲をマーク・ピッツ含めてセッションした人たちに聴かせたんですけど、千葉雄喜しか刺さらなかったんです。マークやNudyとその周り、本物のギャングみたいな人とか本物のプロデューサーとかが、KOHHさんの日本語ラップを聴いて「やべーな、お前ら」って、全員ぶち上がってくれて。

そこからいろいろつなげてもらった流れで、次はソニーラテンの社長のAfoって人を紹介していただいて、マイアミに行ってAfoに会って曲を聴かせたんですよ。そしたら今ソニーラテンで一番推してるJ Noaっていう、ラテン・グラミーにもノミネートされてる19歳のドミニカンリパブリックの女の子を紹介してもらって、この1週間セッションしてて。で、僕っていう日本人のアーティストが、ドミニカンリパブリックのアーティストとコラボしてヒットを生もうとしてるっていうストーリーを今つくっています。そういう感じで、今はラテンの人たちとも絡みながら仕事をしてますね。今行ってるマイアミのスタジオには、日本人の僕とドミニカンリパブリックのJ Noa、他にはベネズエラ、コロンビア、アルゼンチン、プエルトリコとかいろんな国籍の人たちが集まって、いい曲をどんどんつくっているんです。音楽でつくっていく、国境を超えた絆と成功へのストーリーを今イメージして描いてますね。

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ー夢がある話ですね。音楽は国境を超えているし、言葉も人種も違う人たちを繋げてくれるってことを、Koshyさんが体現してる。

Koshy だし、音楽で会話できるっていうぐらい、セッションした人たちとはみんな仲良くなってその後も会ったりしてます。前回までの滞在がLA、マイアミ、アトランタで、今回マイアミなんですけど、前々回のセッションで、さっき言った人たち以外に、ティンバランドとか、Wondagurl、PopLord、FOREVEROLLINGとか、1tooDOPE、LilJuMadeDaBeat、Bankroll Got It、ISOとかみんなそこで会って、そこでできたビートを前回アトランタに行った時、クリス・ブラウンとかロディ・リッチのライターと仕事した際に使ったりして。つくってきたビートが、世に出るために今、動いていってます。あと21サヴェージのスタジオにも招待してもらって。バックDJのMarc Bとかにも会って、「お前みたいな日本人いねえよ」って言われたり(笑)。昨日もJ Noaのライターに「Shohei Ohtani!」って言われました。あとはSexyy Redのライティングキャンプにも行きましたし、チーフ・キーフとも一曲制作してます。そういう感じで今、世界中の名だたる人たちと仕事していて。そのために来年、アメリカに引っ越して活動したいと思ってるところです。

ー2024年を振り返ると、今年1年の海外のヒップホップトレンドはどんなものでしたか?

Koshy ジャンルの融合と、アメリカ以外のプレイスメント、例えばハヌマンカインド(インドのラッパー)とか、それこそラテンミュージシャンたちもそうですし、BTSのJUNG KOOKのソロ曲にLattoが参加したり(「Seven (feat. Latto)」)、英語圏じゃない人たちの音楽が、USのヒップホップと融合していってる。いろんな国の人たちが融合してる年だったと思います。

ーサウンド的なトレンドはありましたか?

Koshy 今年流行ったのだと「Sexy Drill」とかだと思うんですけど。でも難しいですね。トレンドのサウンドももちろんあるけど、そうじゃなく、ずっと引き継がれてるサウンドが今っぽくなるものもあると思うんで。多様だなと思います。僕のサウンドもそうだと思うし。日本のトレンドは絶対、Koshyが強いです。アメリカは海外との融合って感じですね。





これからのプロデューサーに求められること

ー若い世代で、ヒップホップで世に出て活躍したいと思ってる人たちはいっぱいいると思いますけど、そういう人たちにKoshyさんが声をかけるならどういう言葉をかけますか?

Koshy とりあえず人と同じことをしてもあんまり楽しくないと思うんで、誰かの真似をするんじゃなくて個性を見つけること。あと俺は今まで出してきた作品はほとんどラッパーと組んでフルプロデュースでやってきたんですけど、有名なラッパーのアルバムの1曲に参加するのは、ぶっちゃけ誰でもできるから、一緒に全てをつくり上げるパートナーみたいな人をつくって、その人と一緒に作品を出していく。僕とNENEとか、僕とWatson、僕と千葉雄喜みたいな、そういう存在を見つける。相手は有名じゃなくて地元の仲間とかでもいいし。そいつと組んで一緒に上がっていくのが僕は一番美しいんじゃないかなって思います。インターネットの時代なんで、例えば有名なプロデューサーにループを送って、その人が使ってくれて、日本のプロデューサーが参加しましたっていうのは、僕は良くないと思うんですよ。なんでかって言うと、それだとアーティストは自分のことを知らないから。そうじゃなくて、そういう時代だからこそアナログに直接会ってセッションして、パートナーをつくって曲を出していく。作品を一緒につくり上げていく人がいるプロデューサーがこれから上がっていくし、そういう人が本物な気がします。インターネットの時代だけど、アナログにアーティスト同士向き合ってやっていこうぜって思いますね。







