GOOD BYE APRIL、豪華ミュージシャンを迎えたワンマンツアー閉幕
Rolling Stone Japan / 2025年2月12日 14時26分
2024年11月にリリースしたメジャー1stアルバム『HEARTDUST』を携え、バンド初の東名阪ツアーを行ったGOOD BYE APRIL。2025年2月11日(火・祝)の東京・渋谷WWW X公演のオフィシャルレポートを掲載する。
【画像】GOOD BYE APRIL、ライブ写真(全10枚)
事前にソールドアウトとなった本公演は、開演前からファンの期待と熱気で満ち溢れていた。記念すべきライブの1曲目は、5人編成によるバラードソング「優しい歌」。倉品が冬の切なさを感じさせる寒色のライトの下でエモーショナルに歌い上げ、会場は静寂に包まれる。
しかし、それも束の間、ステージ全体が温かいライトに照らされ、ホーンセクションの藤田淳之介(Sax./TRI4TH)、織田祐亮(Tp./TRI4TH)、湯浅佳代子(Tb.)が登場し、バンド結成10年目にリリースしたアルバムの表題曲「Xanadu」を披露。会場の熱気が一気に高まり、続くメジャー3rdシングル「サイレンスで踊りたい」では、倉品がサポートメンバーを一人ずつ紹介。各々が洗練されたソロフレーズを披露し、会場の熱気は最高潮に達し、ダンスフロアへと変貌した。つのけんのビートに導かれ、2017年リリースのアルバム『FLASH』収録のバラードソング「かなしいピンク」を披露。序盤からライブの定番曲から初期の楽曲まで惜しみなく披露し、会場はGOOD BYE APRILの世界に染まっていく。
MCでは、倉品が「素晴らしいゲストミュージシャンを迎え、たっぷりお届けしていきます。自由に楽しんでいってください」と語りかけ、続いて冬にぴったりのバラード「ポートレイト・ラヴソング」を披露。「plastic」では、バンドの演奏とはらかなこのジャジーなピアノが美しいハーモニーを織りなした。照明が変わると、昨年初夏にリリースされたレゲエ・サーフチューン「Highway Coconuts」や、南国の恋の歌「君は僕のマゼンタ」を続けて披露。倉品が手拍子を促し、会場の一体感がさらに増していく。織田と湯浅を迎えて披露された「さよならのいきもの」は、二人のアンサンブルにより10年の時を経て新たなサウンドへと生まれ変わった。「Dusty Light」「夜明けの列車に飛び乗って」では、藤田のサックスソロが圧倒的な存在感を放つ。倉品が「ちょっと最高じゃない?」とライブの盛り上がりに思わず感情をあふれさせた。
ライブ後半戦の幕開けは「feel my hush」。優しいメロディーが会場の熱をゆっくりと包み込んでいく。倉品が改めてバンドメンバーを一人ずつ紹介し、各メンバーがソロで応えた。「今日はこの8人でGOOD BYE APRILです」と語り、最新アルバムから「CITY ROMANCE」を披露。つのけんの低音が響くビートと吉田のギターソロが会場のボルテージを最高潮へと押し上げる。続く「missing summer」は、ライブの定番曲ながらホーンセクションのアレンジによって一層優雅なサウンドに仕上がった。本編最後の曲は、林哲司プロデュースの「Love Letter」。昨年末から地上波音楽番組で度々披露されていたが、この日の8人編成での演奏は、会場全体にグルーヴを生み出し、ライブならではの幸福感をファンに届けた。
アンコールでは、「リップのせいにして」を披露し、会場の熱気が再び上昇。倉品は「本当に皆さん、ありがとうございました。少しでも皆さんの明日が前に進むように、これからも大切に曲を作り続けていきたいと思います。また会いましょう!」とファンに感謝を伝えた。
フルメンバーで奏でる最後の曲は、GOOD BYE APRILのメジャーデビュー曲「BRAND NEW MEMORY」。倉品は時に観客に手を振りながら、心を込めて歌い上げた。ライブの締めくくりは、バンド4人のみで演奏し、延本とつのけんが楽器を置いてコーラスに加わった「キレイ」。4人の美しいハーモニーが響き渡り、東名阪ツアーの最終公演は感動的に幕を閉じた。
今年でバンド結成15周年を迎えるGOOD BYE APRILは、メジャーデビュー2周年記念日の前日である4月4日に、スペシャルゲストを迎えたトーク&ライブを恵比寿BLUE NOTE PLACEで開催することを発表。これからもより良い音楽を届け続けるであろうGOOD BYE APRILの今後の動向に注目が集まる。
GOOD BYE APRIL ONE MAN TOUR 2025 ”HEART PORTRAIT” in TOKYO
セットリスト
1. 優しい歌
2. Xanadu
3. サイレンスで踊りたい
4. かなしいピンク
5. ポートレイト・ラヴソング
6. plastic
7. Highway Coconuts
8. 君は僕のマゼンタ
9. さよならのいきもの
10. Dusty Light
11. 夜明けの列車に飛び乗って
12. feel my hush
13. Interlude #1
14. CITY ROMANCE
15. missing summer
16. Love Letter
En1. リップのせいにして
En2. BRAND NEW MEMORY
En3. キレイ
<ライブ情報>
Major Debut 2nd Anniversary -LIVE&TALK SHOW-
2025年4月4日(金)夜公演
会場:東京・恵比寿BLUE NOTE PLACE
*スペシャルゲストあり
*詳細・チケット情報は後日ご案内いたします
https://www.goodbyeapril.com/2025/02/11/major-debut-2nd-anniversary-livetalk-show/
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
BLUE ENCOUNT、結成20周年ツアーのファイナル迎える 5月から再び“4人”でツアーも【ライブレポート】
ORICON NEWS / 2025年2月10日 20時52分
-
歌心りえ51歳のソロメジャーデビュー「人生何があるか分からない」カバーアルバムの発売も発表
日刊スポーツ / 2025年2月5日 21時0分
-
BE:FIRST、TVアニメ『ONE PIECE』エンディング主題歌リリックビデオ公開
Rolling Stone Japan / 2025年2月2日 16時20分
-
山下健二郎がプロデュースする“唯一無二”のエンターテイメントショーに10,000人のリスナーが熱狂!
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2025年1月27日 1時52分
-
安田レイが3カ月の全国ツアー完走、渋谷CLUB QUATTROで歌い上げた20曲
Rolling Stone Japan / 2025年1月20日 18時0分
ランキング
-
1中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月12日 9時26分
-
2テレビ解説者・木村隆志のヨミトキ 第87回 『御上先生』詩森ろば、『クジャクのダンス』金沢知樹、『ホットスポット』バカリズム…冬ドラマ3トップの脚本家から見える“シビアな現実”とは
マイナビニュース / 2025年2月12日 11時0分
-
3フジテレビ"CM消滅"で原菜乃華の「声」に癒やされる視聴者続出 朝ドラヒロインに最も近い注目女優
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月12日 9時26分
-
4ヘイト発言のカニエ・ウェスト、芸能事務所を契約解除 Xアカウントも削除
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月12日 10時18分
-
5フジテレビ西岡孝洋アナ、3月末で退社へ「この時期に退職することには、正直なところ葛藤もあります」【コメント全文】
モデルプレス / 2025年2月12日 13時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)