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海上自衛隊が中国調査船の要請受け負傷の男性乗組員救助 小笠原沖でロープ巻き取り作業中

産経ニュース / 2024年9月27日 19時41分

中国調査船(左上)の救助要請で着水した海上自衛隊の救難艇US2(海自公式Xから)

海上自衛隊は27日、小笠原諸島・父島の北東約900キロ沖で中国籍の調査船から救助要請があり、作業中に負傷した乗組員の中国人男性(50)を救助したことを明らかにした。調査船の目的は不明だが、男性はロープの巻き取り機に手を巻き込まれ、指を切断するけがを負ったという。

海上保安庁第3管区海上保安本部によると、通報したのは中国の調査船「向陽紅19」(3281トン)。26日午前10時ごろ、同船から海保へ「乗組員が左手の人差し指を半分切断した」と通報があり、海保から海自へ救助を要請した。

海自は岩国基地(山口)から水陸両用の救難機US2を出動させ、27日午前6時15分ごろ、犬吠埼(千葉)の南東約590キロ沖で同船から男性を救助した。

3管によると、中国調査船からの救助要請は今年に入り、2件目。令和2年に日本最南端の沖ノ鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)での活動が判明するなど小笠原周辺では近年、中国船の活動が活発化している。

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