ーコロナ禍の時は、オンラインで何でもできるって風潮になりましたけど、人と人が実際に向かい合ってつくらないと生まれないものって絶対ありますよね。

Koshy ループを送って海外のラッパーと曲をつくれても、相手に思い入れがないから利用されて終わってるだけだったり、チャンスをつかめない人もいる。でも直接会って友達になってセッションすれば、そういうことにはならないんで。会った方が実力も分かり合えて、お互いを理解してリスペクトし合える。みんなちゃんと自分の体を動かそうって思います。俺だったらKOHHさんとつくるために、初めて出会った次の月には王子に行くことを決めたし、今年LAに行って、住むことを3日目ぐらいで決意しましたね。家でカチャカチャやってるんじゃなくて、プロデューサーだったら行動してほしいです。それが僕からの、アドバイスってほどでもないけど、そうしたらいいんじゃないかなってことですね。

ー2025年はどんな一年になりそうですか?

Koshy まずミリオンダラーの契約をアメリカの音楽出版の会社としました。ヒップホップの日本人プロデューサーでは初めてかな。それで今、海外での活動を活発化してます。

ー契約を結んだ後は、日本のどこかのレコード会社に所属することになるんですか?

Koshy そういうのとは全く関係ないです。でももちろん日本との架け橋をつくる予定ではいて。日本を持ち上げたいですね。僕きっかけでいろんな日本人が羽ばたいていける土台をつくりたいです。2025年はいくつか大きな発表もあるので。

ー最後に、「Koshyアッツー」のプロデューサータグが生まれたきっかけについて教えてください。

Koshy ことあるごとに「アツ」って言うのが、僕とか僕の周りで流行ってたんですよ。いいことも悪いことも「アツ」って言う。例えば「あの子狙ってたけど無理だったわ」とかも「アツ」だし、逆に「これ美味しい」とかも「アツ」だし。で、外国人の友達とかにもその頃、俺が「アツ、アツ」って言ってたら真似しはじめたんですよ。外国人にも「アツ」って面白いんだ、みたいな。いろんな意味があるし、いいなと思ってて。で、友達のシンガーの女の子に、レコーディングしてる時に「Koshyアツって言ってくんない?」ってやってもらったのがきっかけでできました。だからノリっすね。

ー完全な身内ノリだったと。

Koshy 多分今、僕のこのタグで世界ブームが起きてると思います。そうだ、あと詳細はまだなんですけど、2025年は「Koshyアッツー」イベントを日本で開催予定で。俺なりにカルチャーを面白くするようなことを考えてるので、楽しみにしていてください。

ーLAに移住する予定だけど、日本でもそういう仕掛けは考えてるんですね。

Koshy もちろん。やっぱり日本のシーンも俺は好きなので。アメリカ本国の人たちとか、他の海外の人たちが見ても恥ずかしくない、かっこいいヒップホップシーンにしていきたいので、日本での活動も引き続きやっていきたいです。

千葉雄喜
配信シングル「武道館」
配信中
https://linkco.re/2vgsDHPs

千葉雄喜
配信アルバム『STAR』
配信中
https://linkco.re/v9ETmgvd
=収録曲=
1. 一秒
2. イマガ
3. 新品無地T
4. 重てえ
5. 止まれん
6. ありのまま
7. 目立つ
8. 人の気
9. ハート絵文字
10. 踊りたくなる
11. パンパンなフロア
12. やりたきゃ
13. わかんない
All lyrics by 千葉雄喜 (Yuki Chiba)
All songs produced by Koshy
Mixing by Leslie Brathwaite
Mastering by Colin Leonard (SING Mastering)

千葉 雄喜 ― STAR LIVE
2025年7月3日(木)日本武道館
開場 17:30 / 開演 19:00
全席指定
前売料金 10000円(税込)
︎オフィシャル2次先行(先着) 受付URL https://l-tike.com/yukichiba/
受付期間: 2/4(火)0:00〜2/16(日)23:59

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