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相次ぐエスカレーター事故 埼玉県・名古屋市は「歩かず立ち止まって乗ること」求める条例

産経ニュース / 2024年6月12日 15時45分

東京都西東京市のスーパーで12日、高齢女性がエスカレーターに首を挟まれ死亡した事故を受け、エスカレーターを利用中の事故をいかに防ぐかが改めて課題となっている。事故防止のため、エスカレーターで歩かず立ち止まって乗るよう努力義務を課す条例を制定する自治体も現れた。

水戸市のJR水戸駅で今年3月、70代の男性が着ていた上着の一部がエスカレーターに巻き込まれ、胸腹部圧迫により窒息死した。駅のホームから改札階に上がるエスカレーターの降り口手前で、転倒する様子が防犯カメラに写っていたという。

2017年7月には、高松市の家具インテリア店でエスカレーターから車いすが転落し、後方にいた70代の女性が巻き添えとなって死亡する事故が起きている。

国土交通省によると、同省が比較的重大な案件として報告を受けたエスカレーター事故は11年11月~23年5月の約12年間に54件。このうち2件は死亡事故だった。

21年10月には、埼玉県がエスカレーターの事故を防ぐため、歩かず立ち止まって乗るよう利用者に努力義務を課す全国初の条例を施行した。昨年10月には名古屋市が同様の条例を施行している。

名古屋市の条例では「利用者は右側か左側かを問わず、エスカレーターの階段上に立ち止まらなければならない」と明記。こうした利用の周知を設置施設の管理者に義務づけたほか、市長が管理者に必要な指導、助言ができるようにした。

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