大阪・淀川のタクシー事故、死亡運転手は68歳 巻き込まれ重体の2人はフィリピン国籍親子

大阪市淀川区で１７日、タクシーが交差点に突っ込んだ事故について、大阪府警淀川署は同日夜、死亡したタクシー運転手は住居不詳、有馬俊一さん（６８）と発表した。同署が有馬さんの死因や詳しい状況を調べている。

また、同署は事故現場近くでけがをした２人について、フィリピン国籍の男性で住居、職業ともに不詳のリバス・ロストムさん＝（３０）、顔面多発骨折の重体＝と、男性の娘でフィリピン国籍の住居不詳、リバス・レイン・ジャズさん＝（９）、硬膜下血腫で意識不明＝と発表した。

同署などによると、事故は１７日午後０時５０分ごろ、大阪市淀川区西中島で発生。有馬さんが運転するタクシーが交差点に突っ込み、接触したガードレールの破片が歩行者に当たった。この事故で現場から子供を含む男女３人が搬送され、このうち有馬さんの死亡が病院で確認された。