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ルール知らず「みんな乗っている」 大阪府警が電動キックボードなど取り締まり 改正道交法施行1年

産経ニュース / 2024年7月18日 17時5分

電動キックボードなどの取り締まりで、啓発メッセージを表示する大阪府警の車両

電動キックボードの規制を一部自転車並みに緩和する改正道交法の施行から1年を機に、府警は17日、大阪・難波の交差点付近で取り締まりを行った。

取り締まりは府警本部や南署の計約25人体制で実施。警察官らは、速度を制限せずに歩道を走ったり2人乗りをしたりしている電動キックボードや、「モペット」と呼ばれるペダル付きミニバイクなどを呼び止めて取り締まった。

電動キックボードの2人乗りをして呼び止められた男性は、警察官に対し「(ルールを)知らなかった。みんな乗っているし」などと説明。警察官は「説明書を確認して乗ってね」と念を押し、交通反則切符を交付していた。

この日、府警が取り締まったのは電動キックボードが13件、モペットが7件の計20件に上った。電動キックボードは通行区分違反が10件と多く、モペットは無免許運転やヘルメット非着用などだった。

府警交通指導課によると、昨年7月1日に改正道交法が施行されてから今年5月までで、一定の要件を満たした電動キックボードが含まれる「特定小型原動機付き自転車」の摘発は計1736件。月ごとに見ると増加傾向で、認知度が高まって使用者が増えたことが一因とみられるという。事故は35件発生しており、負傷者は38人だった。

同課の松尾好記管理官は「電動モビリティの運転は車と同じという意識を持ち、安全運転に努めてほしい」と話した。

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