韓国上空で日航機が横揺れ、客室乗務員1人が骨折 乗客らにけがはなし

日本航空は5日、北京発羽田行き日航22便（ボーイング787－9型機）が4日午後6時55分ごろ、韓国ソウルの東約200キロの上空で大きく揺れ、客室乗務員1人が骨折したと発表した。運輸安全委員会は5日、航空事故と認定した。他の乗員乗客にけがはなく、運航への影響もなかった。

日航によると、高度約1万2500メートルを航行中、突然大きな横揺れがあり、客室乗務員が座席に脇腹を強打し、右肋骨を骨折した。当時、シートベルト着用サインは消灯中だった。負傷した乗員を含む11人と乗客121人が搭乗しており、4日午後8時半ごろ羽田に到着した。

事故は韓国領空内で発生したことから、今後の原因調査については韓国当局が判断する。